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1.出会いは一瞬
恋愛概念
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社会的な恋愛概念とは現代はどのようなものになっているのだろうか。
いまだに許嫁が産まれた時から決定している国や家族はいまだに多い。
日本でも、超上流階級と呼ばれる代々引き継がれる資産を持っているものは許嫁が決められていることが多い。
時代が進むとともに、恋愛結婚というものがうまれ、恋愛の概念もかなり変わった。
中東産まれの自分にとって、留学先に日本を選ぶのはアニメ好きやゲームオタクばかりで、自分もその中に部類されることが多かった。
自分が選んだ理由は高校時代の先輩の家庭が日本に生活拠点を、移したのがきっかけであった。
昔からお金に困ることはなく、末っ子として姉たちには可愛がられ、容姿から3人の年の離れた兄たちには弟以上に可愛がられた。
北欧との貿易会社を営む父は別荘を何軒ももっていたし、長期休みに中東を離れ、異国で溢れる金貨を異性にちらつかせて遊ぶのは快感であった。
女性の髪は性的象徴である認識が付いている自分の国では、家族以外の女性の髪を見る機会もなく、テレビでの放映でみる歌手は低俗であり、気持ちをそそるものはなかったが、異国ではそれが見放題なのだ。
最初は異性とのふれあいの基本は欧米ドラマから学ぶ。
アメリカンナイズされた国土と同じく自分のアプローチ方法も自然とアメリカンナイズされていく。
最初はピュアに学園ドラマのような素朴な恋愛をこなしていき、段々つまらなさを感じると嗜好が強くなっていく。
サディスティックなものから、女性を何人も囲んで行く。
複数人との性行為は自国では論外であり、実在はしないものであると考えていた。
一夫多妻制とはいえ、女の嫉妬は恐ろしい。面倒な女ばかりだが、女性は自分のことを姫だと思い込んでいるため仕方ないのだ。
高校を出てフィラデルフィアで暇を弄んでいた時、気になる女の子ができた。
彼女といいムードにもっていこうと、自分に気のある異性を利用した。彼女をどうしても手に入れたい。
彼女はグループで遊んでいても最初は誰にも興味のないような女の子で、ラテン系特有の香りを漂わせていた。
彼女の友人はイギリス人。イギリス人とラテン系の女の子の組み合わせはめずらしく、イギリス人には飽きていた自分にとっては眼中にないがどうしても彼女は懐に束ねたものが魅力を増大させ自分を落とし込みたいと企んでいるようだった。
ラテン系の彼女も出身はコロンビアだが、ここフィラデルフィア育ちのため考え方はこちら寄り、とは言ってもラテンの血が騒ぎ無意識に誘い込んでいるように見えた。
どうせ2人ともポケットのお金にしか興味がないのかもしれない。ただルックスに惚れられているのかもしれない。
そんな想いを抱きつつ、彼女の友人の家で飲み、最後に3人で残ることになった。
ラテン系の彼女のこちらを誘っているとしか思えない目つき、そのまま始めようとすると何も抵抗はない。
彼女の首に最初にキスをし、甘い言葉をふりかけ、蝕んで行った。
前戯はほとんどいらない。どうせ、この経験豊富なビッチの口はヨダレを垂らして待っている。
すんなり入ったその穴の壁はそれでもタイトに自分のものに絡みつく。
少し早い流れであったが、自分で自分の気持ちを高めながらついていく。
彼女の友人であり、家主であるビッチが絶妙なタイミングで入ってくる。
ドアを開け、いいな私もとはなったと思えば脱ぎ始め、お尻をこちらに突き出す。
ラテン系の女性が並んでいなかったら、もう何回も試したことのある国の女の子の体に興味は持たなかっただらう。
そんなことを思いながらも実は幾らでも来て欲しいものだ。
自分の理性なんて考えず、ただ国で真面目にいきている自分にアッラーからのご加護があるよう願いつつ、蝕んでしまう自分の本心には逆らえない。
野獣のように今夜も蝕む。
幸い、許嫁が決定していない自分には傷つけてしまう許嫁はいない。
ここで四男でよかったと何度も自覚する。
許嫁がいることを羨ましく思ってしまうこともあった。
本当に綺麗な心のまま、男性経験のない人生を歩み自分に捧げてくれる。
そんな人に憧れることもあったが、父が破天荒であり、このような規律正しい国に生きている中、母を見つけたのはナンパだった。
