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第5話 学校
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朝、鳥の鳴く声と共に目が覚めた。
結構疲れていたのだろう、ぐっすり眠れた。
「うぅーん、はぁ、今日も練習かな?それとも…」
俺は部屋を出て、2階にあるリビングまで向かった。
リビングには家族全員が揃っていた。
「おはよう、玲」
「……!お、はようございます…」
突然、声をかけられたからびっくりしたが、声がした方を見ると、姉さんがこちらを見ていた。
(お、俺この人と昨日、話したっけ?てか、なんかソワソワしてない?)
姉さんがソワソワしているのを横目に見ながら、自分の席に着いた。
すると、父が声をかけてきた。
「玲、今日は学校が終わったら、練習だからな、すぐに帰ってくるように」
「……あ、はい」
俺は父の言葉がよく分からなくて、返事をするのに少し間を空けてしまった。
(今、この人学校って言いました?今、何時?)
時刻は朝の7時半だった。
(まだ、時間に余裕はあるか、何とか準備しないとーって俺、小学生なんだよね?何持っていけばいいんだ?)
俺は早速頭を抱えることになった。
「えっと…筆箱だろ?ノートだろ?下敷きもいるか……あとは…水筒、ハンカチ、ティッシュ、うわ!防犯ブザー!懐かしいー」
学校に行く準備をしていた。時々昔に持っていた物を見つけて、はしゃいでしまった。
(ダメだダメだ、準備をしないといけないのに…)
忘れ物がないか確認した。
「よし!おっけー!」
すぐに玄関へ向かった。
「行ってきまーす!!」
皆さん、大変なことが起きてます。
俺、学校の場所知らねー…何故か学校までの道のりの記憶がないんだが、これって道のりを覚えていないってことなんでしょうか?
「俺、迷子になってしまったんじゃ…地図とかないし…どうしよう…」
途方に暮れていたその時だった。
「うえええええん!」
女の子が道端で泣いていた。
(どうしたんだろう?あの子、親とかは…近くにいなさそうだな。)
1人で泣いている子を放っておけなかった俺は、声をかけた。
「ねぇ…大丈夫?」
「ひっぐ、ひっぐ、ううう…スンスン、ひっぐ」
泣き顔で俺の方を見た女の子は、何度も話そうとして、でも、しゃっくりをあげているせいで話せないという状態だった。
「うん、落ち着いてからでいいから、ね?」
「ひっぐ、う、うん……ひっぐ」
俺は女の子が落ち着くまでそばにいた。
女の子がようやく落ち着いてきた頃に、俺はもう一度聞いた。
「大丈夫?どこに行こうとしてたの?」
「う…あの、ね…ママといっしょにね、ひっぐ、がっこうにいこうとね……あるいてたの…ひっぐ、でもね、わたし、きれいなちょうちょさんみつけて、おっかけてたら、ね、わかんなくなっちゃって……それでね、かなしくなって、ないちゃったの……ママ、どこにいるの?ううう…」
また、泣きそうになってしまった女の子を慰めるように背中をさすった。
「そっか、ママとはぐれたのか…なら、いっしょにさがすか?それとも、がっこうとかにつれていったほうがいいのかな?どうしよう…」
俺も絶賛迷子中のため、この子をどうしてやることもできなかった。ならば……
「なあなあ、見てくれ」
「ひっぐ、???」
こっちを向いた女の子に向かって俺は……
フンゲッ、ブヒッ、ベロベロバー
渾身の変顔をやってみた。昔におばあちゃんに言われたことがある。
[泣いている子がいたら、全力で笑わせるんやでー]って。だから、俺は今、全力で笑わせにいっている。
「……」
泣いていた女の子がすぐに泣き止んだ。
そして、
「ふふふ…」
微かに笑ってくれた!
