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15.オニキスの黒猫
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「殿下にプレゼントされたらいかがですか?」
「えっ!」
「「「そうですよ♪オソロイですよ♪素敵だなぁ~♪」」」
悪役令嬢はネコのネクタイピンを片手にオロオロし、モブ3令嬢たちはそんな悪役令嬢にキュンキュンしている。
「でも……殿下が受け取って下さるか……」
「そのネコはオニキスですよね?」
私は店員さんに確認をした。
「左様でございます」
店員は頭を下げた。
「オニキスは、持ち主の意志の力を強くさせ、正しい判断力を与える『自己防衛の石』と呼ばれています」
私は悪役令嬢に説明をした。
「そうなの?」
「はい。また、強力な魔よけや邪気払いの力を持ち、他人から不本意に恨みや妬みをかってしまったときには、害が及ばないよう持ち主を保護してくれると言われていますわ」
「「「そうなんですか!!」」」
私はモブ3令嬢に頷いた。
「詳しいのね」
「はい。石に興味がありまして」
「持ち主を保護する石……」
悪役令嬢はオニキスの黒猫をじっと見つめた。
黒猫のネクタイピンとオソロイのブローチ。
「「「婚約者が、自分のために『防衛の石』をプレゼントしてくれるなんて、きっと殿下喜びますよ♪憧れるな~♡」」」
-ツヅク-
(参考)
https://tennnone.com/onyx/
「えっ!」
「「「そうですよ♪オソロイですよ♪素敵だなぁ~♪」」」
悪役令嬢はネコのネクタイピンを片手にオロオロし、モブ3令嬢たちはそんな悪役令嬢にキュンキュンしている。
「でも……殿下が受け取って下さるか……」
「そのネコはオニキスですよね?」
私は店員さんに確認をした。
「左様でございます」
店員は頭を下げた。
「オニキスは、持ち主の意志の力を強くさせ、正しい判断力を与える『自己防衛の石』と呼ばれています」
私は悪役令嬢に説明をした。
「そうなの?」
「はい。また、強力な魔よけや邪気払いの力を持ち、他人から不本意に恨みや妬みをかってしまったときには、害が及ばないよう持ち主を保護してくれると言われていますわ」
「「「そうなんですか!!」」」
私はモブ3令嬢に頷いた。
「詳しいのね」
「はい。石に興味がありまして」
「持ち主を保護する石……」
悪役令嬢はオニキスの黒猫をじっと見つめた。
黒猫のネクタイピンとオソロイのブローチ。
「「「婚約者が、自分のために『防衛の石』をプレゼントしてくれるなんて、きっと殿下喜びますよ♪憧れるな~♡」」」
-ツヅク-
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