サキュバスクラブ~最高ランクの精気を持つボクは無数の淫魔に狙われ貪られる~

ウケのショウタ

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8章

8章76話 マリンの接客 ♡フェラ

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「イエーイ! かんぱーい」

 チン、とグラスをぶつける僕とマリンさん。
 バーカウンターに連れられ、そこで席に座ると細長いグラスを渡された。

「あの、僕……」
「お酒じゃないからダイジョブだって。……ごく、ごく……」
「……」

 まあ大丈夫だろう。このクラブは異様にルールに厳しいし。

「……ごく。……! おいしい……」
「っしょ? これうちが作ったの」
「凄いですね!」

 飲んだことないようなフルーティな味わい。
 やっぱりこのクラブはエッチなだけじゃなくて、ちゃんとクラブとしての品質も高いみたいだ。

「でー? シャリアーデに見せたいものって?」

 そう言うマリンさんに、僕はポケットから赤い紙を取り出して手渡した。

「これなんですけど……」
「どれどれ?」

 紙を受け取って中を見たマリンさんは「ふーん」と軽く一瞥しただけでそれを僕に返してきた。

「しょうもな。これ誰に渡されたん?」
「それは……」
「まあいーや。。こんなおもちゃ興味な」

 無駄……?
 今の一瞬で何かわかったんだろうか?

「で、シャリアーデに見せたいんだって?」
「はい。お願いできますか?」
「悪いけど自分で見せてくれる? うちもフロア任されてて忙しーし」

 とても忙しそうには見えないけど……。
 お客さんも全然いないし。

「えっと……じゃあシャリアーデさんはどこに……」
「さあ? クラブの中にいるのは間違いないけど、どこにいるかまでは知んな~い」

 ニヤニヤと笑いながらそう言うマリンさん。
 その感じから、面倒だったり適当だったりという理由ではなく……多分僕に意地悪をしてからかっているんだと感じられた。

「あーでも~、さっきリンと話してるの見たよ。リンなら知ってるかも」
「そのリンさんはどこに?」
「さあ? あの辺にいそうだけどね~。自分で探して」

 マリンさんはホールの一角を指差す。
 そこには二人のキャストの女性がいた。

「二人いますけど……どちらですか?」
「ん~? よくわかんなーい。テキトー。あの二人に直接聞けばいんじゃね?」
「……」

 な、なんだこの人……なにがしたいんだ?
 本当にただ性格的に僕をからかって遊んでるだけなのか?
 今までのサキュバスの人達とは雰囲気が全然違うというか……。

「じゃ、じゃあ聞いてきます。ありがとうございまし……」
「いやいや、ちょい待ちちょい待ち」

 その場を離れようとした僕を呼び止めるマリンさん。

「なに勝手に行こうとしてんの? まさかうちの手をこんだけ煩わせといてタダってわけにはいかないっしょ? ほら、出しなよ」
「えっ……あ、あの……僕お金が……」
「ぷっ! なんそれ。あんたオモロ。――ちんぽ出せっつってんの♡」

 どくん、と心臓が跳ねる。

「あっ……うっ……♡」

 途端、マリンさんの僕を見る目つきが一気に変わる。
 それは今まで見てきたサキュバスの人達と同じ……僕を獲物として認識した瞳だった。

「あの……クラブ、ポイントが……」
「うっせえ。いいからこっち来い♡」

 僕の手を引いて歩き出すマリンさん。するとバーカウンターみたいなところに連れ込まれる。
 周りからはまるで僕がバーテンダーになったかのように見えるような構図。
 でもそのカウンターの下で、マリンさんが僕の前でしゃがみこんでズボンをずり落としていた。

「うぅっ……!♡」

 既に勃起していた僕のおちんちんを至近距離でじろりと眺めるマリンさん。

「匂いすっご……♡ プラチナか~……いつぶりだろ。何十年……いやもっと?」
「前から気になってたんですけど……皆さんっておいくつなんですか? 100年前が、とか平気で出てくるんですけど……」
「歳とかどうでもよくない? コレさえ具合よければ、さ♡ ――れろぉ♡」
「あうううううっ!♡」

 おちんちんの裏を根元から舐め上げるマリンさん。
 瞬間、凄まじい快感がおちんちんから腰を突き抜ける。

「や、やばっ……!♡ で、出るぅ!!♡♡」

 びゅるる!♡ どぴゅるるるるっ!!♡♡

 たった二秒程度の一舐めで一気にこみ上げてくる射精感を我慢できず、僕はたちまち精液を吐き出した。
 マリンさんは鈴口に吸い付いて僕の精液をごくごくと飲み干していく。
 やがてそれが終わると、ぷはっ♡ と唇をおちんちんから離した。

「――よわw噂通りのザコちんぽじゃん。……でも味はサイコー……♡ ふふ、いいね。オモロ」
「うっ♡ ぐっ……!♡」

 ゴ、ゴールドランクだ、この人……。
 何人ものサキュバスの人と交わった僕は、なんとなくサキュバスのランクが分かるようになってきていた。

 僕を接客する人たちは全力で搾精なんかしない。
 僕が耐えられないからだ。基本、かなり手を抜いてくれている。
 だからブロンズの人と、シルバーのサリナさんも、僕の体感的には快感の差はそこまでない。

 ――でもゴールドの人は違う。
 あの人たちの搾精は、どんなに手を抜いていても他のサキュバスとレベルが違う。

 ヤエさんのように、限界まで刺激を抑えた刺激の与え方でも僕は数十秒も耐えられなかった。
 まして今のマリンさんみたいな舐め方なら、本当に二秒が限界だ。

「あ。あの……」
「ん? さっさと行けば? 精液もらったしもう用ないよ。バイバイ」

 マリンさんはそう言ってカウンターから歩き去っていった。
 ぽつんと残された僕。

「……な、なんなんだあの人……?」

 本当に何がしたいのか分からない人だ……まあいいか。
 僕は手早くズボンを履くと、さっきの女性二人組のところへ向かった。

「あの、すみません」
「はい、どうかいたしましたか?」
「あの、リンさん……という方はいらっしゃいますか?」
「ええ、いるわよ」
「私たちのどちらかがリンです」
「……そ、そうですか」

 なんか変な言い回しだな……。

「どちらがリンさんですか? 僕、ちょっと聞きたいことがあって……」

 僕がそう言うと、二人の女性キャストは顔を見合わせたあと、おかしそうにクスクスと笑った。

「どちらがリンか、知りたいですか?」
「え? ええ……そりゃあ……」
「教えてあげましょうか?」
「……? お、お願いします」

 なんだ?
 なんでさっきからこんなに回りくどい言い回しをしてるんだこの人達は。

 そう心の中で感じた僕の疑問は……。


「――でも、タダというわけにはいきませんよね♡」


 そう言ってニヤリと……いやらしく僕を見つめる二人のサキュバスを見て、ようやく合点がいったのだった。

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