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4章 波乱
門へと
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ミエラは結界を維持したまま、どれほどの時が経過したのか測れずにいた。
時折襲ってくる不安が、心の静寂を蝕んでいく。
もし、アイリーンがこの結界の範囲にいなかったとしたら――そんな考えが脳裏をかすめたが、すぐに打ち消した。
最善を尽くす。それだけだ。
結界の外側では、ボルボが無言のまま周囲を警戒していた。
予想していたようなゲルグの襲撃は、いまだ起きていない。
空を仰げば、濁った黒雲が低く垂れ込み、その影を縫うようにゲルグが旋回している。
にもかかわらず、何故彼らはこの場所を襲わないのか?
不審は残ったが、今はただこの静寂に感謝するしかなかった。
そんな時だった。
ボルボの低く、だがどこか安堵を孕んだ声が結界の中に響く。
「…戻ってきたみたいだな。おい、ちゃんと迷子も一緒だぞ」
ミエラの肩をぽんと叩いた彼の視線の先に、ジンの姿があった。
肩に担がれ、ぐったりとしたアイリーン。
その姿を目にした瞬間、ミエラの胸には安堵が押し寄せ――同時に、その状態に対する不安が冷や水のように広がった。
「…あいつの方も、誰か抱えながら引きずってるな」
ボルボの呟きにミエラが視線を向けると、ロスティンが疲れた様子で二人を引きずっているのが見えた。
「アーベン王子…?」
確かに国へ戻っている可能性は想定していた。
それでも、こうして直接その姿を目にすることで、不思議と実感が湧いた。
だが疑問も残る――なぜ、彼がアイリーンと共に行動していたのか?
ミエラがその思考に沈みかけたその時、ジンが目の前で静かにアイリーンを降ろした。
「病の力にやられてた。けど、この弓……おそらくこれが守った。状態までは分からないが、命に別状はなさそうだ」
ジンの手に握られた弓は、淡く強い光を放っていた。
ミエラはすぐに思い出す。
あの弓は、レミアの木から削り出されたもの――今、この結界の中核をなす力と呼応しているようだった。
それでも、アイリーンの呼吸は浅く、意識は戻らない。
今すぐ駆け寄って確かめたかったが、結界の維持がそれを許さない。
ミエラは歯を食いしばり、身を留めた。
ジンはミエラを見つめながら、続けた。
「大丈夫さ。あいつは竜族の眷属――人間なんかよりよっぽどタフだ。回復も早い。弓の力もある。……それより、こっちを見てくれ」
そう言って、ジンは視線をロスティンのもとへ向けた。
彼が地面に横たえたのは、見るも痛ましい状態のアイシャと、国の王子アーベン。
アイシャの顔はかつての面影を失っていた。
赤黒い斑点と腫瘍に覆われた皮膚は、呼吸のたびにかすかに震えている。
まだ幼さの残る体に、病の痕が深く刻まれていた。
アーベンもまた酷い。
全身に擦過傷が残り、口元からは血の混じった唾液が止めどなく滴っていた。
「……酷い……」
ミエラが、震える声で呟いた。
ロスティンはそんな惨状を見ながらも、どこか他人事のように言った。
「なぁ……俺にうつらねぇよな、これ」
ミエラは怒気を込めてロスティンを睨みつけたが、彼はどこ吹く風でジンへと話しかけた。
「で? 感動の再会は済んだか? だったらとっととここから退散しようぜ。こんな地獄に長居は無用だ」
ボルボがそれに応じる。
「だが、意識のないこいつらを連れて逃げるのは無理だ。ミエラの結界がなけりゃ、俺らも持たん。ゲルグどもが見逃してくれる保証もねぇしな」
ジンは短く頷き、ミエラに問う。
「結界自体の移動は? 前に船の上でやってたときみたいに」
ミエラは少し考え、苦しげに答える。
「あれは、船と一緒に私自身も動いていたから……。この結界は私が中心になってるの。私が移動すれば可能だけど……動きながらじゃ、集中がもたないかも」
「だったら単純な話だ」
ジンは肩をすくめる。
「ミエラを誰かが背負えばいい。それで結界も一緒に動ける。多少のリスクはあるが……ここで留まるよりマシだ」
ミエラはすぐに同意し、周囲を見渡した。
「わたしは大丈夫。ボルボさんとロスティンさんが問題なければ」
ボルボがすかさず言葉を被せた。
「任せとけ、嬢ちゃん。そんくらいのこと、俺がやる」
ミエラは微笑み、黙って頷いた。
その隙にロスティンが口を挟む。
