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ベレニ
第26話:ダンジョン最下層
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アイレとフェアとフロードが階段を下って行くとそこは一本道になっていた。
左右の青い壁には見たこともない様な魔法の紋章が刻まれており、それが時々光り輝いていたので
3人は警戒しながら前に進んだ。
すると、前方に大きな水のたまり場が存在した。まるでプールの様な大きさで
そこに入る以外に道はない様だった。
「これ……泳ぐしかないのか?」
「きっと魔物が途中で来る可能性は高いと思う」
「フェア。呼吸できるように頼めるか?」
アイレがフェアにここへ来た時と同じように水の中でも呼吸ができるように魔法を頼んだ。魔法の消費があまり激しくない場合は
片耳がピンと立つ事はないので、フロードにバレずに囁く様に精霊魔法を詠唱した。
「水の精霊よ。力を貸して下さい。水《オー・ 》の呼吸《スピレ 》」
アイレとフェアとフロードの体が少しだけ青く光る。
「これは……?」
フロードがアイレとフェアに聞いた。
「フェアの魔法だ。 水の中で呼吸ができるようになる」
「私以外はそんなに長くもたないわ。早くいきましょう」
「……凄いな」
アイレとフェアとフロードは水の中に入り泳ぎながら先を目指した。アイレは元の世界で泳いだ事はなかったが
インザームとの戦闘訓練の一環で泳げるようになっていた。
それから10分ほど泳ぎ進んだ所で魚の様な魔物が物凄い速度でアイレ達を狙ってきた。
頭の先端に鋭い刃が付いており、フロードが避けきれず右腕にダメージを少し負う。
――がぁっ。
血が水中に流れると、どこからともなく魚の魔物がうようよと増え始めた。
「――フェア! ――フロードを頼む」
アイレはフロードとフェアを守る様に前に出ると、物凄い速度で襲ってくる魚の魔物を避けながら短剣で切り刻んだ。
常人ではないアイレの反射速度でしかできない芸当であった。
加えて、水中で思うように動けないアイレは攻撃の際に魔力を瞬間的に集中させる事で最小限の消費で最大限の攻撃を繰り出していた。
度重なる戦闘で更にアイレは魔力操作を上手に動かせるようになっている。
魚の魔物を捌き切ると3人はやがて地上に出た。先ほど同じような水の景色が広がっている。
「フロード! 大丈夫か?」
「ああ。すまない。なんとか致命傷にはなっていないようだ」
フロードは服を少し破ると右腕の傷を塞ぐ様に器用に括り付けた。
「待たせた。 いこうか」
ダンジョンは基本的に一本道だったので特に迷う事は今までなかったが、ここで遂に2本に道が分かれた。
「どうする? 左か……右か」
「僕の経験上はどちらかが罠だ。 ……僕に任せてくれ。chercher」
フロードは目を瞑ると地面に手を置いて魔力を高めた。すると、フロードの手から地面を伝う様に赤い線が現れはじめると
その線は2本に分かれ左右に光の様に進んで行った。
「きっと、右だと思う。 左は途中で魔力に邪魔されて消えた」
「凄いな……それも魔法なのか?」
「これは僕の得意魔法さ。 戦闘の欲には立たないけどね。 道に迷った時や魔物がいないか探索の時に使う。 それよりもフェアの魔法のほうが僕は見た事がない。
水の中で呼吸ができるなんて、この街の人なら喉から手が出るほど欲しいと思うよ。 アイレは魔法を使わないのかい?」
「簡単な生活魔法は少し習ったんだ、だけど、俺の師匠は生半可な魔法を覚えるよりはまずは剣で戦う事を覚えろって……」
「いい師匠だと思うよ。 魔法は便利だけど、消費は激しいし、詠唱の隙もある。それに魔法だけで戦える魔力がある人は極まれだ。フェアは凄いと思う」
フロードはフェアを見ながら言った。
「私は……魔法しかできないから」
フェアも少しずつだが、フロードに対して警戒を解いているようだったが、それでも自分の後ろを歩かせる事はしなかった。
左右に分かれた道は正解だったらしく、再び下る階段と光の上がる階段が出てきた。3人は顔を合わせてから無言で階段を下った。
地下3階は謎解きの道が多く、水晶を左や右に運んで扉にはめながら前に進んだ。手順を間違えると魔物が出現するが3人の連携で難なく倒す事ができた。
特にアイレはダンジョンを進みながら集中力を高めていた。その戦闘力はフェアもそしてフロードは特に驚きを隠せなかった。
「君……アイレとフェアは何者なんだい? ハッキリ言って君たちは異常だ……。 強すぎる」
「俺は……大した事はないよ。 ただ、師匠が優秀だったんだ」
アイレは戦闘の度にインザームを思い出した。あの島を出るまではわからなかったが、自分を相当高いレベルにまで引き上げてくれていた。
それでもアズライトとルチルやイフリート、フェローを思い出すとまだ足りない事はわかっている。
アイレから見てもフェアは特段に強かった。あらゆる魔法を駆使しながらも疲れている様子もない。
ハーフエルフの血は伊達じゃないとアイレは理解した。
「君たちと一緒なら……本当にクリアできるかもしれない。 妹の為にも僕も絶対に生きて帰りたい」
フロードは真剣な瞳で前を見据えていた。
地下4階になると打って変わって強力が魔物が出現し始めた。ここからはフロードも未知数の領域だった様で
アイレとフェアでさえ手こずりはじめた。
「――ちきしょう――キリがない」 「ぐっ――」「アイレ! フロード離れて! ……そのあたり一帯凍らせる」
下半身は馬で上半身は人間の水の槍を持っている魔物とアイレ達は戦っていた。倒しても倒しても
その魔物は次々とやってくる。 それにフェアが凍らせないと剣だけでは物理ダメージを与える事ができない。
見かねてフェアが道を覆うように魔法を繰り出した。
「この道を封鎖せよ氷の道」
フェアは大きな魔力を使い、道にいる全ての魔物を一斉に凍らせた。周囲に水がないと
フェアでさえここまでの芸当はできない程の威力だった。
「よし!」 「……こんな芸当が」
フェアの魔法の氷が解けない内にアイレとフロードは魔物の首を切り落とした。しかし、フェアは大きな魔力を使用した事により
耳がピンと伸びて、フロードがそれに気が付いた。
「その耳……君はエルフなのか!?」
フェアはアイレの後ろに隠れると、フロードを警戒した。
「ああ。すまない……。僕も過去にエルフが狙われていた話は知っている。 怖い思いをさせたいわけじゃないよ。 ただ、見るのは初めで驚いだんだ。
妹はエルフの魔法や逸話が好きでね。 きっと僕と一緒にいたと話したら喜ぶよ。 フェアが武器も持たずにその威力の理由がわかったよ」
フロードはフェアに対して申し訳ない程度を取った後に笑顔を見せた。そして妹の話をするときはいつもしんみりとした。
その姿を見てフェアはフロードは悪い人じゃないなと感じた。アイレは黙っていたが、警戒を解いたフェアを見て少し安心した。
「ごめんなさい。 あなたの事を勘違いしてたみたい。 色々あったから……」
「いや、大丈夫だ。 気を遣わせた様ですまない。 クリアまで一緒に頑張ろう」
フロードはフェアに握手を求め、フェアもそれに応じた。
「信用してくれた様で嬉しい。これからは左右に対応できるようにフェアが真ん中を歩いてくれるか?
僕は後ろを警戒しよう」
「わかった」
「よし、じゃあ先に進むぜ! フェア。フロード。俺は魔法が使えないから便りにしてるぜ」
3人は再び前進み始めた。
魔物を倒して進んで、時には水中を潜りながらもダンジョンに入って5時間は経過した。
3人共、体力と精神力が限界に近づいていた。
「これは……僕も見たことがない」
光に輝く上がる階段と、赤い下る階段が出現した。
「これは……最後ってことか?」
「……赤いほうから、物凄い魔力を感じる」
フェアは魔力の探知を得意としていたが、ダンジョンの中では魔力が満ち足りているせいなのかうまくいかなかった。
それでも赤い階段の先からヒシヒシと伝わるほどの魔力のオーラを感じた。
「正直……僕は限界が近い。 ここで引き返すのも悪くはないと思う」
「フロード。俺はどんなにつらくても引き返す事はしない。だけど……無理はするな」
「私も行くわ」
「わかった……僕も妹の為にも前に進む。君たちと一緒ならきっと大丈夫だ」
アイレとフロードとフェアは赤い階段を下った。その先には扉があったが、近づくと自動で開いた。
大きい広場になっており、氷の柱が所々立っていた。
「ここは……フロードわかるか?」
「いや……僕も見た事がない。 だけど、ダンジョンのクリアにはボス討伐が必須なはずだ」
「……来る。 前!」
フェアが叫んだと同時に天井から水が大量に滴り落ちてきた。水は足元から魔物の姿を形成していき
アイレ達の何倍もある巨大な蛇の様な魔物が出現した。 顔が三つあり、それぞれ独立した動きをしてうねうねとしている
