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5章
5章44話 壁尻施設 ♡セックス
しおりを挟む「清太様、こちらでございます」
シャリアーデさんに連れられて廊下を進み、どんどんとクラブの奥へと潜っていく。
やがて数か所の扉を通り、薄暗い地下に入ったところでシャリアーデさんは案内を終えた。
「ここは……」
これまでの煌びやかなクラブの雰囲気とは違い、まるで地下牢にでも迷い込んだかのような石造りの通路。
クラブはクラブで妖しい怖さがあったが、ここは本能的に恐怖を抱かせる趣を持っていた。
「ここが壁尻施設になります。奥に管理人がおりますので説明はその者からさせていただきます」
管理人……バームホールのアンヌさんのような人か。
いったいどんな人なんだろう……そう怖がっている間にシャリアーデさんは目の前の扉を開け、中に入った。
「――よく来たな小童!」
入った瞬間、大きく甲高い声に出迎えられた。
僕よりも更に一回り小柄な少女。
つややかな黒髪を綺麗に切り揃えた姫カットの下に、大きくもキリッとした釣り目の瞳が僕を見つめていた。
「子供……?」
としか見えない。
中学生……いや下手をすれば小学生にも見えるような美少女が、腰に手を当てて仁王立ちで僕とシャリアーデさんを出迎えた。
「わらわはヤエ! この壁尻施設の管理人であるぞ!」
「よ、よろしくお願いします」
「ヤエさん、後のことはお任せしても?」
「なんじゃ、貴様は残らんのか?」
「はい。わたくしは他にするべき申請作業ができましたので」
「ふん、貴様はいつもつまらん事務仕事ばかりしておるな。そんな未成年の小童を連れ込みおって。先ほどまでここを使っていた男どもは言われたとおり帰らせたぞ」
「助かります。清太様を他のお客様に見られるのは極力避けたいですので。――では清太様、ごゆるりとお楽しみくださいませ」
そう言い残すとシャリアーデさんは静かにその部屋から出ていった。
「えっと……」
改めて部屋の中を確認する。
部屋はざっくり三十畳くらいはあるだろうか。
イメージとしては公衆トイレに近い。左右に木製の個室がずらりと並んでいて、奥におそらくヤエさんが使うようであろう机と椅子や本棚が設置されている。
薄暗い灯りしかないため、不気味な地下牢の中にあるトイレ……そんな雰囲気が漂っている。
「貴様、壁尻は知っておるか?」
「い、いえ……全く」
「なんじゃ、エロ本とか読まんのか?」
「あ、あまり……」
「では何でシコっておる」
「シ、シコ……!?」
「AVとかは見るのか? それともグラビアやアイドルとかか?」
「そ、それはたまに……ってなんの話ですか!」
「ふん、まあよい。では実際に見た方が早いな。来い」
ヤエさんが奥の個室を開けて僕を誘う。
中に入ると……
「ひっ!?」
思わず後ずさる僕。
中には便器の代わりに、壁から女性の下半身が生えていた。
局部も一切隠れていない丸出しのツルツルのお尻。
その異様な光景に、ぶっちゃけちょっと引いてしまった。
「どうじゃ、面白い絵面じゃろ」
僕の背後に立ったヤエさんが楽しそうに笑う。
「こ、これを……どうすれば?」
「どうもこうも、好きに遊べばよかろう。ほれ、やってみろ」
「す、好きにって……」
恐る恐る、目の前の大きなお尻を右手で触ってみる。
ぷに♡ とした弾力のある感触。サリナさんのお尻も丸くてプリプリだったけど、この人のお尻もすごく……。
「童貞か貴様……」
「ええ!?」
振り返ると、ヤエさんが呆れたようにジト目で僕を見ていた。
「なるほど、クラブのメス共が色めき立つわけじゃな。こんな純朴な小童がネギを背負って迷い込んでくるとは」
「な、何か間違えていましたか?」
「別に間違えてはおらん。ここは貴様の好きなように楽しむ場所じゃ。貴様が女の尻を撫でるだけで満足するならそれでもよかろう。だが……」
ヤエさんは後ろから僕に抱き着き、僕の股間をズボン越しにむんずと揉んだ。
「うぅっ!?」
「せっかく女の尻が目の前にあるのじゃ、これを使わんでどうする♡」
耳元で囁かれながら、ヤエさんは慣れた手つきでズボンとパンツを下ろして、あっという間におちんちんを外に出す。
既に大きくなっていた僕のおちんちんを軽く数回シゴくと、女性のおまんこの入り口にあてがった。
「あうぅっ♡ ま、待って、そんないきなり……♡」
「清太とか言ったな。貴様、バームホールでは散々絞られたそうだな」
「は、はい」
「この壁尻施設は、あのバームホールとは真逆のコンセプトじゃ。あそこは女が好き放題貴様を貪る場所だったが、ここは男がメスを好き放題に弄んで遊ぶ場所。遠慮はいらん。好きに犯せ」
「好きに……」
ごくり、と生唾を飲み込んで、僕は意を決して腰を前に突き出した。
ぬぷぷぷぷ……♡
「くぅ……!?♡」
ミチミチとした肉をおちんちんでかき分ける感覚。
気持ちいい……!♡ サリナさんと散々セックスしたけど、それでもこんな風に自分から女性に挿入するのはやっぱり別の気持ちよさがある。
「うっ♡ くっ……♡」
ぴと♡ と亀頭が子宮口に当たる。
奥まで突き入れたまま、しばらくじっとしてこの人のおまんこの感触を堪能する。
「どうじゃ、良い具合か?」
「は、はい……! うぅ……ッ♡」
「それはよかったな。そういえば貴様、さっきアイドルが好きとか言っておったな」
「え? す、好きっていうか……テレビで見たことがあるっていうか」
「なんというアイドルじゃ?」
「ど、どうして今そんな話を?」
「いいから答えろ」
「……最近ハマってるグループだと『アマリリス』とかはよく見ます」
「ほう、そうか。よかったな」
「……ど、どうも……」
……いや何が良かったの?
ヤエさんの言葉の真意が掴めず混乱する僕。
「握手会なんぞよりもこっちの方がよかろう? なにせこっちは握手どころかちんぽを突っ込んどるんじゃからな」
「いや、あっちはアイドルだから全然……………………え?」
ふと、おかしな発想が脳裏をよぎって、僕は間の抜けた顏でヤエさんの方を見た。
するとヤエさんは楽しそうにニヤリと笑って……。
「存分に楽しむがよい。『アマリリス』は普段『生ちんぽ挿入券』など売っとらんからな。ここでしか味わえんぞ」
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