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3話
しおりを挟む僕はフカフカのベッドで久しぶりに、ゆっくりと眠っていた。
朝目覚めると彼がいた。
彼は「おはよう今日は仕事が休みだから外で食事でもしよう」と言っていた。
僕は「うん」と答えていた。
僕たちはファミリーレストランで食事をしていた。
僕も彼もハンバーグを頼んでいた。
僕は一口ハンバーグを食べると「美味しい!」と、つい声を出していた。
彼も美味しそうにハンバーグを食べていた。
食事が済むと彼のマンションへと向かっていた。
彼は僕の手を引っ張っていた。
彼のマンションは305号室だった。
リビングも広くて部屋は3部屋あった。
僕は「高木さん何で、こんなに広い所に住んでるの?」と聞いていた。
高木は「妻と離婚したから子供も一緒に出て行ったからね」と寂しそうに言っていた。
高木は「充くん好きな部屋を使っていいよ」と言っていた。
僕は「ありがとう高木さん」とお礼を言っていた。
僕はベッドに寝転びながら高木という男を不思議に思っていた。
僕に指一本触れて来ない。
今まで色んな男たちに抱かれて来たから、そんな男がいるなんて逆に不気味に思ってしまう。
僕は高木に「ねえ抱きたくなったら僕を抱いてもいいよ」と言っていた。
高木は「何を言っているんだよ、自分を大切にしろよ!」と怒っていた。
僕は「もう高校へは行けないの?」と聞いていた。
高木は「ああ、もう行けないよ」と答えていた。
僕は、ああそうだ、あの母親とあの男に見つかれば僕はメチャクチャにされる。
思い出すと恐怖が襲う。
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