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第1話 勇者パーティー追放、俺は「雑用士」でした
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俺の名はレオン。職業、雑用士。勇者パーティーの中で最底辺に位置する、いわゆる便利屋だ。掃除、荷物持ち、食材の採集、焚き火の管理――要するに、戦い以外の全部を押しつけられる専門職である。
「おいレオン、ポーションの残りチェックしとけよ」
「了解。昨日の分も足しとく」
「はぁ? 昨日? まさか、あの残った傷薬を使い回してるわけ?」
「いや、残量をまとめて数えただけだが……」
「だからお前は“無能”なんだよ!」
そう怒鳴りつけてきたのは勇者アリアンだ。金髪をなびかせ、聖剣を握りしめるその姿は絵に描いたような勇者様。でも中身は短気で気分屋。俺が少しでも彼の機嫌を損ねれば、こうして怒鳴り散らすのが日課になっていた。
魔法士のメルダも、槍使いのジークも、最近ではアリアンに同調するように俺を「足手まとい」扱いしてきた。三人とも目立つ実力者だ。対して俺は、スキルもろくに発動できず、戦闘中はただ荷物を守るだけの存在。
でも、それでもいいと俺は思っていた。最初から役に立てればいい。少しでも彼らの助けになればと、地味な努力を繰り返していたのだ。
……まさか、あの日までは。
「レオン、お前をパーティーから外す。もうついてくるな」
その言葉を聞いたのは、魔王城目前の山岳地帯。朝日が昇り始めたばかりの、冷たい空気の中だった。いきなりの宣告に、俺はただ「は?」としか返せなかった。
「理由を教えてくれ」
「理由? 言うまでもないだろう。お前、戦力外だからだ。魔物一匹倒せない雑用士なんて、これ以上連れていても足手まといだ」
「だが、俺は装備の整備も全員分引き受けて――」
「それがどうした。そんなこと、下級兵でもできるだろう?」
アリアンは鼻で笑った。その後ろで、メルダが腕を組みながらあくびをする。
「荷物運びなら代わりはいくらでもいるわよ。私たちは魔王を倒す英雄なんだから、無能を抱えてる暇なんてないの」
「……そうか。なら、仕方ないな」
納得したわけじゃない。だが、この三人がすでに結論を出しているのは見て取れた。ジークも気まずそうに目を逸らしている。俺の意見など、誰も聞く気はなかった。
そして数分後、彼らの背中が山道の向こうに消えていくのを見届けながら、俺はひとり取り残された。
冷たい風が頬を打つ。荷袋ひとつ、武器もない。唯一の所有物は、古ぼけた記録帳と、腰のホルダーにぶら下げた小さな水筒だけだった。
……終わったな。
そう思った瞬間、肩の力が抜けて笑いがこぼれた。よく働いた三年間だった。下働きばかりだったが、文句を言わずにここまでついてきた自分を、少しは褒めてもいいかもしれない。
「さて、帰るか」
そう呟いて、山を下り始めた。だがその時――視界の隅で何かが光った。無意識に目を凝らす。頭の中に、妙な文字列が浮かび上がったのだ。
――スキル鑑定適性S検出。封印解除を開始します。
「……え?」
突如、脳にざらつくような音が響いた。眩しい光が走り、全身が微かに震える。心臓が早鐘のように高鳴った。
――全スキル適性、Sに統一。
「な、なんだこれは……!」
驚いて手を広げる。すると掌が淡く光り、次々と未知の文字が流れこんできた。
剣術・魔法・錬金・隠密・結界・精霊交信――それぞれのスキルが、まるで生きているかのように俺の意識へ融合していく。頭の中で数値が弾け、感覚が研ぎ澄まされていった。
「まるで……世界が違うな」
周囲の音がよく聞こえる。遠くの鳥の羽ばたきまで鮮明に感じる。地面の揺れから、この先の山道に潜む魔物の気配をも察知できた。
「……スキル封印、されてたってことか?」
そうだ。思い返せば、俺には生まれの時から“スキル無し”の烙印が押されていた。神託の儀で「適性なし」と言われ、その結果、最低職「雑用士」に割り振られた。
だが、いま分かった。あれは「なし」ではなく、「全てがありすぎて封印された」という意味だったのだ。
「やっと……やっと俺の番か」
自然と笑いが漏れる。胸の奥に温かい何かが広がる。この三年間、認められなかった自分が、ようやく存在を許された気がした。
