105 / 169
4章 波乱
街道での出会い
しおりを挟む
妻と娘——レグラスにとって何にも代えがたい存在を失った喪失感は、彼の心を深く蝕んでいた。
その埋めようのない穴を埋めるように、彼は信仰を許さぬオーデント王国において、神を求める者たちを救い、彼らの拠り所となることを選んだ。
かつては復讐に囚われ、兄弟すら疑った。だが、残された書物、そして、すぐに復讐へと走れなかった自身の弱さが、彼に時間を与えた。
冷静に考える時間があったからこそ、裏で蠢く者たちの影を見極めることができたのだ。
もし、家族を奪ったのが兄弟でなければ——
レグラスはその可能性を考え、姿を隠し、力を蓄えるためにオーデント各地を放浪した。
かつて王宮にいた頃には知り得なかったことを、民の間に身を置くことで学んでいった。
そして今——
七騎士デニス・マーシャルが統治するホイスタリンへと足を運び、傭兵であり、今は共に戦う同志ブランと共に、仲間を探していた。
「レグラス、あれを見ろよ。」
林の中、慎重に身を潜めながら、ブランが低く囁く。レグラスは指し示された方角へと視線を向けた。
木々の隙間から見えたのは、数十人の一団だった。
彼らの姿は遠目からでも分かるほどに疲弊していた。服はボロボロで、統一感もない。中には力なく歩く女性の姿もあった。
そして、鎧を身に纏った者の姿も見えた。
レグラスは目を細める。
「貴族の一行には見えないな……。」
ブランも視線を鋭くしながら頷いた。
「オーデントから逃げ、国外へ向かおうとしている者たちかもしれない。信仰を理由に追われた連中の可能性もあるな。」
「……それにしても、足取りが重い。」
レグラスは一団の歩みを注視する。
疲れ果て、進む足に力がない。
まるで、逃げ延びることすら諦めかけているかのような、沈んだ空気が漂っていた。
「どうする?」
ブランが問いかける。
レグラスは迷わなかった。
「接触する。」
静かに決意を固めると、レグラスは林を抜け、彼らの元へと歩みを進めた。
林を抜け、街道へと出た瞬間——。
一行の中にいた長い茶色の髪の女性が、こちらに気づいた。素早く周囲に指示を出し、仲間たちを静止させる。
レグラスは彼女の腰に携えられたサーベルを一瞥し、その刃に宿る独特の気配を感じ取った。
(……神の力が込められている。)
ただの装飾ではない。この武器を持つ者は、それに相応しい力を持っている。
(彼女が、この集団の頭か……?)
慎重に状況を見極めるレグラスの横で、ブランが低く呟いた。
「おい、レグラス。あいつら、何かあるな。」
「……ああ。」
そう返した瞬間、傷だらけの豪奢な鎧を纏った男が前へと進み出た。威厳を漂わせつつも、どこか軽妙な雰囲気を纏った男——。
彼は堂々とした声で、こちらに呼びかけた。
「止まられよ! 貴公らが少人数であり、敵意を持たぬことは分かる。しかし、我らもまた旅の者——互いの素性が分からぬまま、早計に歩み寄るのは如何なものか?」
鋭い洞察力と、洗練された言葉選び。
貴族の気配を感じさせる男だった。
レグラスは馬の手綱を引き、進む足を止めると、ブランにも合図を送る。
「そちらへの配慮が足りなかった。すまない。
我らも貴公らと同じく旅の者だ。」
そう前置きした後、レグラスは名を偽って名乗った。
「こちらはブラン。私は……ライナスだ。」
すると鎧の男はチラリと茶髪の女性を見た。その仕草にレグラスは確信する。
(やはり、彼女が主導権を握っているか……。)
やがて男は顎を上げ、誇らしげに名乗った。
「私はエイラン! 他の者たちを一人ずつ紹介するのは骨が折れるゆえ、割愛させてもらおう!」
妙に自信に満ちた態度。それを見た瞬間、レグラスは思わずオーデント王国の貴族たちを思い出す。
(……間違いない。彼は貴族だ。)
口調や振る舞い、その自信家ぶり——貴族でなければ、こうは振る舞えない。
しかし、レグラスには一つの疑念があった。
(オーデントにいた頃、貴族の顔ぶれはほぼ把握していたが……見覚えはないな。)
エイランの名に聞き覚えはない。それどころか、この場にいる人間の服装や持ち物を見ても、オーデントのどの貴族にも属していないように思えた。
(ならば、一体……?)
