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第26話 祭りだ!祭りだ!猛獣祭りだ!
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グルルルルルルルルル…!!!
フォォォォォオオオオオオン…!!
ガウァァァァァァァァァァ!!!
ぐがぅぅぅぅぅぅぅぅぅううう!!!
うううううううう……!!!
5体の獣が俺たちの前に現れた。
「うわーカオスだー」
「全員、獣出しやがった。」
「わーい、勢揃いー」
「これ、バレないか?あの人たちに」
「すぐ終わらすから大丈夫だと思うよー」
「聞いていた通りの実力者のようですね」
黒装束の男たちが少し後退りしていた。
「あれあれ?さっきの勢いはどこに行ったのー?もしかして…びびっちまった?」
龍牙が煽っていた。
「ふっ…誰であろうと、任務を遂行します。お命、頂く!」
5人の黒装束が一斉に襲いかかってきた。
「ふう、やりますか」
「おう!」
獣たちが黒装束に向かって攻撃し出した。
ガッ…ドガッ…ドコッ…グシャガシャ…ドンドンドンドンドン!!
「ふむ、なるほど…これは厄介な」
黒装束たちが苦戦していた。当然だ、俺たちが呼んだ獣は存在していないもの。つまり、獣の知識があっても、通用しないのだ。ましてや、この獣の一体は……
「うん、えぐいな」
俺はある一体の獣を見る。
黒いモヤに覆われた姿も見えない物体…
日向が呼んだ朧月は、影の獣。つまり、実体がない獣なのだ。そのせいで、黒装束たちの武器が1ミリも効かない。
「苦戦するよねー朧月は、俺らでも勝てるかどうか、日向っちはすげぇや」
「あはは…まあ、朧月を制御するの難しいんですよねー手懐けるの時間がかかりました。」
朧月が突然大きくなると、俺たちを包み込んように動いた。
「これは……」
「朧月は攻撃を無効にする、つまり、俺たちがこいつに包まれていれば、攻撃が1ミリも当たらないし、効かないんですよーなんか、俺たちを殺そうとしてきますし、まあ、こうしますよねー」
俺は混乱している黒装束にそう言った。
「くっ……」
「苦戦するよねー」
「ならば!!」
黒装束の1人が何かを起こそうとしていた。
「風流絶剣乱(ふうりゅうぜっけんらん)!!!」
男の剣から風が吹き荒れ、竜巻が発生した。
そして、その竜巻が朧月に向かってきた。
「おう!マジか!」
「うっそ!」
朧月がその竜巻に巻き込まれて吹き飛ばされたのだ。
「攻撃喰らわないんじゃ……」
「朧月は攻撃は喰らわないけれど、風には弱くて、すぐ吹き飛ばされて消されるんだよー」
「…………おい、日向」
「?」
「「「「先にそれを言わんかい!!!」」」」
竜巻が朧月を消し去ると、そのまま俺たちを囲んできた。
「ふふふ…これで逃げることはできませんよーそして…」
他の黒装束が魔法を唱えて、外から竜巻の中へ送り込んできた。
「うわっ……!!!」
「おいおい!飛んできてんだけれど?!」
「ハウル!」
「テンペストクロー!」
ガウァァァァァァァァァァ!!
クフォォォォォォォオオオオン!
ストロームハウルとテンペストクローが風の竜巻を防いでくれた。
「厄介な!」
「ははは!簡単に攻略されちゃーだるいからなー防がせてもらうぜー」
「切り刻め!クロー!!」
ファァァァァァァァァァアアアアア!
ガシュ、ガンガン、ジャキ、カチャカチャ…
黒装束に向かって、テンペストクローが襲いかかっていた。鷲の姿をしてるため、大きな爪で切り刻んでいた。
「くっ……さばき……きれない……ぐぁぁぁぁぁぁぁあああ!!」
黒装束の1人が吹き飛んでいき、動かなくなった。
「おいおい!魁斗!殺したんじゃないだろうな?」
「殺してねーよ……多分」
「多分かい!!」
「はぁ…あとで治療するよ、とりあえず、一旦落ちてくれないかなー?」
日向がため息を吐きながら、宵闇を出現させた。
「くっ…ならば!!」
黒装束の1人が呪文を唱えてきた。
「極度の泥沼になれ!泥海!!」
足元が沼のようになり、足が沈み込んでいく。
「うわっ!!」
「待て待て待て!嘘だろ!おい!」
「えぐいてー」
「きゃあ!!足が気持ち悪い……」
そうこうしている間に、黒装束達が襲いかかってきた。
「魁斗!蓮斗!」
「あいよ!」
「おりゃーー!!!」
魁斗と蓮斗が拳に魔力を集めた。
「ウォーターブルーム!!」
「螺旋暴風拳!!」
魁斗の手から大量の水が現れ、黒装束と俺たちを飲み込んで行った。
そこに、蓮斗が生み出した竜巻が合わさり、吹き上げられた。
「抜けれたー」
「でも、水でびちょびちょだよー」
「お!黒装束みっけ!雷斬!!」
蓮斗が風でさらに飛ぶと、黒装束の1人に使って雷の斬撃を繰り出した。
「ごはっ……!!」
黒装束は地面に叩きつけられ、気を失った。
「ほい2人目ー」
「えぐっ!笑顔で言ってるよあいつ」
