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2章 異世界へ来た僕の力
君の力は…
その後、僕はレオに美味しかったと伝えて寝室に向かうと
「えっ…」
僕がご飯を食べている時に掃除してくれていたのだが、最初見た時よりも見違えるほど綺麗になっていたのだった。もちろんかび臭い匂いも消えていて、部屋に置かれているテーブルには花瓶が置かれており、水色のバラのような花が生けられていた。
「レオって、掃除のセンスも…何に対しても完璧なんだ」
そんなことをボソッと一人でつぶやき、ベッドに寝転がった。
僕は寝転がってるだけのはずだったのにいつの間にか眠りに落ちていったのだった。
―――翌朝
「レイヤ~…起きろー」
耳元でなにか聞こえる。僕は母に答えるように
「あと5分~…」
と呟き布団に潜ると
「何言ってんだレイヤ」
レオがくすくす笑っている。
「うわっ!レオ!?」
「寝起き悪いんだな」
くすくすと笑う。
「悪くない!」
僕はその言葉をいうと同時に飛び起きた。
「風呂も入らずに寝て、疲れてたのか?」
レオはそう言いタオルや洗濯した店で着れる用の服などをテーブルに置く。
「えっ…風呂ってどこ?」
「実はな…」
階段を降りようとしていたレオが方向転換し戻ってきた。
「ここ…」
「えっ?」
僕は拍子抜けした。まさか自分の部屋の謎のドアを指さされるとは思わなかったのだ。
「分かった…入ってくる…」
―――数十分後―――
僕は風呂に入り、着替えて一階のホールにあるカウンターに座った。
「どうだ?さっぱりしたか?」
そう声をかけてきたレオの隣には綺麗な女性がいた。
「うん…その人は?」
多少警戒し、レオに聞く。
「お客さんだ。久々に来てくれてな」
「初めまして、私の名前はアリーナ。あなたの名前は?」
鳥が鳴くような綺麗な声で、自分のことを紹介してくれた。
「僕の名前は…レイヤ。この間からレオにお世話になってます。」
「ところであなた…とんでもない力ね。」
「……へ?」
僕が何のことか分からないでいると、アリーナさんは近づいてきて
「魔力のことよ…」
と、僕の耳元で囁いた。
アリーナさんは少し離れそれに続けて、
「シエルに短刀貰ったんでしょ?その時の光は何色だった?」
「なんでそのこと…」
レオも首を傾げる。
「昨日シエルに聞いたのよ、とんでもない奴が居るってね。で、光は何色?」
「あっ…青白い光……でした。」
「ハァァ?!」
その綺麗な顔立ちからは想像も出来ない驚きの声を上げた…
「青白い光って…才能どころの問題じゃないわよ!…いい、今からあなたは追われの身になるかもしれないわ…」
「えっ…え?」
僕には全く状況が掴めない。追われる?何から?
「あなたの力は…とにかく、とんでもないのよ!」
「えっ…」
僕がご飯を食べている時に掃除してくれていたのだが、最初見た時よりも見違えるほど綺麗になっていたのだった。もちろんかび臭い匂いも消えていて、部屋に置かれているテーブルには花瓶が置かれており、水色のバラのような花が生けられていた。
「レオって、掃除のセンスも…何に対しても完璧なんだ」
そんなことをボソッと一人でつぶやき、ベッドに寝転がった。
僕は寝転がってるだけのはずだったのにいつの間にか眠りに落ちていったのだった。
―――翌朝
「レイヤ~…起きろー」
耳元でなにか聞こえる。僕は母に答えるように
「あと5分~…」
と呟き布団に潜ると
「何言ってんだレイヤ」
レオがくすくす笑っている。
「うわっ!レオ!?」
「寝起き悪いんだな」
くすくすと笑う。
「悪くない!」
僕はその言葉をいうと同時に飛び起きた。
「風呂も入らずに寝て、疲れてたのか?」
レオはそう言いタオルや洗濯した店で着れる用の服などをテーブルに置く。
「えっ…風呂ってどこ?」
「実はな…」
階段を降りようとしていたレオが方向転換し戻ってきた。
「ここ…」
「えっ?」
僕は拍子抜けした。まさか自分の部屋の謎のドアを指さされるとは思わなかったのだ。
「分かった…入ってくる…」
―――数十分後―――
僕は風呂に入り、着替えて一階のホールにあるカウンターに座った。
「どうだ?さっぱりしたか?」
そう声をかけてきたレオの隣には綺麗な女性がいた。
「うん…その人は?」
多少警戒し、レオに聞く。
「お客さんだ。久々に来てくれてな」
「初めまして、私の名前はアリーナ。あなたの名前は?」
鳥が鳴くような綺麗な声で、自分のことを紹介してくれた。
「僕の名前は…レイヤ。この間からレオにお世話になってます。」
「ところであなた…とんでもない力ね。」
「……へ?」
僕が何のことか分からないでいると、アリーナさんは近づいてきて
「魔力のことよ…」
と、僕の耳元で囁いた。
アリーナさんは少し離れそれに続けて、
「シエルに短刀貰ったんでしょ?その時の光は何色だった?」
「なんでそのこと…」
レオも首を傾げる。
「昨日シエルに聞いたのよ、とんでもない奴が居るってね。で、光は何色?」
「あっ…青白い光……でした。」
「ハァァ?!」
その綺麗な顔立ちからは想像も出来ない驚きの声を上げた…
「青白い光って…才能どころの問題じゃないわよ!…いい、今からあなたは追われの身になるかもしれないわ…」
「えっ…え?」
僕には全く状況が掴めない。追われる?何から?
「あなたの力は…とにかく、とんでもないのよ!」
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