【R18】転生?した先は、リアルよりもHな世界でした。

N.M.V

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新たな冒険の始まり?

パーティー会場はHの嵐?

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……薄暗い闇の中、何人もの女たちの喘ぎ声が広がっている

喘ぎ、悶え、よがりまくる

女達は、得体の知れない異形の者達と交わっている。

人の形はしているが、それを人と形容していいのかさえ疑われる。

ククク、集まって来る、沢山に

何も知らぬメス達の甘い匂いが漂ってくる

ククククっ

地から響く男の声、その声の持ち主が悶え転がる女達の間を進んでいく。

もうすぐ、もうすぐだ

集え信者どもよ、贄を囲え、贄を陵辱しろ、贄を供物に

我らが神に、捧げるのだ

……

ゾクゾクっ

なに?今の?

今、ワタシの股間をヌルリと何かが通り抜けた感覚、あのスライムの様な…

ワタシは回していたオジ様の腕をキュッと抱きしめた。

「どうした?」

「ん、さっき馬車で中途半端にされたから、ちょっと濡れてんのよ」

「スケベな奴だな」

「誰のせいよ」

「後でちゃんと可愛がってやるって」

ワタシは、オジ様のエスコートで、会場へと進む。

すると、ワタシを見た?、周囲の男どもから、ため息混じりの吐息が漏れる。

ワタシですか?

「どんな風に見えてんのよ?」

「それは、魔法化粧のせいじゃないぞ、お前の素の魅力だ」

んなわけないじゃん

「オジ様って、他の女にもそう言うこと言うの?」

「馬鹿お前、自覚がないのか?」

「ワタシはアバズレ冒険者よ、男に股開いてなんぼのね、どこにでもいるエッチな女だもの」

「自分で言ってて悲しくないか?」

「ぜーんぜん、愛あるHは人類を救うのよ」

「なんだそりゃ?」

オジ様が片眉を上げた

入り口で招待客を確認、ワタシはオジ様の同伴者ということで、スルーパス

おいおい、ザルセキュリティですか?

テロリストならどうするのよ?

ま、そんなのはどうでもいいわ

「ふぁぁ、すご~い」

間抜けな声を出してしまったわ

会場に入ると豪華な食事が並び、真ん中はダンスホール、ムードある音楽が奏でられ、男女が優雅に踊ってる。

薄れてしまったワタシの記憶の中には、たぶんこんなのは無いと思う。

……でもなんだろう、このモヤモヤ感

んー、わからん

それにしても…ダンスなんてしたことないわ

「踊るか?」

「したことないもん」

「教えてやるよ」

オジ様にダンスホールまで手を引かれ、そこで手握られ、逆の手で腰を抱かれた。

ワォっ

「いいか?基本は1、2、3だ」

オジ様がステップを踏む

「1」

「2」

「3、どうだ?」

「繰り返し?」

「繰り返しだ、後は自由に、俺が合わせる」

「わかった」

ワタシとオジ様のダンスが始まった。

最初は足踏んだりしたけど、徐々にわかってきた。オジ様のエスコートで、向き、進む方向、ターンがよくわかる。

ワタシのしたいことに即座に対応してくれる。

オジ様、何者!?

と、そんな目で見ていると、オジ様が言ってきた。

「紳士の嗜みだ」

「アル中オヤジの?」

「お前なアル中は余計だぞ、だがさすが冒険者だな、体幹がいい、上手だよ」

ワタシ、フフーンとドヤ顔

オジ様の腕の中で、華麗にステップを刻む

でもそれはオジ様のエスコートがあってからのこそ、ステキ、オジ様、ウットリするわ

そんな中、おおっと声が上がった。

ホール上段テラスに男女の姿

ワタシの視線の先に、ルナリアとその兄、リオがいた。それぞれ同伴者……

え?

リオの隣にいる女性、まさか…シャイア!?

なんで??、ドレス???、す、スゲーカワイイ!

それと、ルナリアの隣にいるのは?、結構なイケメンじゃん…そんな相手がいるのねー

でも、どっかで見たことが……

ん?、んん!?、んんんん!!!??

んげ、シェーダぁ!!?

何その男装の麗人は!宝塚じゃん!!

?宝塚ってなんだっけ?

ワタシの視線がそちらに向いていたので、オジ様も気がついた。

「おお、ルナリア嬢に、リオ様か、ほう、中々に麗しいお人を連れてるな」

それどころか、マティとケティ達までいるじゃないのよ!

あの2人はドレスじゃない、護衛?

どうなってんのよ!?

ルナリアの視線がこちらに向いた。

ワタシは視線をオジ様に戻した。

「なんだ?、ルナリア嬢と何かあるのか?」

「関わりたくない」

「わかった、だが安心しろ、普通に振る舞え」

でも、ルナリア達はワタシを見てる。たぶん、商会長のオジ様とワタシの繋がりの可能性を知り、ワタシではなく、オジ様を追って来たのだと思う。

「大丈夫だ、俺を信じろ」

「ワタシ、その言葉嫌い」

オジ様がガクッとなった。



「あそこにいらっしゃるのが、金獅子商会の長です。あの長と踊っている薄い青紫のドレスの女性が……」

そこで、ルナリアが首を傾げた。

シャイアがテラスに身を乗り出し、目を細めた。

「あれがエム姉様?」

「え?、なんか違わない?」

シェーダが答えた。

マティとケティは、じっとその人物を見据えていた。

すると…

「私には別人物にしか感じませんが……」

「なんか違うよね」

ケティもマティに対してそう答えた。

ルナリアが独言ひとりごちた。

「衛士達の言っていた人物なのね……なにか隠蔽魔法の様なモノを使ってるのかしら?それにしてはここから魔力は感じないわ」

踊っていた曲が終わったわ。

楽しかった、疲れた

ワタシはオジ様に、スカートの裾を持ちお辞儀する。オジ様も胸に手を当てお辞儀で返して来る

なんか良いわコレ、ガラスの靴を落とした、マヌケな灰かぶりの女の子な気分

そんな余韻を台無しにするかの様に、ルナリアとリオがテラスからコチラを見ながら降りて来た

あ、シャイアとシェーダはいいのよ、良い子だから

4人が真っ直ぐこちらに来る。

マティとケティはテラスで睨んでらっしゃるし

デスよねー

「コッチ来たわよ、オジ様」

そう囁いた

「大丈夫だって」

「なんでそう言い切れるのよ」

その時だった、バンっと照明が落とされた。

「領主、ブンター・スガー様!、御なーりー」

ワァっと歓声と拍手が上がる。

ルナリア達も立ち止まり、一段と大きな扉のあるテラスにスポット照明が当てられてる。

扉が開き、宣誓された領主様が登場したわ

……でも、アレ?、あんな人だっけ?

領主はテラスまで来ると、手を挙げた。
静まり返るホール

「今宵は、私の催した宴に良くぞ参ってくれた。皆に礼を言う」

“愚か者どもめ”

わあっと、拍手が起きる。

「さて、今日よりこの城が、領主たるワタシの、居城となるが、皆いかがかな?」

“ここで、淫らに悶えるがいい”

「この城は、安らぎと憩いに満ちた開かれた場所」

“その股を開け”

「そして自由に楽しく」

“女どもを犯せ”

なんだろう、この違和感

気持ち悪い

ワタシは足元を見た。

円形ホール……テラスを支える6本の柱……

似てる

砦のあの部屋に

ウィンドベール

……魔法が使えない

迂闊

ワタシはオジ様の腕を引いた。

でもオジ様が動がない

「どうした?」

「ここはキケン、離れましょう、お願い」

オジ様は演説を続ける、領主を見て目を細めた

「……わかった」

領主は演説を続けてる。

あの領主、やっぱりなんか変、港で会った時と雰囲気が違う。

「私は演説が苦手だ、畏まられても困る、今宵は、元海賊らしく無礼講で行こうではないか」

“始めよう”

の祝福の下に」

“さあ、女達を蹂躙せよ”

床が光り出した。

間に合わない

ワタシは、オジ様をフルスイングで、投げ飛ばした。

柱の外へ

「!?」

次の瞬間、身体に衝撃が襲った。

「ああっ!」

全身を何者かに弄られている、いい知れぬ感覚、ワタシは股間を押さえ、我慢できなくなり、両膝をついた。

催淫効果

それも強烈

「んなぁっ!!、んアアアアアっ!!」

周りの女性たちが、激しく喘ぎ悶えている、ルナリアも、シャイアも、男装のシェーダも

…そして、違うのは男たち

黒い煙の様なモノが男達に纏い、頭を抱え、悶えている。

「オンナ、…オンナぁ」

うわ言の様に、その言葉を繰り返してる

ワタシは動けない、アソコに何かがにじる様に入り込もうとしてくる。

ワタシを嬲り回したあのスライムに、似てる。

「ひっ!」

ワタシはビクビクっと反応して倒れ込んでしまったわ

ダメ、ただでさえ以前より感じやすくなってるのに。

ワタシはオジ様を見たわ

オジ様は投げ飛ばされて尻餅をつき、呆然と、ワタシのその様を見てる。

「い、今助けるぞ!」

き、来ちゃダメ……声がでない

お願い来ないで……

でも、オジ様、柱の内側に入ろうとして踏みとどまった。

辺りを見廻している

さすが、ワタシの愛しいオジ様だわ、その罠に気がついた。

オジ様は近くにあった、料理の乗せられたテーブルクロスを引っ張った。

料理は床に落ち、オジ様は、テーブルクロスを引き裂いてロープ状に結んでいく

「んアアアアアっ、いやああああっ!!」

「ひあっ!、ひいいいっ!!」

始まった。

正気を失った男たちが、手当たり次第に悶絶する女達を襲い始めた。

シャイアは、のしかかって来るリオに抵抗していたが、ワタシが一度は切り落としたチンPに刺し貫かれた。

ああ、なんてこと

酷い

泣き叫ぶシャイア

マティとケティは?、テラスにいない??

何処に行ったのあんた達?

ルナリアとシェーダが、自ら悶えながらも助けようと動いたわ

でも、彼女達もまた別々の男達に押さえつけられ、そして、なす術もなくヤラれてしまった。

シェーダは男装していたが、やっぱり女と認識されてる

なんなのよ、一体コレは…

オジ様が、できたクロスのロープを放って来た。

「それをつかめ!!」

ワタシは右手を伸ばした。

でも

ワタシのその手を後ろから誰かが掴んできた。

『見つけたぞ、”裸の魔女”よ』

口から発したとは思えない、地の底から響くような声

領主!?

違う、何コイツ、何このオーラ、人じゃない!?

「貴様!、止めろ!!」

オジ様が叫んでる、ああ

逃げて、見ないで

オネガイ

その謎の男は、背後からワタシのスカートを捲ると、ショーツの脇をすり抜けチンPの先をワタシのアソコに押し付けて来た。

ひっ

それはさっき、ここに来る時、股間に感じた、ヌルリとしたアノ感触

コイツ、なに?

わかんない、わかんない、わかんない

怖い

ワタシの奥底にある何かの記憶が蘇ろうとする。

でもそれが何かわからない

「い、いやあっ!!」

ズヌヌ

男は腰を突き上げ、そのチンPがワタシの中へと侵入した。
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