思考を巡らせながらも、レグラスはさらに問いを投げかける。
「貴公らは旅の者と言うが、この人数で旅とは珍しいな。しかも、服装はバラバラ、武器もそれぞれ異なる。——今やオーデントの領土となったホイスタリンの地で、一体どこへ向かっている?」
レグラスの問いに、一行の者たちはざわついた。
「……呪われた土地じゃなかったのか?」
「国があるのか!? やったぞ!」
「今だに信じられねぇ……本当に来たんだな……」
まるで、何かを確かめるような言葉が次々と飛び交う。エイランも、どこか歯切れの悪い様子で言葉を濁した。
「あー、我らはその……この土地より離れたところから来ていて……えー……」
明らかに動揺している。レグラスはブランと視線を交わし、彼が小声で呟く。
「……レグラス。こいつら、怪しいな。」
「……ああ。」
そう返し、さらに追及しようとした——その時だった。
「——私たちは、外の大陸から来た。」
茶髪の女性が、静かに口を開いた。
その一言に、レグラスとブランは思わず顔を見合わせる。
(……外の大陸だと?)
この大陸の外に、様々な国が広がっているのは知っている。時折結界の力で屍となった身体と船が漂流する事もあったが…生きた状態でアルベストに来たという者は初めて聞いた。
(まさか、本気で言っているのか……?)
疑念を抱きながらも、彼女の瞳には迷いがなかった。まるで事実をそのまま口にしているかのような、落ち着いた声。
エイランが驚いたように彼女を見つめる。彼女は軽く肩をすくめ、冷静に言葉を続けた。
「面倒な嘘で取り繕う場面でもない。知らない大陸で適当な知識を元に嘘をつくよりも、正直に話した方がいいだろう?」
その言葉に、エイランは観念したように肩を落とし、大きく息を吐いた。
「……仕方ないようだね。」
そう呟くと、エイランは改めてレグラスとブランを見据え、これまでの経緯を語り始めた——。
その埋めようのない穴を埋めるように、彼は信仰を許さぬオーデント王国において、神を求める者たちを救い、彼らの拠り所となることを選んだ。
かつては復讐に囚われ、兄弟すら疑った。だが、残された書物、そして、すぐに復讐へと走れなかった自身の弱さが、彼に時間を与えた。
冷静に考える時間があったからこそ、裏で蠢く者たちの影を見極めることができたのだ。
もし、家族を奪ったのが兄弟でなければ——
レグラスはその可能性を考え、姿を隠し、力を蓄えるためにオーデント各地を放浪した。
かつて王宮にいた頃には知り得なかったことを、民の間に身を置くことで学んでいった。
そして今——
七騎士デニス・マーシャルが統治するホイスタリンへと足を運び、傭兵であり、今は共に戦う同志ブランと共に、仲間を探していた。
「レグラス、あれを見ろよ。」
林の中、慎重に身を潜めながら、ブランが低く囁く。レグラスは指し示された方角へと視線を向けた。
木々の隙間から見えたのは、数十人の一団だった。
彼らの姿は遠目からでも分かるほどに疲弊していた。服はボロボロで、統一感もない。中には力なく歩く女性の姿もあった。
そして、鎧を身に纏った者の姿も見えた。
レグラスは目を細める。
「貴族の一行には見えないな……。」
ブランも視線を鋭くしながら頷いた。
「オーデントから逃げ、国外へ向かおうとしている者たちかもしれない。信仰を理由に追われた連中の可能性もあるな。」
「……それにしても、足取りが重い。」
レグラスは一団の歩みを注視する。
疲れ果て、進む足に力がない。
まるで、逃げ延びることすら諦めかけているかのような、沈んだ空気が漂っていた。
「どうする?」
ブランが問いかける。
レグラスは迷わなかった。
「接触する。」
静かに決意を固めると、レグラスは林を抜け、彼らの元へと歩みを進めた。
林を抜け、街道へと出た瞬間——。
一行の中にいた長い茶色の髪の女性が、こちらに気づいた。素早く周囲に指示を出し、仲間たちを静止させる。
レグラスは彼女の腰に携えられたサーベルを一瞥し、その刃に宿る独特の気配を感じ取った。
(……神の力が込められている。)
ただの装飾ではない。この武器を持つ者は、それに相応しい力を持っている。
(彼女が、この集団の頭か……?)
