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ミア8
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迷宮を出ると元の猫精霊の国
しかもおじいちゃんの目の前だった
「おお、戻ったか。思ったより早かったのぉ」
「まああとちょっとだったっすからね」
「ばっちりなれましたよ猫精霊に!」
私の体はアストラルボディという精神生命体となった
そのことによって寿命がなくなっちゃったけど、これはもう覚悟の上だった
長い長い猫生を歩むことになる
「そういえば人化できるんだっけ? クロ、どうやるのか教えてよ」
「いいっすよ。ポンときてポーーーンって感じっす。簡単っすよ」
「ごめん、クロに聞いて私がばかだった。長老、教えてください」
「ふむ、気の流れを体中に満ちるようにイメージして、それが変化するイメージをしなさい。その変化が人の形をとるようにじゃな」
「はい」
目をつぶって気力を体全体に流す
そしてその気力によって体を変えるイメージを膨らませた
「おお! 変わって行ってるっす!」
私は目を開けると、手足が人間のものになっているのが分かった
そして猫の時はもちろん服を着ていなかったため、当然裸です
「ほれ」
長老が鏡を出してくれたので、それで自分の姿を見る
前世の姿だけど、髪の色は真っ白
目は輝くような金色
猫の時の毛色と目の色だけど、姿はまったくもって前世の自身の姿だった
「ふぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!! めちゃくちゃ美人っす! 興奮してきたっす!!」
クロが飛びついて来ようとしたので引っ掻いて叩き落しておく
「うん、いい感じ。この姿いざってときに使えそう」
元々人間だったからか、体がものすごく動かしやすかった
でも私は猫の姿の方が好き
よっぽどのことがない限りこの姿にはならないでおこうっと
また前世の時みたいな変態に付きまとわれるのも嫌だしね
クロ? クロはまぁ、変態だけど悪い子じゃないから大丈夫
本気で襲ってきてたら私組伏されちゃうだろうし
冗談でやってるのはよくわかってるもん
しかもおじいちゃんの目の前だった
「おお、戻ったか。思ったより早かったのぉ」
「まああとちょっとだったっすからね」
「ばっちりなれましたよ猫精霊に!」
私の体はアストラルボディという精神生命体となった
そのことによって寿命がなくなっちゃったけど、これはもう覚悟の上だった
長い長い猫生を歩むことになる
「そういえば人化できるんだっけ? クロ、どうやるのか教えてよ」
「いいっすよ。ポンときてポーーーンって感じっす。簡単っすよ」
「ごめん、クロに聞いて私がばかだった。長老、教えてください」
「ふむ、気の流れを体中に満ちるようにイメージして、それが変化するイメージをしなさい。その変化が人の形をとるようにじゃな」
「はい」
目をつぶって気力を体全体に流す
そしてその気力によって体を変えるイメージを膨らませた
「おお! 変わって行ってるっす!」
私は目を開けると、手足が人間のものになっているのが分かった
そして猫の時はもちろん服を着ていなかったため、当然裸です
「ほれ」
長老が鏡を出してくれたので、それで自分の姿を見る
前世の姿だけど、髪の色は真っ白
目は輝くような金色
猫の時の毛色と目の色だけど、姿はまったくもって前世の自身の姿だった
「ふぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!! めちゃくちゃ美人っす! 興奮してきたっす!!」
クロが飛びついて来ようとしたので引っ掻いて叩き落しておく
「うん、いい感じ。この姿いざってときに使えそう」
元々人間だったからか、体がものすごく動かしやすかった
でも私は猫の姿の方が好き
よっぽどのことがない限りこの姿にはならないでおこうっと
また前世の時みたいな変態に付きまとわれるのも嫌だしね
クロ? クロはまぁ、変態だけど悪い子じゃないから大丈夫
本気で襲ってきてたら私組伏されちゃうだろうし
冗談でやってるのはよくわかってるもん
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