【R18】転生?した先は、リアルよりもHな世界でした。

N.M.V

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交易都市にて?

Hは濃厚?

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王都へと至る最大の貿易都市『トンデルダルトトロリアーナ』

街の実権を王都より賜っているのは、商家出のオッペケペイ家

その領主邸は、街を見下ろすように小高い台地の上に立っていた。

歴史を紐解くと、領主邸のある台地は、200年前、侵攻してきた北の大帝国を迎え撃つべく、高名な土属性魔法士により砦を一夜にて築いたそうで、台地はその時の名残りなのだそうだ。今も大戦時の戦争史跡として知られている。

その邸宅を間借りしていた第3軍団所蔵アウスホウル小隊は、明日、邸宅を領主に明け渡す事になっていた。

マキュロンは執務室で準備のために、オキシドと共に書類などの整理をしていた。

「マキュロン隊長!」

開け放たれた戸口に、隊員が敬礼をして声をかけてきた。

「戦乙女ケティ殿が面会を求めております!」

「あぁ?、アイツは戦乙女じゃねーよ」

「し、失礼しました!」

「……通せ」

「はっ!」

「オキシド、わりーが席を外してくれや」

オキシドは無言で会釈し、部屋を退出しようとした。すると入れ替わるように、マティが入って来た。

マティは、オキシドの姿ご見えなくなったことを確認してマキュロンへ顔を向けた。

「……マッキー」

肩でため息をついたマキュロン

「フン、その呼び方も久しぶりだな、それで?、昨日の返答か?」

「……ごめん、私は貴方にはさわしくない」

「どうふさわしくねーんだ?」

「……私はもう純潔じゃないから」

「誰だか知らねーが、テメェの初めてを食った奴がいるのか」

「うん」

「エムか?、女だろアイツは」

「エム姉じゃないわ、誰かは言えない」

言いたくない、マティは下を向いた。

「そうか、後悔してんのか?」

「してないといえば嘘になる、でもそれでエム姉と出会えた」

「エムに惚れてんのか?」

「わからない、でも恋愛対象とかじゃなくて、今はあの人の側にいたいの」

「…マティよ、この世界は女が生きていくのには厳しい世界だ、純潔を失ったお前はいつか男性神の目に留まる」

「わかってる」

「それを回避するには、番いつがいが必要だ」

「マッキー…」

「俺はお前を守りたい、俺が嫌いか?、こんなチビでハゲだから」

「正直、その容姿は好みじゃない」

マキュロンは舌打ちしつつも、苦笑した。

「言ってくれるぜ」

マティは戸口を閉め、鍵をかけた。

「でも、マッキーは好き」

「本気か?」

「今、あなたの気持ちに答えられる方法がこれしか思いつかない」

2人は近づくとキスをした。

背の高さは、マティの方が頭一つ分高い、なんともぎこちないキスになる。

マティは構わず舌を入れた。

ん、くん

マキュロンは、マティの腰に腕を回すと、鯖降りの要領で、彼女を床に押し倒した。

「ま、待って、マッキー床の上よ?」

「こんだけ足のなげぇ絨毯だ、ベッドみたいなもんだろ?、それともソファがいいか?」

マティはソファを見た。2人が乗るには小さすぎる。

「……ここでいいわ」

2人は再びキスをした。

マキュロンはマティの衣類を脱がしていく。シャツを下から捲り、ボタンを外して黒い下着に包まれた乳房をあらわにさせた。

訝しげな顔をするマキュロン

今度は、マティのスカートをたくしあげその下着を見た。

「おい、なんかすげーヤラシイ下着だな」

「え、エム姉のを借りて来た……」

「あの女、どんだけアバズレなんだよ」

「こういうのは嫌?」

「い、嫌じゃねーけど、お前らしくないというか……」

「ごめん」

「なんであやまんだよ!」

マキュロンは、ブラをひき剥ぐと、はじけ出た乳房を揉み上げ、乳首に吸い付いた。

「んぁっ!」

ビクビクっと反応するマティは、手をマキュロンの股間に添えてズボンの上から擦り上げた。

「うぉっ」

思わず腰をひくマキュロン、ズボンの下ではサオが硬く大きくなっていた。

マキュロンもまた、マティのショーツの中に手を入れると、秘穴を指でなじり回す。クチュっと音がする。

「んああっ!」

マティが身をのけぞらせる、秘穴の口は濡れに濡れていた。

「あ、んっ」

マティもまた、マキュロンのズボンの中に手を入れる、目的のモノを探りあてて握り、そして擦り上げる。

「う、うっ!」

「ひあっ」

お互い我慢できなくなり、マティが自らのショーツを脱ぐと、マキュロンはパンツごとズボンを下ろした。

そして…

マキュロンは、マティの股を割って腰を入れた。

「ま、マッキー…」

「マティ…」

マキュロンは硬く張ったサオをマティの秘穴に突き立てると、腰に力を入れ挿入した。

「んあっ!!、おっきい!」

思わず声に表現を出してしまったマティは身をのけぞらせ、目を見開き、ビクビクっと体を震わせている

「っく!」

マキュロンは少し苦悶に顔を歪めた

「く、こ、コレは…っ、凄え」

2人は暫くそのまま固まっていたが、マキュロンが腰を動かし始めると、マティが脚を持ち上げて、マキュロンの頭を抱きしめると自らの胸の谷間に押しつけた。

身長も座高も違うため、妙な位置関係になってしまう。

「ああっ、うんあっ、ひぁっ!」

ぐっぐっと少しづつ力を入れて腰を突き込んで行くマキュロン。

「あ、んっ、あっ!」

マキュロンはサオを入れたままマティを抱き起こし、胡座をかき、今度は座位でマティを突き上げた

「んあっ!、あっ、あっ」

背を丸め彼の肩を掴んで悶え喘ぐマティ、そんな彼女に囁くマキュロン

「お前の中は、気持ち良いほどイヤラシな」

「や、ヤダ、そんな言い方…あんっ!」

「褒めてんだ」

「いゃあん」

マティの喘ぎがだんだんと増していく、腰を振り、マキュロンの絶頂を促そうとする。しかしマキュロンは乱暴にサオを抜いて、マティを軽く突いて床に寝転ばせた

「ひぁん、な、なに?」

するとマキュロンは、マティをうつ伏せにすると腰を持ち上げさせて、サオを握ると後背位でサオを挿入した。

「んなあっ!」

ズンズンズンズンっと腰を大きく突き込むマキュロン。

「あひっ!、い、あっ!」

マキュロンも息が上がってきた。

「うっあ」

彼女の背中に覆いかぶさり、さらに腰の突き上げ量を増す。

「ま、マッキー、い、イクっ、いっちゃう!」

「お、俺も、げ、限界だぁっ」

「ちょうだい、な、中に、マッキーのを…」

「だ、だってお前…」

「大丈夫だから、今日は……お願い、いっ!!」

「……あ、ダメだ、出る、うっ!」

マキュロンは一段と激しく腰を突き上げ、最後は奥まで突き入れた形で停止した。

マキュロンのサオが一瞬大きく膨らみ、マティの中に熱いモノが流れ込んできた。

「いくぅ!!」

マティもまた身をのけぞらせ、ガクガクと腰を震わせると、マキュロンを背に載せたまま床に潰れた。

2人は、肩で息をして暫く動かなかった。

「はぁはぁ……」

「んあ……」

マティは泣いていた。

「マティ?」

「……ごめん、マッキー」

その涙の意味を察したマキュロン、はマティの頬にキスをする。するとマティは体を起こし、彼のキスに唇を重ねた。

……

お互い半裸の状態のまま、ソファに座るマティの膝を枕にして、マキュロンが横になっていた。

あれからお互い気持ち良すぎて、合計3回もしてしまった、2人。

「マティ」

「ん?」

「お前に言わなきゃならない事がある」

「なあに?」

「その、アレだ、初めてなんだ、女を抱くのは」

「は?」

「だから、俺の初めてはおまえになるんだよ」

「マッキー、ここは冗談を言う場面じゃないわ、嘘でしょ?」

「う、嘘じゃねーよ!」

「その歳で、娼館とか行ってないの?」

「そういった事でいったことはねーよ……」

「ヘタレ?」

「誰がだ!、お前はほんとアバズレになったな」

「そんなアバズレを抱いたのは、どこの誰よ」

睨み合うマティとマキュロン、そして2人して吹き出した。

しかし、マティはすぐに暗い顔をする。

「…それなのに、私の初めては貴方じゃないわ……ごめんなさい」

「俺は構わねーよ、人生は人それぞれだし、俺も忙しくて、女を抱く暇もなかっただけだ」

「それは嘘ね」

「嘘じゃねーっつうの」

「だって貴方は、武術大会での約束を守ったわ」

マキュロンは、一瞬何を言ってると訝しんだ顔を見せたが、何かをはたと思い出した。
ガバッと起き上がった。

「…て、テメェ、まさかあの時のこと覚えてるのか!?」

「忘れてると思った?」

「いや、だってアレは……」

「『俺が勝ったら、お前の初めてを貰うぞ!』、で『じゃあ私が勝ったら?』て返したら『俺の初めてをくれてやる!』って」

「あ、あの時はクソガキでだなぁ……『初めて』の意味を知らなくてだな……」

「私は知ってたわよ?」

かぁっとマキュロンの頭と顔が赤くなった。

「あんときゃまだ5歳だろ!?」

「どうせ上級生に言わされたんだろうなーって思ってた『馬鹿だなー』って」

「うっ……ちょっと待て、お前知ってて受けたのか!?」

「フフ、あの時は私の勝ち、それでマッキーは約束を守った、違う?」

口をパクパクさせて何か反論しようとしたマキュロン、しかし言葉が出てこない。

「……クソっ、好きに解釈しろよ」

……


「本当にいいのか?、俺の今の力なら、騎士団に……」

「ううん、もう騎士団には戻らない。ケティともそう決めてる。暫くエム姉の側にいてあげたいの」

「お前たちがあのアバズレ女にそこまで執心なのはなんなんだよ」

「最初の頃は同情からだったわ、酷い目に遭って弱ってた。お世話周りを初めて、『ああ、この人はお守りしなきゃ』って思ったの。危うい人なのよ、今回もそう」

「だったらあのクソアマは奴隷のままでもよかったか?」

マキュロンは皮肉っぽく言って見たが…

「冗談でもやめて」

マティに本気で睨まれた。

「悪い」

「逆に聞くわ、騎士団はなんでエム姉を引き入れようとしたの?」

「エムに聞いたのか?」

「いいえ、ルナリアさんよ」

「スガー家のご令嬢か……」

マキュロンはしばし考え込む。

「……マティよ、誰にも言わねーって約束できるか?、無論エムにもだ」

「なんでエム姉にまで?」

「上からそう命令されてるんだ、何故かまでは知らねーよ」

「……わかったわ」

「きっかけはビチーク隊の報告、それもナーブ砦の消失だ、お前もその現場にいたんだろ?」

騎士団は、砦を消したのがエムだと断定してる。でも変だ、何も証拠は残っていない。

アルラマージや、フラワーガーデン、あの場に居た全員が目撃者ではあるが、誰一人それを口にはしていないはず。

唯一ルナリアが喋りそうではあったけど、彼女も沈黙を貫いている。

マティはそう思考しつつ、マキュロンへの返答に沈黙した。

「……」

そんなマティの心情を察したマキュロン

「まあいい、テメェは聞くだけ聞け。いいか
俺も何をキッカケに騎士団の上層部が、砦を消したのがエムだって判断したのか知らねー、ここからは俺の憶測だ」

マキュロンはそこで言葉を切り、マティの反応を伺った。

「…」

「ゲドー隊長のナーブ砦の報告書を読んだ、砦の消失、地盤崩壊、謎のグールモドキの無数の死体の山……どれもエムと関連づけるものがない、ただ1つ上層部が反応を示したのは、現場に残されただ」

「砂?」

「ガラス状の砂らしくてな、王都の曰く、かなりの高温で精製される物らしい」

「高温……」

エムの放った謎の魔法、光が砦ごと盗賊団を消し去った。

砂はその副産物…

マティはそこで気がついた。

アレは光ではなく、凄まじき熱が発した閃光だと、砦や盗賊団は光に消えたのではなく、焼き尽くされ、蒸発したのだと。

そんな魔法があり得るのか、魔法についての造脂は深くないが、火属性魔法で最高位にあたる爆炎系統でも、一瞬で全てを焼き尽くすようなモノはない。ではアレは一体なんの魔法なのか。

ルナリアが怯えていた理由が、ようやく理解できた。

マティは改めてエムのした事に戦慄を覚えた。

マティの反応をマキュロンはただ黙って見ている。

「考えがまとまったか?」

「え、ええ」

「砂は、そこにあった砦やら何やらから超高温で精製されたわけだ、そしてその砂だ、上層部の連中は、その砂を作り出す事ができるのはエムしかいないと判断した」

「ちょ、ちょっと待ってよ、それじゃあ、騎士団上層部は、エム姉の事を以前から知ってるって事じゃない!?」

「あのアマは、昔の記憶がないらしいな」

「…まさか、エム姉が騎士団に所属してたとでも?、それじゃあ歳が合わないわよ、私達と同じぐらいか、もっと歳下よ?」

「俺達が騎士団に入った頃は、あんな奴居なかったよな?、そもそも女なら戦乙女だし」

「もしくは衛士隊?」

「いや、そんなヤバイ奴がいたら、ソッコーで騎士団に引き抜かれてるぞ」

マティは逡巡する。

今更ながら、エムの得体が知れない、魔法も剣の腕も、全てが埒外にある。マティは心が揺れた、今ここで、今までのエムのことをマキュロンに暴露すべきか……

……違う、そうじゃない

そんなことして何になる

エムは、エムだ

ちょっと危なっかしい愛しきエムなのだと。

「マッキー、いえマキュロン隊長、貴方の話しは確かに憶測に過ぎないわ、仮にエム姉が、騎士団上層部が知る人物だとして、それがなんだと言うの?、エム姉が何か悪いことした?」

マキュロンはフッと笑った。

「ま、お前の意見はもっともだ」

「え?」

「あのクソアマが王都に仇為すような輩なら、国賊として地の果てまで追いかけてでも潰してやる。だがアイツは、そんな事する奴じゃないと俺の直感が囁いてる」

「マッキー……」

「お前は、こうと決めたら言っても聞かない女だ。あのアバズレ女について行くって言うなら、俺は止めねーよ」

マティは真剣な眼差しでマキュロンを見つめた。

しかし…

のクセに物わかり良すぎて、逆にキモイ」

「なんでだよ!」



あまり長い時間を部屋に2人っきりでは怪しまれる。お互い背を向けて身なりを整えるマティとマキュロン

「ねぇマッキー、西方大陸方面へ行くって聞いたわ」

「明日ここを引き払って出立する」

「…そう」

「なんだよ、今更寂しくなったのか?」

マキュロンはニヤッと笑いながら、茶化そうと思って、振り向こうとした。

しかし、徐に後ろからギュッとマティに抱きしめられ耳元で囁かれた。

「…気をつけて、無茶しないでね」

マティのそんな反応に、マキュロンはこめかみを指でかいた。

「……お、おう」

暫くそのままでいた2人、すると…

ドンドンドン

とドアをノックされ、慌てて2人は離れた。

「な、誰だ」

「オキシドです。。フィロドロ侯とドルガー殿、それからロベール殿が例の件でお越しです、いかがしますか?」

「わかった、すぐ行く、第三応接で待たせとけ」

「はっ」

オキシドの足音が遠ざかって行く。

「『お取込み中失礼します』ときやがった、あのクソジジイめ」

マキュロンの耳が赤くなる

「こ、声、大きかった?」

「この部屋は完全防音されてる、あてつけだろうよ」

マキュロンは部屋の鍵を開け、外に出ようとして振り返った。

「ところでマティ、エムの実力はいかほどだ?」

「そうね、マキュロンは知らないのよね」

「お前は認めてるんだろ?」

「気が緩んでたとはいえ、私とケティは一瞬でのされたわ」

「冗談だろ?」

マティは肩をすくめた。

考え込むマキュロン。

「ちょっとマッキー、何を考えてるの?」

「俺は騎士団上層部の意向を確認しなきゃならねー、ここは一発かますしかねーよな?」

「どうなっても知らないわよ?」

……
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