魔法使いと皇の剣

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5章 運命

恐れを抱いて

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 薄暗い広間に立ち尽くすミエラの周囲には、母と同じ立場だったという賢者たちが半円を描くように並んでいた。その中でも、ミエラは塔の管理者たちを冷たい眼差しで見つめていた。空気は重く、息苦しいほどに張り詰めていた。

 何故自分が誓わなければならないのか?

 理不尽さに対する怒りよりも、長い旅路の疲れが身体を支配していた。ミエラは目の前で自分を凝視する管理者たちをゆっくりと見回した。彼らの目には決意と、どこか哀しみのようなものが宿っていた。

「…その剣でノストールが打ち倒せる可能性があるならば、何故私が誓いを立てる必要があるのですか?」

 ミエラの声は静かだったが、広間に響き渡った。彼女はこの場で最も発言力を持つアーサルベルトをまっすぐ見据え、わずかに震える唇で続けた。

「自身に負い目を抱えながら…私がノストールに誓いを立てた時の結末を見たいのですね」

 アーサルベルトはただ黙して言葉を受け止めていた。その沈黙が広間を支配する中、今まで口を閉ざしていたフールが静かに声を上げた。彼の声は低く、だが明瞭に響いた。

「怒りはもっともです。賢者アルミラの子、ミエラよ」

 フールの瞳は僅かな懺悔を宿していた。

「偽りなき言葉で申せば、貴方の指摘は正しい。ですが、それだけではないのです」

 フールは自らの袖をわずかに上げ、露わになった腕の鱗を指で優しくなぞった。その鱗は薄い光を放ち、彼の竜の血統を物語っていた。

「ノストールだけではありません。オルフィーナ、そしてアスケラもいるのです。アスケラは大陸を覆う結界を張り、時として『災厄を招く者』の恐ろしい名で知られていますが、同時に病を癒し、多くの信仰を集めてきた神でもあります。だからこそ、今なお信仰する者がおり、力を保っているのです。そしてオルフィーナも同じく」

 フールは鱗に刻まれた古代の紋様を指先でたどりながら、深い思索に沈んだように見えた。その姿は、半人半竜の存在としての彼の孤独を物語っていた。

「もしこれらの神々を殺せば、どうなるでしょうか?」

 彼の声は重みを増した。

「信仰ある神を殺したとなれば、信仰する者たちの間に怒りと混乱が広がり、争いが生まれるでしょう。」

 フールは更に首をふり、話を続けた

「それだけではありません…神の眷属たち。彼らの運命は悲惨なものとなります。創造主を失った眷属のうち、人に近しくなれる者はまだ良い。ですが、そうでない者たちは、年月と共に『魔物』と呼ばれる存在へと堕ちていくのです」

 フールの眼差しは遠い過去を見つめているようだった。彼は息を吸い、ゆっくりと続けた。

「そしてアルベストを覆う結界は解かれ、ただ他大陸との交流が可能になるだけであれば良いのですが、現実はそう単純ではありません。このアルベスト大陸だけでも些細なことで争いは絶えません。他大陸から来る者が悪意を持つならば、なおさらです。強力な神を失った大陸が辿る運命は、想像を絶する悲惨さです。神は単なる崇拝の対象ではなく、この世界の均衡を保つ抑止力なのです」

 フールは淡々と、しかし確固たる信念を込めて言い切った。

「今の世において、神殺しは許されざる大罪なのです」

 ミエラはフールを見つめ、その言葉の重みを感じながらも、内に秘めた怒りを抑えることができなかった。彼女の双眸には炎が宿り、声は震えていた。

「ですが…貴方にも竜族の血が流れているのではないですか? 運命を口にしながら、その竜族と共にある私の意思を拒むというのですか!?」

 フールは悲しみに満ちた表情を浮かべ、かすかに首を振った。彼の目には遠い記憶の影が揺れていた。

「私は既に運命の導き手から見捨てられた身。今の私に残されているのは、この角と鱗により自らが何者であるかを見失わせる苦悩の心のみ」

 その言葉には言い知れぬ孤独が滲んでいた。ミエラはフールの様子に、自らの言葉が傷つけたのではないかと一瞬思ったが、今の感情を抑えることができず、苦々しく言い放った。