「ったく……じゃあ、俺はまたこの二人を引っ張る係か。ま、最悪は捨てさせてもらうがな?」
ジンはあくまで落ち着いた調子で答えた。
「そのときは、そうするしかないだろうな。だが今は連れていく。時間が惜しい」
ジンは再びアイリーンを担ぎ、ボルボはミエラを背負うと、その重みにわずかに体を揺らしながらもしっかりと支えた。
ロスティンは舌打ちをひとつし、アイシャとアーベンの手足をそれぞれ引きずるように掴み直すと、ぶつぶつと文句を垂れながら歩き出した。
「さっさと行こうぜ。次にゲルグが舞い降りる前にな」
死の風がまだ街を吹き抜ける中、一行は沈黙の瓦礫を踏み越え、希望の結界ごと、静かにその場を後にした――。
物陰に潜みながら進む一行の足取りは、重く、無言だった。
かつてはオーデントの勝利が噂された戦局も、今や見る影もない。
崩れた建物の影に、血の色も乾ききった無数の亡骸が横たわり、耳を澄ませても、もはや抗う者の声はどこにも響いてこなかった。
「……街は完全に、落ちちまったみてぇだな」
ボルボの低い呟きが、重苦しい沈黙を破った。
ロスティンはその言葉に応じるように、苦笑を浮かべながら空を仰ぐ。
「少しばかりは、くるもんがあるな。情ってのとは違うが……長年いた土地だからな」
言いながらも、彼は力なく引きずっていたアーベン王子の足を無造作に蹴り出し、鼻で笑った。
「ま、こいつらは――間違えたんだよ。全部とは言わねぇが、見誤った」
その言葉にジンが横目を向ける。
「……その“間違え”に手を貸したのは、ロスティン、お前自身じゃないのか? 今、抱えてるアイシャだって、その一人だろ。ほんとに被害を受けてるのは、こんな騒ぎに巻き込まれた人々だ」
ジンの指摘に、ロスティンは抱え直したアイシャの体を見下ろしながら口を噤んだ。
「……だろうな。国を出りゃ、生き残った奴らや、関与を避けてた辺境貴族どもが牙を剥くだろうさ。許されるはずがねぇ。ま、あのケイオス王子様がどうにかしてくれる……ってんなら、話は別だがな」
どこか突き放した声色だった。
ミエラは、ボルボに背負われながらその会話を静かに聞いていた。
だが、皆がまるで他人事のように語る言葉に、心がひどく濁った。
ジンとボルボが冷静なのは理解できる――だが、ロスティンのような者が“諦観”を口にするのは、どこかで欺瞞を感じてしまう。
ミエラの険しい表情に気づいたロスティンが、苦笑混じりに言葉を放った。
「言いたいことは、わかってるさ。だがな――しゃーねぇんだよ。俺は、俺の命が一番大事だ。それが俺で、世の中そんな奴らばかりだろ?」
自嘲混じりに呟くと、アーベンをわざとらしく強く引きずった。
「おいおい、さすがにもう少し丁寧に扱ってやれよ」
それを見かねたボルボが言うと、ロスティンは眉をひそめながら肩をすくめた。
「じゃあ代わってくれ。お前が背負ってんのは、麗しのお嬢さんお一人様。こっちは、意識もねぇ死にかけ二人。しかも、一人は男だ。割に合わないね」
その言葉にボルボは鼻で笑い、特に返事はしなかった。
不毛なやり取りが続く中、前を進んでいたジンが、低く告げる。
「……街の門だ」
その一言で、空気が変わった。
「よっしゃ! やっと出口だ!」
ロスティンは歓喜の声を上げ、ボルボも安堵の色を見せながら歩調を速めた。
しかし、その瞬間――
「……!? まずい、ゲルグだ!」
ジンの警戒の声が鋭く響いた。
そして、空を見上げた彼らの目に映ったのは、黒く渦巻く空を裂くように飛び交う、無数のゲルグたちの姿だった。
その数は数体などではなかった。
まるで最初からこの瞬間を待っていたかのように、彼らは音もなく空を埋め尽くし、一行の進路を取り囲む。
その中の一体が、門の上へと舞い降りた。
不気味に光る瞳でこちらを見下ろし、口を開く。
《……出ることは、叶わぬ》
その声音には、冷ややかな絶対性が宿っていた。
一行の背を寒気が走った。
門は見えていた。だがその先にある“出口”が、はるか遠いものに思えた。
時折襲ってくる不安が、心の静寂を蝕んでいく。
もし、アイリーンがこの結界の範囲にいなかったとしたら――そんな考えが脳裏をかすめたが、すぐに打ち消した。
最善を尽くす。それだけだ。
結界の外側では、ボルボが無言のまま周囲を警戒していた。
予想していたようなゲルグの襲撃は、いまだ起きていない。
空を仰げば、濁った黒雲が低く垂れ込み、その影を縫うようにゲルグが旋回している。
にもかかわらず、何故彼らはこの場所を襲わないのか?