「かっかっか!!蓮斗!面白え!俺もー!」
龍牙が楽しそうにしながら…
「紫紺!!燃やし尽くせ!!」
紫紺が口から炎のブレスを黒装束に浴びせた。だが…ここで困ったことが……
「龍牙…お前……」
「ん?どうした?れいちゃん!みんなー!」
「この竜巻の中でブレスするなーー!!俺たちも喰らうだろうが!!」
「………あっ」
「あっ、じゃねーよ!!暑いわ!!!」
俺と魁斗、蓮斗、日向の4人にも被害が来た。
「何してくれてんだ!!龍牙!!」
「あははは!すまんすまん!」
「もう!朧月!守って!!みんなを!!」
日向の声に合わせて、黒い影、朧月が現れ、俺たちを包んできた。
「朧月のおかげでマシになったが、前が見えなくなった。どうすんだよーー!!」
ドサッドガガガガッ
「ぐぇっ…!!」
「いったぁーー!!!」
「地面落ちたじゃねーか!!」
体の痛むところをさすりながら立ち上がった。
他の黒装束達も倒れていて、起き上がれないようだった。
「ふう、とりあえず、こっちの勝ちだな。観念しろお前ら」
「くっ……そうはいきませんね」
「?」
「失礼させてもらう」
ブワッと風が吹き荒れ、5人の黒装束が消えて行った。
「ちっ……逃げやがった」
「まあ、今追いかけても意味ないし、花火始まるしね?」
「とりあえず、座るかー」
俺たちはヘトヘトになりながら、近くのベンチに座った。
ヒューーーードン!パン!パラパラパラパラ…
花火が上がり始めた。
「おおーー!!きれいー」
「たーーまーーやーーー!!!」
「デカいな」
「すっげーーー!!」
「わぁ!すご!」
みんな花火に夢中だった。
「とりあえず、今年も楽に過ごせますようにー」
「めんどくさい敵がきませんようにー」
俺と日向が花火に向かって願い事を口にした。
「流れ星じゃないから、願い事叶わないだろ」
「まあ、そうなんだけれど、言っておいた方が、叶うかもだろ?」
「そういうもんかよ」
「おう!」
俺たちは空を見上げていた。
※あとがき
魁斗です。告知します。
次回、先輩との共闘
祭りだというのに、戦闘させるなよ。
お楽しみに…
フォォォォォオオオオオオン…!!
ガウァァァァァァァァァァ!!!
ぐがぅぅぅぅぅぅぅぅぅううう!!!
うううううううう……!!!
5体の獣が俺たちの前に現れた。
「うわーカオスだー」
「全員、獣出しやがった。」
「わーい、勢揃いー」
「これ、バレないか?あの人たちに」
「すぐ終わらすから大丈夫だと思うよー」
「聞いていた通りの実力者のようですね」
黒装束の男たちが少し後退りしていた。
「あれあれ?さっきの勢いはどこに行ったのー?もしかして…びびっちまった?」
龍牙が煽っていた。
「ふっ…誰であろうと、任務を遂行します。お命、頂く!」
5人の黒装束が一斉に襲いかかってきた。
「ふう、やりますか」
「おう!」
獣たちが黒装束に向かって攻撃し出した。
ガッ…ドガッ…ドコッ…グシャガシャ…ドンドンドンドンドン!!
「ふむ、なるほど…これは厄介な」
黒装束たちが苦戦していた。当然だ、俺たちが呼んだ獣は存在していないもの。つまり、獣の知識があっても、通用しないのだ。ましてや、この獣の一体は……
「うん、えぐいな」
俺はある一体の獣を見る。
黒いモヤに覆われた姿も見えない物体…
日向が呼んだ朧月は、影の獣。つまり、実体がない獣なのだ。そのせいで、黒装束たちの武器が1ミリも効かない。
「苦戦するよねー朧月は、俺らでも勝てるかどうか、日向っちはすげぇや」
「あはは…まあ、朧月を制御するの難しいんですよねー手懐けるの時間がかかりました。」
朧月が突然大きくなると、俺たちを包み込んように動いた。
「これは……」
「朧月は攻撃を無効にする、つまり、俺たちがこいつに包まれていれば、攻撃が1ミリも当たらないし、効かないんですよーなんか、俺たちを殺そうとしてきますし、まあ、こうしますよねー」
俺は混乱している黒装束にそう言った。
「くっ……」
「苦戦するよねー」
「ならば!!」
黒装束の1人が何かを起こそうとしていた。
「風流絶剣乱(ふうりゅうぜっけんらん)!!!」
男の剣から風が吹き荒れ、竜巻が発生した。
そして、その竜巻が朧月に向かってきた。
「おう!マジか!」
「うっそ!」
朧月がその竜巻に巻き込まれて吹き飛ばされたのだ。
「攻撃喰らわないんじゃ……」
「朧月は攻撃は喰らわないけれど、風には弱くて、すぐ吹き飛ばされて消されるんだよー」
「…………おい、日向」
「?」
「「「「先にそれを言わんかい!!!」」」」
竜巻が朧月を消し去ると、そのまま俺たちを囲んできた。
「ふふふ…これで逃げることはできませんよーそして…」
他の黒装束が魔法を唱えて、外から竜巻の中へ送り込んできた。
「うわっ……!!!」
「おいおい!飛んできてんだけれど?!」
「ハウル!」
「テンペストクロー!」
ガウァァァァァァァァァァ!!
