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魔王との戦い42
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「変形ロボだこれええええ!!」
思わず叫んでました
「変形ロボ? 進化したんじゃないの?」
「あ、うん。私の元の世界ではね、こういう機械をロボットって言って、さらにこうやって姿が変わるのを変形ロボって言うのよ」
「変形ロボ、なんだかかっこいい響きだね」
「おお、わかるかいエルヴィスくん!」
「そんな悠長なこと言ってないで手伝ってくださいまし!」
タルニャに怒られた・・・
でもいう通りだね
「皆下がってて」
巨大化を解いた私は仙力を練る
仙術は妖術と同時には使えないのよね
ガシンガシンと走ってくる狼ロボ
なんかまどろっかしい
アメリカの原住民の伝説にある大きな狼の名前もロボっていうのよね
これ、豆知識ね
そっちとは関係ないロボが拳を振り上げて私をつぶそうと迫る
「仙術、白氷」
冷たい風がそよぎ、周囲が凍って行く
狼ロボも一瞬にして凍り付く
パンチをこちらにぶち込もうとした瞬間の態勢で固まってしまった
「ミアすごい」
私は宙を駆けると狼ロボを蹴った
パキーーーンと氷と共にロボットは砕け散った
「第一関門突破ってとこだね」
「私何もしてない・・・」
「あ! そうだよ。マリオンちゃんを鍛えるためのダンジョンなのに私達が倒してどうすんの!」
「倒した筆頭はミアだけどね」
「うう、ごめんなさいつい」
取りあえず第一層はクリアしたけど、この先はマリオンちゃんが本当に危ない時にだけ手助けすることにしよう
それにマーキナのお墨付きもある
この子は少し臆病だけど、やる時はやる子
しかもちゃんと戦えばマーキナの実力をはるかに上回る才能というか、兵器を搭載してるらしい
あれを上回るって、国落としでもするんですか?
いやまあそんなことやらないから勇者であるわけですがね
思わず叫んでました
「変形ロボ? 進化したんじゃないの?」
「あ、うん。私の元の世界ではね、こういう機械をロボットって言って、さらにこうやって姿が変わるのを変形ロボって言うのよ」
「変形ロボ、なんだかかっこいい響きだね」
「おお、わかるかいエルヴィスくん!」
「そんな悠長なこと言ってないで手伝ってくださいまし!」
タルニャに怒られた・・・
でもいう通りだね
「皆下がってて」
巨大化を解いた私は仙力を練る
仙術は妖術と同時には使えないのよね
ガシンガシンと走ってくる狼ロボ
なんかまどろっかしい
アメリカの原住民の伝説にある大きな狼の名前もロボっていうのよね
これ、豆知識ね
そっちとは関係ないロボが拳を振り上げて私をつぶそうと迫る
「仙術、白氷」
冷たい風がそよぎ、周囲が凍って行く
狼ロボも一瞬にして凍り付く
パンチをこちらにぶち込もうとした瞬間の態勢で固まってしまった
「ミアすごい」
私は宙を駆けると狼ロボを蹴った
パキーーーンと氷と共にロボットは砕け散った
「第一関門突破ってとこだね」
「私何もしてない・・・」
「あ! そうだよ。マリオンちゃんを鍛えるためのダンジョンなのに私達が倒してどうすんの!」
「倒した筆頭はミアだけどね」
「うう、ごめんなさいつい」
取りあえず第一層はクリアしたけど、この先はマリオンちゃんが本当に危ない時にだけ手助けすることにしよう
それにマーキナのお墨付きもある
この子は少し臆病だけど、やる時はやる子
しかもちゃんと戦えばマーキナの実力をはるかに上回る才能というか、兵器を搭載してるらしい
あれを上回るって、国落としでもするんですか?
いやまあそんなことやらないから勇者であるわけですがね
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