「構えろ!」
アイレが叫ぶと同時に蛇が頭を伸ばして氷の柱をくねらせながら、アイレ達に攻撃を仕掛けてきた。
左右の青い壁には見たこともない様な魔法の紋章が刻まれており、それが時々光り輝いていたので
3人は警戒しながら前に進んだ。
すると、前方に大きな水のたまり場が存在した。まるでプールの様な大きさで
そこに入る以外に道はない様だった。
「これ……泳ぐしかないのか?」
「きっと魔物が途中で来る可能性は高いと思う」
「フェア。呼吸できるように頼めるか?」
アイレがフェアにここへ来た時と同じように水の中でも呼吸ができるように魔法を頼んだ。魔法の消費があまり激しくない場合は
片耳がピンと立つ事はないので、フロードにバレずに囁く様に精霊魔法を詠唱した。
「水の精霊よ。力を貸して下さい。水《オー・ 》の呼吸《スピレ 》」
アイレとフェアとフロードの体が少しだけ青く光る。
「これは……?」
フロードがアイレとフェアに聞いた。
「フェアの魔法だ。 水の中で呼吸ができるようになる」
「私以外はそんなに長くもたないわ。早くいきましょう」
「……凄いな」
アイレとフェアとフロードは水の中に入り泳ぎながら先を目指した。アイレは元の世界で泳いだ事はなかったが
インザームとの戦闘訓練の一環で泳げるようになっていた。
それから10分ほど泳ぎ進んだ所で魚の様な魔物が物凄い速度でアイレ達を狙ってきた。
頭の先端に鋭い刃が付いており、フロードが避けきれず右腕にダメージを少し負う。
――がぁっ。
血が水中に流れると、どこからともなく魚の魔物がうようよと増え始めた。
「――フェア! ――フロードを頼む」
アイレはフロードとフェアを守る様に前に出ると、物凄い速度で襲ってくる魚の魔物を避けながら短剣で切り刻んだ。
常人ではないアイレの反射速度でしかできない芸当であった。
加えて、水中で思うように動けないアイレは攻撃の際に魔力を瞬間的に集中させる事で最小限の消費で最大限の攻撃を繰り出していた。
度重なる戦闘で更にアイレは魔力操作を上手に動かせるようになっている。
魚の魔物を捌き切ると3人はやがて地上に出た。先ほど同じような水の景色が広がっている。
「フロード! 大丈夫か?」
「ああ。すまない。なんとか致命傷にはなっていないようだ」
フロードは服を少し破ると右腕の傷を塞ぐ様に器用に括り付けた。
「待たせた。 いこうか」
ダンジョンは基本的に一本道だったので特に迷う事は今までなかったが、ここで遂に2本に道が分かれた。
「どうする? 左か……右か」
「僕の経験上はどちらかが罠だ。 ……僕に任せてくれ。chercher」
フロードは目を瞑ると地面に手を置いて魔力を高めた。すると、フロードの手から地面を伝う様に赤い線が現れはじめると
その線は2本に分かれ左右に光の様に進んで行った。
「きっと、右だと思う。 左は途中で魔力に邪魔されて消えた」
「凄いな……それも魔法なのか?」
「これは僕の得意魔法さ。 戦闘の欲には立たないけどね。 道に迷った時や魔物がいないか探索の時に使う。 それよりもフェアの魔法のほうが僕は見た事がない。
水の中で呼吸ができるなんて、この街の人なら喉から手が出るほど欲しいと思うよ。 アイレは魔法を使わないのかい?」
「簡単な生活魔法は少し習ったんだ、だけど、俺の師匠は生半可な魔法を覚えるよりはまずは剣で戦う事を覚えろって……」
「いい師匠だと思うよ。 魔法は便利だけど、消費は激しいし、詠唱の隙もある。それに魔法だけで戦える魔力がある人は極まれだ。フェアは凄いと思う」
フロードはフェアを見ながら言った。
「私は……魔法しかできないから」
フェアも少しずつだが、フロードに対して警戒を解いているようだったが、それでも自分の後ろを歩かせる事はしなかった。
左右に分かれた道は正解だったらしく、再び下る階段と光の上がる階段が出てきた。3人は顔を合わせてから無言で階段を下った。
地下3階は謎解きの道が多く、水晶を左や右に運んで扉にはめながら前に進んだ。手順を間違えると魔物が出現するが3人の連携で難なく倒す事ができた。
特にアイレはダンジョンを進みながら集中力を高めていた。その戦闘力はフェアもそしてフロードは特に驚きを隠せなかった。
「君……アイレとフェアは何者なんだい? ハッキリ言って君たちは異常だ……。 強すぎる」
「俺は……大した事はないよ。 ただ、師匠が優秀だったんだ」
アイレは戦闘の度にインザームを思い出した。あの島を出るまではわからなかったが、自分を相当高いレベルにまで引き上げてくれていた。
それでもアズライトとルチルやイフリート、フェローを思い出すとまだ足りない事はわかっている。
アイレから見てもフェアは特段に強かった。あらゆる魔法を駆使しながらも疲れている様子もない。
ハーフエルフの血は伊達じゃないとアイレは理解した。
「君たちと一緒なら……本当にクリアできるかもしれない。 妹の為にも僕も絶対に生きて帰りたい」
フロードは真剣な瞳で前を見据えていた。
地下4階になると打って変わって強力が魔物が出現し始めた。ここからはフロードも未知数の領域だった様で
アイレとフェアでさえ手こずりはじめた。
「――ちきしょう――キリがない」 「ぐっ――」「アイレ! フロード離れて! ……そのあたり一帯凍らせる」
下半身は馬で上半身は人間の水の槍を持っている魔物とアイレ達は戦っていた。倒しても倒しても
その魔物は次々とやってくる。 それにフェアが凍らせないと剣だけでは物理ダメージを与える事ができない。
見かねてフェアが道を覆うように魔法を繰り出した。
「この道を封鎖せよ氷の道」
フェアは大きな魔力を使い、道にいる全ての魔物を一斉に凍らせた。周囲に水がないと
フェアでさえここまでの芸当はできない程の威力だった。
「よし!」 「……こんな芸当が」
フェアの魔法の氷が解けない内にアイレとフロードは魔物の首を切り落とした。しかし、フェアは大きな魔力を使用した事により
耳がピンと伸びて、フロードがそれに気が付いた。
「その耳……君はエルフなのか!?」
フェアはアイレの後ろに隠れると、フロードを警戒した。
「ああ。すまない……。僕も過去にエルフが狙われていた話は知っている。 怖い思いをさせたいわけじゃないよ。 ただ、見るのは初めで驚いだんだ。
妹はエルフの魔法や逸話が好きでね。 きっと僕と一緒にいたと話したら喜ぶよ。 フェアが武器も持たずにその威力の理由がわかったよ」
フロードはフェアに対して申し訳ない程度を取った後に笑顔を見せた。そして妹の話をするときはいつもしんみりとした。
その姿を見てフェアはフロードは悪い人じゃないなと感じた。アイレは黙っていたが、警戒を解いたフェアを見て少し安心した。
「ごめんなさい。 あなたの事を勘違いしてたみたい。 色々あったから……」
「いや、大丈夫だ。 気を遣わせた様ですまない。 クリアまで一緒に頑張ろう」
フロードはフェアに握手を求め、フェアもそれに応じた。
「信用してくれた様で嬉しい。これからは左右に対応できるようにフェアが真ん中を歩いてくれるか?
僕は後ろを警戒しよう」
「わかった」
「よし、じゃあ先に進むぜ! フェア。フロード。俺は魔法が使えないから便りにしてるぜ」
3人は再び前進み始めた。
魔物を倒して進んで、時には水中を潜りながらもダンジョンに入って5時間は経過した。
3人共、体力と精神力が限界に近づいていた。
「これは……僕も見たことがない」
光に輝く上がる階段と、赤い下る階段が出現した。
「これは……最後ってことか?」
「……赤いほうから、物凄い魔力を感じる」
フェアは魔力の探知を得意としていたが、ダンジョンの中では魔力が満ち足りているせいなのかうまくいかなかった。
それでも赤い階段の先からヒシヒシと伝わるほどの魔力のオーラを感じた。
「正直……僕は限界が近い。 ここで引き返すのも悪くはないと思う」
「フロード。俺はどんなにつらくても引き返す事はしない。だけど……無理はするな」
「私も行くわ」
「わかった……僕も妹の為にも前に進む。君たちと一緒ならきっと大丈夫だ」
アイレとフロードとフェアは赤い階段を下った。その先には扉があったが、近づくと自動で開いた。
大きい広場になっており、氷の柱が所々立っていた。
「ここは……フロードわかるか?」
「いや……僕も見た事がない。 だけど、ダンジョンのクリアにはボス討伐が必須なはずだ」
「……来る。 前!」
フェアが叫んだと同時に天井から水が大量に滴り落ちてきた。水は足元から魔物の姿を形成していき
アイレ達の何倍もある巨大な蛇の様な魔物が出現した。 顔が三つあり、それぞれ独立した動きをしてうねうねとしている
「構えろ!」
アイレが叫ぶと同時に蛇が頭を伸ばして氷の柱をくねらせながら、アイレ達に攻撃を仕掛けてきた。
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