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第4話 俺、親友と会う2
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教室で龍牙と話した後、風雲寺先生が入ってきたため、龍牙は自分の席に戻った。
「では、今から自己紹介を行ってもらいます。1番窓側の前の人から順に、立ってください。」
(自己紹介…マジか、何話そうか決めてない…)
1番前の人が立って、名前を言い始めた。
俺の前の人の自己紹介が終わった。次は俺だ。
何を話そうか決めていない俺はめちゃくちゃ緊張していた。
「えっと…如月 零って言います。まあ、気楽に話しかけて下さい。よろしくお願いします。」
パチパチパチ、バラバラに拍手をされた。
(全然面白いこと言えなかった…俺、ぼっち確定かな?トホホ…)
俺は落ち込みながら椅子に座った。次は龍牙の番だ。
「おーっす!俺は北條 龍牙って言いまっす。
えっと、中学では陸上やってて、結構大会とかに出てましたー!足は早い方だと思いますー
それで、俺、友達作るのが目標でーす!なので、ぜひぜひ、声かけてくださいー!あ、あと…」
突然、龍牙の声が途切れた。ん?どうした?と思ったその時、ガバッ、後ろから腕を首に引っ掛けられた。
「ぐえええ…」
「こいつとはめっちゃ仲良いんで、俺ら2人と仲良くしてくれーよろしく!」
「おいー!はーなーせー!」
「やーだーねー、あ、こいつのことれいちゃんって呼んであげてねー」
「おい、やめろ、絶対にその呼び名で呼ばせるなー!」
「「あははは!」」
クラス中に笑われてしまった。こいつのせいで目立ってしまった。最悪だ。
「静粛に、次、如月さん、お願いします。」
風雲寺先生から注意を受けた。次は、日向の番だ。
「みなさん、初めまして、如月 日向です。まあ、苗字で気づいた人はいると思いますが、あそこでふざけている男子が、私の兄です。私たちは双子なので、同じ学年です。まあ、何卒愚兄共々よろしくお願いします。」
めっちゃ丁寧に挨拶していた。ん?ていうか…
「おい!誰が愚兄だ!素晴らしい兄だろ!」
「どこが素晴らしい兄よ、どこをどう見ても、ただのバカじゃん!」
「ひどくない?俺泣くよ?(本日3回目)
てか、バカなのは、俺じゃなくて龍牙だろ?」
俺だけバカにされるのが気に食わなかった俺は、龍牙を巻き込んだ。
「何で俺なんだよ!俺もバカじゃねーよ!」
「いやいや、お前、中学の時、ドリンクバーで全部の飲み物混ぜてやるー!って言って全部混ぜてたじゃん!それをやる時点でお前はバカだって認識されるに決まってんじゃん」
「いやいやいや、あれは男子なら誰でもやるだろ?1度はやったこといるだろ?」
「ねぇよ、お前だけだよ」
「嘘だろー!!」
俺たちのどうでもいい言い合いに皆んなが呆れていた。
「静粛に!如月…零さん、北條さん、席に座って下さい。次、横川さん…」
風雲寺先生からの2度目の注意を受け、俺と龍牙は静かに椅子に座った。
「これで、全員の自己紹介が終わりましたね。クラムとの戦いにおいて、友達や仲間はとても大切です。いざという時に、頼りになる仲間を作っておきましょう。また、この学園は、カルムになった人たちで集まっていますが、皆さんは普通の高校生でもあります。遊び、学び、成長することがあなた方のやるべきことです。思う存分高校生活を楽しんで下さい。以上、では、皆さん、今日の授業はないので、帰宅して下さい。お疲れ様でした。さようなら」
淡々と話すべきことを話した風雲寺先生は教室を出ていった。
「なあ、れいちゃん、この後どうする?」
風雲寺先生が出ていった後、帰りの支度をしている俺のところに、支度を終わらした龍牙が声をかけてきた。
「何も決めてないが、どうしようか」
「決めてないならよ、あのメンツに会いに行って一緒に帰ろうぜー」
あのメンツとは、中学までずっと一緒に遊んでいた、俺の親友達のことだ。まあ、ある意味幼馴染と言ってもいいと思えるが、全員仲が良すぎている。最近では、「あれ」とか「それ」とか言うだけで、そいつらが何を求めているのか、分かるようになってきた。
「え、あいつらも同じ草薙学園なの?!」