不審は残ったが、今はただこの静寂に感謝するしかなかった。
そんな時だった。
ボルボの低く、だがどこか安堵を孕んだ声が結界の中に響く。
「…戻ってきたみたいだな。おい、ちゃんと迷子も一緒だぞ」
ミエラの肩をぽんと叩いた彼の視線の先に、ジンの姿があった。
肩に担がれ、ぐったりとしたアイリーン。
その姿を目にした瞬間、ミエラの胸には安堵が押し寄せ――同時に、その状態に対する不安が冷や水のように広がった。
「…あいつの方も、誰か抱えながら引きずってるな」
ボルボの呟きにミエラが視線を向けると、ロスティンが疲れた様子で二人を引きずっているのが見えた。
「アーベン王子…?」
確かに国へ戻っている可能性は想定していた。
それでも、こうして直接その姿を目にすることで、不思議と実感が湧いた。
だが疑問も残る――なぜ、彼がアイリーンと共に行動していたのか?
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「病の力にやられてた。けど、この弓……おそらくこれが守った。状態までは分からないが、命に別状はなさそうだ」
ジンの手に握られた弓は、淡く強い光を放っていた。
ミエラはすぐに思い出す。
あの弓は、レミアの木から削り出されたもの――今、この結界の中核をなす力と呼応しているようだった。
それでも、アイリーンの呼吸は浅く、意識は戻らない。
今すぐ駆け寄って確かめたかったが、結界の維持がそれを許さない。
ミエラは歯を食いしばり、身を留めた。
ジンはミエラを見つめながら、続けた。
「大丈夫さ。あいつは竜族の眷属――人間なんかよりよっぽどタフだ。回復も早い。弓の力もある。……それより、こっちを見てくれ」
そう言って、ジンは視線をロスティンのもとへ向けた。
彼が地面に横たえたのは、見るも痛ましい状態のアイシャと、国の王子アーベン。
アイシャの顔はかつての面影を失っていた。
赤黒い斑点と腫瘍に覆われた皮膚は、呼吸のたびにかすかに震えている。
まだ幼さの残る体に、病の痕が深く刻まれていた。
アーベンもまた酷い。
全身に擦過傷が残り、口元からは血の混じった唾液が止めどなく滴っていた。
「……酷い……」
ミエラが、震える声で呟いた。
ロスティンはそんな惨状を見ながらも、どこか他人事のように言った。
「なぁ……俺にうつらねぇよな、これ」
ミエラは怒気を込めてロスティンを睨みつけたが、彼はどこ吹く風でジンへと話しかけた。
「で? 感動の再会は済んだか? だったらとっととここから退散しようぜ。こんな地獄に長居は無用だ」
ボルボがそれに応じる。
「だが、意識のないこいつらを連れて逃げるのは無理だ。ミエラの結界がなけりゃ、俺らも持たん。ゲルグどもが見逃してくれる保証もねぇしな」
ジンは短く頷き、ミエラに問う。
「結界自体の移動は? 前に船の上でやってたときみたいに」
ミエラは少し考え、苦しげに答える。
「あれは、船と一緒に私自身も動いていたから……。この結界は私が中心になってるの。私が移動すれば可能だけど……動きながらじゃ、集中がもたないかも」
「だったら単純な話だ」
ジンは肩をすくめる。
「ミエラを誰かが背負えばいい。それで結界も一緒に動ける。多少のリスクはあるが……ここで留まるよりマシだ」
ミエラはすぐに同意し、周囲を見渡した。
「わたしは大丈夫。ボルボさんとロスティンさんが問題なければ」
ボルボがすかさず言葉を被せた。
「任せとけ、嬢ちゃん。そんくらいのこと、俺がやる」
ミエラは微笑み、黙って頷いた。
その隙にロスティンが口を挟む。
「ったく……じゃあ、俺はまたこの二人を引っ張る係か。ま、最悪は捨てさせてもらうがな?」
ジンはあくまで落ち着いた調子で答えた。
「そのときは、そうするしかないだろうな。だが今は連れていく。時間が惜しい」
