145 / 169
5章 運命
荒野の門
しおりを挟む
オステリィアの荒野に足を踏み入れてからというもの、ミエラたちの旅は決して順調とは言えなかった。かつては喜びに満ちていた荷馬車の存在も、今となっては重荷でしかなかった。整地された街道を進んでいたオーデントの旅とは異なり、荒れた地形は車輪を大きく跳ねさせ、ガタガタと振動が全身を揺さぶった。
さらに、三頭いた馬のうち一頭は、すでに魔物の襲撃によって命を落としていた。残された二頭の馬に過度な負担をかけまいと配慮してはいるが、結果として荷馬車に揺られることができるのはミエラだけだった。アーベン、ロスティン、アイリーンは徒歩で進み、しかも襲撃に備えて荷馬車や馬の動向にも気を配らなければならない。体力の消耗は全員にじわじわと蓄積していた。
そしてミエラは、揺れ動く荷馬車の上で、精密な結界魔法を維持するという過酷な役割を担っていた。昼間は絶えず警戒しながら結界を展開し、夜は他の者たちの眠りを守るために火の番を買って出る。結果として、彼女自身は日中の荷馬車の揺れの中でしか眠ることができず、疲労は日に日に増していった。
そんなミエラの様子を見て、アイリーンが申し訳なさそうに声をかける。
「ごめんね、ミエラちゃんばかりに無理させて……」
ミエラは疲労を隠すように微笑み、首を横に振った。
「気にしないで。無事にオステリィアに辿り着くのは、皆の目的だから。」
そう言いながらも、内心では限界が近いと自覚していた。視界の端に映る荒野の地平線は、いつまでも変わらず続き、目的地が近づいている気配すら感じられない。
「なぁ、オステリィアはまだかかりそうか?」と、ロスティンが疲れを隠さず問いかける。「道はある程度俺も知ってるが、こんなに時間かかる印象はなかったぞ。」
その声に応えるのはアーベンだった。馬の手綱を軽く引きつつ、変わらぬ落ち着いた声で答える。
「オステリィアは“閉ざしている”。その意味を考えると、魔法使いたちが都市を守ろうとするなら、最も効率的なのは……“見えなくする”ことだろうね。あるいは、“辿り着けなくする”何らかの魔法を張っているのかもしれない。」
ミエラは首を傾げた。
「でも、それだと不都合が出るのでは? ベン、あなたのようにかつて王子だった方にも何の通達もないのですか? 他国の使者が来た時、どうなるんでしょう……」
アーベンは肩をすくめた。
「元々、連絡は伝書鳥でのやり取りが主だったからね。それに閉ざしているとは聞いたが、見つからないとは聞いてない。でも……防衛策はその時々で変わる。今、私たちがこうして辿り着かないということは、その対策がすでに講じられているということさ。」
「うそでしょ……」アイリーンが眉をしかめる。「ここまで来て、入れないなんてこと、あるの?」
アーベンは、さも楽しげに肩をすくめてみせた。
「まぁ、可能性は否定できない。オーデントが落ちる直前に向かった使者からも便りはなかった。だから、無事に入って出られなかったか、あるいは途中で倒れたか……でも、ついていれば中に入ることができるはずさ。特に――君がいる。」
その言葉にミエラは驚いた。
「私ですか……?」
「そう。」アーベンは軽く微笑む。「魔法使いというのは、血縁や国籍よりも、“同じ力を持つ者”への独特の尊重がある。君が魔法使いである限り、少なくとも“排除”はされないと思うよ。」
「でも……それだと他国の魔法使いも簡単に入れるってことでは?」
その問いに、アーベンは満足げに手を叩いた。
「いい着眼点だね。だが君自身が前に話していただろ? オステリィアは魔法使いの素質がある者を、各国から受け入れてきた。」
彼は楽しそうに語りを続けた。
「魔法使いは育てられ、オステリィアの所属にはなるが、必要であれば故郷に派遣される。その制度によって、オステリィアは“力”を示し、他国は“利益”を得る。そうして両者は均衡を保ってきた……今までは、ね。」