(笑った!よし!ばあちゃんの教えを活かしたぞ!!まあ、苦笑いかも知らないけれど…)
女の子は、まだ「ふふふ…ふ…ふふふふ」と1人で笑っていた。
「そんなに面白かった?変顔」
「あ、ごめんなさい、わらっちゃった」
「いや、いいんだよ!笑われない方が傷つくよ…」
「そうなの?なら、いっぱいわらうーあははは、ふふふ」
「そんなに無理に笑わなくていいよ…」
女の子はもう完全に泣き止んだ。俺の変顔が効いたみたいで、ずっと面白いと言いながら笑っていた。
「そういえば、名前聞いてなかったね?僕は、神城 玲、今年から小学1年生になった、君は?」
「私は、レイン、レイン・ソワーズです。私も小学1年生です。」
レイン・ソワーズさんは礼儀正しく俺にお辞儀をした。改めて見ると、名前の通り、多分外国人だと思う。髪色が金色で、瞳が青色だった。目が大きくて、くりくりしている。
「実は俺も迷子でさ、学校どこか分からないんだよねー」
「え…じゃあ、学校どうするの?」
「ふーむ…どうしようか?」
俺たちは2人して考えた、その時だった。
「こんなとこで何してるのよ?」
聞き覚えのある声がして、振り向くと、そこには姉さんがいた。
「あ、姉さん…」
「外出て行ったと思ったら、全然違う方向行くし、考え事してたのか分からないけれど、歩くスピードが早くって追いつくのに必死だったわ、学校行くのでしょ?なら、こっちよ!ってその子は?」
姉さんが俺の隣にいたレインに気づいた。
「さっき、そこの道端で泣いてて、俺が声をかけたの」
「へぇー、そうだったの?」
「この子も俺と同じく迷子でさ、親か学校のどちらかが分かればいいんだけれど……」
「そうなのね…あら?その制服…」
姉さんがレインの制服を見ていた。
「制服がどうしたの?」
「いえ、この制服は玲の通う学校の制服よ」
「「え!」」
「「本当だ(わ)」」
学校に連れて行ってもらった俺たちは、学校に入っていく女の子の制服を見ていた。黒色のブレザーにチェックのスカートを履いていて、レインと同じ制服だった。
「じゃあ、僕たち同じ学校にいたんだねー」
「うん!これで、お話できるね!」
レインはとても嬉しそうにそうに言った。
「ありがとう姉さん!」
俺は姉さんに感謝した後、自分の教室に行った。
「記憶によると、廊下側の席で1番後ろの席だったはず…」
記憶を頼りに、自分の席を探して、椅子に座った。幸い授業に遅れることはなかった。
(姉さんのおかげだ)
これから、俺は小学生として生きていくことになっている。それは、日常生活だけではない、学校でも小学生として、生きていく覚悟が必要だと……
※あとがき
ここまで読んでいただきありがとうございます。
この作品、ちょっと、いや、結構しんどい話が多かったですね。全然面白くない!って思った方多いですよねー
シリアスな話が多いですが、このシリアスな話が後々重要になってくるんです。
というわけで、ここから先の少年の成長をお楽しみください。
結構疲れていたのだろう、ぐっすり眠れた。
「うぅーん、はぁ、今日も練習かな?それとも…」
俺は部屋を出て、2階にあるリビングまで向かった。
リビングには家族全員が揃っていた。
「おはよう、玲」
「……!お、はようございます…」
突然、声をかけられたからびっくりしたが、声がした方を見ると、姉さんがこちらを見ていた。
(お、俺この人と昨日、話したっけ?てか、なんかソワソワしてない?)
姉さんがソワソワしているのを横目に見ながら、自分の席に着いた。
すると、父が声をかけてきた。
「玲、今日は学校が終わったら、練習だからな、すぐに帰ってくるように」
「……あ、はい」
俺は父の言葉がよく分からなくて、返事をするのに少し間を空けてしまった。
(今、この人学校って言いました?今、何時?)
時刻は朝の7時半だった。
(まだ、時間に余裕はあるか、何とか準備しないとーって俺、小学生なんだよね?何持っていけばいいんだ?)
俺は早速頭を抱えることになった。
「えっと…筆箱だろ?ノートだろ?下敷きもいるか……あとは…水筒、ハンカチ、ティッシュ、うわ!防犯ブザー!懐かしいー」
学校に行く準備をしていた。時々昔に持っていた物を見つけて、はしゃいでしまった。
(ダメだダメだ、準備をしないといけないのに…)
忘れ物がないか確認した。
「よし!おっけー!」
すぐに玄関へ向かった。
「行ってきまーす!!」
皆さん、大変なことが起きてます。
俺、学校の場所知らねー…何故か学校までの道のりの記憶がないんだが、これって道のりを覚えていないってことなんでしょうか?
