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フィオナ11
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「フー」
アコは息を吐き出し、足を踏み込むと、地面がメシリと凹んで砕け、瞬間的に間合いを詰めてワサビを殴り飛ばした
だがワサビは犬獣人らしい動体視力でその拳を受け止める
「そりゃぁ!」
二発目、三発目と拳で攻撃してくるアコ
その一撃一撃でワサビの体力は削られていく
「ぐ、うう」
「射愛!」
居合の構えで斬撃をアコに加えるフィオナ
能力によって身体能力がさらに向上しているため、その斬撃は通常の人間では全く見ることはできないだろう
フィオナの加勢によってワサビはなんとかアコの猛攻から抜け出すことができ、フィオナと共に斬撃を繰り出した
そこにメアリーとエルヴィスの魔法も加わる
メアリーの強化魔法によって二人の動体視力も上がっている
なんとかフィオナの動きを追えているため、彼女達の攻撃の合間を縫って魔法を撃ちこんでいく
「ふふふん、いい連携だ」
だがアコはそれらを鼻歌を歌い、軽々と防いでいる
「二人共離れて!」
メアリーとエルヴィスが二人に声をかけると、二人の合成魔法が発動した
合成魔法は、合体魔法とも呼ばれ、二人以上の魔術師、魔導士、魔法使いがその魔力を練り合わせて発動させる強力な魔法である
魔法使いとしてかなりのポテンシャルを持つメアリーと、特殊なカード魔法使いという二人の努力がなせる現状では最強の魔法
「「エルドフラカナン」」
キラキラと光る美しい魔法がアコに迫る
「ほぉ! 勇者の仲間の魔法も素晴らしいぞ! 俺は感動している!」
二人の合成魔法はアコが少し本気を出して拳で消し飛ばしてしまった
「そんな、私達の魔法が」
「嘘だろ・・・」
絶望の表情を浮かべる二人にかんらかんらと笑うアコ
「いやすまない、これほどの魔法久しぶりに見た。成長期の頃の娘を思い出したな。いいぞ二人共、磨けば神力を得れるかもしれん」
「神力?」
「なんだ、お前たちの仲間の猫も持っていただろう? まああの猫はバステトさんに認められてたんだ。神獣と言ってもいいからな」
当然バステト神とかかわりがあったことはミアから聞いている三人
そして一体いつから自分達を見ていたのかと、少し気味悪がる三人
「何だその目は、別に私生活など見てないぞ。俺は変態じゃない!」
こう見えて元々人間だったころは警察官だった
犯罪まがいの行為は彼女の最も毛嫌いするところである
彼女たちの行動も、上司で母のようなものである女神が見ていたから、横で少し見ていた程度だ
「やめろ、そんな目で見ないでくれ、子供達に嫌われるのだけは、本当に、嫌なんだ!」
ショボンとしょぼくれるアコ
あまりにも落ち込むためフィオナ達は戦闘態勢を解いた
「はぁ、うん、合格だな。俺に傷をつけてるわ、あれほどの魔法を見せるわ。合格させない理由がない。こう見えて俺は育てることに関してはベテランと言っていい。またこんどお前たちの力を伸ばす修行でもつけてやるから、これを渡しておく」
アコはポケットから宝珠を取り出すとフィオナに渡した
「連絡用宝珠だ。魔力を流せば俺と話せる。いつでも呼んでいいぞ。基本暇してるからな」
アコはよしよしとフィオナ達の頭を撫でると、神界へと帰って行った
「す、すごい女神様だったね」
「もう会いたくないのだ」
「怖かったね」
「うん」
人間だったころから、子供は好きだったが、険しい表情が多かったため怖がられていたアコ
それが今でも彼女の悩みでもあった
アコは息を吐き出し、足を踏み込むと、地面がメシリと凹んで砕け、瞬間的に間合いを詰めてワサビを殴り飛ばした
だがワサビは犬獣人らしい動体視力でその拳を受け止める
「そりゃぁ!」
二発目、三発目と拳で攻撃してくるアコ
その一撃一撃でワサビの体力は削られていく
「ぐ、うう」
「射愛!」
居合の構えで斬撃をアコに加えるフィオナ
能力によって身体能力がさらに向上しているため、その斬撃は通常の人間では全く見ることはできないだろう
フィオナの加勢によってワサビはなんとかアコの猛攻から抜け出すことができ、フィオナと共に斬撃を繰り出した
そこにメアリーとエルヴィスの魔法も加わる
メアリーの強化魔法によって二人の動体視力も上がっている
なんとかフィオナの動きを追えているため、彼女達の攻撃の合間を縫って魔法を撃ちこんでいく
「ふふふん、いい連携だ」
だがアコはそれらを鼻歌を歌い、軽々と防いでいる
「二人共離れて!」
メアリーとエルヴィスが二人に声をかけると、二人の合成魔法が発動した
合成魔法は、合体魔法とも呼ばれ、二人以上の魔術師、魔導士、魔法使いがその魔力を練り合わせて発動させる強力な魔法である
魔法使いとしてかなりのポテンシャルを持つメアリーと、特殊なカード魔法使いという二人の努力がなせる現状では最強の魔法
「「エルドフラカナン」」
キラキラと光る美しい魔法がアコに迫る
「ほぉ! 勇者の仲間の魔法も素晴らしいぞ! 俺は感動している!」
二人の合成魔法はアコが少し本気を出して拳で消し飛ばしてしまった
「そんな、私達の魔法が」
「嘘だろ・・・」
絶望の表情を浮かべる二人にかんらかんらと笑うアコ
「いやすまない、これほどの魔法久しぶりに見た。成長期の頃の娘を思い出したな。いいぞ二人共、磨けば神力を得れるかもしれん」
「神力?」
「なんだ、お前たちの仲間の猫も持っていただろう? まああの猫はバステトさんに認められてたんだ。神獣と言ってもいいからな」
当然バステト神とかかわりがあったことはミアから聞いている三人
そして一体いつから自分達を見ていたのかと、少し気味悪がる三人
「何だその目は、別に私生活など見てないぞ。俺は変態じゃない!」
こう見えて元々人間だったころは警察官だった
犯罪まがいの行為は彼女の最も毛嫌いするところである
彼女たちの行動も、上司で母のようなものである女神が見ていたから、横で少し見ていた程度だ
「やめろ、そんな目で見ないでくれ、子供達に嫌われるのだけは、本当に、嫌なんだ!」
ショボンとしょぼくれるアコ
あまりにも落ち込むためフィオナ達は戦闘態勢を解いた
「はぁ、うん、合格だな。俺に傷をつけてるわ、あれほどの魔法を見せるわ。合格させない理由がない。こう見えて俺は育てることに関してはベテランと言っていい。またこんどお前たちの力を伸ばす修行でもつけてやるから、これを渡しておく」
アコはポケットから宝珠を取り出すとフィオナに渡した
「連絡用宝珠だ。魔力を流せば俺と話せる。いつでも呼んでいいぞ。基本暇してるからな」
アコはよしよしとフィオナ達の頭を撫でると、神界へと帰って行った
「す、すごい女神様だったね」
「もう会いたくないのだ」
「怖かったね」
「うん」
人間だったころから、子供は好きだったが、険しい表情が多かったため怖がられていたアコ
それが今でも彼女の悩みでもあった
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