「へぇ~。じゃあ、街の人たちは皆、魔法使いってわけ?」
アイリーンの問いに、アーベンは首を横に振る。
「まさか。国を閉ざす以前のオステリィアは開かれていたし、魔法使い以外にも多くの者が住んでいたよ。魔法に挫折した者、自ら別の生き方を選んだ者……オステリィアは魔法だけでは語れない、街なのさ。」
その言葉に、ミエラはふと、母・アルミラの面影を思い出した。
「しかし、このままただ駄弁りながら歩いても、いずれは国境を越えるか、また魔物に襲われるだけの日々なんだがな……」
ロスティンが荒野を見渡しながらぼやいた。その声は、風に混じってどこか乾いていた。
すると、唐突にアイリーンが声を張り上げた。
「誰かー! いませんかーっ!?」
その無防備な呼びかけに、ロスティンは驚き呆れ、振り返る。
「おい、何やってんだ! 結界があるとはいえ、魔物が寄ってこないだけで、音や気配には反応するんだぞ! わざわざ気づかれることすんなよ!」
アイリーンははっとして、悪戯が見つかった子どものように肩をすくめた。
「……ご、ごめん、うっかりしてた……」
そのやり取りにミエラは乾いた笑みを浮かべつつ、周囲に目をやった。そして――ふと、違和感に気づく。
見渡す限り続くはずの荒野。その中に、それはぽつんと、まるで唐突に現れたかのように、立っていた。
「……門……?」
それは確かに“門”だった。建物も塀もない荒野に、ただその一点だけが異質にそびえている。周囲には何もない。門の奥に見えるのは、相変わらず広がる荒野と、どこまでも続く空だけ。
「さっきまで、あれ、なかったよね……?」
ミエラが言うと、他の三人も門の存在にようやく気づき、一斉に顔を強張らせた。
「うそでしょ……なにあれ? 門よね? まさか魔物の一種じゃ……?」
アイリーンが警戒の色を浮かべつつも呟く。
「先ほどまでは確かになかった。だとすれば、今この瞬間に“現れた”ということになるだろう。状況を考えると……私たちには、喜ばしい兆しかもしれない」
アーベンが静かに微笑んだ。
それを聞いたロスティンとアイリーンは目を見合わせ、そして声を揃えて叫んだ。
「オステリィアか!」
ミエラも安堵の色を浮かべる。だがその一方で、唐突に現れた“門”に不気味な違和感も覚えていた。だが期待の方が勝っていた。この荒野に、ようやく終わりが近づいているのだ。
四人は足を早めて門へと向かった。
ロスティンが門の前に立ち、手をかざして呼びかけた。
「……誰かいるかー!?」
だが、返事はない。門もまた、沈黙を保ったままだった。
「よし、押してみるか」
そう言ってロスティンが門に手をかける。ミエラも、アイリーンも加わって押し始めたが、びくともしない。まるで岩のように動く気配がない。
そのとき、アーベンがふと門の背後に回り込んだ。そして何かを発見したように、声を上げる。
「……見てみたまえ、不思議なことだ」
訝しげに三人も後ろに回り込むと――そこにあったのは、何の変哲もない荒野。門の裏側には、ただ風に揺れる草と広がる空しかなかった。
「これ、もしや……開いても、こっちの景色が見えるだけってこと?」
アイリーンがぽつりと呟く。
「いや、違うだろ。魔法だよ、魔法。中に入れば別の世界が開ける仕組みなんだろうが……開かないんじゃ、どうしようもねえな」
ロスティンがため息をつきながら言った。
「しゃーない。緊急事態ってことで、ミエラ、一発ぶちかましてやれ。雷でも風でもいい、開けてくれ」
ミエラは苦笑いを浮かべ、困ったように手を振った。
「それは最終手段にしたいです……開いたとして、歓迎されるとは限りませんし」
「最終? もう十分最終だろ……」
そのやりとりのさなか、アーベンがふと門の方を指差して言った。
「――必要なさそうだ」
その瞬間、誰もが気づいた。
門の表側に戻ってみれば、無言のまま、ギィィ……と軋んだ音を立てて、門がゆっくりと開かれていた。
風が吹き抜け、埃が舞う。その先に――人影が、ひとつ。
門の向こうに立っていたのは、長く淡い水色の髪をたたえ、深い蒼のローブを纏った一人の女性だった。
彼女の瞼は閉じられていた。いや、正確には“二つの目”が閉じられ、“額にあるもう一つの目”だけが開かれていた。
その不思議な女性は、ゆっくりと歩み出ると、静かに立ち止まり、柔らかく膝を折って一礼した。
「――お待ちしておりました。私はシーラと申します。運命の子……そして、ミエラ様」
その額の目でまっすぐミエラとアイリーンを見据えながら、澄んだ声で告げた。
さらに、三頭いた馬のうち一頭は、すでに魔物の襲撃によって命を落としていた。残された二頭の馬に過度な負担をかけまいと配慮してはいるが、結果として荷馬車に揺られることができるのはミエラだけだった。アーベン、ロスティン、アイリーンは徒歩で進み、しかも襲撃に備えて荷馬車や馬の動向にも気を配らなければならない。体力の消耗は全員にじわじわと蓄積していた。
そしてミエラは、揺れ動く荷馬車の上で、精密な結界魔法を維持するという過酷な役割を担っていた。昼間は絶えず警戒しながら結界を展開し、夜は他の者たちの眠りを守るために火の番を買って出る。結果として、彼女自身は日中の荷馬車の揺れの中でしか眠ることができず、疲労は日に日に増していった。
そんなミエラの様子を見て、アイリーンが申し訳なさそうに声をかける。
「ごめんね、ミエラちゃんばかりに無理させて……」
ミエラは疲労を隠すように微笑み、首を横に振った。
「気にしないで。無事にオステリィアに辿り着くのは、皆の目的だから。」
そう言いながらも、内心では限界が近いと自覚していた。視界の端に映る荒野の地平線は、いつまでも変わらず続き、目的地が近づいている気配すら感じられない。
「なぁ、オステリィアはまだかかりそうか?」と、ロスティンが疲れを隠さず問いかける。「道はある程度俺も知ってるが、こんなに時間かかる印象はなかったぞ。」
その声に応えるのはアーベンだった。馬の手綱を軽く引きつつ、変わらぬ落ち着いた声で答える。
「オステリィアは“閉ざしている”。その意味を考えると、魔法使いたちが都市を守ろうとするなら、最も効率的なのは……“見えなくする”ことだろうね。あるいは、“辿り着けなくする”何らかの魔法を張っているのかもしれない。」
ミエラは首を傾げた。
「でも、それだと不都合が出るのでは? ベン、あなたのようにかつて王子だった方にも何の通達もないのですか? 他国の使者が来た時、どうなるんでしょう……」
アーベンは肩をすくめた。
「元々、連絡は伝書鳥でのやり取りが主だったからね。それに閉ざしているとは聞いたが、見つからないとは聞いてない。でも……防衛策はその時々で変わる。今、私たちがこうして辿り着かないということは、その対策がすでに講じられているということさ。」
「うそでしょ……」アイリーンが眉をしかめる。「ここまで来て、入れないなんてこと、あるの?」
アーベンは、さも楽しげに肩をすくめてみせた。
「まぁ、可能性は否定できない。オーデントが落ちる直前に向かった使者からも便りはなかった。だから、無事に入って出られなかったか、あるいは途中で倒れたか……でも、ついていれば中に入ることができるはずさ。特に――君がいる。」
その言葉にミエラは驚いた。
「私ですか……?」
「そう。」アーベンは軽く微笑む。「魔法使いというのは、血縁や国籍よりも、“同じ力を持つ者”への独特の尊重がある。君が魔法使いである限り、少なくとも“排除”はされないと思うよ。」
「でも……それだと他国の魔法使いも簡単に入れるってことでは?」
その問いに、アーベンは満足げに手を叩いた。
「いい着眼点だね。だが君自身が前に話していただろ? オステリィアは魔法使いの素質がある者を、各国から受け入れてきた。」
