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魔力排出異常?
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マイロのブツブツって……魔力の排出異常なのでは???
私は急に思い出した。
そうだ!私が前世日本で愛読していた投稿小説の中でそんな病気があったわ!!!
その病気は、魔力が上手く出せなくて、ブツブツと吹出物になっていたはず……
マイロももしや……
その病気は、魔力を出したら治ったはず
マイロも魔力を出すようにしたら、ブツブツは治るんじゃ???
洗顔の仕方のせいじゃなかったとか???
そうとなったら、確認と検証よっ!
私は早速食堂にいるマイロを目指した。
「マイロ!」
「アイラ!」
今日もマイロの髪は、サラサラ。
祝!脱ベタベタ
「ちゃんとシャンプーできてるみたいだね。ドライヤーも」
「うん、手順が分かったら、スムーズに髪を乾かせるようになった」
「サラサラだね」
私がマイロの髪を触ると、マイロは照れくさそうに笑った。
ん???
おでこのブツブツ、減ってない?
「マイロ。顔のブツブツ減ったね?」
マイロは自分の顔を触って、
「そうだね。ちゃんと洗顔、保湿してるから?」
と言った。
にしても、凄く減ってない???
マイロは、泡立てるのに、風魔法を使い、ドライするのに、火と風の魔法を使い、洗い流すのに、火の魔法を使ってぬるま湯を作っている……
魔力を放出できてるから?
だから、ブツブツ減った???
えー!!!
「朝、鏡みた?」
「みた」
「ブツブツ減ったなって、思わなかった?」
「まぁ、思ったけど、正しい洗顔のおかげかと」
正しい洗顔のために、魔法を使っているマイロ。
「マイロはさ、今までは日常であまり魔力は使わなかったの?」
「う~ん。あまり使わなかったかな」
「どうして?」
「小さい時、魔力の調整ができない時に、例えば床屋さんとかで、凄い迷惑かけたからね。使わないようにしてたかも」
それで、成長と共に溢れ出してくる魔力を持て余していたのかも……
「今はもう、魔法すごい上手なのにね」
と言うと
「そ、そんなことないし……」
とスムージーを啜った。
「あっ!スムージー!」
「うん。いつもアイラにご馳走してもらってるから」
マイロは私の分のスムージーを差し出した。
「いつもと同じので良かった?」
「うん。ありがとう」
私はマイロからスムージーを受け取った。
「よく、ひとりで買えたね?」
と飲みながら訊ねると
「う、うん。髪がサラサラだから。もう、嫌な顔されないかと思って」
マイロは自分の髪を指で梳いた。
私は急に思い出した。
そうだ!私が前世日本で愛読していた投稿小説の中でそんな病気があったわ!!!
その病気は、魔力が上手く出せなくて、ブツブツと吹出物になっていたはず……
マイロももしや……
その病気は、魔力を出したら治ったはず
マイロも魔力を出すようにしたら、ブツブツは治るんじゃ???
洗顔の仕方のせいじゃなかったとか???
そうとなったら、確認と検証よっ!
私は早速食堂にいるマイロを目指した。
「マイロ!」
「アイラ!」
今日もマイロの髪は、サラサラ。
祝!脱ベタベタ
「ちゃんとシャンプーできてるみたいだね。ドライヤーも」
「うん、手順が分かったら、スムーズに髪を乾かせるようになった」
「サラサラだね」
私がマイロの髪を触ると、マイロは照れくさそうに笑った。
ん???
おでこのブツブツ、減ってない?
「マイロ。顔のブツブツ減ったね?」
マイロは自分の顔を触って、
「そうだね。ちゃんと洗顔、保湿してるから?」
と言った。
にしても、凄く減ってない???
マイロは、泡立てるのに、風魔法を使い、ドライするのに、火と風の魔法を使い、洗い流すのに、火の魔法を使ってぬるま湯を作っている……
魔力を放出できてるから?
だから、ブツブツ減った???
えー!!!
「朝、鏡みた?」
「みた」
「ブツブツ減ったなって、思わなかった?」
「まぁ、思ったけど、正しい洗顔のおかげかと」
正しい洗顔のために、魔法を使っているマイロ。
「マイロはさ、今までは日常であまり魔力は使わなかったの?」
「う~ん。あまり使わなかったかな」
「どうして?」
「小さい時、魔力の調整ができない時に、例えば床屋さんとかで、凄い迷惑かけたからね。使わないようにしてたかも」
それで、成長と共に溢れ出してくる魔力を持て余していたのかも……
「今はもう、魔法すごい上手なのにね」
と言うと
「そ、そんなことないし……」
とスムージーを啜った。
「あっ!スムージー!」
「うん。いつもアイラにご馳走してもらってるから」
マイロは私の分のスムージーを差し出した。
「いつもと同じので良かった?」
「うん。ありがとう」
私はマイロからスムージーを受け取った。
「よく、ひとりで買えたね?」
と飲みながら訊ねると
「う、うん。髪がサラサラだから。もう、嫌な顔されないかと思って」
マイロは自分の髪を指で梳いた。
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