クフォォォォォォォオオオオン!
ストロームハウルとテンペストクローが風の竜巻を防いでくれた。
「厄介な!」
「ははは!簡単に攻略されちゃーだるいからなー防がせてもらうぜー」
「切り刻め!クロー!!」
ファァァァァァァァァァアアアアア!
ガシュ、ガンガン、ジャキ、カチャカチャ…
黒装束に向かって、テンペストクローが襲いかかっていた。鷲の姿をしてるため、大きな爪で切り刻んでいた。
「くっ……さばき……きれない……ぐぁぁぁぁぁぁぁあああ!!」
黒装束の1人が吹き飛んでいき、動かなくなった。
「おいおい!魁斗!殺したんじゃないだろうな?」
「殺してねーよ……多分」
「多分かい!!」
「はぁ…あとで治療するよ、とりあえず、一旦落ちてくれないかなー?」
日向がため息を吐きながら、宵闇を出現させた。
「くっ…ならば!!」
黒装束の1人が呪文を唱えてきた。
「極度の泥沼になれ!泥海!!」
足元が沼のようになり、足が沈み込んでいく。
「うわっ!!」
「待て待て待て!嘘だろ!おい!」
「えぐいてー」
「きゃあ!!足が気持ち悪い……」
そうこうしている間に、黒装束達が襲いかかってきた。
「魁斗!蓮斗!」
「あいよ!」
「おりゃーー!!!」
魁斗と蓮斗が拳に魔力を集めた。
「ウォーターブルーム!!」
「螺旋暴風拳!!」
魁斗の手から大量の水が現れ、黒装束と俺たちを飲み込んで行った。
そこに、蓮斗が生み出した竜巻が合わさり、吹き上げられた。
「抜けれたー」
「でも、水でびちょびちょだよー」
「お!黒装束みっけ!雷斬!!」
蓮斗が風でさらに飛ぶと、黒装束の1人に使って雷の斬撃を繰り出した。
「ごはっ……!!」
黒装束は地面に叩きつけられ、気を失った。
「ほい2人目ー」
「えぐっ!笑顔で言ってるよあいつ」
「かっかっか!!蓮斗!面白え!俺もー!」
龍牙が楽しそうにしながら…
「紫紺!!燃やし尽くせ!!」
紫紺が口から炎のブレスを黒装束に浴びせた。だが…ここで困ったことが……
「龍牙…お前……」
「ん?どうした?れいちゃん!みんなー!」
「この竜巻の中でブレスするなーー!!俺たちも喰らうだろうが!!」
「………あっ」
「あっ、じゃねーよ!!暑いわ!!!」
俺と魁斗、蓮斗、日向の4人にも被害が来た。
「何してくれてんだ!!龍牙!!」
「あははは!すまんすまん!」
「もう!朧月!守って!!みんなを!!」
日向の声に合わせて、黒い影、朧月が現れ、俺たちを包んできた。
「朧月のおかげでマシになったが、前が見えなくなった。どうすんだよーー!!」
ドサッドガガガガッ
「ぐぇっ…!!」
「いったぁーー!!!」
「地面落ちたじゃねーか!!」
体の痛むところをさすりながら立ち上がった。
他の黒装束達も倒れていて、起き上がれないようだった。
「ふう、とりあえず、こっちの勝ちだな。観念しろお前ら」
「くっ……そうはいきませんね」
「?」
「失礼させてもらう」
ブワッと風が吹き荒れ、5人の黒装束が消えて行った。
「ちっ……逃げやがった」
「まあ、今追いかけても意味ないし、花火始まるしね?」
「とりあえず、座るかー」
俺たちはヘトヘトになりながら、近くのベンチに座った。
ヒューーーードン!パン!パラパラパラパラ…
花火が上がり始めた。
「おおーー!!きれいー」
「たーーまーーやーーー!!!」
「デカいな」
「すっげーーー!!」
「わぁ!すご!」
みんな花火に夢中だった。
「とりあえず、今年も楽に過ごせますようにー」
「めんどくさい敵がきませんようにー」
俺と日向が花火に向かって願い事を口にした。
「流れ星じゃないから、願い事叶わないだろ」
「まあ、そうなんだけれど、言っておいた方が、叶うかもだろ?」
「そういうもんかよ」
「おう!」
俺たちは空を見上げていた。
※あとがき
魁斗です。告知します。
次回、先輩との共闘
祭りだというのに、戦闘させるなよ。
お楽しみに…
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