試しに地面に手をかざす。土の匂いが広がり、頭の中で呪文が自動展開される。思考する前に、魔法陣が描かれた。
「……火よ、灯れ」
ぼん、と小さな火が生まれ、次の瞬間には焚き火ほどの炎となって燃え上がった。俺が知っている初級魔法より、明らかに効率が良い。魔力の消費はほとんど感じられない。
「信じられない……」
試しにもう一度。今度は風を操ってみる。周囲の空気が震え、強風が渦を巻いた。小石が舞い上がり、視界が霞む。魔力操作も完璧だ。こんな感覚、初めてだった。
「これが、本来の俺の……」
その言葉の途中で、背後から唸り声が聞こえた。振り向くと、黒い毛並みの巨大な狼――山岳魔獣グラウルが、赤い目を光らせて襲いかかってきた。
普通なら逃げるしかない相手だ。勇者パーティーでも危険とされた魔物。だが不思議と、体が冷静に対応していた。
「来いよ」
自然に身体が構えを取る。次の瞬間、足が軽やかに地を蹴る。風の流れ、重心の動き、敵の呼吸――すべてが見える。剣こそ持っていないが、草を束ねた棒を拾い上げると同時に、動きを予測して一閃。
次の瞬間、グラウルの首が地面に転がっていた。
静寂。風が止まり、土の匂いだけが残る。
「……え?」
自分のしたことが理解できず、ただその場に立ち尽くした。刃もない木の棒で、あの魔獣を一撃。自分の力とは思えない。
体は震えている。でも、恐怖ではなかった。ただ、奇妙な高揚感があった。
「こんなことが……できるのか、俺に」
それは、追放されたばかりの俺にとって、あまりにも皮肉な“祝福”だった。
グラウルの死体を見下ろしながら、俺は静かに息を吐く。アリアンたちが見たら、なんと言うだろう。笑うだろうか、それとも怯えるだろうか。
「……まあ、どうでもいいか」
もう彼らに関わるつもりはなかった。俺は自由だ。誰にも使われない、誰にも縛られない。ただ生きていけばいい。村にでも降りて、地味に暮らそう。そう思うだけで胸が軽くなった。
しかし、その自由の一歩を踏み出すたびに、空気の流れが違って感じられた。まるで世界そのものが、俺の存在に反応しているような……そんな錯覚。
「雑用士、ね。悪くないじゃないか」
肩の埃を払い、ゆっくりと歩き出す。山の向こうには、朝陽がまぶしく輝いていた。
俺の新しい日々が、いま始まったのだ。
そして――世界はまだ、この“無自覚な最強”の目覚めを知らない。
「おいレオン、ポーションの残りチェックしとけよ」
「了解。昨日の分も足しとく」
「はぁ? 昨日? まさか、あの残った傷薬を使い回してるわけ?」
「いや、残量をまとめて数えただけだが……」
「だからお前は“無能”なんだよ!」
そう怒鳴りつけてきたのは勇者アリアンだ。金髪をなびかせ、聖剣を握りしめるその姿は絵に描いたような勇者様。でも中身は短気で気分屋。俺が少しでも彼の機嫌を損ねれば、こうして怒鳴り散らすのが日課になっていた。
魔法士のメルダも、槍使いのジークも、最近ではアリアンに同調するように俺を「足手まとい」扱いしてきた。三人とも目立つ実力者だ。対して俺は、スキルもろくに発動できず、戦闘中はただ荷物を守るだけの存在。
でも、それでもいいと俺は思っていた。最初から役に立てればいい。少しでも彼らの助けになればと、地味な努力を繰り返していたのだ。
……まさか、あの日までは。
「レオン、お前をパーティーから外す。もうついてくるな」
その言葉を聞いたのは、魔王城目前の山岳地帯。朝日が昇り始めたばかりの、冷たい空気の中だった。いきなりの宣告に、俺はただ「は?」としか返せなかった。
「理由を教えてくれ」
「理由? 言うまでもないだろう。お前、戦力外だからだ。魔物一匹倒せない雑用士なんて、これ以上連れていても足手まといだ」
「だが、俺は装備の整備も全員分引き受けて――」
「それがどうした。そんなこと、下級兵でもできるだろう?」
アリアンは鼻で笑った。その後ろで、メルダが腕を組みながらあくびをする。
「荷物運びなら代わりはいくらでもいるわよ。私たちは魔王を倒す英雄なんだから、無能を抱えてる暇なんてないの」
「……そうか。なら、仕方ないな」
納得したわけじゃない。だが、この三人がすでに結論を出しているのは見て取れた。ジークも気まずそうに目を逸らしている。俺の意見など、誰も聞く気はなかった。