高校の前で1人ずつ女の子たちを眺める。父の父である、祖父からスポーツカーをかり、もったいつけながら、1人ずつ見ていく。
何日か経ったある日、1人目立っており、目をつけていた母に連絡先を渡した。
そんなはじまりだ。
こんなはじまり、宗教警察に見つかればすぐに終わり体罰の対象になる。
モールで出会った異性と婚前の密会を続けていた故に、宗教警察に見つかり鞭で打たれた友人を知っているが中東の血がそうさせているのかもしれない。
年収1000万を超えるとQOL(人生の質)が上がりにくいと言われる。
その通りだと思う。自分たちのまわりには、潤いすぎてしまった環境がある。
お金が溢れるほどあるのに欲望は底知れず、まだ何かを求めているし、刺激が不足し、お金で買えるものに刺激を加え、この上ない刺激を求めていく。
今夜の女遊びも段々と刺激が不足しているように感じた矢先に、目の前に2人の女性の臀部が並べられる。
どちらにも快楽を与えつつ、今日も刺激欲しさに乱れていく。
また、お祈りの時間を一回分スキップしてしまった。
世界の恋愛概念が時代とともに変わっていく中、自分が求める恋愛もまた変わっていく。
自分のアッラーへの忠誠心は恋愛面で異端児なことをすればするほど、強くなっていく。
自分の信仰心は捨てない。
そう、コーランに書いてある通りの選択を自分はやって生きている。
この女性2人もまた、今日このアッラーの戦士に命を捧げたまでだ。
こういった遊美に対する欲望が大きくなり、毎晩遊んでいた矢先に父にばれ、呼び出しを受けた。
今後のことを考えなさいと。
何もかも手に入れており文武両道でサッカー業界からもオファーを受けている自分はサッカーを磨くもありだが、全く違う世界に飛び込みたかった。
そう高校でよく悪さを一緒にやっていた先輩に相談すると、日本をすすめてきた。
日本か、ミルクもないような二次元の国といったイメージが強かったが悪くない。
何せ金属棒を振り回して2人で15人の上級生を立てないほどにする、喧嘩では負けたことのない組み合わせだ。
彼を自分のソウルメイトだと真剣に考えている。
それが来日を決断するきっかけであった。
女遊びについても彼も同じようにいかれていると思っていたため、今後起きることに予想などつかないまま足を踏み入れてしまったのだ。
いまだに許嫁が産まれた時から決定している国や家族はいまだに多い。
日本でも、超上流階級と呼ばれる代々引き継がれる資産を持っているものは許嫁が決められていることが多い。
時代が進むとともに、恋愛結婚というものがうまれ、恋愛の概念もかなり変わった。
中東産まれの自分にとって、留学先に日本を選ぶのはアニメ好きやゲームオタクばかりで、自分もその中に部類されることが多かった。
自分が選んだ理由は高校時代の先輩の家庭が日本に生活拠点を、移したのがきっかけであった。
昔からお金に困ることはなく、末っ子として姉たちには可愛がられ、容姿から3人の年の離れた兄たちには弟以上に可愛がられた。
北欧との貿易会社を営む父は別荘を何軒ももっていたし、長期休みに中東を離れ、異国で溢れる金貨を異性にちらつかせて遊ぶのは快感であった。
女性の髪は性的象徴である認識が付いている自分の国では、家族以外の女性の髪を見る機会もなく、テレビでの放映でみる歌手は低俗であり、気持ちをそそるものはなかったが、異国ではそれが見放題なのだ。
最初は異性とのふれあいの基本は欧米ドラマから学ぶ。
アメリカンナイズされた国土と同じく自分のアプローチ方法も自然とアメリカンナイズされていく。
最初はピュアに学園ドラマのような素朴な恋愛をこなしていき、段々つまらなさを感じると嗜好が強くなっていく。
サディスティックなものから、女性を何人も囲んで行く。
複数人との性行為は自国では論外であり、実在はしないものであると考えていた。
一夫多妻制とはいえ、女の嫉妬は恐ろしい。面倒な女ばかりだが、女性は自分のことを姫だと思い込んでいるため仕方ないのだ。
高校を出てフィラデルフィアで暇を弄んでいた時、気になる女の子ができた。
彼女といいムードにもっていこうと、自分に気のある異性を利用した。彼女をどうしても手に入れたい。
彼女はグループで遊んでいても最初は誰にも興味のないような女の子で、ラテン系特有の香りを漂わせていた。