彼は楽しそうに語りを続けた。
「魔法使いは育てられ、オステリィアの所属にはなるが、必要であれば故郷に派遣される。その制度によって、オステリィアは“力”を示し、他国は“利益”を得る。そうして両者は均衡を保ってきた……今までは、ね。」
「へぇ~。じゃあ、街の人たちは皆、魔法使いってわけ?」
アイリーンの問いに、アーベンは首を横に振る。
「まさか。国を閉ざす以前のオステリィアは開かれていたし、魔法使い以外にも多くの者が住んでいたよ。魔法に挫折した者、自ら別の生き方を選んだ者……オステリィアは魔法だけでは語れない、街なのさ。」
その言葉に、ミエラはふと、母・アルミラの面影を思い出した。
「しかし、このままただ駄弁りながら歩いても、いずれは国境を越えるか、また魔物に襲われるだけの日々なんだがな……」
ロスティンが荒野を見渡しながらぼやいた。その声は、風に混じってどこか乾いていた。
すると、唐突にアイリーンが声を張り上げた。
「誰かー! いませんかーっ!?」
その無防備な呼びかけに、ロスティンは驚き呆れ、振り返る。
「おい、何やってんだ! 結界があるとはいえ、魔物が寄ってこないだけで、音や気配には反応するんだぞ! わざわざ気づかれることすんなよ!」
アイリーンははっとして、悪戯が見つかった子どものように肩をすくめた。
「……ご、ごめん、うっかりしてた……」
そのやり取りにミエラは乾いた笑みを浮かべつつ、周囲に目をやった。そして――ふと、違和感に気づく。
見渡す限り続くはずの荒野。その中に、それはぽつんと、まるで唐突に現れたかのように、立っていた。
「……門……?」
それは確かに“門”だった。建物も塀もない荒野に、ただその一点だけが異質にそびえている。周囲には何もない。門の奥に見えるのは、相変わらず広がる荒野と、どこまでも続く空だけ。
「さっきまで、あれ、なかったよね……?」
ミエラが言うと、他の三人も門の存在にようやく気づき、一斉に顔を強張らせた。
「うそでしょ……なにあれ? 門よね? まさか魔物の一種じゃ……?」
アイリーンが警戒の色を浮かべつつも呟く。
「先ほどまでは確かになかった。だとすれば、今この瞬間に“現れた”ということになるだろう。状況を考えると……私たちには、喜ばしい兆しかもしれない」
アーベンが静かに微笑んだ。
それを聞いたロスティンとアイリーンは目を見合わせ、そして声を揃えて叫んだ。
「オステリィアか!」
ミエラも安堵の色を浮かべる。だがその一方で、唐突に現れた“門”に不気味な違和感も覚えていた。だが期待の方が勝っていた。この荒野に、ようやく終わりが近づいているのだ。
四人は足を早めて門へと向かった。
ロスティンが門の前に立ち、手をかざして呼びかけた。
「……誰かいるかー!?」
だが、返事はない。門もまた、沈黙を保ったままだった。
「よし、押してみるか」
そう言ってロスティンが門に手をかける。ミエラも、アイリーンも加わって押し始めたが、びくともしない。まるで岩のように動く気配がない。
そのとき、アーベンがふと門の背後に回り込んだ。そして何かを発見したように、声を上げる。
「……見てみたまえ、不思議なことだ」
訝しげに三人も後ろに回り込むと――そこにあったのは、何の変哲もない荒野。門の裏側には、ただ風に揺れる草と広がる空しかなかった。
「これ、もしや……開いても、こっちの景色が見えるだけってこと?」
アイリーンがぽつりと呟く。
「いや、違うだろ。魔法だよ、魔法。中に入れば別の世界が開ける仕組みなんだろうが……開かないんじゃ、どうしようもねえな」
ロスティンがため息をつきながら言った。
「しゃーない。緊急事態ってことで、ミエラ、一発ぶちかましてやれ。雷でも風でもいい、開けてくれ」
ミエラは苦笑いを浮かべ、困ったように手を振った。
「それは最終手段にしたいです……開いたとして、歓迎されるとは限りませんし」