「俺、迷子になってしまったんじゃ…地図とかないし…どうしよう…」
途方に暮れていたその時だった。
「うえええええん!」
女の子が道端で泣いていた。
(どうしたんだろう?あの子、親とかは…近くにいなさそうだな。)
1人で泣いている子を放っておけなかった俺は、声をかけた。
「ねぇ…大丈夫?」
「ひっぐ、ひっぐ、ううう…スンスン、ひっぐ」
泣き顔で俺の方を見た女の子は、何度も話そうとして、でも、しゃっくりをあげているせいで話せないという状態だった。
「うん、落ち着いてからでいいから、ね?」
「ひっぐ、う、うん……ひっぐ」
俺は女の子が落ち着くまでそばにいた。
女の子がようやく落ち着いてきた頃に、俺はもう一度聞いた。
「大丈夫?どこに行こうとしてたの?」
「う…あの、ね…ママといっしょにね、ひっぐ、がっこうにいこうとね……あるいてたの…ひっぐ、でもね、わたし、きれいなちょうちょさんみつけて、おっかけてたら、ね、わかんなくなっちゃって……それでね、かなしくなって、ないちゃったの……ママ、どこにいるの?ううう…」
また、泣きそうになってしまった女の子を慰めるように背中をさすった。
「そっか、ママとはぐれたのか…なら、いっしょにさがすか?それとも、がっこうとかにつれていったほうがいいのかな?どうしよう…」
俺も絶賛迷子中のため、この子をどうしてやることもできなかった。ならば……
「なあなあ、見てくれ」
「ひっぐ、???」
こっちを向いた女の子に向かって俺は……
フンゲッ、ブヒッ、ベロベロバー
渾身の変顔をやってみた。昔におばあちゃんに言われたことがある。
[泣いている子がいたら、全力で笑わせるんやでー]って。だから、俺は今、全力で笑わせにいっている。
「……」
泣いていた女の子がすぐに泣き止んだ。
そして、
「ふふふ…」
微かに笑ってくれた!
(笑った!よし!ばあちゃんの教えを活かしたぞ!!まあ、苦笑いかも知らないけれど…)
女の子は、まだ「ふふふ…ふ…ふふふふ」と1人で笑っていた。
「そんなに面白かった?変顔」
「あ、ごめんなさい、わらっちゃった」
「いや、いいんだよ!笑われない方が傷つくよ…」
「そうなの?なら、いっぱいわらうーあははは、ふふふ」
「そんなに無理に笑わなくていいよ…」
女の子はもう完全に泣き止んだ。俺の変顔が効いたみたいで、ずっと面白いと言いながら笑っていた。
「そういえば、名前聞いてなかったね?僕は、神城 玲、今年から小学1年生になった、君は?」
「私は、レイン、レイン・ソワーズです。私も小学1年生です。」
レイン・ソワーズさんは礼儀正しく俺にお辞儀をした。改めて見ると、名前の通り、多分外国人だと思う。髪色が金色で、瞳が青色だった。目が大きくて、くりくりしている。
「実は俺も迷子でさ、学校どこか分からないんだよねー」
「え…じゃあ、学校どうするの?」
「ふーむ…どうしようか?」
俺たちは2人して考えた、その時だった。
「こんなとこで何してるのよ?」
聞き覚えのある声がして、振り向くと、そこには姉さんがいた。
「あ、姉さん…」
「外出て行ったと思ったら、全然違う方向行くし、考え事してたのか分からないけれど、歩くスピードが早くって追いつくのに必死だったわ、学校行くのでしょ?なら、こっちよ!ってその子は?」
姉さんが俺の隣にいたレインに気づいた。
「さっき、そこの道端で泣いてて、俺が声をかけたの」
「へぇー、そうだったの?」
「この子も俺と同じく迷子でさ、親か学校のどちらかが分かればいいんだけれど……」
「そうなのね…あら?その制服…」
姉さんがレインの制服を見ていた。
「制服がどうしたの?」
「いえ、この制服は玲の通う学校の制服よ」
「「え!」」
「「本当だ(わ)」」
学校に連れて行ってもらった俺たちは、学校に入っていく女の子の制服を見ていた。黒色のブレザーにチェックのスカートを履いていて、レインと同じ制服だった。
「じゃあ、僕たち同じ学校にいたんだねー」
「うん!これで、お話できるね!」
レインはとても嬉しそうにそうに言った。
「ありがとう姉さん!」
俺は姉さんに感謝した後、自分の教室に行った。
「記憶によると、廊下側の席で1番後ろの席だったはず…」
記憶を頼りに、自分の席を探して、椅子に座った。幸い授業に遅れることはなかった。
(姉さんのおかげだ)
これから、俺は小学生として生きていくことになっている。それは、日常生活だけではない、学校でも小学生として、生きていく覚悟が必要だと……
※あとがき
ここまで読んでいただきありがとうございます。
この作品、ちょっと、いや、結構しんどい話が多かったですね。全然面白くない!って思った方多いですよねー
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