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7 魔王討伐
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そして、国内が落ち着いて来た頃、クリストファーは魔王討伐に行くことを宣言した。
シェルティは反対した。
なぜなら、クリストファーも生まれつき魔力が少ししか無くて魔法を使うことがほとんど出来なかったからだ。
魔王を倒すことは無謀だと思った。
確かに魔王は討伐した方が良いことはわかっている。魔王を倒せば魔物も一掃できるからだ。
今の状態は魔王が封印されているだけなので、時々、魔物による被害が出ている。魔王の封印により魔物は弱体化していて、人が命を落とすことはめったに無いが怪我をすることがある。
しかし、魔王は強敵だ。百年前に戦ったとき、魔力が万全だったとしても、本当のところは勝てていたかわからない。
生まれ変わった私は、正直戦いたくない。
なにせ、死にそうになりながらやっと封印したのだ。
その封印をわざわざ解いて戦うのは、リスクが大きすぎる。
だが、クリストファーは討伐に行くことを頑として譲らなかった。
その少し前に、クリストファーから『小さい頃からシェルティを好きだった』と真剣に告白されて、急にクリストファーのことを意識し始めたシェルティは、国民から失った信頼を再度回復しようと奮闘する姿とか、誰に対しても真摯に対応する姿とか近くで見ていて、ときめいたりしていた。
そうこうしているうちに、かなり絆されてしまったシェルティは『魔王討伐に私も付いていく』と言ったが、クリストファーは『それでは大魔女シルビアに対して償いにならないから』と、シェルティを連れて行くことを頑なに断った。
そして、あっという間にクリストファーは王家の血筋のみで精鋭部隊を組んで討伐に出発してしまった。
心配したシェルティは出発の前日に魔力をクリストファーに分け与えようとしたのだが、それこそ頑なに拒否されたのだった。
それならばと、命に関わる危機には討伐隊全員が王宮に強制転移するという、かなり高度な加護魔法をこっそり付与したのだった。
しかし、魔王討伐で魔法が使われることはほとんどなく、もちろん付与した加護魔法が発動することもなかった。
クリストファーが留学していた隣国は魔法より科学が進んでいて、攻撃魔法や防御魔法に匹敵する兵器が開発されていた。
クリストファーは隣国と協定を結び、魔王に対して最も効果的な兵器を秘密裏に共同開発していたのだった。
そして、魔王と戦うために大魔女シルビアの封印を解いて魔力全開になった魔王でも、強力な兵器により、あっさりと倒してしまった。
魔物も、魔王が倒されたと同時に塵になって消えた。
そして、クリストファーが魔王を倒したことで、王家の信用を完全に回復し、国民や世界中の国にクリストファーは真の王だと認められたのだった。
シェルティは反対した。
なぜなら、クリストファーも生まれつき魔力が少ししか無くて魔法を使うことがほとんど出来なかったからだ。
魔王を倒すことは無謀だと思った。
確かに魔王は討伐した方が良いことはわかっている。魔王を倒せば魔物も一掃できるからだ。
今の状態は魔王が封印されているだけなので、時々、魔物による被害が出ている。魔王の封印により魔物は弱体化していて、人が命を落とすことはめったに無いが怪我をすることがある。
しかし、魔王は強敵だ。百年前に戦ったとき、魔力が万全だったとしても、本当のところは勝てていたかわからない。
生まれ変わった私は、正直戦いたくない。
なにせ、死にそうになりながらやっと封印したのだ。
その封印をわざわざ解いて戦うのは、リスクが大きすぎる。
だが、クリストファーは討伐に行くことを頑として譲らなかった。
その少し前に、クリストファーから『小さい頃からシェルティを好きだった』と真剣に告白されて、急にクリストファーのことを意識し始めたシェルティは、国民から失った信頼を再度回復しようと奮闘する姿とか、誰に対しても真摯に対応する姿とか近くで見ていて、ときめいたりしていた。
そうこうしているうちに、かなり絆されてしまったシェルティは『魔王討伐に私も付いていく』と言ったが、クリストファーは『それでは大魔女シルビアに対して償いにならないから』と、シェルティを連れて行くことを頑なに断った。
そして、あっという間にクリストファーは王家の血筋のみで精鋭部隊を組んで討伐に出発してしまった。
心配したシェルティは出発の前日に魔力をクリストファーに分け与えようとしたのだが、それこそ頑なに拒否されたのだった。
それならばと、命に関わる危機には討伐隊全員が王宮に強制転移するという、かなり高度な加護魔法をこっそり付与したのだった。
しかし、魔王討伐で魔法が使われることはほとんどなく、もちろん付与した加護魔法が発動することもなかった。
クリストファーが留学していた隣国は魔法より科学が進んでいて、攻撃魔法や防御魔法に匹敵する兵器が開発されていた。
クリストファーは隣国と協定を結び、魔王に対して最も効果的な兵器を秘密裏に共同開発していたのだった。
そして、魔王と戦うために大魔女シルビアの封印を解いて魔力全開になった魔王でも、強力な兵器により、あっさりと倒してしまった。
魔物も、魔王が倒されたと同時に塵になって消えた。
そして、クリストファーが魔王を倒したことで、王家の信用を完全に回復し、国民や世界中の国にクリストファーは真の王だと認められたのだった。
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