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第36話 姉の決意
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「ふわぁぁぁぁあああ……あふ……ねむ」
ベットでゴロゴロしながら、本を読んでいた俺は、眠くなって欠伸をしていた。
翔とのことがあってから、数日……翔が元に戻ったことをみんなが知り、喜んでいた。
若葉さんや神楽坂さんに関しては、翔にめっちゃ怒っていた。その後、泣いていたから、よっぽど心配していたんだろう…
新崎達が俺に
「仲直りしたのか?なら、良かった!」
笑顔でそう言ってきた。
言いたいことを言い合うってやっぱり難しいけれど、良いことだと分かった。
そして、今は翔とも普通に話せる。むしろ、さらに仲良くなったようなそんな気がする…
コンコンコン…
「ん?はーい」
部屋をノックする音が聞こえた。
「入って良いかしら?」
「…姉さん?どうぞー」
ガチャ…
部屋に入ってきたのは、姉さん。何やら悩んでいるような困っているようなそんな顔をしていた。
「どうかした?」
「うん……実はね」
話を聞いた。
「…なるほどね」
「ねぇ?玲…私、どうすれば良いかな?」
姉さんが困った表情で俺に聞いてきた。
姉さんから聞いた話だと…
姉さんはずっと音楽の世界で頑張っている。と言っても、ドラムで世界中に音を届けているのだが…
いろんなライブ会場でドラムを叩いていたそうだ。そんな時に、歌手の人があることを頼んできた。
それは…
「作曲ね」
曲作りだった。姉さんはフォクシードとして活動していた時の楽譜を持っているらしくて、たまあま、持ち歩いていた時に、歌手の人に見られたそうだ。それで、作曲を頼みたいと言ってきたそうだ。
だが…
「私、作曲したことない…」
フォクシードの曲は、元々は父さん達が書いていた曲だ。ただ、途中から兄さんと俺が協力して書くようになった。だから、姉さんは書いたことがないのだ。
「姉さん、一回書いてみたら?」
「……一応、一曲だけ書いたんだけれど…」
「へぇー、聞かせて!」
「う、うん…」
~~♪~~♪~~~~♪♪♪~♪♪~~~♪~
姉さんがピアノで曲を弾いてくれた。歌も歌いながら……
「うん……なるほどね」
実は言うと、俺もあまり曲の作り方が分からない。だって書いていたのは…
「神城…だからなー」
あいつが元々曲を書いていた。今の俺では曲を書くことが出来ないのだ…
(なぁ、出てきてくれねぇ?)
試しに、あいつに頼んでみたのだが……
(何故俺があの人の手伝いをしなくちゃならない?俺を……俺たちを助けようともしなかったあの人を…)
なんか、めっちゃ怒っていた。
(そう言うなよー…お姉さん悩んでるじゃんかー)
(ふん!知らん!!)
全然出てきてくれる気がしなかった。
「どうしよう……マジで…」
一応、あいつと記憶は共有しているから、どう作っていたかは何とかなく分かるような気がするが……
「ど、どう?」
姉さんが聞いてきた。
「うん…ちょっと待ってね?」
俺はすぐにあいつに聞いた。
(今の演奏どうだった?マジ教えてくれ!)
(はぁ…何で言わなきゃいけないんだよ…)
(頼むよー!)
(はぁ…)
すると…俺の意識が無くなった。
◾️玲(神城) 視点
ゆっくり目を開けると、姉がこっちを見ていた。とても不安そうなそんな顔をしていた。
(全く…俺にやらせるなんて……俺は…話したくなんてないのに…)
さっきの曲の感想を言えばいいってことらしいが…
「さっきの曲だが…」
「う、うん…」
「…あまり良くない」
「!!!!」
「音の音程が繋げられていない…あと、どんな曲にしたいのか分からない、伝わらない」
「………」
「そんなんじゃあ…曲なんて言えない」
辛辣な言葉を姉に言った。多分、それ以外の感情もぶつけて…
「……そっか」
ちょっとしょんぼりしたような表情になった。
(何で……そんな顔ができるんだよ……)
俺の心が少し苦しくなった。感情もほとんどない俺が、馬鹿みたいに殴られてきた俺が、こんなになってるのに……
こいつは…
俺の中で怒りが溢れてきた。今すぐこいつを苦しめたい…俺が受けてきた全てを!!