彼女の友人はイギリス人。イギリス人とラテン系の女の子の組み合わせはめずらしく、イギリス人には飽きていた自分にとっては眼中にないがどうしても彼女は懐に束ねたものが魅力を増大させ自分を落とし込みたいと企んでいるようだった。
ラテン系の彼女も出身はコロンビアだが、ここフィラデルフィア育ちのため考え方はこちら寄り、とは言ってもラテンの血が騒ぎ無意識に誘い込んでいるように見えた。
どうせ2人ともポケットのお金にしか興味がないのかもしれない。ただルックスに惚れられているのかもしれない。
そんな想いを抱きつつ、彼女の友人の家で飲み、最後に3人で残ることになった。
ラテン系の彼女のこちらを誘っているとしか思えない目つき、そのまま始めようとすると何も抵抗はない。
彼女の首に最初にキスをし、甘い言葉をふりかけ、蝕んで行った。
前戯はほとんどいらない。どうせ、この経験豊富なビッチの口はヨダレを垂らして待っている。
すんなり入ったその穴の壁はそれでもタイトに自分のものに絡みつく。
少し早い流れであったが、自分で自分の気持ちを高めながらついていく。
彼女の友人であり、家主であるビッチが絶妙なタイミングで入ってくる。
ドアを開け、いいな私もとはなったと思えば脱ぎ始め、お尻をこちらに突き出す。
ラテン系の女性が並んでいなかったら、もう何回も試したことのある国の女の子の体に興味は持たなかっただらう。
そんなことを思いながらも実は幾らでも来て欲しいものだ。
自分の理性なんて考えず、ただ国で真面目にいきている自分にアッラーからのご加護があるよう願いつつ、蝕んでしまう自分の本心には逆らえない。
野獣のように今夜も蝕む。
幸い、許嫁が決定していない自分には傷つけてしまう許嫁はいない。
ここで四男でよかったと何度も自覚する。
許嫁がいることを羨ましく思ってしまうこともあった。
本当に綺麗な心のまま、男性経験のない人生を歩み自分に捧げてくれる。
そんな人に憧れることもあったが、父が破天荒であり、このような規律正しい国に生きている中、母を見つけたのはナンパだった。
高校の前で1人ずつ女の子たちを眺める。父の父である、祖父からスポーツカーをかり、もったいつけながら、1人ずつ見ていく。
何日か経ったある日、1人目立っており、目をつけていた母に連絡先を渡した。
そんなはじまりだ。
こんなはじまり、宗教警察に見つかればすぐに終わり体罰の対象になる。
モールで出会った異性と婚前の密会を続けていた故に、宗教警察に見つかり鞭で打たれた友人を知っているが中東の血がそうさせているのかもしれない。
年収1000万を超えるとQOL(人生の質)が上がりにくいと言われる。
その通りだと思う。自分たちのまわりには、潤いすぎてしまった環境がある。
お金が溢れるほどあるのに欲望は底知れず、まだ何かを求めているし、刺激が不足し、お金で買えるものに刺激を加え、この上ない刺激を求めていく。
今夜の女遊びも段々と刺激が不足しているように感じた矢先に、目の前に2人の女性の臀部が並べられる。
どちらにも快楽を与えつつ、今日も刺激欲しさに乱れていく。
また、お祈りの時間を一回分スキップしてしまった。
世界の恋愛概念が時代とともに変わっていく中、自分が求める恋愛もまた変わっていく。
自分のアッラーへの忠誠心は恋愛面で異端児なことをすればするほど、強くなっていく。
自分の信仰心は捨てない。
そう、コーランに書いてある通りの選択を自分はやって生きている。
この女性2人もまた、今日このアッラーの戦士に命を捧げたまでだ。
こういった遊美に対する欲望が大きくなり、毎晩遊んでいた矢先に父にばれ、呼び出しを受けた。
今後のことを考えなさいと。
何もかも手に入れており文武両道でサッカー業界からもオファーを受けている自分はサッカーを磨くもありだが、全く違う世界に飛び込みたかった。
そう高校でよく悪さを一緒にやっていた先輩に相談すると、日本をすすめてきた。
日本か、ミルクもないような二次元の国といったイメージが強かったが悪くない。
何せ金属棒を振り回して2人で15人の上級生を立てないほどにする、喧嘩では負けたことのない組み合わせだ。
彼を自分のソウルメイトだと真剣に考えている。
それが来日を決断するきっかけであった。
女遊びについても彼も同じようにいかれていると思っていたため、今後起きることに予想などつかないまま足を踏み入れてしまったのだ。
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