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1章
1章2話 淫欲のクラブ2 ♡覗き
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妖しく煌めくミラーボール。
紫を基調とした、広々と開けたホールには大勢の人が集まってステージに熱狂的な視線と歓声を送っている。
ライトアップされたショーステージの上では、三名の女性が腰をくねらせて踊っていた。
「――ぅ……わぁ……」
僕は思わずその場に立ち尽くしてしまった。
――ステージの上の女性たちは全裸だった。
十メートル以上離れたこの位置からでも、踊り子たちの大きな胸と乳首がブルンブルンと揺れるのがハッキリと見えた。
今まで胸どころか女性の下着すら見たことのない僕の目にいきなり飛び込んできた、美女3人の乳首。
それどころか……アソコも丸出しだった。
ここからでははっきりとは見えないが、女性たちは丸出しにした秘所をステージ下の観客たちに見せつけるように突き出している。
ムーディーな音楽に乗せて揺れる踊り子の身体を、遠く離れた場所からでも目が離せなくなってしまう僕。
「おぉうっ♡ で、出るぅッ♡」
野太い男の大声に、ビクッと肩を震わせる。
声の方を確認すると、中年男性がトロけた表情でソファに腰かけていた。
男性はスーツのズボンをくるぶしまで下し、その股間にほとんど下着姿の女性が顔をうずめていた。
「……す、ご……」
フェ、フェラチオ……だよね、あれ……。
ビクンビクンと震える男性の腰。男性はだらりと口を開いて、唇の端からよだれを垂らして快感に酔いしれていた。
射精、してる……女性の口の中に、あんなに根元まで自分のモノを突っ込みながら。
そんな状態でも女性には一切抵抗する気配がない。
むしろどこか喜んでいるかのような表情すら浮かべている。なまめかしく男性の腰回りに手を這わせて男性の精液を飲み下していく。
「…………」
視線を動かすと、そんな光景はそこかしこに広がっていた。
いくつも設置されたソファとテーブルのセット。行ったことないけど、ドラマとかでみたキャバクラに近いような場所に見えた。
そのソファに男性たちが腰かけ、その傍には必ず数名の女性が相席している。
そしてどのテーブルでも……思わぬ生唾を飲み込んでしまうような卑猥なことが行われていた。
むき出しになったおっぱいを当たり前のように揉みしだく手。
女性が二人がかりで左右から男性に抱き着き、モノをしごいている。
「……な、なんだ、ここ」
つい一分前まで歩いていた繁華街。
そこからエレベーターを一つ降りた先にこんな別世界があるなんて思いもしなかった。
混乱し、興奮し、クラクラと茹でた脳みそでも、一つだけ確信できた。
――僕はここにいちゃいけない。
詩織先輩に似た女性が落とした白いカード。
これを拾った流れでこんな場所まで来てしまったけど、このカードは僕のものじゃない。
僕はこの怪しく淫らな異世界に迷い込んでしまっただけの部外者だ。
トラブルになる前に帰った方がいい。
そう思い振り返る。
エレベーターのボタンを押そうとした、そのとき――
「――当クラブへようこそおいでくださいました」
背後から声をかけられた。
反射的に振り向くと、そこには今まで見たこともないようなとてつもない美女が立っていた。
僕よりも少し高い背に、美しい銀髪のショートボブ。
切れ長の瞳が静かに僕を見つめていた。
「……ぁ、あの……」
人間離れした美しい顔を見つめ返すことができず、つい視線を下に移す。
「うっ……!?」
すると視界に飛び込んできたのは、その女性の艶めかしい裸体。
かろうじて服と呼べるような、露出の多いドレス。
しかもそのドレスが透け透けなせいで、ほとんど乳首しか隠せていないようなブラや、紐同然のパンツが丸見えだった。
「あ、うぅ……ッ」
さっきまでのように遠目で見ているわけじゃない。
つい数十センチ……手を伸ばせば届く距離に、ありえないくらい美人の裸体が佇んでいる。
人生で感じたことがないくらい股間が固くなる。
心臓がいつもの三倍くらいの速度で脈動して、呼吸することすらままならなかった。
「当クラブへのご来店は初めてでしょうか?」
そんな僕の姿を見ても眉一つ動かさず平然と質問してくる女性。
「申し訳ございませんが、当店は年齢制限がございます。失礼ですがお客様のご年齢をお伺いしてもよろしいですか?」
まずい! とさっきまでの興奮もすぐに冷めていく。
もし他人のカードでここに来たことがバレたら……
でも隠し通せるわけもないし……。
「あ、あの、これ……」
おずおずと拾ったカードを女性に見せる。
まだここにきてから数分も経っていない。お金が発生するようなことはしてないはず。
事情を説明すればわかってくれるかも……
そんな期待を胸に怯えながら女性の顔を見上げると……
「――――プラチナ?」
先ほどまでピクリとも動かなかった女性の無表情から、わずかに目を見開かれた。
「あ、あの……! ぼ、僕、その、こ、これ……このカードを、拾って!」
「……」
「だからそ、それも僕のじゃなくて……! ご、ごめんなさい! あの、ま、間違えて……こんな場所、場所なんて知ら、その……!」
「……」
女性は僕の声が聞こえているのかいないのか、じっと白いカードを見つめていた。
「――お客様は16歳、でお間違いないでしょうか?」
「え、は、はい。そうです、けど……」
あれ? なんで僕の歳を……?