慎重に状況を見極めるレグラスの横で、ブランが低く呟いた。
「おい、レグラス。あいつら、何かあるな。」
「……ああ。」
そう返した瞬間、傷だらけの豪奢な鎧を纏った男が前へと進み出た。威厳を漂わせつつも、どこか軽妙な雰囲気を纏った男——。
彼は堂々とした声で、こちらに呼びかけた。
「止まられよ! 貴公らが少人数であり、敵意を持たぬことは分かる。しかし、我らもまた旅の者——互いの素性が分からぬまま、早計に歩み寄るのは如何なものか?」
鋭い洞察力と、洗練された言葉選び。
貴族の気配を感じさせる男だった。
レグラスは馬の手綱を引き、進む足を止めると、ブランにも合図を送る。
「そちらへの配慮が足りなかった。すまない。
我らも貴公らと同じく旅の者だ。」
そう前置きした後、レグラスは名を偽って名乗った。
「こちらはブラン。私は……ライナスだ。」
すると鎧の男はチラリと茶髪の女性を見た。その仕草にレグラスは確信する。
(やはり、彼女が主導権を握っているか……。)
やがて男は顎を上げ、誇らしげに名乗った。
「私はエイラン! 他の者たちを一人ずつ紹介するのは骨が折れるゆえ、割愛させてもらおう!」
妙に自信に満ちた態度。それを見た瞬間、レグラスは思わずオーデント王国の貴族たちを思い出す。
(……間違いない。彼は貴族だ。)
口調や振る舞い、その自信家ぶり——貴族でなければ、こうは振る舞えない。
しかし、レグラスには一つの疑念があった。
(オーデントにいた頃、貴族の顔ぶれはほぼ把握していたが……見覚えはないな。)
エイランの名に聞き覚えはない。それどころか、この場にいる人間の服装や持ち物を見ても、オーデントのどの貴族にも属していないように思えた。
(ならば、一体……?)
思考を巡らせながらも、レグラスはさらに問いを投げかける。
「貴公らは旅の者と言うが、この人数で旅とは珍しいな。しかも、服装はバラバラ、武器もそれぞれ異なる。——今やオーデントの領土となったホイスタリンの地で、一体どこへ向かっている?」
レグラスの問いに、一行の者たちはざわついた。
「……呪われた土地じゃなかったのか?」
「国があるのか!? やったぞ!」
「今だに信じられねぇ……本当に来たんだな……」
まるで、何かを確かめるような言葉が次々と飛び交う。エイランも、どこか歯切れの悪い様子で言葉を濁した。
「あー、我らはその……この土地より離れたところから来ていて……えー……」
明らかに動揺している。レグラスはブランと視線を交わし、彼が小声で呟く。
「……レグラス。こいつら、怪しいな。」
「……ああ。」
そう返し、さらに追及しようとした——その時だった。
「——私たちは、外の大陸から来た。」
茶髪の女性が、静かに口を開いた。
その一言に、レグラスとブランは思わず顔を見合わせる。
(……外の大陸だと?)
この大陸の外に、様々な国が広がっているのは知っている。時折結界の力で屍となった身体と船が漂流する事もあったが…生きた状態でアルベストに来たという者は初めて聞いた。
(まさか、本気で言っているのか……?)
