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第24話 宿題祭り
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「うーむ、ここは……えっと……ふむふむ……あ!こう使えば……うん……なるほど」
俺は今夏休みの宿題に追われていた。もうそろそろ夏休みが終わる。宿題をやらないとやばいから俺は必死に問題を解いている。
「ふぅ…久々にやるけれど、難しいところがあるんだよなー、中学生の問題だよなー」
俺は数問の問題に苦戦していた。
すると…
「お兄ちゃん…」
「え?」
顔を上げると瑠奈が部屋のドアの前に立っていた。
「どうした?」
「………」
瑠奈は黙ったまま、俺の方を見ていた。
俺は立ち上がって、瑠奈のそばに行った。
「どうしたんだ?何かあったか?」
「……叔母さんがりんご用意してるから、おいでって」
「!!…そっか、ありがとう教えてくれて!」
俺は瑠奈の頭を撫でてあげた。
瑠奈は少し嬉しそうな顔をしていた。
「宿題が終わらなーーい、翔ー助けてー」
俺は翔に電話した。
『………自分でやれよ』
「そう言うなよー、一緒にやろうぜー宿題!」
『………』
翔は黙ったままだった。
「翔?あ!そうだ!他のみんなも誘ってやろうよ!」
『他って?』
「うーん例えばー、若葉さんとか?」
『………』
「あとは、神楽坂さんとか…」
『………』
「新崎とか国光とか?」
『…………』
「……あとは……花宮さん…とか」
『………』
翔はずっと黙っていた。
(やばいな、相当怒ってる?)
俺はヒヤヒヤしていた。すると…
『玲は、花宮さんのこと……どう思ってるんだ?』
「え?」
『………答えろよ』
「どうって友達だけれど?」
「………そうかよ、花宮さん誘うなら…行く」
「!!!!」
花宮さんを口に出したら行くと言った。
(これ、確定で花宮さんが好きなんじゃん!!)
俺は心の中でどうにかしてやろうと考えた。
「よし!じゃあ、みんな呼んで勉強会だーー」
『……ん』
それだけ言うと電話を切られた。
(まあ、どうなることやら……)
少し不安になりながら、俺は布団に潜り込んだ。
「まだ、宿題、終わってなかったのね」
「う、うん、マジすみません…お願いします」
俺はみんなに頭を下げた。
「全然大丈夫だよ!私たちも手伝うからさ!」
「そ、そうだよ!一緒にがんばろー」
若葉さんと花宮さんが応援してくれていた。
「…………」
翔はまた、不機嫌になっていた。
「俺らもやらないとな」
新崎達も来てくれて、一緒に勉強することになった。
「ここはー…で、こうしたら…」
「ああ!なるほど!」
俺と新崎が神楽坂さんと若葉さんの2人に教えてもらっていた。
翔は花宮さんと話すことができているらしい。
(ふぅ、これで少しは機嫌が良くなるかな?若葉さん達には申し訳ないけれど…)
俺は勉強に集中した。
「ふぅー、あ…若葉さんあのー」
若葉さんに聞きたいことがあったため、声をかけたのだが……
「……………」
なんか、睨んでいた。翔の方を見て。
(あれま?!若葉さん嫉妬ですかね?)
俺は若葉さんにこう言った。
「翔のこと好きなの?」
「………ふえええ?!!」
めっちゃ目を見開いて驚いた表情をしていた。みるみるうちに顔が真っ赤に染まっていった。
「な、ななな!何言ってるの?!そ、そそそそんなことなななないよ…?」
「いや、その表情で違うとかないでしょ」
「ううううう………」
顔を手で覆った若葉さんは唸っていた。
「翔のこと好きなら、アタックしないと!」
「で、でも……翔くん、花宮さんのこと好きみたいだし……」
「もしかして、言わないつもり?自分の気持ち、翔に」
「………だ、だって…好きな人がいるの分かってるのに、言ったって悲しむだけじゃん、それに、今まで通りになれなくなるの嫌だし……」
「…………」
俺は若葉さんの目を見た。そして……
「じゃあ、後悔しないって言えるのか?」
「へ?」
「自分の気持ち誤魔化し続けたり、何も伝えなかったりしたら多分、後悔すると思うんだ、俺」
「………」
「伝えることが怖いって言うけれど、伝えなかった方がきっと苦しむと思うんだ。無理強いはしないよ?ただ、後悔だけはしてほしくないから」
「白鳥くん……」
「もし、翔との関係が怖いなら、俺がなんとかするから、元の関係に戻れるように協力するから」
「………な、なら、頑張ってみようかな?」
「うん!頑張って!!」
俺は若葉さんを応援した。
「今日は終わりましょうか」
神楽坂さんの声掛けで俺たちの勉強会が終わった。
「翔!一緒に……」
「新崎!国光!一緒に帰るぞー!」
「「うええええ!!!」」
俺は新崎と国光を引っ張って行った。
「またね?梓ちゃん!風香ちゃん!」
花宮さんが俺たちの方に走ってきた。
「神楽坂さん!ちょっといいかー?」
俺は神楽坂さんも呼んだ。
「何かしら?」
こっちに来る神楽坂さんの後ろに若葉さんがいた。俺と彼女の目が一瞬合ったため、俺は頷いてやった。若葉さんは驚いていたけれど…
「翔くん……」
翔に話しかけていた。
「よし!俺たちは先に帰ろう!」
「ちょっと!!」
「「どうしたんだよーー玲ーー」」
「ふふふ、頑張って、風香ちゃん」
◾️風香 視点
心臓の音がうるさかった。ずっとドクドクと速く鳴っていて、顔がありえないぐらい赤くなっていたと思う。
「どうした?風香」
私は翔くんの顔を見た。キョトンとした表情で、ちょっとマヌケな感じの雰囲気がする翔くんを私はしっかりと見た。まだ、緊張するし、恥ずかしくて仕方がなかった。でも…
『自分の気持ち誤魔化し続けたり、何も伝えなかったりしたら多分、後悔すると思うんだ、俺』
『ただ、後悔だけはしてほしくないから』
白鳥くんの言葉が頭の中で響いていた。
(後悔だけはしたくない!!)
私はもう一度、翔くんの目を見た。
「翔くん!あのね……私……」
「翔くんが好き」
※あとがき
なんとなんと!!風香ちゃんが告白した!!
一体どうなるのかー!
次回、すれ違い…そして…喧嘩
お楽しみにー
俺は今夏休みの宿題に追われていた。もうそろそろ夏休みが終わる。宿題をやらないとやばいから俺は必死に問題を解いている。
「ふぅ…久々にやるけれど、難しいところがあるんだよなー、中学生の問題だよなー」
俺は数問の問題に苦戦していた。
すると…
「お兄ちゃん…」
「え?」
顔を上げると瑠奈が部屋のドアの前に立っていた。
「どうした?」
「………」
瑠奈は黙ったまま、俺の方を見ていた。
俺は立ち上がって、瑠奈のそばに行った。
「どうしたんだ?何かあったか?」
「……叔母さんがりんご用意してるから、おいでって」
「!!…そっか、ありがとう教えてくれて!」
俺は瑠奈の頭を撫でてあげた。
瑠奈は少し嬉しそうな顔をしていた。
「宿題が終わらなーーい、翔ー助けてー」
俺は翔に電話した。
『………自分でやれよ』
「そう言うなよー、一緒にやろうぜー宿題!」
『………』
翔は黙ったままだった。
「翔?あ!そうだ!他のみんなも誘ってやろうよ!」
『他って?』
「うーん例えばー、若葉さんとか?」
『………』
「あとは、神楽坂さんとか…」
『………』
「新崎とか国光とか?」
『…………』
「……あとは……花宮さん…とか」
『………』
翔はずっと黙っていた。
(やばいな、相当怒ってる?)
俺はヒヤヒヤしていた。すると…
『玲は、花宮さんのこと……どう思ってるんだ?』
「え?」
『………答えろよ』
「どうって友達だけれど?」
「………そうかよ、花宮さん誘うなら…行く」
「!!!!」
花宮さんを口に出したら行くと言った。
(これ、確定で花宮さんが好きなんじゃん!!)
俺は心の中でどうにかしてやろうと考えた。
「よし!じゃあ、みんな呼んで勉強会だーー」
『……ん』
それだけ言うと電話を切られた。
(まあ、どうなることやら……)
少し不安になりながら、俺は布団に潜り込んだ。
「まだ、宿題、終わってなかったのね」
「う、うん、マジすみません…お願いします」
俺はみんなに頭を下げた。
「全然大丈夫だよ!私たちも手伝うからさ!」
「そ、そうだよ!一緒にがんばろー」
若葉さんと花宮さんが応援してくれていた。
「…………」
翔はまた、不機嫌になっていた。
「俺らもやらないとな」
新崎達も来てくれて、一緒に勉強することになった。
「ここはー…で、こうしたら…」
「ああ!なるほど!」
俺と新崎が神楽坂さんと若葉さんの2人に教えてもらっていた。
翔は花宮さんと話すことができているらしい。
(ふぅ、これで少しは機嫌が良くなるかな?若葉さん達には申し訳ないけれど…)
俺は勉強に集中した。
「ふぅー、あ…若葉さんあのー」
若葉さんに聞きたいことがあったため、声をかけたのだが……
「……………」
なんか、睨んでいた。翔の方を見て。
(あれま?!若葉さん嫉妬ですかね?)
俺は若葉さんにこう言った。
「翔のこと好きなの?」
「………ふえええ?!!」
めっちゃ目を見開いて驚いた表情をしていた。みるみるうちに顔が真っ赤に染まっていった。
「な、ななな!何言ってるの?!そ、そそそそんなことなななないよ…?」
「いや、その表情で違うとかないでしょ」
「ううううう………」
顔を手で覆った若葉さんは唸っていた。
「翔のこと好きなら、アタックしないと!」
「で、でも……翔くん、花宮さんのこと好きみたいだし……」
「もしかして、言わないつもり?自分の気持ち、翔に」
「………だ、だって…好きな人がいるの分かってるのに、言ったって悲しむだけじゃん、それに、今まで通りになれなくなるの嫌だし……」
「…………」
俺は若葉さんの目を見た。そして……
「じゃあ、後悔しないって言えるのか?」
「へ?」
「自分の気持ち誤魔化し続けたり、何も伝えなかったりしたら多分、後悔すると思うんだ、俺」
「………」
「伝えることが怖いって言うけれど、伝えなかった方がきっと苦しむと思うんだ。無理強いはしないよ?ただ、後悔だけはしてほしくないから」
「白鳥くん……」
「もし、翔との関係が怖いなら、俺がなんとかするから、元の関係に戻れるように協力するから」
「………な、なら、頑張ってみようかな?」
「うん!頑張って!!」
俺は若葉さんを応援した。
「今日は終わりましょうか」
神楽坂さんの声掛けで俺たちの勉強会が終わった。
「翔!一緒に……」
「新崎!国光!一緒に帰るぞー!」
「「うええええ!!!」」
俺は新崎と国光を引っ張って行った。
「またね?梓ちゃん!風香ちゃん!」
花宮さんが俺たちの方に走ってきた。
「神楽坂さん!ちょっといいかー?」
俺は神楽坂さんも呼んだ。
「何かしら?」
こっちに来る神楽坂さんの後ろに若葉さんがいた。俺と彼女の目が一瞬合ったため、俺は頷いてやった。若葉さんは驚いていたけれど…
「翔くん……」
翔に話しかけていた。
「よし!俺たちは先に帰ろう!」
「ちょっと!!」
「「どうしたんだよーー玲ーー」」
「ふふふ、頑張って、風香ちゃん」
◾️風香 視点
心臓の音がうるさかった。ずっとドクドクと速く鳴っていて、顔がありえないぐらい赤くなっていたと思う。
「どうした?風香」
私は翔くんの顔を見た。キョトンとした表情で、ちょっとマヌケな感じの雰囲気がする翔くんを私はしっかりと見た。まだ、緊張するし、恥ずかしくて仕方がなかった。でも…
『自分の気持ち誤魔化し続けたり、何も伝えなかったりしたら多分、後悔すると思うんだ、俺』
『ただ、後悔だけはしてほしくないから』
白鳥くんの言葉が頭の中で響いていた。
(後悔だけはしたくない!!)
私はもう一度、翔くんの目を見た。
「翔くん!あのね……私……」
「翔くんが好き」
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なんとなんと!!風香ちゃんが告白した!!
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