「え、れいちゃん知らなかったの?全員いるぞ!この学園に」
知らなかった…何せ春休みは家に閉じこもってゲームしてたからなーあいつらと遊んでないし。遊ぼうとも思わんかったし。
「まあ、いるなら会いに行くかー」
「おけ、さっきクラスを確認したんだが、魁斗
が1-6、蓮斗が1-9だったぞ、結構離れちまってた」
いつの間に他の奴らのクラス知ってるのか…早すぎるだろ。
俺たちは鞄を持って、1-6と1-9のクラスへ向かった。
1-6の教室は、1-2の教室と違い、騒がしい感じがした。
「どこにいるかなー確か前の方の席だって言ってたんだが…」
「どこだよ、龍牙、お前が会うって提案したんだから、見つけろよー」
「そう急かすなって…あ、みっけ!」
龍牙が指を指した。その方向を見ると…
ちょうど荷物を背負って椅子から立った時だった。
「おーい、魁斗ーこっちこっちー」
龍牙が必死に手を振っていた。
魁斗と呼ばれた人物は、すぐに俺たちに気付き、早足でこちらに来た。
「何大声上げてるんだよ、そんなに大声で呼ばなくていいって」
「そう言うなよー魁斗ー俺たちの仲じゃーん」
龍牙が魁斗の肩に腕を回しながら、そう言った。
「俺とお前ってそこまで仲良かったか?」
「酷いって!あんなに一緒に戦ったのに…酷いよ!うわーん」
龍牙が泣いてるフリをした。
「はいはい、仲良かったねー泣くのやめようねー」
「めっちゃ軽くあしらわれた!」
龍牙と魁斗のじゃれあいを俺は見させられた。
魁斗は身長169cmと俺たちより少し低い、黒紫色の髪で俺たちの中で1番頭が賢い。
「あ、れいちゃん、龍牙、どこのクラスになったん?」
魁斗も俺をれいちゃんと呼ぶ。
「俺たちは1-2だ」
「へぇー、一緒のクラスだったんだ、良かったな龍牙」
「おうよ!」
「れいちゃんは…まあ、がんば」
魁斗がファイトってポーズをしながら、そんなことを言ってきやがった。
「がんば、じゃねーよ!終わってるよ!」
「「あははは!」」
「あははは、じゃねーーー」
まあ、こんな感じでバカみたいな会話をしていた。
「あ、魁斗ー俺ら、蓮斗のクラスに行くんだけれど、行く?お前も」
龍牙が魁斗に声をかけていた。
「蓮斗のとこ?れいちゃんも皆んなも行くなら行く」
「りょー、なら行こうぜー」
俺たちは1-9のクラスに着いた。
「えっとー、蓮斗はーどーこーかーなー?」
「あそこじゃね?」
「「え!」」
俺は真ん中の列の真ん中にいる男子を指差した。深緑色の髪で静かに本を読んでいるメガネ男子がいた。
「みっーーーーーけ!」
龍牙が大きな声で叫んだ。
その声に、ビクッとしたメガネ男子、蓮斗がこっちを振り向いた。そして、スッと立ち上がると大急ぎで早歩きしてきて、ガシッと龍牙や俺の腕を掴んだ。
「「え…」」
物凄いスピードで俺と龍牙は蓮斗に引っ張られていった。
「何するんだよー蓮斗ー」
「ふざけるな!何であんなとこで大声出すんだよ!めっちゃ目立ったじゃないか!」
「ええー、こうした方がすぐに気づくじゃん」
「だからと言って、あんな大声で呼ばなくてもいいだろ!教室に入って、僕の肩とか叩いたらいいじゃないか!トントンってさ」
「そうガミガミ怒らなよー悪かったってー」
「いーや、絶対お前悪いと思ってないだろ!」
「そんなことねーってー」
2人が屋上で言い合っていた、と言うのも、龍牙が大声を出したからなんだが…
「2人ともそこまでにしてくれ、折角俺たち4人が集まったんだ、あれ以来皆んなどうしてたか、俺は知りたい」
魁斗が2人を止めてからそんなことを言ってきた。
4人ともそれぞれの話をしようとした、その時だった…
「はぁーやっと終わったわ、先生の話長すぎたくない?」
「確かに、でも、大事なことだったから、ちゃんと聞くべきだよ?」
「そうなんだけれど…めんどくさいじゃーん」
「めんどくさいとか言わないの!」
「はーい…あ」
俺たちがいたことを気づかなかったんだろう、2人の女子がこちらに来た。
※あとがき
ここまで読んでいただきありがとうございます。
さてさて、零くんの親友が登場しましたー!
4人ともとっても仲良しらしいです、この4人が世界に奇跡を起こすでしょう、多分
次回、ヒロイン登場!まさかの喧嘩か?!