そう思った時だった…
(ダメだよ)
「!!!!」
あいつが心から声をかけてきた。落ち着けって…そう言っているような気がした。
(お前……)
(怒りは…自分をも苦しめるから、今は純粋に曲のことだけを言ってあげて!)
「くっ……」
歯を食いしばった。今は純粋に……
「はぁ……こんな曲を歌わせるな」
「……玲」
「その歌手の人に失礼だ…もっといい曲を歌わせてやれ」
「!!……ええ、やってやるわ!」
姉がやる気に満ちた表情でそう言った。
その顔を見て、俺は……
「手伝ってやる」
「え!」
姉が驚いた表情をしていた。そして、自分も…
(な、なんで俺、こんなこと言ってんだ?!)
自分でも分からなかった。助けようなんて思うはずがないのに……
「いいの?玲」
「……仕方ないからな」
姉の顔が見れなくて、そっぽを向いた。すると……
ポンポン…
「ありがとうね?」
姉が俺の頭に手を置きながら、そう言ってきた。
「………っ!!」
昔にもこうやって触られたことがあった。その時のことを思い出して、俺は、苦しくなった。
だから、俺はすぐに消えることにした。
◾️玲(石神) 視点
「……えっ!」
気がつくと、意識を引き戻されていた。姉さんが俺の頭に手を置いていて、嬉しそうな顔をしていた。
その時、記憶を少し見ることが出来た。それは、まだ、両親が生きていて、本格的に楽器に触れる前…暴力を振るわれる前のことだった。少し楽器が弾けたら、両親や姉さん達が褒めてくれた。とても、幸せな気持ちになった時のことだった。
それで、自分が戻された意味に気づいた。
(そっか……苦しくなったのか、あの頃を思い出して…)
その悲しみや苦しみは、俺にも分かるから…だから、神城の気持ちが分かった。
「作曲を手伝うって言ったけれど、俺が色々言うと自分が作った感じの曲になっちまうから、兄さんにも頼ってくれよ?」
「分かったわ…じゃあ、お願いね?」
姉さんは俺の部屋から出て行った。
「はぁ……これは…きついなー」
まだ、頭の中で過去の記憶が見えていた。嬉しそうに笑っている神城…とても悲しくなってきた。
(こんなにも辛いことってあるのか?俺も、あいつも…)
過去を思い出すと苦しくなる…これは、俺もあいつも共通のことだ。だから、お互いにその気持ちを理解し合える。でも…
「俺は克服しようと頑張ってるけれど…あいつは目を瞑っている。何もなかったってそう思わせるために……それで、本当にいいのかよ?」
俺は、聞こえていないだろうあいつに向かって…
次の日…俺はおばさんに頼んであるものを持ってきてもらった。
「これでいいかい?」
「はい!ありがとうございます」
感謝を伝えると、俺はその物を手に取った。
「あれから結構、年が経ってるけれど、使えるっぽいな」
俺が持っていたのは…ギターだ。
最後に演奏してから、あの事件があって、思い出すから触らないようにしていた。でも、作曲をするのに楽器は必要だから…だから、触ることにした。
「逃げてちゃ、ダメなんだよなー」
俺の心の中にいるあいつに語りかけるように話した。
そして……
♪~~♪♪♪~♪♪♪~~~♪~~♪♪~♪~
ギターを弾いた。流れるように指が勝手に動いた。体が覚えているほどに練習をしていたのだと…分かった。
「もう一度……立ちたいな…」
ライブ会場での熱を俺は思い出していた。多くのファンが大歓声で応援してくれていた。楽しかった。練習は辛かったが…
「ま、無理しても意味ないしな」
俺はベットに横になった。
「いつか…お前がステージに立てたら…
いいな…」
※あとがき
姉との会話でしたー
まだ、神城くんには消えない傷があるみたいですねー
次回、冬休み編 買い物
お楽しみにー!
ベットでゴロゴロしながら、本を読んでいた俺は、眠くなって欠伸をしていた。
翔とのことがあってから、数日……翔が元に戻ったことをみんなが知り、喜んでいた。
若葉さんや神楽坂さんに関しては、翔にめっちゃ怒っていた。その後、泣いていたから、よっぽど心配していたんだろう…
新崎達が俺に
「仲直りしたのか?なら、良かった!」
笑顔でそう言ってきた。
言いたいことを言い合うってやっぱり難しいけれど、良いことだと分かった。
そして、今は翔とも普通に話せる。むしろ、さらに仲良くなったようなそんな気がする…
コンコンコン…
「ん?はーい」
部屋をノックする音が聞こえた。
「入って良いかしら?」
「…姉さん?どうぞー」
ガチャ…
部屋に入ってきたのは、姉さん。何やら悩んでいるような困っているようなそんな顔をしていた。
「どうかした?」
「うん……実はね」
話を聞いた。
「…なるほどね」
「ねぇ?玲…私、どうすれば良いかな?」
姉さんが困った表情で俺に聞いてきた。
姉さんから聞いた話だと…
姉さんはずっと音楽の世界で頑張っている。と言っても、ドラムで世界中に音を届けているのだが…
いろんなライブ会場でドラムを叩いていたそうだ。そんな時に、歌手の人があることを頼んできた。
それは…
「作曲ね」
曲作りだった。姉さんはフォクシードとして活動していた時の楽譜を持っているらしくて、たまあま、持ち歩いていた時に、歌手の人に見られたそうだ。それで、作曲を頼みたいと言ってきたそうだ。
だが…
「私、作曲したことない…」
フォクシードの曲は、元々は父さん達が書いていた曲だ。ただ、途中から兄さんと俺が協力して書くようになった。だから、姉さんは書いたことがないのだ。
「姉さん、一回書いてみたら?」
「……一応、一曲だけ書いたんだけれど…」
「へぇー、聞かせて!」
「う、うん…」
~~♪~~♪~~~~♪♪♪~♪♪~~~♪~
姉さんがピアノで曲を弾いてくれた。歌も歌いながら……
「うん……なるほどね」
実は言うと、俺もあまり曲の作り方が分からない。だって書いていたのは…
「神城…だからなー」
あいつが元々曲を書いていた。今の俺では曲を書くことが出来ないのだ…
(なぁ、出てきてくれねぇ?)
試しに、あいつに頼んでみたのだが……
(何故俺があの人の手伝いをしなくちゃならない?俺を……俺たちを助けようともしなかったあの人を…)
なんか、めっちゃ怒っていた。
(そう言うなよー…お姉さん悩んでるじゃんかー)
(ふん!知らん!!)
全然出てきてくれる気がしなかった。
「どうしよう……マジで…」
一応、あいつと記憶は共有しているから、どう作っていたかは何とかなく分かるような気がするが……
「ど、どう?」
姉さんが聞いてきた。
「うん…ちょっと待ってね?」
俺はすぐにあいつに聞いた。
(今の演奏どうだった?マジ教えてくれ!)
(はぁ…何で言わなきゃいけないんだよ…)
(頼むよー!)
(はぁ…)
すると…俺の意識が無くなった。
◾️玲(神城) 視点
ゆっくり目を開けると、姉がこっちを見ていた。とても不安そうなそんな顔をしていた。
(全く…俺にやらせるなんて……俺は…話したくなんてないのに…)
さっきの曲の感想を言えばいいってことらしいが…
「さっきの曲だが…」
「う、うん…」
「…あまり良くない」
「!!!!」
「音の音程が繋げられていない…あと、どんな曲にしたいのか分からない、伝わらない」
「………」
「そんなんじゃあ…曲なんて言えない」
辛辣な言葉を姉に言った。多分、それ以外の感情もぶつけて…
「……そっか」
ちょっとしょんぼりしたような表情になった。
(何で……そんな顔ができるんだよ……)
俺の心が少し苦しくなった。感情もほとんどない俺が、馬鹿みたいに殴られてきた俺が、こんなになってるのに……
こいつは…
俺の中で怒りが溢れてきた。今すぐこいつを苦しめたい…俺が受けてきた全てを!!
