11 / 30
解体工事着工
しおりを挟む
翌日、9月25日水曜日、いよいよ工事がスタートする。幽霊ホテルといわれているパシフィックホテルが解体される。
この日、巻田を含めた坂本工業から十名の作業員が集まった。この間の打ち合わせの時に姿を見せていた伊藤と中村もきている。彼ら二人が最も若く、三十代から六十代と幅広い年齢の作業員が顔を見せていた。
作業前のミーティングを行なった後、作業員らを配置して作業開始となる。
まず自分の方は積載型のトラッククレーンの二人組に、パシフィックホテルを示す例のイタズラ書きの看板と、関係者以外の進入を拒んでいた鉄製の巨大ゲートの解体撤去を指示する。クレーンで吊り外し、それらをガス溶断してトラックの荷台に載せて、室戸市内スクラップ工場までの運搬となる。運搬は一度には運びきれないので、数回に分けての運搬となるだろう。
谷本の方は、巻田ら八人の作業員らとともにホテルの建物内にある様々な物を全て取り出す作業からはじめた。大型重機で建物を直接破壊する作業は、まだ先となる。
建物内からは、ホテルで使用されていた様々な物が次々と室外に運び出される。家具から家電、カーテン、絨毯、厨房機器、雑誌、置物、衣類など、あげればきりがない程、出てくるわ出てくるわで大変である。最後にはアルミサッシやガラスまで取り外される。
更にこれらの物を分別しなければ、産廃業者からは受け取りを拒否されてしまう。木材、金属、プラスチック類などに分別し、それぞれ行き先が異なる。金属でも更に鉄、アルミ、ステンレス、として分別されるのであった。
解体工事は重機作業以外に、地味で根気のいる人の手を必要とする仕事でもあった。ここまでの作業に四日を見ていた。
工事三日目の27日金曜日であった。建物内の廃棄物の処理作業は、明日には終了予定である。重機を使ってダンプトラックに積み込み、搬出する。
「矢浦さん、またきてますよ。この間の女性じゃないですか」
現場作業に目を向けていた時、谷本が私に声をかけたのであった。
谷本が示す方に目を向けると、青のミニバンが敷地の入口に止まったのだ。確かに彼の言う通り、この間の女性であった。真貝沼で主人を亡くしたという。車から降りた。
彼女は、周囲を見回している様子であった。そして、こちらと目が合ってしまう。
互いに会釈を交わすと、何か言いたげな素振りを見せた。
「少し行ってくる」
私は谷本にそう言い残し、彼女の元へ歩いて近づいて行った。
「取り壊しの工事がはじまったようですね」
女性は軽い笑みを浮かべ、優し気な口調で言った。
「二日前から、本格的な工事がはじまりましたが」
「工事はいつ頃に終わるのでしょうか?」
彼女の問いであった。
「順調にいけば、再来週には終わる予定ですね」
「今は工事中なので、邪魔になりますから、工事が終わっていれば、ここを通って沼の方に行ってもよろしいのですね?」
「それは、かまいませんよ。最終的には建物もなくなり、敷地内のアスファルト舗装も剥ぎ取ってしまい、周囲を囲んでいるフェンス類も全て取り除きますから。自然の沼沢地だけとなって残りますからね。自由に行き来できます」
「そうですか・・・」
彼女は頷くと私から視線を逸らし、真貝沼の方に目を向けた。
「ご主人をあちらで亡くされたそうですね。私の知人が室戸署におりまして、今回のこの工事とも関係していることで、色々と話をきいて知りました」
私は、相崎からきいた内容を口にしてみた。
「あの向うの沼沢地には、きっと何かありそうなの。確かに主人は警察の調べた通り、釣り用のボートから水面に転落して死んでいた・・・ でもね・・・」
彼女は最後に言い淀み、口を噤んでしまった。
「工事が終了すれば、何かご協力できることがあるかもしれません。田岡建設の矢浦といいますが」
私は言った。特別に協力できることなど何もないが、彼女が寂し気な視線をずっと向うに向けている姿を見ていると、つい口に出てしまった。
「私、黒井今日子といいます・・・」
翌日、28日土曜日。週末であるため、今日の作業は午後三時を目途に終了と考えていた。坂本工業の者たちは明日日曜日であるため、宿舎には帰らずに帰宅するという。私と谷本も帰宅することにし、また月曜日に、この西洋村にくることにした。
しかし私と巻田の場合は、釣り道具を取りに帰りたかったのである。自分の釣り道具は、全て自宅に置いていた。巻田も同様のようである。釣り道具さえあれば、現場作業を終えた後に、目の前の沼沢地で釣りが行なえる。しかし、敷地から沼沢地への降り口には巨大なスズメ蜂の巣があり、それ以外の場所は雑草が異常にはびこっていて真貝沼や草周湖には容易に近づけないのが現状であった。
だが、釣り道具さえあれば、何とかトライはできると考えた。問題はポイントである。あの男性が語っていたメートル級の草魚。草魚のポイントは、何処か他にはないのだろうか。
私と巻田は、十時の休憩の時に話し合っていた。九月の下旬といえども、日中はまだまだ猛暑日であった。現場で用意したクーラーボックスからスポーツドリンクを取り出し、二人は口をつけていた。
「俺達は、この周辺の土地勘がないが、他に草魚が狙えるポイントはないのか?」
重機の影にに入り、巻田は言った。
「敷地からボート小屋周辺まで行ける仮設道を早く作れば、そのまま歩いて真貝沼や草周湖の岸まで行けるのだがな。仮設道は建物解体が全て終わってからになる。自分らの趣味のために、作業工程を変更することはできないしな」
私も巻田の隣の重機の影に入り、言った。
「目の前の沼沢地は、音木川につながっているそうだが・・・」
思いついたように巻田は言う。
「音木川か・・・ あまり釣りのポイントとしてはきかないな」
私も考えてみたが、思い浮かばない。音木川は地図上で見ると、上流は西洋村の山頂からはじまり、下流域は県境の河口から太平洋へと流れ出る二級河川であった。
「この間の男性の話はどうなのだ?」
巻田が言っているのは、この間、私が伝えた男性の草魚の話であった。
「このパシフィックホテルが建設される以前のことだからな。建物や施設以外は自然のままであるから、草魚はずっと生息し続けているはずだ。釣り人の姿も全くない。大物が潜んでいる可能性は大だな」
「話は替わるが、ふと気づいたことがある」
巻田は、急に真顔になって言った。
「何だ?」
「その前の沼で二年前と三年前に、水死事故があったそうだな」
「ああ。三年前には少女が亡くなり、二年前には男性が溺死して発見されている。男性の方は昨日、現場にきていた女性のご主人だそうだ。確か彼女の名前は黒井今日子といったな」
私は巻田に頷き、昨日のことを思い出した。あの女性は、黒井今日子と名乗っていた。
黒井今日子との今までの経緯を巻田に説明した。
「その彼女のご主人や少女は、何処からどのようにして沼沢地まできたのだ?」
「そういえば、そうだな・・・」
巻田に言われ、私は考え込んでしまった。二人の水死事故があったことは知っているが、事故の詳細までは分からない。
「このホテルの敷地を通らずに、別ルートでもあるかもな」
「そういえば、亡くなった黒井今日子さんのご主人は、自前の釣りボートから転落していたそうだ。ボートを持ってきていたのかな」
「ボート乗り場にあるやつじゃないのか?」
「違うだろう。あれは観光用だし、自前の釣りボートらしい」
私は、相崎と黒井今日子の話を思い浮かべた。
「自前のボートとなると、組立式タイプのもので、ここまで運んできて組立てたのかな。しかし、立ち入り禁止のゲートがあって車両は入れないはずだぞ」
首をかしげながら巻田は言う。
「最初からボートに乗って、ここまできたかもしれないな。音木川とつながっているようだからな・・・」
「おーい! 矢浦さん!」
その時、突然、私と巻田の会話を遮るような大声が響いてきた。声の主は谷本であった。
「どうしたのだ?」
彼の表情を見ると、目を丸くし、驚きの表情を浮かべている。
「さっき建物の三階を見回りしていたら、草周湖に馬鹿でかい魚がいましたよ! 巨大な背びれがあって!」
私は谷本から視線を逸らし、思わず巻田と顔を見合わせた。
この日、巻田を含めた坂本工業から十名の作業員が集まった。この間の打ち合わせの時に姿を見せていた伊藤と中村もきている。彼ら二人が最も若く、三十代から六十代と幅広い年齢の作業員が顔を見せていた。
作業前のミーティングを行なった後、作業員らを配置して作業開始となる。
まず自分の方は積載型のトラッククレーンの二人組に、パシフィックホテルを示す例のイタズラ書きの看板と、関係者以外の進入を拒んでいた鉄製の巨大ゲートの解体撤去を指示する。クレーンで吊り外し、それらをガス溶断してトラックの荷台に載せて、室戸市内スクラップ工場までの運搬となる。運搬は一度には運びきれないので、数回に分けての運搬となるだろう。
谷本の方は、巻田ら八人の作業員らとともにホテルの建物内にある様々な物を全て取り出す作業からはじめた。大型重機で建物を直接破壊する作業は、まだ先となる。
建物内からは、ホテルで使用されていた様々な物が次々と室外に運び出される。家具から家電、カーテン、絨毯、厨房機器、雑誌、置物、衣類など、あげればきりがない程、出てくるわ出てくるわで大変である。最後にはアルミサッシやガラスまで取り外される。
更にこれらの物を分別しなければ、産廃業者からは受け取りを拒否されてしまう。木材、金属、プラスチック類などに分別し、それぞれ行き先が異なる。金属でも更に鉄、アルミ、ステンレス、として分別されるのであった。
解体工事は重機作業以外に、地味で根気のいる人の手を必要とする仕事でもあった。ここまでの作業に四日を見ていた。
工事三日目の27日金曜日であった。建物内の廃棄物の処理作業は、明日には終了予定である。重機を使ってダンプトラックに積み込み、搬出する。
「矢浦さん、またきてますよ。この間の女性じゃないですか」
現場作業に目を向けていた時、谷本が私に声をかけたのであった。
谷本が示す方に目を向けると、青のミニバンが敷地の入口に止まったのだ。確かに彼の言う通り、この間の女性であった。真貝沼で主人を亡くしたという。車から降りた。
彼女は、周囲を見回している様子であった。そして、こちらと目が合ってしまう。
互いに会釈を交わすと、何か言いたげな素振りを見せた。
「少し行ってくる」
私は谷本にそう言い残し、彼女の元へ歩いて近づいて行った。
「取り壊しの工事がはじまったようですね」
女性は軽い笑みを浮かべ、優し気な口調で言った。
「二日前から、本格的な工事がはじまりましたが」
「工事はいつ頃に終わるのでしょうか?」
彼女の問いであった。
「順調にいけば、再来週には終わる予定ですね」
「今は工事中なので、邪魔になりますから、工事が終わっていれば、ここを通って沼の方に行ってもよろしいのですね?」
「それは、かまいませんよ。最終的には建物もなくなり、敷地内のアスファルト舗装も剥ぎ取ってしまい、周囲を囲んでいるフェンス類も全て取り除きますから。自然の沼沢地だけとなって残りますからね。自由に行き来できます」
「そうですか・・・」
彼女は頷くと私から視線を逸らし、真貝沼の方に目を向けた。
「ご主人をあちらで亡くされたそうですね。私の知人が室戸署におりまして、今回のこの工事とも関係していることで、色々と話をきいて知りました」
私は、相崎からきいた内容を口にしてみた。
「あの向うの沼沢地には、きっと何かありそうなの。確かに主人は警察の調べた通り、釣り用のボートから水面に転落して死んでいた・・・ でもね・・・」
彼女は最後に言い淀み、口を噤んでしまった。
「工事が終了すれば、何かご協力できることがあるかもしれません。田岡建設の矢浦といいますが」
私は言った。特別に協力できることなど何もないが、彼女が寂し気な視線をずっと向うに向けている姿を見ていると、つい口に出てしまった。
「私、黒井今日子といいます・・・」
翌日、28日土曜日。週末であるため、今日の作業は午後三時を目途に終了と考えていた。坂本工業の者たちは明日日曜日であるため、宿舎には帰らずに帰宅するという。私と谷本も帰宅することにし、また月曜日に、この西洋村にくることにした。
しかし私と巻田の場合は、釣り道具を取りに帰りたかったのである。自分の釣り道具は、全て自宅に置いていた。巻田も同様のようである。釣り道具さえあれば、現場作業を終えた後に、目の前の沼沢地で釣りが行なえる。しかし、敷地から沼沢地への降り口には巨大なスズメ蜂の巣があり、それ以外の場所は雑草が異常にはびこっていて真貝沼や草周湖には容易に近づけないのが現状であった。
だが、釣り道具さえあれば、何とかトライはできると考えた。問題はポイントである。あの男性が語っていたメートル級の草魚。草魚のポイントは、何処か他にはないのだろうか。
私と巻田は、十時の休憩の時に話し合っていた。九月の下旬といえども、日中はまだまだ猛暑日であった。現場で用意したクーラーボックスからスポーツドリンクを取り出し、二人は口をつけていた。
「俺達は、この周辺の土地勘がないが、他に草魚が狙えるポイントはないのか?」
重機の影にに入り、巻田は言った。
「敷地からボート小屋周辺まで行ける仮設道を早く作れば、そのまま歩いて真貝沼や草周湖の岸まで行けるのだがな。仮設道は建物解体が全て終わってからになる。自分らの趣味のために、作業工程を変更することはできないしな」
私も巻田の隣の重機の影に入り、言った。
「目の前の沼沢地は、音木川につながっているそうだが・・・」
思いついたように巻田は言う。
「音木川か・・・ あまり釣りのポイントとしてはきかないな」