「…必要な時だけ便利に運命を利用されるのですね」

 その声には皮肉と諦めが混じっていた。フールは深くため息をつき、肩を落とした。

「…返す言葉もありません。竜族は既に誰かの手によって、多くが殺されました。時期からすれば、それがノストールの仕業なのか…貴方の叔父の手によるものか…あるいは全く別の何者かによるものか、もはや定かではありません」

 フールは窓から差し込む光を見つめ、その光が彼の鱗に反射して不思議な模様を壁に映し出していた。

「そして竜族ブリスタリスは大陸を渡り、貴方と共に帰還したのは…私と同じ血が交わりし竜族アイリーン。もはや運命の道筋を知るのは叡智の盆のみ」

 彼の言葉が終わる前に、イランカランが苛立たしげに口を挟んだ。彼の目には冷たい光が宿り、声には抑えきれない焦りが滲んでいた。

「賢者フール。くだらぬ押し問答だ。既に我らの決は定まっておろう。意見を曲げぬ者同士が話しても交わることはない」

 イランカランはまっすぐミエラを見据え、その鋭い目はミエラの心の奥までを見透かそうとしていた。

「お前の意思は、進んで協力はせぬ。よいか?」

 ミエラは冷たい目でまっすぐイランカランを見返し、頷いた。その瞳には決意と覚悟が宿っていた。イランカランはその様子を見て薄く笑みを浮かべ、アーサルベルトの方を振り向いた。

「アーサルベルト。もはや話す時間はありませぬ。時期にノストールがここに現れる…」

 ミエラは思わず息を呑んだ。

「ノストールを呼んでいる…?」

 その言葉は疑問というよりも、驚愕の呟きだった。ミエラはノストールが訪れることよりも、目の前の管理者たちに対する怒りが胸の内で燃え上がるのを感じた。そもそも自分の意思など最初から尊重される気配はなかったのだと、彼女は悟った。

 アーサルベルトは疲れた表情で深いため息をつき、年老いた手で自らの長い白髪をなでつけた。

「…お主の母は聡明じゃった。あの男より先にあの子を見出し、育て上げた。わしはあの子を実の娘のように深く愛した」

 ミエラは訝しげな表情を浮かべ、アーサルベルトの言葉の真意を探ろうとした。広間の空気がさらに重くなり、時が止まったかのような緊張が支配した。

「じゃが、それが間違いじゃった。その愛が判断を鈍らせ、そして今、わしに新たな選択を迫っておる」

 アーサルベルトの声には、悔恨と決意が混ざり合っていた。ミエラは眉をひそめ、その言葉の意味を推し量った。

「母を子として愛したのに…それでも誓わせようとしたのですか?」

 アーサルベルトは沈黙し、ただ他の管理者たちを見つめた。その沈黙に答えを感じ取ったミエラは、震える声で続けた。

「母を…逃がしたのですか?」

 アーサルベルトは長い間黙していたが、やがて重い口を開いた。その声は年老いた魔法使いの後悔と葛藤を物語っていた。

「逃してはおらぬじゃが、何もせぬかった…できなかったのじゃ。それが誤りだった…そう、誤りだったのじゃ」

 彼は深く息を吸い、遠い記憶を辿るように目を細めた。

「かつてのケンニグが愛に狂ったのを教訓とすべきじゃった。わしは魔法使いとして狂うこともできず、愛に溺れることもできなかったのじゃ」

 アーサルベルトは目を閉じ、心の奥底から決意を固めるかのように静かに目を開いた。その瞳には覚悟の光が宿っていた。

「じゃがそれもおしまいじゃ。賢者アルミラの子、ミエラよ」

 ミエラは苦々しく口元をゆがめ、視線をアーサルベルトから離さないまま、冷ややかに応じた。

「母を子として愛し、その子供である私は助けてはくれないというわけですね」

 アーサルベルトは悲しみをわずかに滲ませながら、ただ黙ってミエラを見つめていた。その目には言い知れぬ悔恨と諦めが浮かんでいた。ミエラは身構え、背筋を伸ばして宣言した。

「誓いは強制できません」

 その言葉に、これまで控えめにしていたエラビエが静かに口を開いた。彼女の声は柔らかく、しかし恐ろしいほどに冷たかった。

「確かに。ですが、心を壊すすべはある。操るのではなく、従わせるのでもなく、貴方の心を変えて」

 ミエラはゾッとして思わずエラビエを見つめた。その言葉の持つ恐ろしさに、背筋に冷たいものが走った。ミエラは素早く周囲を見回し、いつでも魔法を発動できる臨戦態勢を取った。その様子を見て、イランカランは楽しそうに微笑んだ。

「抗うか! 塔の管理者を相手に魔法で! 叡智の頂に立つ者たちを相手に!」

 イランカランの声には、明らかな高揚感が含まれていた。エラビエがアーサルベルトを見る中、老賢者は静かに頷いた。

 ミエラは瞬時に魔法を放とうとしたが、その動きよりも早く、一瞬のうちに濃厚な霧が周囲を覆い尽くした。慌てふためくミエラは四方八方に風を起こし、霧を断ち切ろうとしたが、その努力もむなしく霧は晴れなかった。いつしかミエラは自分が何処にいるのかさえ分からなくなっていた。

 そして、耐えきれない痛みがミエラの全身を駆け巡った。足から手、眼に至るまで、あらゆる部位に激痛が走り、彼女は身もだえした。

 痛みを和らげようと手で触れる場所もなく、ただ苦しみ続けるしかなかった。しかし、突如としてその痛みは消え去り、代わりに絶え間ない快感が脳を刺激した。あまりの快感に周囲への意識を失い、その快楽にぼうっとしていると、また痛みが襲いかかった。

 この痛みと快楽の交替がどれほど続いたのか—

 いつしかミエラの意識は遠い過去へと飛んでいた。彼女はまだ幼い子供だった。母が優しくミエラに魔法の初歩を教え、父は微笑みながらそれを見守っていた。陽の光が差し込む部屋は温かく、安らぎに満ちていた。

「ねぇ、お母さん、神様と一緒になるのはいいことなの?」

 幼いミエラの無邪気な問いに、母は優しく微笑みながら答えた。

「勿論よ。皆そうなりたいけどなれないの。でもミエラは選ばれた人間なのよ」

 父はミエラを見つめ、誇らしげに言った。

「パパもミエラが羨ましいな」

 ミエラは父に向かって自慢気に言い返した。

「変わってあげないからね」

 その言葉に、母は心から楽しそうに笑った。その笑い声は、幸せな日々の象徴のようだった。

 記憶は再び流れ、今度はミエラが生まれたての赤ん坊となっていた。ただ泣き叫ぶ中、温かい温もりが彼女を包み込み、安心感をもたらした。そこには静かな声が響いていた。

『誓いを』

 しかし、ミエラは声を出したくても出せなかった。まるで意思を示すかのように手を伸ばすと、突如として彼女は老婆となっていた。長年手を伸ばし続けてきた相手が、ついに目の前に現れたことに歓喜したミエラの耳に、再び声が響いた。

『誓いを』

 その言葉に応えようとして、ミエラはふと気づいた。彼女のローブのポケットの中には、静かに光を放つ温かいものがあった。それに触れると、それは杖だった。いつからポケットに入れていたのか…

 ミエラは思い出そうとした。そうだ、母がくれたのだ。いや、母だったのか?違う、神だ。そう、母であり神でもある存在—アルミラでありレミア。

 ミエラは霧の中で、はっきりとした意識を取り戻した。彼女は目を凝らすと、冷たい石の床が視界に入り、その先には四人の管理者達だった。それぞれの表情には、驚きと緊張が浮かんでいた。

 イランカランの声が、朦朧とするミエラの耳に届いた。

「…神の助けを得ていますな」

 その声には、驚きと警戒が混ざっていた。アーサルベルトは悔恨の表情を浮かべながら、低い声で言った。

「…かえって苦しめてしまうのう」

 エラビエは冷たい決意を顔に浮かべ、「ならば今一度…」と言い放ち、魔法を放とうとした。

 その瞬間、広間全体に響き渡る声が轟いた。


「わしの孫に手を出すな!」


 かすれた視界から映し出されたのは、威厳等はなく、今は目に恐れを抱いた老人、アラムルの姿だった。記憶の中では情けない姿を見せていた祖父は、管理者たちに比べれば見劣りする姿だったが、しかし今のミエラの心の中では、この場にいる誰よりも頼もしく、安心できる存在に思えた。
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