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公爵令嬢のエルゼーシア・マリーハルケンは貴族学校の卒業パーティーでアンドレーヌ王国の第1王子である王太子ハミル・アンドレーヌに婚約破棄を言い渡される。
だが、この破棄された婚約はアンドレーヌ王家の都合が十二分に絡んだ政略だった。
というのもエリゼーシアの祖父であるマリーハルケン公爵家の前当主エドモンドは求心力のない王家に取って代わろうとの野心に駆られ、水面下で王位篡奪の計画を企てて幅広く貴族を陣営に引き入れており、それを察知した王家が防衛策として孫娘との婚約を強引に締結したのだから。
それなのにまさかの卒業パーティーで寝耳に水の婚約破棄。
それも国王夫妻、ブラックス・サンドス宰相、マリーハルケン公爵当主エドックが東の同盟国サラット王国に外交交渉で不在の状況での暴挙である。
その内の誰か1人でもその時、国内に滞在していれば先手を打ってこの婚約破棄の暴挙に対応出来たかもしれなかったが、居ないので「婚約破棄が引き金となり大変な事態」となってしまった。
アンドレーヌ王国の王位を狙うのは何もマリーハルケン公爵家の先代当主エドモンドだけではない。
国王の弟で大公の地位に甘んじていたニヒード・アフス大公。
国王の側妃にして第2王子の生母スミアン側妃の出身家、ナンシーサン侯爵家。
それらが野心にままにアンドレーヌ王国をかき回し、
アンドレーヌ王家とマリーハルケン公爵家の両方と姻戚のサランド公爵家。
騎馬民族タルと戦いでアンドレーヌ王国に使い潰されているモスール辺境伯家。
アンドレーヌ王国の国教のフリル教団。
それらも巻き込まれて、どの陣営に味方するかの選択に迫られるのだった。
文字数 31,518
最終更新日 2026.01.18
登録日 2026.01.11
冒険者パーティー「明るい未来」のリックとブラジス。この2人のコンビはアリオス王国の上層部では別の通り名で知られていた。通称「必要悪の掃除屋」。
王国に巣食った悪の組織を掃除(=始末)するからだが。
お陰で王国はその2人をかなり優遇していた。
但し、知られているのは王都での上層部だけでのこと。
2人が若い事もあり、その名は王都の上層部以外ではまだ知られていない。
なので、2人の事を知らない地方の悪の組織の下のその2人が派遣されたりすると・・・
文字数 170,256
最終更新日 2026.01.05
登録日 2025.12.06
全宇宙を支配する宇宙機構「マザークイーン」は秘密裏に太陽系の地球も統治していたが、その星の統治方法とはその惑星の原住民に「コスモインフルエンス核」を与えて委任統治をするという方法だった。
その為「コスモインフルエンス核」を有する地球人は既に数多く地球に居るのだが。
25年周期で与えられる「コスモインフルエンス核」を手にするチャンスを得た25歳の油田オーナー、高杉翔はその話に乗り、グロテスクな「コスモインフルエンス核」を体内に取り込んだのだが。
次の瞬間には怪人に変身していた。
更に、この状態は「第1形態」で「完全体」になる為には、残るコスモインフルエンス核を得た翔以外の第1形態の24人を倒して核を取り込めと言う。
「ふざけるな。誰がやるか」
と突っ撥ねる翔とは裏腹に、残る24人が襲ってきて翔も仕方なく応戦するのだった。
文字数 89,805
最終更新日 2025.12.03
登録日 2025.11.02
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
文字数 70,679
最終更新日 2025.11.02
登録日 2025.10.11
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