「最終? もう十分最終だろ……」
そのやりとりのさなか、アーベンがふと門の方を指差して言った。
「――必要なさそうだ」
その瞬間、誰もが気づいた。
門の表側に戻ってみれば、無言のまま、ギィィ……と軋んだ音を立てて、門がゆっくりと開かれていた。
風が吹き抜け、埃が舞う。その先に――人影が、ひとつ。
門の向こうに立っていたのは、長く淡い水色の髪をたたえ、深い蒼のローブを纏った一人の女性だった。
彼女の瞼は閉じられていた。いや、正確には“二つの目”が閉じられ、“額にあるもう一つの目”だけが開かれていた。
その不思議な女性は、ゆっくりと歩み出ると、静かに立ち止まり、柔らかく膝を折って一礼した。
「――お待ちしておりました。私はシーラと申します。運命の子……そして、ミエラ様」
その額の目でまっすぐミエラとアイリーンを見据えながら、澄んだ声で告げた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ダンジョンをある日見つけた結果→世界最強になってしまった
仮実谷 望
ファンタジー
いつも遊び場にしていた山である日ダンジョンを見つけた。とりあえず入ってみるがそこは未知の場所で……モンスターや宝箱などお宝やワクワクが溢れている場所だった。
そんなところで過ごしているといつの間にかステータスが伸びて伸びていつの間にか世界最強になっていた!?
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
クラス最底辺の俺、ステータス成長で資産も身長も筋力も伸びて逆転無双
四郎
ファンタジー
クラスで最底辺――。
「笑いもの」として過ごしてきた佐久間陽斗の人生は、ただの屈辱の連続だった。
教室では見下され、存在するだけで嘲笑の対象。
友達もなく、未来への希望もない。
そんな彼が、ある日を境にすべてを変えていく。
突如として芽生えた“成長システム”。
努力を積み重ねるたびに、陽斗のステータスは確実に伸びていく。
筋力、耐久、知力、魅力――そして、普通ならあり得ない「資産」までも。
昨日まで最底辺だったはずの少年が、今日には同級生を超え、やがて街でさえ無視できない存在へと変貌していく。
「なんであいつが……?」
「昨日まで笑いものだったはずだろ!」
周囲の態度は一変し、軽蔑から驚愕へ、やがて羨望と畏怖へ。
陽斗は努力と成長で、己の居場所を切り拓き、誰も予想できなかった逆転劇を現実にしていく。
だが、これはただのサクセスストーリーではない。
嫉妬、裏切り、友情、そして恋愛――。
陽斗の成長は、同級生や教師たちの思惑をも巻き込み、やがて学校という小さな舞台を飛び越え、社会そのものに波紋を広げていく。
「笑われ続けた俺が、全てを変える番だ。」
かつて底辺だった少年が掴むのは、力か、富か、それとも――。
最底辺から始まる、資産も未来も手にする逆転無双ストーリー。
物語は、まだ始まったばかりだ。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
悪役皇子、ざまぁされたので反省する ~ 馬鹿は死ななきゃ治らないって… 一度、死んだからな、同じ轍(てつ)は踏まんよ ~
shiba
ファンタジー
魂だけの存在となり、邯鄲(かんたん)の夢にて
無名の英雄
愛を知らぬ商人
気狂いの賢者など
様々な英霊達の人生を追体験した凡愚な皇子は自身の無能さを痛感する。
それゆえに悪徳貴族の嫡男に生まれ変わった後、謎の強迫観念に背中を押されるまま
幼い頃から努力を積み上げていた彼は、図らずも超越者への道を歩み出す。
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
宍戸亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる