僕の異世界生活

谷 cyan

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2章 異世界へ来た僕の力

追われの身とは

「もしかして…青白い光になにか意味あるんですか?」

僕がそう聞くとアリーナさんはすぐに答えてくれた。
「魔法使いにも属性があるの。水とか火とか光とか闇…そしてシエルが渡したその短剣には属性を調べる能力があるの。とりあえず貰った短剣を構えてみて?」

そう言われた僕は肌身離さず持っていた短剣を構える。するとはめ込まれた宝石から昨日と同じ、青白い光が放たれたのである。

「本当に青白いわね…水属性でもここまで明るく輝かないもの。…ってことはレイヤの属性は全属性、どんな魔法でも使えるわ!ただ…」

「…ただ?」

「特定の魔法使いから狙われるわ…いくら頑張っても少し物を動かすことしか出来ないような魔法使いにね。」


なんておっかない話なんだ…RPGだから覚悟はしていたが、まさかここまでとは思わなかった。昔読んだ本で「魔女狩り」を聞いたことがあるがそのようなものなのだろうか…。

「とにかく!レイヤは優しそうな人を見かけてもついて行っちゃいけないわ!」

「はっ、はいっ!」

僕は多少ビビりながらも返事をする。

「今日もまたこの酒場にシエルが来るだろうし…短剣は貰ってもいいわ。」

それじゃ。と言ってアリーナさんは手を振って去っていった。 

レオの方を見ると呆然とカウンターで突っ立っている。

「レオ?どうした?」

「あっ、いや…レイヤ…ほんとに珍しいんだ。属性ごとの魔法使いはよく聞くが全属性なんて…」

「…レオは悪い人じゃないよね?」

「当たり前だろ!」

レオを疑ったところでそんなことは無かったのだった。
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