8 / 176
8.母と娘の現状把握-3
しおりを挟む
「テオはお兄ちゃんだったね、ママ」
「年齢の検討もつかないもんね。兄と妹ね。リナたちの父親は死んでるみたいだね」
部屋を見回すが、写真らしきものは無い。
殺風景な部屋に男物のシャツが掛けられているだけ。
名前も分からないロナの夫。
今頃あの世でロナとリナに会えたのだろうか。そして、前世の夫はどうしただろう。(お葬式ちゃんと出せたのかな)
ロナはひとり残された前世の夫を思った。
「ジュールさんはお坊っちゃまみたいだったね」
リナはジュールのスマートな振る舞いを思い出していた。赤茶色の髪にヘーゼルの瞳。
「貴族なのかな~」
「どうだろうね。どの作品の世界なのか、検討もつかないし。」
ロナは前世で読んだ異世界転生小説を思い出すが、あまりにも数が多すぎる。
「王都から貴族が追放されてくるとか?」
「ジュールさんが、実は隣国の隠れ王子様だったとか」
「魔法ある世界かな?」
「髪の色が常識的だったから、無いんじゃない?」
「赤なら火の属性で、水色なら水の属性、緑なら風の属性で紺色なら氷の属性」
「金は王族、黒は闇、白は聖女か光魔法」
「ママ、魔獣いるかな?」
「魔法がないなら、魔獣もいないんじゃない?」
「つまんないね。転生したのに」
「魔獣いたら死んじゃうじゃん!やだよママは。魔獣に怯えてくらすなんて。平和が一番」
「年齢の検討もつかないもんね。兄と妹ね。リナたちの父親は死んでるみたいだね」
部屋を見回すが、写真らしきものは無い。
殺風景な部屋に男物のシャツが掛けられているだけ。
名前も分からないロナの夫。
今頃あの世でロナとリナに会えたのだろうか。そして、前世の夫はどうしただろう。(お葬式ちゃんと出せたのかな)
ロナはひとり残された前世の夫を思った。
「ジュールさんはお坊っちゃまみたいだったね」
リナはジュールのスマートな振る舞いを思い出していた。赤茶色の髪にヘーゼルの瞳。
「貴族なのかな~」
「どうだろうね。どの作品の世界なのか、検討もつかないし。」
ロナは前世で読んだ異世界転生小説を思い出すが、あまりにも数が多すぎる。
「王都から貴族が追放されてくるとか?」
「ジュールさんが、実は隣国の隠れ王子様だったとか」
「魔法ある世界かな?」
「髪の色が常識的だったから、無いんじゃない?」
「赤なら火の属性で、水色なら水の属性、緑なら風の属性で紺色なら氷の属性」
「金は王族、黒は闇、白は聖女か光魔法」
「ママ、魔獣いるかな?」
「魔法がないなら、魔獣もいないんじゃない?」
「つまんないね。転生したのに」
「魔獣いたら死んじゃうじゃん!やだよママは。魔獣に怯えてくらすなんて。平和が一番」
55
あなたにおすすめの小説
異世界に転生したので幸せに暮らします、多分
かのこkanoko
ファンタジー
物心ついたら、異世界に転生していた事を思い出した。
前世の分も幸せに暮らします!
平成30年3月26日完結しました。
番外編、書くかもです。
5月9日、番外編追加しました。
小説家になろう様でも公開してます。
エブリスタ様でも公開してます。
見習い動物看護師最強ビーストテイマーになる
盛平
ファンタジー
新米動物看護師の飯野あかりは、車にひかれそうになった猫を助けて死んでしまう。異世界に転生したあかりは、動物とお話ができる力を授かった。動物とお話ができる力で霊獣やドラゴンを助けてお友達になり、冒険の旅に出た。ハンサムだけど弱虫な勇者アスランと、カッコいいけどうさん臭い魔法使いグリフも仲間に加わり旅を続ける。小説家になろうさまにもあげています。
憧れのスローライフを異世界で?
さくらもち
ファンタジー
アラフォー独身女子 雪菜は最近ではネット小説しか楽しみが無い寂しく会社と自宅を往復するだけの生活をしていたが、仕事中に突然目眩がして気がつくと転生したようで幼女だった。
日々成長しつつネット小説テンプレキターと転生先でのんびりスローライフをするための地盤堅めに邁進する。
ヒロインですが、舞台にも上がれなかったので田舎暮らしをします
未羊
ファンタジー
レイチェル・ウィルソンは公爵令嬢
十二歳の時に王都にある魔法学園の入学試験を受けたものの、なんと不合格になってしまう
好きなヒロインとの交流を進める恋愛ゲームのヒロインの一人なのに、なんとその舞台に上がれることもできずに退場となってしまったのだ
傷つきはしたものの、公爵の治める領地へと移り住むことになったことをきっかけに、レイチェルは前世の夢を叶えることを計画する
今日もレイチェルは、公爵領の片隅で畑を耕したり、お店をしたりと気ままに暮らすのだった
神に同情された転生者物語
チャチャ
ファンタジー
ブラック企業に勤めていた安田悠翔(やすだ はると)は、電車を待っていると後から背中を押されて電車に轢かれて死んでしまう。
すると、神様と名乗った青年にこれまでの人生を同情され、異世界に転生してのんびりと過ごしてと言われる。
悠翔は、チート能力をもらって異世界を旅する。
のほほん異世界暮らし
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生するなんて、夢の中の話だと思っていた。
それが、目を覚ましたら見知らぬ森の中、しかも手元にはなぜかしっかりとした地図と、ちょっとした冒険に必要な道具が揃っていたのだ。
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる