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第十四章 手のひらを太陽に
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道楽者で軽薄な金持ち商人のお気に入りの女の子の
振る舞い?そんなのどうすればいいか分からない。
「何をすればいいのか分からないので、その辺の私の
立ち居振る舞いはとりあえずシェラさんに任せます
けど、あんまり変なことはさせないで下さいよ?後で
リオン様に怒られますから、シェラさんも私も。」
一応注意したけど、いつものあの分かってるんだか
分かってないんだか謎な微笑みをシェラさんは
浮かべているだけだった。
その後は休憩を最小限にして、バロイの他の人達に
見つからないようわざと人の手の入っていなさそうな
鬱蒼とした森の中でその日は休んだ。
「来る途中で仕入れた情報によりますと、ここは
低級ですが魔物のよく出る森だそうです。
魔導士院に掛け合って魔物避けの魔石はふんだんに
預かって来ていますから、野営地に魔物が出る事は
ありません。今夜はオレも夜番で外から見張りますし
安心してお休み下さいね。」
シェラさんや騎士さん達がいれば安心だ。突然
慌ただしく出発した緊張感からか、シェラさんの
ふかふかの敷物が敷き詰められた馬車で私はぐっすり
眠ってしまった。
そうして翌朝目覚めれば、おはようございます!と
騎士さん達が張り切って笑顔で挨拶してくれる。
なんだかちょっと商人ぽさが抜けて騎士らしさが
戻って来てるけどいいのかな?朝から何でこんなに
張り切ってるんだろう、と思っていたら
「魔獣料理です、ユーリ様!明け方からじっくり
煮込みましたのでとろけるように柔らかく体も暖まり
ますよ!」
と何かのお肉入りのスープを勢い良く出された。
明け方から煮込んでたって・・・
暇なのかな?と一瞬思ってしまったら、どうやら私に
魔獣料理を食べてもらいたくて何人かの騎士さんは
張り切って夜中から森の中を徘徊しては魔獣を狩って
いたらしい。
「せっかく人避けのためにわざと魔物のいる森に
泊まったのに近隣の魔獣は狩り尽くしてしまったよう
ですね。まあ、森を利用する住民からは喜ばれる
かも知れません。」
なんてシェラさんは言っているけど、私が食いしん坊
なせいで魔獣殲滅とかあんまり嬉しくないというか
恥ずかしい・・・。いや、おいしいよ?おいしいご飯
に罪はないけどさぁ・・・!
「朝食に使わなかった分は携行食に加工しましたので
食べたくなったらいつでもお声を掛けて下さい!」
なんて騎士さん達に言われればますます都合が悪く
なって頬が赤くなる。一応お礼は言ったけど、赤く
なるほど興奮して喜んでもらえたと勘違いされた。
そして朝食を食べ終われば、シェラさんに着替えを
手渡される。
「ではこちらをお召し下さい。今のお姿も大国の姫の
ようで大変お美しいですが、商人の連れにしては少し
違和感がありますので。着替えたらオレが髪も整えて
差し上げますね。」
馬車を借りて着替えれば、白いパフスリーブの
半袖シャツにシェラさんとお揃いの鮮やかな色の
布のジレのような上着と、ゆったりして足首のところ
がすぼまっている半袖と揃いの白い長ズボン姿に
なった。
普段のドレス姿と違って異国らしさ満点だ。
アラビアンナイトとか映画やマンガで見るみたいな
中東のハーレムの女の人みたいな格好だなあと
思っていればシェラさんが
「途中の町で仕入れた西の砂漠の向こうの民族衣装
ですよ。変わっていますが見慣れない格好でもよく
お似合いです。さすがユーリ様。」
なんて言っている。世界は違っても気候が似ていると
服装も似てくるのかとちょっと面白い。
回ってみて下さい、と言われてシェラさんの目の前で
くるりと一回転して見せれば、私のその動きにベール
も一緒についてきてふわりと風になびくと鈴も軽やか
な音をたてた。
そんな私を見てちょっと考えたシェラさんは、馬車の
荷物入れの中から自分が付けているような金色の
華奢なブレスレットや小さな宝石が連なったかわいい
アンクレットを次々に私の手足に付けて飾っていく。
