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今日もまた傑先輩と透先輩に戸締りを任せ、ほかのメンバーで寮に戻る。
近づくと見慣れた人影が。
寮の前に葵が立っていた。
「あ!きょうちゃん!おかえり!
今日は僕の番なんだよ!部屋まで一緒に帰ろ!」
要が寮の下まで迎えに来ていることを知った葵と光が僕たち(俺たち)もしたい!と言ってきたのだ。
申し訳なく思ったが、むしろ取り合いなんだよ!と気を利かせて言ってくれたので甘えることにした。
「葵、ただいま。中で待っててよかったのに。
ありがとう。」
そう言うとにっこり笑って、ぎゅっといつものように腕にしがみついて来た。
「先輩達もここまでありがとうございました。
では、また明日。」
「またな。」
「「またねーー!!」」
「恭ちゃん、また明日!」
大智先輩が葵がいる方とは逆の手を握ってきた。
ぎゅっと握り返したところで、葵に引っぱられる。
そのまま葵と歩き出す。
最近引っぱられてばかりな気がする。
エレベーターに乗ったところで、
「きょうちゃんさぁ、あんまりベタベタ触られちゃダメだよ。
僕だけにしてよー!」
口を膨らませてそう言う葵は怒っているのに可愛い。
「ふふ、分かったよ。」
そう言って膨らんだ頬を片手で優しくつぶす。
「タコみたい、可愛い。」
「むぅあめてよー!あなちて!」
やめてよ、はなしてと言ってるみたいだがたどたどしくて可愛い。
「ふはっ全然言えてないよ。可愛い。」
面白くなって笑いながら手を離した。
チーン
丁度エレベーターが着いたみたいだ。
「むぅひどーい!痛かったんだけどー!」
そう言いながら降りる葵。
「ごめんごめん。」
俺も続けて降りた。
「隙あり!!」
そう言って降りた瞬間今度は俺の頬をつぶしてくる。
「む。いたーい、あなちてくだたい。」
「やば。かわいいねー!」チュッ
突き出た唇に当たり前のようにキスしてきた葵。
満足そうに頬をつぶしていた手を離す。
「、、、え?え、なんで?」
「え?だって可愛かったんだもん。
ちゅーって口してたから、ちゅー待ちかな?と思って!」
「葵が手でつぶしてたからだろー!」
「えへっ!
許してよー!だって可愛かったんだもん!」
悪びれもなくそう言う葵。
でもなんだか怒る気になれない。
「もー。
そんな軽々しくするもんじゃありません!
びっくりするからやめてよー。」
「はいはーい!
ほら早く帰らないと要が心配しちゃうよ!」
うまく躱された気がするが、どこかるんるんな葵に手を引かれながら部屋へと向かっていく。
近づくと見慣れた人影が。
寮の前に葵が立っていた。
「あ!きょうちゃん!おかえり!
今日は僕の番なんだよ!部屋まで一緒に帰ろ!」
要が寮の下まで迎えに来ていることを知った葵と光が僕たち(俺たち)もしたい!と言ってきたのだ。
申し訳なく思ったが、むしろ取り合いなんだよ!と気を利かせて言ってくれたので甘えることにした。
「葵、ただいま。中で待っててよかったのに。
ありがとう。」
そう言うとにっこり笑って、ぎゅっといつものように腕にしがみついて来た。
「先輩達もここまでありがとうございました。
では、また明日。」
「またな。」
「「またねーー!!」」
「恭ちゃん、また明日!」
大智先輩が葵がいる方とは逆の手を握ってきた。
ぎゅっと握り返したところで、葵に引っぱられる。
そのまま葵と歩き出す。
最近引っぱられてばかりな気がする。
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「きょうちゃんさぁ、あんまりベタベタ触られちゃダメだよ。
僕だけにしてよー!」
口を膨らませてそう言う葵は怒っているのに可愛い。
「ふふ、分かったよ。」
そう言って膨らんだ頬を片手で優しくつぶす。
「タコみたい、可愛い。」
「むぅあめてよー!あなちて!」
やめてよ、はなしてと言ってるみたいだがたどたどしくて可愛い。
「ふはっ全然言えてないよ。可愛い。」
面白くなって笑いながら手を離した。
チーン
丁度エレベーターが着いたみたいだ。
「むぅひどーい!痛かったんだけどー!」
そう言いながら降りる葵。
「ごめんごめん。」
俺も続けて降りた。
「隙あり!!」
そう言って降りた瞬間今度は俺の頬をつぶしてくる。
「む。いたーい、あなちてくだたい。」
「やば。かわいいねー!」チュッ
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満足そうに頬をつぶしていた手を離す。
「、、、え?え、なんで?」
「え?だって可愛かったんだもん。
ちゅーって口してたから、ちゅー待ちかな?と思って!」
「葵が手でつぶしてたからだろー!」
「えへっ!
許してよー!だって可愛かったんだもん!」
悪びれもなくそう言う葵。
でもなんだか怒る気になれない。
「もー。
そんな軽々しくするもんじゃありません!
びっくりするからやめてよー。」
「はいはーい!
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