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決戦28
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ナジュカから魂とアラマキさんの左腕を助け出し、魂を離すと持ち主の元へ戻って行った
シルバーコードがついてるから、掃除機のコードのようにシュルルルってね
これであの人も息を吹き返すはず
「む、ナジュカが動き出したでござる」
異界の力の正体が分かった今、そこまで恐ろしい相手に思えなくなったけど、やっぱり力だけは異常なほどに強い
「あれ? どこ行った?」
急に見えなくなるナジュカ
異界に潜ったのか!
「そうだ、あの二人の力、私で真似できないかな?」
私のスキルには空間に干渉する空間収納と、精霊になった時に手に入れた時空に干渉するスキルがある
空間収納、別空間にアイテムなどを入れておけるスキル
時空干渉、数秒先の未来を自分に死が迫っている時だけ見える未来予知や、ほんの十秒だけ時間が戻せるスキル
この二つでどうにかならないかな?
「アラマキさん、アンジュさん、フィオナちゃん、少し時間を稼いで」
「わたくしたちもやりますわ!」
遅れて到着したタルニャの声がする
振り向くと、真っ白な美しい翼の生えたタルニャがいた
けど今はそれを気にしてる余裕はない
「たのんだよ!」
みんながナジュカの相手をして足止めをしている間に、私は二つのスキルを何とか組み合わせれないか考える
トリックが分かったことでアンジュさんとアラマキさんのおかげで見えなくなったナジュカもすぐ発見できている
「私にはスキルを合成スキルなんてない」
スキルの合成なんて本来できないことだし、誰もやったことがない
私は唸りながら試行錯誤してみる
空間収納を発現させたまま、時空干渉で空間に干渉してみる
すると小さな爆発が起きて空間に穴が開いてしまった
異界にはつながってないけど、少しコツが分かったかも
「次元紅影!」
ふと見るとなんとアラマキさんは単独で異界に潜ってナジュカを斬りつけていた
そっか、潜るんだ
私はもう一度空間収納を出すと、時空に干渉しながらそこに潜り込んだ
キイイインと耳鳴りがして、気が付くと、先ほど魂を助け出した異界に私は立っていた
そこは異次元や空間収納の中とは違う不気味で、魂が凍りそうな場所だった
シルバーコードがついてるから、掃除機のコードのようにシュルルルってね
これであの人も息を吹き返すはず
「む、ナジュカが動き出したでござる」
異界の力の正体が分かった今、そこまで恐ろしい相手に思えなくなったけど、やっぱり力だけは異常なほどに強い
「あれ? どこ行った?」
急に見えなくなるナジュカ
異界に潜ったのか!
「そうだ、あの二人の力、私で真似できないかな?」
私のスキルには空間に干渉する空間収納と、精霊になった時に手に入れた時空に干渉するスキルがある
空間収納、別空間にアイテムなどを入れておけるスキル
時空干渉、数秒先の未来を自分に死が迫っている時だけ見える未来予知や、ほんの十秒だけ時間が戻せるスキル
この二つでどうにかならないかな?
「アラマキさん、アンジュさん、フィオナちゃん、少し時間を稼いで」
「わたくしたちもやりますわ!」
遅れて到着したタルニャの声がする
振り向くと、真っ白な美しい翼の生えたタルニャがいた
けど今はそれを気にしてる余裕はない
「たのんだよ!」
みんながナジュカの相手をして足止めをしている間に、私は二つのスキルを何とか組み合わせれないか考える
トリックが分かったことでアンジュさんとアラマキさんのおかげで見えなくなったナジュカもすぐ発見できている
「私にはスキルを合成スキルなんてない」
スキルの合成なんて本来できないことだし、誰もやったことがない
私は唸りながら試行錯誤してみる
空間収納を発現させたまま、時空干渉で空間に干渉してみる
すると小さな爆発が起きて空間に穴が開いてしまった
異界にはつながってないけど、少しコツが分かったかも
「次元紅影!」
ふと見るとなんとアラマキさんは単独で異界に潜ってナジュカを斬りつけていた
そっか、潜るんだ
私はもう一度空間収納を出すと、時空に干渉しながらそこに潜り込んだ
キイイインと耳鳴りがして、気が付くと、先ほど魂を助け出した異界に私は立っていた
そこは異次元や空間収納の中とは違う不気味で、魂が凍りそうな場所だった
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