そして数分後、彼らの背中が山道の向こうに消えていくのを見届けながら、俺はひとり取り残された。
冷たい風が頬を打つ。荷袋ひとつ、武器もない。唯一の所有物は、古ぼけた記録帳と、腰のホルダーにぶら下げた小さな水筒だけだった。
……終わったな。
そう思った瞬間、肩の力が抜けて笑いがこぼれた。よく働いた三年間だった。下働きばかりだったが、文句を言わずにここまでついてきた自分を、少しは褒めてもいいかもしれない。
「さて、帰るか」
そう呟いて、山を下り始めた。だがその時――視界の隅で何かが光った。無意識に目を凝らす。頭の中に、妙な文字列が浮かび上がったのだ。
――スキル鑑定適性S検出。封印解除を開始します。
「……え?」
突如、脳にざらつくような音が響いた。眩しい光が走り、全身が微かに震える。心臓が早鐘のように高鳴った。
――全スキル適性、Sに統一。
「な、なんだこれは……!」
驚いて手を広げる。すると掌が淡く光り、次々と未知の文字が流れこんできた。
剣術・魔法・錬金・隠密・結界・精霊交信――それぞれのスキルが、まるで生きているかのように俺の意識へ融合していく。頭の中で数値が弾け、感覚が研ぎ澄まされていった。
「まるで……世界が違うな」
周囲の音がよく聞こえる。遠くの鳥の羽ばたきまで鮮明に感じる。地面の揺れから、この先の山道に潜む魔物の気配をも察知できた。
「……スキル封印、されてたってことか?」
そうだ。思い返せば、俺には生まれの時から“スキル無し”の烙印が押されていた。神託の儀で「適性なし」と言われ、その結果、最低職「雑用士」に割り振られた。
だが、いま分かった。あれは「なし」ではなく、「全てがありすぎて封印された」という意味だったのだ。
「やっと……やっと俺の番か」
自然と笑いが漏れる。胸の奥に温かい何かが広がる。この三年間、認められなかった自分が、ようやく存在を許された気がした。
試しに地面に手をかざす。土の匂いが広がり、頭の中で呪文が自動展開される。思考する前に、魔法陣が描かれた。
「……火よ、灯れ」
ぼん、と小さな火が生まれ、次の瞬間には焚き火ほどの炎となって燃え上がった。俺が知っている初級魔法より、明らかに効率が良い。魔力の消費はほとんど感じられない。
「信じられない……」
試しにもう一度。今度は風を操ってみる。周囲の空気が震え、強風が渦を巻いた。小石が舞い上がり、視界が霞む。魔力操作も完璧だ。こんな感覚、初めてだった。
「これが、本来の俺の……」
その言葉の途中で、背後から唸り声が聞こえた。振り向くと、黒い毛並みの巨大な狼――山岳魔獣グラウルが、赤い目を光らせて襲いかかってきた。
普通なら逃げるしかない相手だ。勇者パーティーでも危険とされた魔物。だが不思議と、体が冷静に対応していた。
「来いよ」
自然に身体が構えを取る。次の瞬間、足が軽やかに地を蹴る。風の流れ、重心の動き、敵の呼吸――すべてが見える。剣こそ持っていないが、草を束ねた棒を拾い上げると同時に、動きを予測して一閃。
次の瞬間、グラウルの首が地面に転がっていた。
静寂。風が止まり、土の匂いだけが残る。
「……え?」
自分のしたことが理解できず、ただその場に立ち尽くした。刃もない木の棒で、あの魔獣を一撃。自分の力とは思えない。
体は震えている。でも、恐怖ではなかった。ただ、奇妙な高揚感があった。
「こんなことが……できるのか、俺に」
それは、追放されたばかりの俺にとって、あまりにも皮肉な“祝福”だった。
グラウルの死体を見下ろしながら、俺は静かに息を吐く。アリアンたちが見たら、なんと言うだろう。笑うだろうか、それとも怯えるだろうか。
「……まあ、どうでもいいか」
もう彼らに関わるつもりはなかった。俺は自由だ。誰にも使われない、誰にも縛られない。ただ生きていけばいい。村にでも降りて、地味に暮らそう。そう思うだけで胸が軽くなった。
しかし、その自由の一歩を踏み出すたびに、空気の流れが違って感じられた。まるで世界そのものが、俺の存在に反応しているような……そんな錯覚。
「雑用士、ね。悪くないじゃないか」
肩の埃を払い、ゆっくりと歩き出す。山の向こうには、朝陽がまぶしく輝いていた。
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