私も考えてみたが、思い浮かばない。音木川は地図上で見ると、上流は西洋村の山頂からはじまり、下流域は県境の河口から太平洋へと流れ出る二級河川であった。
「この間の男性の話はどうなのだ?」
巻田が言っているのは、この間、私が伝えた男性の草魚の話であった。
「このパシフィックホテルが建設される以前のことだからな。建物や施設以外は自然のままであるから、草魚はずっと生息し続けているはずだ。釣り人の姿も全くない。大物が潜んでいる可能性は大だな」
「話は替わるが、ふと気づいたことがある」
巻田は、急に真顔になって言った。
「何だ?」
「その前の沼で二年前と三年前に、水死事故があったそうだな」
「ああ。三年前には少女が亡くなり、二年前には男性が溺死して発見されている。男性の方は昨日、現場にきていた女性のご主人だそうだ。確か彼女の名前は黒井今日子といったな」
私は巻田に頷き、昨日のことを思い出した。あの女性は、黒井今日子と名乗っていた。
黒井今日子との今までの経緯を巻田に説明した。
「その彼女のご主人や少女は、何処からどのようにして沼沢地まできたのだ?」
「そういえば、そうだな・・・」
巻田に言われ、私は考え込んでしまった。二人の水死事故があったことは知っているが、事故の詳細までは分からない。
「このホテルの敷地を通らずに、別ルートでもあるかもな」
「そういえば、亡くなった黒井今日子さんのご主人は、自前の釣りボートから転落していたそうだ。ボートを持ってきていたのかな」
「ボート乗り場にあるやつじゃないのか?」
「違うだろう。あれは観光用だし、自前の釣りボートらしい」
私は、相崎と黒井今日子の話を思い浮かべた。
「自前のボートとなると、組立式タイプのもので、ここまで運んできて組立てたのかな。しかし、立ち入り禁止のゲートがあって車両は入れないはずだぞ」
首をかしげながら巻田は言う。
「最初からボートに乗って、ここまできたかもしれないな。音木川とつながっているようだからな・・・」
「おーい! 矢浦さん!」
その時、突然、私と巻田の会話を遮るような大声が響いてきた。声の主は谷本であった。
「どうしたのだ?」
彼の表情を見ると、目を丸くし、驚きの表情を浮かべている。
「さっき建物の三階を見回りしていたら、草周湖に馬鹿でかい魚がいましたよ! 巨大な背びれがあって!」
私は谷本から視線を逸らし、思わず巻田と顔を見合わせた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
日本新世紀ー日本の変革から星間連合の中の地球へー
黄昏人
SF
現在の日本、ある地方大学の大学院生のPCが化けた!
あらゆる質問に出してくるとんでもなくスマートで完璧な答え。この化けたPC“マドンナ”を使って、彼、誠司は核融合発電、超バッテリーとモーターによるあらゆるエンジンの電動化への変換、重力エンジン・レールガンの開発・実用化などを通じて日本の経済・政治状況及び国際的な立場を変革していく。
さらに、こうしたさまざまな変革を通じて、日本が主導する地球防衛軍は、巨大な星間帝国の侵略を跳ね返すことに成功する。その結果、地球人類はその星間帝国の圧政にあえいでいた多数の歴史ある星間国家の指導的立場になっていくことになる。
この中で、自らの進化の必要性を悟った人類は、地球連邦を成立させ、知能の向上、他星系への植民を含む地球人類全体の経済の底上げと格差の是正を進める。
さらには、マドンナと誠司を擁する地球連邦は、銀河全体の生物に迫る危機の解明、撃退法の構築、撃退を主導し、銀河のなかに確固たる地位を築いていくことになる。
日本の運命を変えた天才少年-日本が世界一の帝国になる日-
ましゅまろ
歴史・時代
――もしも、日本の運命を変える“少年”が現れたなら。
1941年、戦争の影が世界を覆うなか、日本に突如として現れた一人の少年――蒼月レイ。
わずか13歳の彼は、天才的な頭脳で、戦争そのものを再設計し、歴史を変え、英米独ソをも巻き込みながら、日本を敗戦の未来から救い出す。
だがその歩みは、同時に多くの敵を生み、命を狙われることも――。
これは、一人の少年の手で、世界一の帝国へと昇りつめた日本の物語。
希望と混乱の20世紀を超え、未来に語り継がれる“蒼き伝説”が、いま始まる。
※アルファポリス限定投稿
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
屈辱と愛情
守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる