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トガツメヒメの過去
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サミダレへ戻って来てすぐに城へと案内され、トガツメヒメさんに謁見できた
「帰って来たか。お前たちの言いたいことは分かっている。レドゥのことじゃろう・・・」
悲しそうな顔のトガツメヒメさん
「あ奴は人族の祖、赤人の王レドゥ。もう四千年ほど前の話じゃ。この世界には今よりも強い力を持った種族が大勢おった。真人、仙人、真祖鬼人、エルダーエルフ、エルダードワーフ、今ではもう姿を見なくなった種族たちじゃな」
それからトガツメヒメさんは過去を語り始めた
元々私と同じ世界である地球から、この世界に霊として転生してきた彼女は、世界中を回って霊達の一大国家を築き上げた
その過程で当然恋もあったらしい
その相手がレドゥだった
レドゥは民を思いやる優しい王で、しかも当時のトガツメヒメさんよりも強かった
その当時はともかく恐ろしい姿だったはずのトガツメヒメさんに一目ぼれしたらしくて、猛アタックをしていたそうだ
「わらわもあの頃は若かったということじゃな。あやつと結ばれるのも時間の問題じゃった。その時にはすでにわらわも肉体を自由に再生したり、霊体に戻したりする術を身に着けておった。その過程で、レドゥとわらわの間にも、その、なんじゃ、子がの、出来ての」
その辺りを語るトガツメヒメさんはまさに恋する乙女だった
そして無事二人の子供が生まれ、呪赤人というハーフが生まれた
名前をセキナという、女の子
「わらわもレドゥもそれはそれは、目に入れても痛くないほどに可愛がった。じゃがその幸せはほんの一瞬じゃった。レドゥのことをよく思わなかった弟のカルゥがの、レドゥに呪いをかけ、自分の娘、わらわの娘を殺させた」
衝撃の過去だった
それでなのかな? トガツメヒメさんがたくさんの子供たちを大切に育てているのは
「もはやヒトではなくなったレドゥをわらわはその手で・・・」
トガツメヒメさんは辛い過去を乗り越えて今があるってことね
「そう悲しい顔をするでない。わらわはもう乗り越えておる。それに、レドゥは今でもわらわを愛していてくれたのじゃろう? それを聞けただけでも、嬉しいぞ。じゃがわらわの愛した者を甦らせ、そのような卑劣な手を使わせるとは・・・。わらわの方でもその事件追ってみよう」
そういうとトガツメヒメさんは立ち上がった
「は、母上、だめでしゅよ! 拙に任せてくだしゃい!」
この声は
振り向くと、そこにアラマキちゃんが立っていた
「拙が調べましゅ!」
だ、だめだ、可愛すぎる!
「アラマキ、お主まだ半分も力が戻っておらんではないか。そんな状態で危ないことをさせれるわけないじゃろ」
「で、でもぉ」
「だめ! お留守番! じゃ!」
「でもでも、うわあああああああああああん!」
あ、泣き出しちゃった
お付きの人達に連れられてアラマキちゃんは行ってしまった
「隠居したとは言え、わらわも元々大英雄と呼ばれておった。力には自信があるぞ!」
トガツメヒメさんが抑えていた魔力を解き放つ
そのとたん、まるで地震が起きているかのように城全体、いや、国自体が揺れていた
これは、頼もしすぎる
「お主らは安心して世界観光に戻ればよい。あとのことは任せよ!」
トガツメヒメさんはスーッと目の前から消えてしまった
「行かれたようです。ミア様、フィオナ様、あの方にお任せ下さい。お二人は良い旅を」
お付きの人もこういってることだし、私達はまた観光に戻ることにした
まあ当然手掛かりは探すけどね
「帰って来たか。お前たちの言いたいことは分かっている。レドゥのことじゃろう・・・」
悲しそうな顔のトガツメヒメさん
「あ奴は人族の祖、赤人の王レドゥ。もう四千年ほど前の話じゃ。この世界には今よりも強い力を持った種族が大勢おった。真人、仙人、真祖鬼人、エルダーエルフ、エルダードワーフ、今ではもう姿を見なくなった種族たちじゃな」
それからトガツメヒメさんは過去を語り始めた
元々私と同じ世界である地球から、この世界に霊として転生してきた彼女は、世界中を回って霊達の一大国家を築き上げた
その過程で当然恋もあったらしい
その相手がレドゥだった
レドゥは民を思いやる優しい王で、しかも当時のトガツメヒメさんよりも強かった
その当時はともかく恐ろしい姿だったはずのトガツメヒメさんに一目ぼれしたらしくて、猛アタックをしていたそうだ
「わらわもあの頃は若かったということじゃな。あやつと結ばれるのも時間の問題じゃった。その時にはすでにわらわも肉体を自由に再生したり、霊体に戻したりする術を身に着けておった。その過程で、レドゥとわらわの間にも、その、なんじゃ、子がの、出来ての」
その辺りを語るトガツメヒメさんはまさに恋する乙女だった
そして無事二人の子供が生まれ、呪赤人というハーフが生まれた
名前をセキナという、女の子
「わらわもレドゥもそれはそれは、目に入れても痛くないほどに可愛がった。じゃがその幸せはほんの一瞬じゃった。レドゥのことをよく思わなかった弟のカルゥがの、レドゥに呪いをかけ、自分の娘、わらわの娘を殺させた」
衝撃の過去だった
それでなのかな? トガツメヒメさんがたくさんの子供たちを大切に育てているのは
「もはやヒトではなくなったレドゥをわらわはその手で・・・」
トガツメヒメさんは辛い過去を乗り越えて今があるってことね
「そう悲しい顔をするでない。わらわはもう乗り越えておる。それに、レドゥは今でもわらわを愛していてくれたのじゃろう? それを聞けただけでも、嬉しいぞ。じゃがわらわの愛した者を甦らせ、そのような卑劣な手を使わせるとは・・・。わらわの方でもその事件追ってみよう」
そういうとトガツメヒメさんは立ち上がった
「は、母上、だめでしゅよ! 拙に任せてくだしゃい!」
この声は
振り向くと、そこにアラマキちゃんが立っていた
「拙が調べましゅ!」
だ、だめだ、可愛すぎる!
「アラマキ、お主まだ半分も力が戻っておらんではないか。そんな状態で危ないことをさせれるわけないじゃろ」
「で、でもぉ」
「だめ! お留守番! じゃ!」
「でもでも、うわあああああああああああん!」
あ、泣き出しちゃった
お付きの人達に連れられてアラマキちゃんは行ってしまった
「隠居したとは言え、わらわも元々大英雄と呼ばれておった。力には自信があるぞ!」
トガツメヒメさんが抑えていた魔力を解き放つ
そのとたん、まるで地震が起きているかのように城全体、いや、国自体が揺れていた
これは、頼もしすぎる
「お主らは安心して世界観光に戻ればよい。あとのことは任せよ!」
トガツメヒメさんはスーッと目の前から消えてしまった
「行かれたようです。ミア様、フィオナ様、あの方にお任せ下さい。お二人は良い旅を」
お付きの人もこういってることだし、私達はまた観光に戻ることにした
まあ当然手掛かりは探すけどね
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