サキュバスクラブ~最高ランクの精気を持つボクは無数の淫魔に狙われ貪られる~

ウケのショウタ

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4章

4章41話 見知った顔

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 夜の街を走る赤いスポーツカー。
 いつもはサリナさんが運転して僕を運んでくれるけど、今夜の運転手はサリナさんの秘書の由香さんだった。

「ちゅう……♡ んちゅ……♡ ごくっ……♡」
「ふふ……そうそう、もっとたくさん飲みなさい♡」

 僕は後部座席に座りながら、隣に座るサリナさんの剥き出しの乳首に吸い付いていた。
 乳首から溢れてくる濃厚な母乳を飲み下していく。
 喉を通る度にぽわぽわと視界がかすむような多幸感に満たされる味。
 それに比例して、僕のアソコにどんどんと精液が充填されていくのを感じる。

「私が家で絞った分、皆のために今からザーメン作っておかないとね」
「ごく……♡ ごく……♡」
「なにせ……ふふ、今日、清太はクラブの皆を大勢相手にするんだものね。まあ底が尽きそうだったら皆が補充してくれるでしょうけど」

 僕はお風呂場でサリナさんにクラブへの訪問を約束したあとも、しばらく全身を弄り倒されて何度も射精に導かれた。
 僕がお風呂場でビクビクと体を震わせてノビている間に、サリナさんは由香さんを呼んでタクシー替わりに僕をクラブまで運ぶよう指示を出した。

「……社長。そういうのは私のいないところでしてくれませんか」

 由香さんが顔を赤くして、チラチラとバックミラーにこちらを確認しながら言った。

「嫌よ。移動時間中に授乳したいからあなたを呼んだのよ?」
「赤ちゃんじゃないんですから……」
「清太は私の前では赤ちゃんになるのよ。そうでちゅよね、清太ちゃん♡」
「え……まさか、そういうプレイを……」
「あら、それもいいわね。清太、今度やりましょうか赤ちゃんプレイ」
「うぅ……」

 やりましょうかって言われてもどういうのかよくわかんないんだけど!?

 というかサキュバスじゃない普通の女性の前でこういう話するの凄く恥ずかしいからやめてほしい……。
 ほら由香さん凄く複雑そうな目で僕のこと見てるし……。

「はぁ……全社員が憧れるカリスマ経営者の裏の顔がこんなだって、会社の皆が知ったらなんて言うか……」
「『こんな』とは言ってくれるわね。あなたのことを信頼してるからこうして全部打ち明けてるのに」
「ぷは……あの、そういうのってクラブのルール的にアリなんですか?」

 気になって、サリナさんの乳首から口を離してつい質問してしまった。

「面倒な申請手続きをすればね。業務上どうしても知らせておかないといけない相手には教えてもいいことになってるの」
「じゃあ由香さんはそれまでは知らなかったんですよね?」
「はい……サキュバスなんて生き物が実在しただなんて、想像もしませんでした」

 それでもこうしてサリナさんに仕えて秘密も守っている。
 そういう人だからサリナさんも秘密を打ち明けるに足る人だと信用したんだろう。

「サリナさんって、会社ではどういう人なんですか?」
「……クールビューティーで通っていますよ。信じられないかもしれませんが」
「どういう意味よ」

 でも確かにそんなイメージはあるかもしれない。
 サリナさんは僕にとっては住む世界の違う大人の女性だ。

「会社ではクールなんですね」
「滅多に笑う人ではありませんね」
「え、そうなんですか? 家ではよく……」

 いつも明るくて優しいイメージしかなかったけど。

「……それはむしろ、私の方が意外でした。社長はあなたの前では本当に、別人のように楽しそうにしてらっしゃいます」
「ま、会社なんて別に楽しい場所でもないしね」

 厳しくてクールな女社長。
 優しくていやらしいサキュバス。

 どっちも本当のサリナさんなのか、それとも……どっちも、本当の彼女ではないのか。
 考えてみれば僕はサリナさんのことをまだ全然知らない。

「やっぱりプライベートが充実すると性格も柔らかくなるものなのかしらね」
「……開発部の橘さん、ご存じですか?」
「ええ、あの仏頂面で有名な若い子よね」

「子供の頃から趣味と言えるものがほとんどなく、生き甲斐と呼べるものもなくただ生きてきたそうです」
「そんな感じの人だったわね」
「そんな彼女が、最近ものすごく明るくなったのをご存じですか?」
「知らないけど、それがどうかしたの? 恋人でもできたんじゃない?」


「――ハムスターを飼い始めたそうです。その子を可愛がるのが生きがいになったそうです」


 そのとき、由香さんがバックミラー越しに僕の目をじっと見つめてきた。

「何が言いたいのかしら?」
「…………いえ。なんでもありません。――到着いたしました」

 車が停止する。
 咲蓮ビルの近くまで来ていたようだ。

「それじゃあ、行ってらっしゃい清太」
「サリナさんは……?」
「私はもうクラブの関係者じゃないから入れないわ。話は通ってるから一人で楽しんできなさい♡」
「は、はい……」

 ずくん、とおちんちんが疼く。
 これから起こることへの期待か不安か、どちらとも判断がつかない。

 僕は送ってくれた由香さんにも一言お礼を言うと、咲蓮ビルの扉を開けて中に入った。
 扉を直進すると目の前にエレベーターがあり、それに乗って地下に行くとクラブにつく。

「……あれ?」

 見ると、ビルに入ったタイミングでちょうどエレベーターが閉まり始めた。
 中に乗っていた女性は僕に気づかないまま、エレベーターの扉はしまった。

「……え?」

 扉が閉まり切るまでの、ほんの一瞬。
 その間際に見えた女性の顔を、僕は見たことがあった。


「――詩織先輩?」

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