あのカードに書いてある? いやさっき見たときは何も書いてなかったし、というかあれは僕のカードじゃないんだからそんなこと分かるわけ……。
「であれば問題ございません。当クラブは16歳からご利用いただけます」
「え……」
そ、そうなの?
普通二十歳からとかじゃ……?
こんな施設に高校生が入っていいわけないような……。
「申し遅れました。わたくし、シャリアーデと申します。お客様は初めてのご来店のようですので、簡単に当店のご案内をさせていただければと思います。さあ、どうぞこちらへ。お席にご案内いたします」
「え、ちょ、あの……!?」
腕を通路の奥に伸ばして僕を誘う女性、シャリアーデさん。
「だ、だから僕、その、そのカードは僕のじゃなくて!」
「ではこれはこちらでお預かりいたしますので、後ほどお客様専用のカードを発行いたしますね」
「で、でも……」
それってつまり会員カードってことじゃ……?
僕は会員登録もしてないし、会員費とかも払ってないのに。
「会員費……あ、そうだ! 僕、お金……!」
急いでポケットから財布を取り出して中身を確認する。
「せ、千円ちょっとしか持ってなくて……だ、だから……」
こんなのでこんなお店のサービスが受けられるわけない。
必死に遠慮しようとする僕を見て、シャリアーデさんは少しだけ口角を上げた。
「ご安心ください。当店には無料でご提供させていただいているサービスも多くございます」
「……」
い、いや、怪しい! 怪しすぎる!
こういう世界の知識がない僕でもこれはわかる。
ぼったくりバーとかだと、3000円ぽっきりと言いながらいろんなものに値段がついて何十万円とか請求されるやつだ。
きっとここはそういうお店だ。Youtubeで見た!
「あ、あの、ぼ、僕帰ります! すみませ――」
慌ててエレベーターのボタンを押そうとする僕の指に、――そっと白い指が覆いかぶさった。
「あっ……」
シャリアーデさんの、長くて冷たい指先。
手の平が僕の右手の甲を包む。
ほとんど力は入っていないはずなのに、僕の右手は凍り付いたかのように動けなくなり、エレベーターのボタンまで数ミリのところでピタリと止まっていた。
そのまま振り向けずにいる僕の背後から、もにゅん、と柔らかい何かが背中に押し付けられる。
それがシャリアーデさんの胸の柔らかさだと気づいたとき、僕は声にならない悲鳴を上げた。
その柔らかさだけで、今にも射精してしまいそうなほど気持ちよかった。
「――大変申し訳ございません、わたくしとしたことが、大切なことをお伝えし忘れておりました」
耳元でそう囁かれると、それだけで耳を愛撫されているような錯覚に陥った。
「現在、初めてご来店されたお客様に限り、特別なキャンペーンをご用意させていただいております」
「キャンペーン……?」
「はい。本日に限り、当店でのほとんどのサービスが無料となっております。ご安心くださいませ」
「…………」
「――ですから……ね? どうぞこちらへ」
そんな都合のいい話があるわけない、と頭では思っているのに、声が出ない。
ただシャリアーデさんの、静かながらも有無を言わせない迫力に圧され、僕は夢の中を歩くようにゆっくりと通路の奥に向かって歩き出していた。
紫を基調とした、広々と開けたホールには大勢の人が集まってステージに熱狂的な視線と歓声を送っている。
ライトアップされたショーステージの上では、三名の女性が腰をくねらせて踊っていた。
「――ぅ……わぁ……」
僕は思わずその場に立ち尽くしてしまった。
――ステージの上の女性たちは全裸だった。
十メートル以上離れたこの位置からでも、踊り子たちの大きな胸と乳首がブルンブルンと揺れるのがハッキリと見えた。
今まで胸どころか女性の下着すら見たことのない僕の目にいきなり飛び込んできた、美女3人の乳首。
それどころか……アソコも丸出しだった。
ここからでははっきりとは見えないが、女性たちは丸出しにした秘所をステージ下の観客たちに見せつけるように突き出している。
ムーディーな音楽に乗せて揺れる踊り子の身体を、遠く離れた場所からでも目が離せなくなってしまう僕。
「おぉうっ♡ で、出るぅッ♡」
野太い男の大声に、ビクッと肩を震わせる。
声の方を確認すると、中年男性がトロけた表情でソファに腰かけていた。
男性はスーツのズボンをくるぶしまで下し、その股間にほとんど下着姿の女性が顔をうずめていた。
「……す、ご……」
フェ、フェラチオ……だよね、あれ……。
ビクンビクンと震える男性の腰。男性はだらりと口を開いて、唇の端からよだれを垂らして快感に酔いしれていた。
射精、してる……女性の口の中に、あんなに根元まで自分のモノを突っ込みながら。
そんな状態でも女性には一切抵抗する気配がない。
むしろどこか喜んでいるかのような表情すら浮かべている。なまめかしく男性の腰回りに手を這わせて男性の精液を飲み下していく。
「…………」
視線を動かすと、そんな光景はそこかしこに広がっていた。
いくつも設置されたソファとテーブルのセット。行ったことないけど、ドラマとかでみたキャバクラに近いような場所に見えた。
そのソファに男性たちが腰かけ、その傍には必ず数名の女性が相席している。
そしてどのテーブルでも……思わぬ生唾を飲み込んでしまうような卑猥なことが行われていた。
むき出しになったおっぱいを当たり前のように揉みしだく手。
女性が二人がかりで左右から男性に抱き着き、モノをしごいている。
「……な、なんだ、ここ」
つい一分前まで歩いていた繁華街。
そこからエレベーターを一つ降りた先にこんな別世界があるなんて思いもしなかった。
混乱し、興奮し、クラクラと茹でた脳みそでも、一つだけ確信できた。
――僕はここにいちゃいけない。
詩織先輩に似た女性が落とした白いカード。
これを拾った流れでこんな場所まで来てしまったけど、このカードは僕のものじゃない。
僕はこの怪しく淫らな異世界に迷い込んでしまっただけの部外者だ。
トラブルになる前に帰った方がいい。
そう思い振り返る。
エレベーターのボタンを押そうとした、そのとき――
「――当クラブへようこそおいでくださいました」
背後から声をかけられた。
反射的に振り向くと、そこには今まで見たこともないようなとてつもない美女が立っていた。
僕よりも少し高い背に、美しい銀髪のショートボブ。
切れ長の瞳が静かに僕を見つめていた。
「……ぁ、あの……」
人間離れした美しい顔を見つめ返すことができず、つい視線を下に移す。
「うっ……!?」
すると視界に飛び込んできたのは、その女性の艶めかしい裸体。
かろうじて服と呼べるような、露出の多いドレス。
しかもそのドレスが透け透けなせいで、ほとんど乳首しか隠せていないようなブラや、紐同然のパンツが丸見えだった。
「あ、うぅ……ッ」
さっきまでのように遠目で見ているわけじゃない。
つい数十センチ……手を伸ばせば届く距離に、ありえないくらい美人の裸体が佇んでいる。
人生で感じたことがないくらい股間が固くなる。
心臓がいつもの三倍くらいの速度で脈動して、呼吸することすらままならなかった。
「当クラブへのご来店は初めてでしょうか?」
そんな僕の姿を見ても眉一つ動かさず平然と質問してくる女性。
「申し訳ございませんが、当店は年齢制限がございます。失礼ですがお客様のご年齢をお伺いしてもよろしいですか?」
まずい! とさっきまでの興奮もすぐに冷めていく。
もし他人のカードでここに来たことがバレたら……
でも隠し通せるわけもないし……。
「あ、あの、これ……」
おずおずと拾ったカードを女性に見せる。
まだここにきてから数分も経っていない。お金が発生するようなことはしてないはず。
事情を説明すればわかってくれるかも……
そんな期待を胸に怯えながら女性の顔を見上げると……
「――――プラチナ?」
先ほどまでピクリとも動かなかった女性の無表情から、わずかに目を見開かれた。
「あ、あの……! ぼ、僕、その、こ、これ……このカードを、拾って!」
「……」
「だからそ、それも僕のじゃなくて……! ご、ごめんなさい! あの、ま、間違えて……こんな場所、場所なんて知ら、その……!」
「……」
女性は僕の声が聞こえているのかいないのか、じっと白いカードを見つめていた。
「――お客様は16歳、でお間違いないでしょうか?」
「え、は、はい。そうです、けど……」
あれ? なんで僕の歳を……?
