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猫の力45
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真っ白な狼、私も見えてる
確かにこっちをすでに捕捉してて、まるで笑っているかのような顔
その狼はアオオオオオンと一声鳴くと、洞窟から一斉に大量のブラックウルフたちが出てきた
そしてすでに、私達は囲まれてた
どういうわけか分からない
だって私もパパポモさんも常に警戒してた
こんなに簡単に近づかれるはずがない
そう思って囲んでたブラックウルフを鑑定して見ると、あの白い狼からのバフらしいものが見つかった
不可視の風というもので、その風を受けた者を不可視化、臭いすらも消してしまうというとんでもないスキル
「く、すみません皆さん、私達が守ると言っておきながら危険にさらしてしまいました」
パパポモさんは悔しそうに皆に謝るけど、この状況誰一人として恐怖していなかった
「大丈夫です! 僕達だってたくさん訓練や経験を積みました! 戦って、そして勝って見せます!」
おお、エスト君頼もしい
彼はフィオナちゃんに気があるらしく、今も彼女を守るようにして前に出てる
まあちゃんと他の生徒も守ろうとしてるあたり、さすが勇者に憧れてるだけある
確かに冒険者の皆さんが言う通り、この状況はかなり危険だよ
でもね、生徒たちもそんなやわじゃないし、十分ブラックウルフと戦える実力はある
「来るよ!」
狼たちは一斉にこっちに襲い掛かってくる
「フレアランス!」
「ファイアボール!」
「ブレイド!」
「エレキバースト!」
まず魔法を構えていた生徒たちが一斉に魔法を放つ
見事に狼たちに命中
いきなり三分の一ほどの狼を倒してしまった
「やるね君たち。お姉さんたちも負けてられないよ! スキル、麻痺眼!」
おお、目で見た狼が動けなくなって倒れる
そこを弓で正確に狙い撃つパパポモさん
さらにバロンさんが麻痺している狼を大剣で切り裂いた
「クイックビー!」
ヘラさんの目にも止まらない突きによって串刺されていく狼たち
「エリアライト!」
暗くなってきている周囲を光魔法で照らすトルラドさん
これによって光が苦手なブラックウルフの動きが鈍り始めた
そこを剣士や槍士、ナイフ使いの近接攻撃を得意とした生徒たちが叩きのめす
非常に連携が取れてます
ブラックウルフの群れはみるみる減って行った
これに面白くないのはあの白い狼
あれだけニタついていた白い狼は今や怒りの形相でこっちを見ていた
そして群れがほぼ全滅したころ、奴は私達の前にすたりと降り立った
確かにこっちをすでに捕捉してて、まるで笑っているかのような顔
その狼はアオオオオオンと一声鳴くと、洞窟から一斉に大量のブラックウルフたちが出てきた
そしてすでに、私達は囲まれてた
どういうわけか分からない
だって私もパパポモさんも常に警戒してた
こんなに簡単に近づかれるはずがない
そう思って囲んでたブラックウルフを鑑定して見ると、あの白い狼からのバフらしいものが見つかった
不可視の風というもので、その風を受けた者を不可視化、臭いすらも消してしまうというとんでもないスキル
「く、すみません皆さん、私達が守ると言っておきながら危険にさらしてしまいました」
パパポモさんは悔しそうに皆に謝るけど、この状況誰一人として恐怖していなかった
「大丈夫です! 僕達だってたくさん訓練や経験を積みました! 戦って、そして勝って見せます!」
おお、エスト君頼もしい
彼はフィオナちゃんに気があるらしく、今も彼女を守るようにして前に出てる
まあちゃんと他の生徒も守ろうとしてるあたり、さすが勇者に憧れてるだけある
確かに冒険者の皆さんが言う通り、この状況はかなり危険だよ
でもね、生徒たちもそんなやわじゃないし、十分ブラックウルフと戦える実力はある
「来るよ!」
狼たちは一斉にこっちに襲い掛かってくる
「フレアランス!」
「ファイアボール!」
「ブレイド!」
「エレキバースト!」
まず魔法を構えていた生徒たちが一斉に魔法を放つ
見事に狼たちに命中
いきなり三分の一ほどの狼を倒してしまった
「やるね君たち。お姉さんたちも負けてられないよ! スキル、麻痺眼!」
おお、目で見た狼が動けなくなって倒れる
そこを弓で正確に狙い撃つパパポモさん
さらにバロンさんが麻痺している狼を大剣で切り裂いた
「クイックビー!」
ヘラさんの目にも止まらない突きによって串刺されていく狼たち
「エリアライト!」
暗くなってきている周囲を光魔法で照らすトルラドさん
これによって光が苦手なブラックウルフの動きが鈍り始めた
そこを剣士や槍士、ナイフ使いの近接攻撃を得意とした生徒たちが叩きのめす
非常に連携が取れてます
ブラックウルフの群れはみるみる減って行った
これに面白くないのはあの白い狼
あれだけニタついていた白い狼は今や怒りの形相でこっちを見ていた
そして群れがほぼ全滅したころ、奴は私達の前にすたりと降り立った
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