ジンは再びアイリーンを担ぎ、ボルボはミエラを背負うと、その重みにわずかに体を揺らしながらもしっかりと支えた。
ロスティンは舌打ちをひとつし、アイシャとアーベンの手足をそれぞれ引きずるように掴み直すと、ぶつぶつと文句を垂れながら歩き出した。
「さっさと行こうぜ。次にゲルグが舞い降りる前にな」
死の風がまだ街を吹き抜ける中、一行は沈黙の瓦礫を踏み越え、希望の結界ごと、静かにその場を後にした――。
物陰に潜みながら進む一行の足取りは、重く、無言だった。
かつてはオーデントの勝利が噂された戦局も、今や見る影もない。
崩れた建物の影に、血の色も乾ききった無数の亡骸が横たわり、耳を澄ませても、もはや抗う者の声はどこにも響いてこなかった。
「……街は完全に、落ちちまったみてぇだな」
ボルボの低い呟きが、重苦しい沈黙を破った。
ロスティンはその言葉に応じるように、苦笑を浮かべながら空を仰ぐ。
「少しばかりは、くるもんがあるな。情ってのとは違うが……長年いた土地だからな」
言いながらも、彼は力なく引きずっていたアーベン王子の足を無造作に蹴り出し、鼻で笑った。
「ま、こいつらは――間違えたんだよ。全部とは言わねぇが、見誤った」
その言葉にジンが横目を向ける。
「……その“間違え”に手を貸したのは、ロスティン、お前自身じゃないのか? 今、抱えてるアイシャだって、その一人だろ。ほんとに被害を受けてるのは、こんな騒ぎに巻き込まれた人々だ」
ジンの指摘に、ロスティンは抱え直したアイシャの体を見下ろしながら口を噤んだ。
「……だろうな。国を出りゃ、生き残った奴らや、関与を避けてた辺境貴族どもが牙を剥くだろうさ。許されるはずがねぇ。ま、あのケイオス王子様がどうにかしてくれる……ってんなら、話は別だがな」
どこか突き放した声色だった。
ミエラは、ボルボに背負われながらその会話を静かに聞いていた。
だが、皆がまるで他人事のように語る言葉に、心がひどく濁った。
ジンとボルボが冷静なのは理解できる――だが、ロスティンのような者が“諦観”を口にするのは、どこかで欺瞞を感じてしまう。
ミエラの険しい表情に気づいたロスティンが、苦笑混じりに言葉を放った。
「言いたいことは、わかってるさ。だがな――しゃーねぇんだよ。俺は、俺の命が一番大事だ。それが俺で、世の中そんな奴らばかりだろ?」
自嘲混じりに呟くと、アーベンをわざとらしく強く引きずった。
「おいおい、さすがにもう少し丁寧に扱ってやれよ」
それを見かねたボルボが言うと、ロスティンは眉をひそめながら肩をすくめた。
「じゃあ代わってくれ。お前が背負ってんのは、麗しのお嬢さんお一人様。こっちは、意識もねぇ死にかけ二人。しかも、一人は男だ。割に合わないね」
その言葉にボルボは鼻で笑い、特に返事はしなかった。
不毛なやり取りが続く中、前を進んでいたジンが、低く告げる。
「……街の門だ」
その一言で、空気が変わった。
「よっしゃ! やっと出口だ!」
ロスティンは歓喜の声を上げ、ボルボも安堵の色を見せながら歩調を速めた。
しかし、その瞬間――
「……!? まずい、ゲルグだ!」
ジンの警戒の声が鋭く響いた。
そして、空を見上げた彼らの目に映ったのは、黒く渦巻く空を裂くように飛び交う、無数のゲルグたちの姿だった。
その数は数体などではなかった。
まるで最初からこの瞬間を待っていたかのように、彼らは音もなく空を埋め尽くし、一行の進路を取り囲む。
その中の一体が、門の上へと舞い降りた。
不気味に光る瞳でこちらを見下ろし、口を開く。
《……出ることは、叶わぬ》
その声音には、冷ややかな絶対性が宿っていた。
一行の背を寒気が走った。
門は見えていた。だがその先にある“出口”が、はるか遠いものに思えた。
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