あのカードに書いてある? いやさっき見たときは何も書いてなかったし、というかあれは僕のカードじゃないんだからそんなこと分かるわけ……。
「であれば問題ございません。当クラブは16歳からご利用いただけます」
「え……」
そ、そうなの?
普通二十歳からとかじゃ……?
こんな施設に高校生が入っていいわけないような……。
「申し遅れました。わたくし、シャリアーデと申します。お客様は初めてのご来店のようですので、簡単に当店のご案内をさせていただければと思います。さあ、どうぞこちらへ。お席にご案内いたします」
「え、ちょ、あの……!?」
腕を通路の奥に伸ばして僕を誘う女性、シャリアーデさん。
「だ、だから僕、その、そのカードは僕のじゃなくて!」
「ではこれはこちらでお預かりいたしますので、後ほどお客様専用のカードを発行いたしますね」
「で、でも……」
それってつまり会員カードってことじゃ……?
僕は会員登録もしてないし、会員費とかも払ってないのに。
「会員費……あ、そうだ! 僕、お金……!」
急いでポケットから財布を取り出して中身を確認する。
「せ、千円ちょっとしか持ってなくて……だ、だから……」
こんなのでこんなお店のサービスが受けられるわけない。
必死に遠慮しようとする僕を見て、シャリアーデさんは少しだけ口角を上げた。
「ご安心ください。当店には無料でご提供させていただいているサービスも多くございます」
「……」
い、いや、怪しい! 怪しすぎる!
こういう世界の知識がない僕でもこれはわかる。
ぼったくりバーとかだと、3000円ぽっきりと言いながらいろんなものに値段がついて何十万円とか請求されるやつだ。
きっとここはそういうお店だ。Youtubeで見た!
「あ、あの、ぼ、僕帰ります! すみませ――」
慌ててエレベーターのボタンを押そうとする僕の指に、――そっと白い指が覆いかぶさった。
「あっ……」
シャリアーデさんの、長くて冷たい指先。
手の平が僕の右手の甲を包む。
ほとんど力は入っていないはずなのに、僕の右手は凍り付いたかのように動けなくなり、エレベーターのボタンまで数ミリのところでピタリと止まっていた。
そのまま振り向けずにいる僕の背後から、もにゅん、と柔らかい何かが背中に押し付けられる。
それがシャリアーデさんの胸の柔らかさだと気づいたとき、僕は声にならない悲鳴を上げた。
その柔らかさだけで、今にも射精してしまいそうなほど気持ちよかった。
「――大変申し訳ございません、わたくしとしたことが、大切なことをお伝えし忘れておりました」
耳元でそう囁かれると、それだけで耳を愛撫されているような錯覚に陥った。
「現在、初めてご来店されたお客様に限り、特別なキャンペーンをご用意させていただいております」
「キャンペーン……?」
「はい。本日に限り、当店でのほとんどのサービスが無料となっております。ご安心くださいませ」
「…………」
「――ですから……ね? どうぞこちらへ」
そんな都合のいい話があるわけない、と頭では思っているのに、声が出ない。
ただシャリアーデさんの、静かながらも有無を言わせない迫力に圧され、僕は夢の中を歩くようにゆっくりと通路の奥に向かって歩き出していた。
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