そう思った時だった…
(ダメだよ)
「!!!!」
あいつが心から声をかけてきた。落ち着けって…そう言っているような気がした。
(お前……)
(怒りは…自分をも苦しめるから、今は純粋に曲のことだけを言ってあげて!)
「くっ……」
歯を食いしばった。今は純粋に……
「はぁ……こんな曲を歌わせるな」
「……玲」
「その歌手の人に失礼だ…もっといい曲を歌わせてやれ」
「!!……ええ、やってやるわ!」
姉がやる気に満ちた表情でそう言った。
その顔を見て、俺は……
「手伝ってやる」
「え!」
姉が驚いた表情をしていた。そして、自分も…
(な、なんで俺、こんなこと言ってんだ?!)
自分でも分からなかった。助けようなんて思うはずがないのに……
「いいの?玲」
「……仕方ないからな」
姉の顔が見れなくて、そっぽを向いた。すると……
ポンポン…
「ありがとうね?」
姉が俺の頭に手を置きながら、そう言ってきた。
「………っ!!」
昔にもこうやって触られたことがあった。その時のことを思い出して、俺は、苦しくなった。
だから、俺はすぐに消えることにした。
◾️玲(石神) 視点
「……えっ!」
気がつくと、意識を引き戻されていた。姉さんが俺の頭に手を置いていて、嬉しそうな顔をしていた。
その時、記憶を少し見ることが出来た。それは、まだ、両親が生きていて、本格的に楽器に触れる前…暴力を振るわれる前のことだった。少し楽器が弾けたら、両親や姉さん達が褒めてくれた。とても、幸せな気持ちになった時のことだった。
それで、自分が戻された意味に気づいた。
(そっか……苦しくなったのか、あの頃を思い出して…)
その悲しみや苦しみは、俺にも分かるから…だから、神城の気持ちが分かった。
「作曲を手伝うって言ったけれど、俺が色々言うと自分が作った感じの曲になっちまうから、兄さんにも頼ってくれよ?」
「分かったわ…じゃあ、お願いね?」
姉さんは俺の部屋から出て行った。
「はぁ……これは…きついなー」
まだ、頭の中で過去の記憶が見えていた。嬉しそうに笑っている神城…とても悲しくなってきた。
(こんなにも辛いことってあるのか?俺も、あいつも…)
過去を思い出すと苦しくなる…これは、俺もあいつも共通のことだ。だから、お互いにその気持ちを理解し合える。でも…
「俺は克服しようと頑張ってるけれど…あいつは目を瞑っている。何もなかったってそう思わせるために……それで、本当にいいのかよ?」
俺は、聞こえていないだろうあいつに向かって…
次の日…俺はおばさんに頼んであるものを持ってきてもらった。
「これでいいかい?」
「はい!ありがとうございます」
感謝を伝えると、俺はその物を手に取った。
「あれから結構、年が経ってるけれど、使えるっぽいな」
俺が持っていたのは…ギターだ。
最後に演奏してから、あの事件があって、思い出すから触らないようにしていた。でも、作曲をするのに楽器は必要だから…だから、触ることにした。
「逃げてちゃ、ダメなんだよなー」
俺の心の中にいるあいつに語りかけるように話した。
そして……
♪~~♪♪♪~♪♪♪~~~♪~~♪♪~♪~
ギターを弾いた。流れるように指が勝手に動いた。体が覚えているほどに練習をしていたのだと…分かった。
「もう一度……立ちたいな…」
ライブ会場での熱を俺は思い出していた。多くのファンが大歓声で応援してくれていた。楽しかった。練習は辛かったが…
「ま、無理しても意味ないしな」
俺はベットに横になった。
「いつか…お前がステージに立てたら…
いいな…」
※あとがき
姉との会話でしたー
まだ、神城くんには消えない傷があるみたいですねー
次回、冬休み編 買い物
お楽しみにー!
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