お楽しみにー!
「では、今から自己紹介を行ってもらいます。1番窓側の前の人から順に、立ってください。」
(自己紹介…マジか、何話そうか決めてない…)
1番前の人が立って、名前を言い始めた。
俺の前の人の自己紹介が終わった。次は俺だ。
何を話そうか決めていない俺はめちゃくちゃ緊張していた。
「えっと…如月 零って言います。まあ、気楽に話しかけて下さい。よろしくお願いします。」
パチパチパチ、バラバラに拍手をされた。
(全然面白いこと言えなかった…俺、ぼっち確定かな?トホホ…)
俺は落ち込みながら椅子に座った。次は龍牙の番だ。
「おーっす!俺は北條 龍牙って言いまっす。
えっと、中学では陸上やってて、結構大会とかに出てましたー!足は早い方だと思いますー
それで、俺、友達作るのが目標でーす!なので、ぜひぜひ、声かけてくださいー!あ、あと…」
突然、龍牙の声が途切れた。ん?どうした?と思ったその時、ガバッ、後ろから腕を首に引っ掛けられた。
「ぐえええ…」
「こいつとはめっちゃ仲良いんで、俺ら2人と仲良くしてくれーよろしく!」
「おいー!はーなーせー!」
「やーだーねー、あ、こいつのことれいちゃんって呼んであげてねー」
「おい、やめろ、絶対にその呼び名で呼ばせるなー!」
「「あははは!」」
クラス中に笑われてしまった。こいつのせいで目立ってしまった。最悪だ。
「静粛に、次、如月さん、お願いします。」
風雲寺先生から注意を受けた。次は、日向の番だ。
「みなさん、初めまして、如月 日向です。まあ、苗字で気づいた人はいると思いますが、あそこでふざけている男子が、私の兄です。私たちは双子なので、同じ学年です。まあ、何卒愚兄共々よろしくお願いします。」
めっちゃ丁寧に挨拶していた。ん?ていうか…
「おい!誰が愚兄だ!素晴らしい兄だろ!」
「どこが素晴らしい兄よ、どこをどう見ても、ただのバカじゃん!」
「ひどくない?俺泣くよ?(本日3回目)
てか、バカなのは、俺じゃなくて龍牙だろ?」
俺だけバカにされるのが気に食わなかった俺は、龍牙を巻き込んだ。
「何で俺なんだよ!俺もバカじゃねーよ!」
「いやいや、お前、中学の時、ドリンクバーで全部の飲み物混ぜてやるー!って言って全部混ぜてたじゃん!それをやる時点でお前はバカだって認識されるに決まってんじゃん」
「いやいやいや、あれは男子なら誰でもやるだろ?1度はやったこといるだろ?」
「ねぇよ、お前だけだよ」
「嘘だろー!!」
俺たちのどうでもいい言い合いに皆んなが呆れていた。
「静粛に!如月…零さん、北條さん、席に座って下さい。次、横川さん…」
風雲寺先生からの2度目の注意を受け、俺と龍牙は静かに椅子に座った。
「これで、全員の自己紹介が終わりましたね。クラムとの戦いにおいて、友達や仲間はとても大切です。いざという時に、頼りになる仲間を作っておきましょう。また、この学園は、カルムになった人たちで集まっていますが、皆さんは普通の高校生でもあります。遊び、学び、成長することがあなた方のやるべきことです。思う存分高校生活を楽しんで下さい。以上、では、皆さん、今日の授業はないので、帰宅して下さい。お疲れ様でした。さようなら」
淡々と話すべきことを話した風雲寺先生は教室を出ていった。
「なあ、れいちゃん、この後どうする?」
風雲寺先生が出ていった後、帰りの支度をしている俺のところに、支度を終わらした龍牙が声をかけてきた。
「何も決めてないが、どうしようか」
「決めてないならよ、あのメンツに会いに行って一緒に帰ろうぜー」
あのメンツとは、中学までずっと一緒に遊んでいた、俺の親友達のことだ。まあ、ある意味幼馴染と言ってもいいと思えるが、全員仲が良すぎている。最近では、「あれ」とか「それ」とか言うだけで、そいつらが何を求めているのか、分かるようになってきた。
「え、あいつらも同じ草薙学園なの?!」
「え、れいちゃん知らなかったの?全員いるぞ!この学園に」
知らなかった…何せ春休みは家に閉じこもってゲームしてたからなーあいつらと遊んでないし。遊ぼうとも思わんかったし。
「まあ、いるなら会いに行くかー」