疑念を抱きながらも、彼女の瞳には迷いがなかった。まるで事実をそのまま口にしているかのような、落ち着いた声。
エイランが驚いたように彼女を見つめる。彼女は軽く肩をすくめ、冷静に言葉を続けた。
「面倒な嘘で取り繕う場面でもない。知らない大陸で適当な知識を元に嘘をつくよりも、正直に話した方がいいだろう?」
その言葉に、エイランは観念したように肩を落とし、大きく息を吐いた。
「……仕方ないようだね。」
そう呟くと、エイランは改めてレグラスとブランを見据え、これまでの経緯を語り始めた——。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
宿敵の家の当主を妻に貰いました~妻は可憐で儚くて優しくて賢くて可愛くて最高です~
紗沙
恋愛
剣の名家にして、国の南側を支配する大貴族フォルス家。
そこの三男として生まれたノヴァは一族のみが扱える秘技が全く使えない、出来損ないというレッテルを貼られ、辛い子供時代を過ごした。
大人になったノヴァは小さな領地を与えられるものの、仕事も家族からの期待も、周りからの期待も0に等しい。
しかし、そんなノヴァに舞い込んだ一件の縁談話。相手は国の北側を支配する大貴族。
フォルス家とは長年の確執があり、今は栄華を極めているアークゲート家だった。
しかも縁談の相手は、まさかのアークゲート家当主・シアで・・・。
「あのときからずっと……お慕いしています」
かくして、何も持たないフォルス家の三男坊は性格良し、容姿良し、というか全てが良しの妻を迎え入れることになる。
ノヴァの運命を変える、全てを与えてこようとする妻を。
「人はアークゲート家の当主を恐ろしいとか、血も涙もないとか、冷酷とか散々に言うけど、
シアは可愛いし、優しいし、賢いし、完璧だよ」
あまり深く考えないノヴァと、彼にしか自分の素を見せないシア、二人の結婚生活が始まる。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
クラス最底辺の俺、ステータス成長で資産も身長も筋力も伸びて逆転無双
四郎
ファンタジー
クラスで最底辺――。
「笑いもの」として過ごしてきた佐久間陽斗の人生は、ただの屈辱の連続だった。
教室では見下され、存在するだけで嘲笑の対象。
友達もなく、未来への希望もない。
そんな彼が、ある日を境にすべてを変えていく。
突如として芽生えた“成長システム”。
努力を積み重ねるたびに、陽斗のステータスは確実に伸びていく。
筋力、耐久、知力、魅力――そして、普通ならあり得ない「資産」までも。
昨日まで最底辺だったはずの少年が、今日には同級生を超え、やがて街でさえ無視できない存在へと変貌していく。
「なんであいつが……?」
「昨日まで笑いものだったはずだろ!」
周囲の態度は一変し、軽蔑から驚愕へ、やがて羨望と畏怖へ。
陽斗は努力と成長で、己の居場所を切り拓き、誰も予想できなかった逆転劇を現実にしていく。
だが、これはただのサクセスストーリーではない。
嫉妬、裏切り、友情、そして恋愛――。
陽斗の成長は、同級生や教師たちの思惑をも巻き込み、やがて学校という小さな舞台を飛び越え、社会そのものに波紋を広げていく。
「笑われ続けた俺が、全てを変える番だ。」
かつて底辺だった少年が掴むのは、力か、富か、それとも――。
最底辺から始まる、資産も未来も手にする逆転無双ストーリー。
物語は、まだ始まったばかりだ。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
他人の寿命が視える俺は理を捻じ曲げる。学園一の美令嬢を助けたら凄く優遇されることに
千石
ファンタジー
【第17回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞】
魔法学園4年生のグレイ・ズーは平凡な平民であるが、『他人の寿命が視える』という他の人にはない特殊な能力を持っていた。
ある日、学園一の美令嬢とすれ違った時、グレイは彼女の余命が本日までということを知ってしまう。
グレイは自分の特殊能力によって過去に周りから気味悪がられ、迫害されるということを経験していたためひたすら隠してきたのだが、
「・・・知ったからには黙っていられないよな」
と何とかしようと行動を開始する。
そのことが切っ掛けでグレイの生活が一変していくのであった。
他の投稿サイトでも掲載してます。
※表紙の絵はAIが生成したものであり、著作権に関する最終的な責任は負いかねます。
クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました
髙橋ルイ
ファンタジー
「クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました」
気がつけば、クラスごと異世界に転移していた――。
しかし俺のステータスは“雑魚”と判定され、クラスメイトからは置き去りにされる。
「どうせ役立たずだろ」と笑われ、迫害され、孤独になった俺。
だが……一人きりになったとき、俺は気づく。
唯一与えられた“使役スキル”が 異常すぎる力 を秘めていることに。
出会った人間も、魔物も、精霊すら――すべて俺の配下になってしまう。
雑魚と蔑まれたはずの俺は、気づけば誰よりも強大な軍勢を率いる存在へ。
これは、クラスで孤立していた少年が「異常な使役スキル」で異世界を歩む物語。
裏切ったクラスメイトを見返すのか、それとも新たな仲間とスローライフを選ぶのか――
運命を決めるのは、すべて“使役”の先にある。
毎朝7時更新中です。⭐お気に入りで応援いただけると励みになります!
期間限定で10時と17時と21時も投稿予定
※表紙のイラストはAIによるイメージです
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる