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Case03.
10.どうしても届けたいの!
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「アレクにプリンを食べてもらうにはどうしたらいいんだろ?」
「宮殿に届ける?」
マリアさんが言った。
「王族が食べるものには、毒見が必要なのです」
「「なるほど……」」
せっかく上手にできたのに……
どうにかアレクに食べてもらいたいな……
「???、アレク、食堂でご飯たべてるよね?」
「アレックスが食べる物は、毒見役が食べてから出されているので……」
「そ、そうだったのね?じゃあ、私のプリンも?」
「はい。毒見役が食べてから出しているはずです」
「そうなんだね……王族、だもんね……」
改めて感じる。
何で私、アレクと友だちなんだろう?
「食堂で、私にプリンを作らせてもらえないかしら?」
「厨房でですか……厨房は危険な場所なので、怪我に気をつけて頂かないと……未来の王子妃ですから……」
マリアさんも、厨房の危なさを知っているので、賛成しかねている。
「主任に確認してみますか?絶対大丈夫とは言えませんが……」
「お願いできるかしら……」
ここまで頑張ったマーガレット様のプリンをアレクに食べさせたい。
「私が、マーガレット様の補佐に付くと主任に伝えてくれる?」
マリアさんが言った。
私じゃ説得力がないけど、マリアさんが補佐してくれるなら大丈夫かも!
「お店の準備があるのに、良いのですか?」
マーガレット様が申し訳無さそうに言った。
「大丈夫よ!夫がいるし、ランチまでに帰ってくれば問題ないわ」
マリアさんが笑う。
「じゃあ、主任に相談してみます!」
主任に許可をもらわなくては!!!
「と、いうわけなのです」
「……話は分かりました」
険しい顔の主任。
「マリアさんが、補佐してくれるそうです」
「……マリアなら、安心だけれども……」
「はい!私ではないので!」
主任は珍しく逡巡している。
「マーガレット様は、とても頑張っていたんです。お願いします!」
「……、……、……明後日の朝……厨房が動き出す前。私も立ち会います」
「いいんですか!いいんですか!」
「特別ですよ!本当に!今回だけですよ!」
「分かりました!ありがとうございます!主任!」
私は主任の両手を掴み、主任の頭がガクガク揺れるのも構わずに、感謝の握手をした。
「マーガレット様に伝えてきますね!!」
私はマーガレット様の所へ走り出した。
「宮殿に届ける?」
マリアさんが言った。
「王族が食べるものには、毒見が必要なのです」
「「なるほど……」」
せっかく上手にできたのに……
どうにかアレクに食べてもらいたいな……
「???、アレク、食堂でご飯たべてるよね?」
「アレックスが食べる物は、毒見役が食べてから出されているので……」
「そ、そうだったのね?じゃあ、私のプリンも?」
「はい。毒見役が食べてから出しているはずです」
「そうなんだね……王族、だもんね……」
改めて感じる。
何で私、アレクと友だちなんだろう?
「食堂で、私にプリンを作らせてもらえないかしら?」
「厨房でですか……厨房は危険な場所なので、怪我に気をつけて頂かないと……未来の王子妃ですから……」
マリアさんも、厨房の危なさを知っているので、賛成しかねている。
「主任に確認してみますか?絶対大丈夫とは言えませんが……」
「お願いできるかしら……」
ここまで頑張ったマーガレット様のプリンをアレクに食べさせたい。
「私が、マーガレット様の補佐に付くと主任に伝えてくれる?」
マリアさんが言った。
私じゃ説得力がないけど、マリアさんが補佐してくれるなら大丈夫かも!
「お店の準備があるのに、良いのですか?」
マーガレット様が申し訳無さそうに言った。
「大丈夫よ!夫がいるし、ランチまでに帰ってくれば問題ないわ」
マリアさんが笑う。
「じゃあ、主任に相談してみます!」
主任に許可をもらわなくては!!!
「と、いうわけなのです」
「……話は分かりました」
険しい顔の主任。
「マリアさんが、補佐してくれるそうです」
「……マリアなら、安心だけれども……」
「はい!私ではないので!」
主任は珍しく逡巡している。
「マーガレット様は、とても頑張っていたんです。お願いします!」
「……、……、……明後日の朝……厨房が動き出す前。私も立ち会います」
「いいんですか!いいんですか!」
「特別ですよ!本当に!今回だけですよ!」
「分かりました!ありがとうございます!主任!」
私は主任の両手を掴み、主任の頭がガクガク揺れるのも構わずに、感謝の握手をした。
「マーガレット様に伝えてきますね!!」
私はマーガレット様の所へ走り出した。
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