「おけ、さっきクラスを確認したんだが、魁斗
が1-6、蓮斗が1-9だったぞ、結構離れちまってた」
いつの間に他の奴らのクラス知ってるのか…早すぎるだろ。
俺たちは鞄を持って、1-6と1-9のクラスへ向かった。
1-6の教室は、1-2の教室と違い、騒がしい感じがした。
「どこにいるかなー確か前の方の席だって言ってたんだが…」
「どこだよ、龍牙、お前が会うって提案したんだから、見つけろよー」
「そう急かすなって…あ、みっけ!」
龍牙が指を指した。その方向を見ると…
ちょうど荷物を背負って椅子から立った時だった。
「おーい、魁斗ーこっちこっちー」
龍牙が必死に手を振っていた。
魁斗と呼ばれた人物は、すぐに俺たちに気付き、早足でこちらに来た。
「何大声上げてるんだよ、そんなに大声で呼ばなくていいって」
「そう言うなよー魁斗ー俺たちの仲じゃーん」
龍牙が魁斗の肩に腕を回しながら、そう言った。
「俺とお前ってそこまで仲良かったか?」
「酷いって!あんなに一緒に戦ったのに…酷いよ!うわーん」
龍牙が泣いてるフリをした。
「はいはい、仲良かったねー泣くのやめようねー」
「めっちゃ軽くあしらわれた!」
龍牙と魁斗のじゃれあいを俺は見させられた。
魁斗は身長169cmと俺たちより少し低い、黒紫色の髪で俺たちの中で1番頭が賢い。
「あ、れいちゃん、龍牙、どこのクラスになったん?」
魁斗も俺をれいちゃんと呼ぶ。
「俺たちは1-2だ」
「へぇー、一緒のクラスだったんだ、良かったな龍牙」
「おうよ!」
「れいちゃんは…まあ、がんば」
魁斗がファイトってポーズをしながら、そんなことを言ってきやがった。
「がんば、じゃねーよ!終わってるよ!」
「「あははは!」」
「あははは、じゃねーーー」
まあ、こんな感じでバカみたいな会話をしていた。
「あ、魁斗ー俺ら、蓮斗のクラスに行くんだけれど、行く?お前も」
龍牙が魁斗に声をかけていた。
「蓮斗のとこ?れいちゃんも皆んなも行くなら行く」
「りょー、なら行こうぜー」
俺たちは1-9のクラスに着いた。
「えっとー、蓮斗はーどーこーかーなー?」
「あそこじゃね?」
「「え!」」
俺は真ん中の列の真ん中にいる男子を指差した。深緑色の髪で静かに本を読んでいるメガネ男子がいた。
「みっーーーーーけ!」
龍牙が大きな声で叫んだ。
その声に、ビクッとしたメガネ男子、蓮斗がこっちを振り向いた。そして、スッと立ち上がると大急ぎで早歩きしてきて、ガシッと龍牙や俺の腕を掴んだ。
「「え…」」
物凄いスピードで俺と龍牙は蓮斗に引っ張られていった。
「何するんだよー蓮斗ー」
「ふざけるな!何であんなとこで大声出すんだよ!めっちゃ目立ったじゃないか!」
「ええー、こうした方がすぐに気づくじゃん」
「だからと言って、あんな大声で呼ばなくてもいいだろ!教室に入って、僕の肩とか叩いたらいいじゃないか!トントンってさ」
「そうガミガミ怒らなよー悪かったってー」
「いーや、絶対お前悪いと思ってないだろ!」
「そんなことねーってー」
2人が屋上で言い合っていた、と言うのも、龍牙が大声を出したからなんだが…
「2人ともそこまでにしてくれ、折角俺たち4人が集まったんだ、あれ以来皆んなどうしてたか、俺は知りたい」
魁斗が2人を止めてからそんなことを言ってきた。
4人ともそれぞれの話をしようとした、その時だった…
「はぁーやっと終わったわ、先生の話長すぎたくない?」
「確かに、でも、大事なことだったから、ちゃんと聞くべきだよ?」
「そうなんだけれど…めんどくさいじゃーん」
「めんどくさいとか言わないの!」
「はーい…あ」
俺たちがいたことを気づかなかったんだろう、2人の女子がこちらに来た。
※あとがき
ここまで読んでいただきありがとうございます。
さてさて、零くんの親友が登場しましたー!
4人ともとっても仲良しらしいです、この4人が世界に奇跡を起こすでしょう、多分
次回、ヒロイン登場!まさかの喧嘩か?!
お楽しみにー!
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