それから更にズボンや上着の丈を調整して腰にも
鮮やかな色の布を巻き付けると金色の細いチェーンで
飾り立てたり同じような細いチェーンのネックレスを
いくつか付けられた。
そして最終的なバランスをチェックされた最後には、
「途中の町で買い求めた布地でシンシア殿に作って
もらっていて良かった、とてもよくお似合いです。」
そう言われてシェラさんの髪の色みたいな紫色で金糸
の刺繍が入っている、膝丈ほどまでの長さの上着を
着せられた。そこまでしてようやく服装には満足した
らしい。
今度はでは髪も整えましょうと言って荷物を入れて
いる木箱を椅子がわりに私を座らせると髪型を作り
始めた。
その様子は同行している騎士さん達に一部始終を
見られていてそれがなんだか居心地が悪い。
ていうか、私を見ては手元の紙に何か書き付けている
騎士さんもいるんだけど後でリオン様に提出する
報告書でも書いているのかな。
さっきから一生懸命に手元の紙と私の間を視線を
往復させては必死に何か書いてるけど。
そして気になるのは、座って髪をいじられている私を
見る騎士さん達の視線が私の頭上に食い入るように
注がれていることだ。
何でだろう?と不思議に思っていると
「出来ましたよ。」
嬉しそうなシェラさんの声がした。
「我ながら上出来です。こんなこともあろうかと
マリー嬢から指南を受けておいて良かったです。」
その言葉にイヤな予感がする。ダーヴィゼルドの時は
私にどんな髪型にして欲しいか聞いてくれたのに、
今回はそうじゃなかった。
しかも頭上に感じるこの左右の重みと私をじっと見て
いる騎士さん達の視線。
「やっぱりユーリ様にはこの猫耳型の髪型が何よりも
お似合いになります。異国風のお召し物にもとても
よく合っていますね。」
やっぱり!と慌てて後ろのシェラさんを振り返る。
「猫耳ヘアでモリー公国の人達に会うとかふざけて
ませんか⁉︎絶対怒られますよ・・・‼︎」
現に私を見つめる騎士さん達の間からやべえ、とか
見てられない、とか耐えられないという不穏な単語が
聞こえてくる。
「ほらあ!騎士さん達にも呆れられてるし。それに
この髪型だとベールを被れないですから!」
普通にハーフアップとかポニーテールでもこの服には
似合うと思う。そう抗議したら、
「騎士達のアレはそういう意味ではありませんから
ご心配なさらず。ベールについては髪型に合わせた
ものにすれば良いだけですからしばしお待ちを。」
「え?」
どういう意味かと聞く間もなく、シェラさんは髪型を
作るために脱いでいた私のベールの猫耳部分にさっと
切り込みを入れた。
「食後のお茶でも飲みながらお待ち下さい。」
私には甘くて温かな紅茶を出すと、切り込みを入れた
ベールの穴の部分に金色のレースをすいすい縫い付け
あっという間に猫耳仕様のものにしてしまった。
「出来ましたよ」
そっとそれを被せられれば、穴の部分から猫耳が
飛び出して髪型を崩さないベールの完成だ。
なぜか騎士さん達の間からおお、と野太い歓声が
上がる。え?なんで?
「猫耳が強調されていて大変愛らしいのに、ベールで
隠れたお顔の表情は見えないので神秘さもありずっと
見つめていたくなりますね。」
うっとりしたようにシェラさんは言っているけれど
穴のあいたベールで猫耳部分が強調されるなんて、
私には恥ずかしいだけだ。
そう思って思わず俯いてしまうと更にシェラさんが
喜んだ。
「そうそう、そのように俯いておられると本当に
商人に仕えている少女のように見えてさらに愛らしさ
が増しますね。大変庇護欲をそそられます。」
ではそろそろ行きましょうか、とそのままひょいと
抱き上げられた。
「こんなにもいつも以上に愛らしくなられますと、
殿下でなくとも人前に出すのが惜しくなります。
許されるならば鍵をかけた部屋に大切にしまい込み、
オレだけがその美しさを堪能したいものですね。」
「褒めすぎですよシェラさん・・・」
商人の従者風少女の猫耳姿にシェラさんのテンション
がそんなに上がるとは思っても見なかった。
独り占めしてずっと眺めていたいだとか、オレ以外
にはその美しい瞳は見せずにベールで隠していて
下さいね、だとかまだそんな事を言っている。
これは褒め殺しで私が猫耳ヘア以外にしたいと
言い出す隙を作らせないつもりなんだろうか。
そんな事を考えていた私は、騎士さん達がこそこそと
『しっかり絵に描いて残したんだろうな⁉︎』とか
言って、猫耳姿を絵にしていることに全然気付いて
いなかった。
振る舞い?そんなのどうすればいいか分からない。
「何をすればいいのか分からないので、その辺の私の
立ち居振る舞いはとりあえずシェラさんに任せます
けど、あんまり変なことはさせないで下さいよ?後で
リオン様に怒られますから、シェラさんも私も。」
一応注意したけど、いつものあの分かってるんだか
分かってないんだか謎な微笑みをシェラさんは
浮かべているだけだった。
その後は休憩を最小限にして、バロイの他の人達に
見つからないようわざと人の手の入っていなさそうな
鬱蒼とした森の中でその日は休んだ。
「来る途中で仕入れた情報によりますと、ここは
低級ですが魔物のよく出る森だそうです。
魔導士院に掛け合って魔物避けの魔石はふんだんに
預かって来ていますから、野営地に魔物が出る事は
ありません。今夜はオレも夜番で外から見張りますし
安心してお休み下さいね。」
シェラさんや騎士さん達がいれば安心だ。突然
慌ただしく出発した緊張感からか、シェラさんの
ふかふかの敷物が敷き詰められた馬車で私はぐっすり
眠ってしまった。
そうして翌朝目覚めれば、おはようございます!と
騎士さん達が張り切って笑顔で挨拶してくれる。
なんだかちょっと商人ぽさが抜けて騎士らしさが
戻って来てるけどいいのかな?朝から何でこんなに
張り切ってるんだろう、と思っていたら
「魔獣料理です、ユーリ様!明け方からじっくり
煮込みましたのでとろけるように柔らかく体も暖まり
ますよ!」
と何かのお肉入りのスープを勢い良く出された。
明け方から煮込んでたって・・・
暇なのかな?と一瞬思ってしまったら、どうやら私に
魔獣料理を食べてもらいたくて何人かの騎士さんは
張り切って夜中から森の中を徘徊しては魔獣を狩って
いたらしい。
「せっかく人避けのためにわざと魔物のいる森に
泊まったのに近隣の魔獣は狩り尽くしてしまったよう
ですね。まあ、森を利用する住民からは喜ばれる
かも知れません。」
なんてシェラさんは言っているけど、私が食いしん坊
なせいで魔獣殲滅とかあんまり嬉しくないというか
恥ずかしい・・・。いや、おいしいよ?おいしいご飯
に罪はないけどさぁ・・・!
「朝食に使わなかった分は携行食に加工しましたので
食べたくなったらいつでもお声を掛けて下さい!」
なんて騎士さん達に言われればますます都合が悪く
なって頬が赤くなる。一応お礼は言ったけど、赤く
なるほど興奮して喜んでもらえたと勘違いされた。
そして朝食を食べ終われば、シェラさんに着替えを
手渡される。
「ではこちらをお召し下さい。今のお姿も大国の姫の
ようで大変お美しいですが、商人の連れにしては少し
違和感がありますので。着替えたらオレが髪も整えて
差し上げますね。」
馬車を借りて着替えれば、白いパフスリーブの
半袖シャツにシェラさんとお揃いの鮮やかな色の
布のジレのような上着と、ゆったりして足首のところ
がすぼまっている半袖と揃いの白い長ズボン姿に
なった。
普段のドレス姿と違って異国らしさ満点だ。
アラビアンナイトとか映画やマンガで見るみたいな
中東のハーレムの女の人みたいな格好だなあと
思っていればシェラさんが
「途中の町で仕入れた西の砂漠の向こうの民族衣装
ですよ。変わっていますが見慣れない格好でもよく
お似合いです。さすがユーリ様。」
なんて言っている。世界は違っても気候が似ていると
服装も似てくるのかとちょっと面白い。
回ってみて下さい、と言われてシェラさんの目の前で
くるりと一回転して見せれば、私のその動きにベール
も一緒についてきてふわりと風になびくと鈴も軽やか
な音をたてた。
そんな私を見てちょっと考えたシェラさんは、馬車の
荷物入れの中から自分が付けているような金色の
華奢なブレスレットや小さな宝石が連なったかわいい
アンクレットを次々に私の手足に付けて飾っていく。
それから更にズボンや上着の丈を調整して腰にも
鮮やかな色の布を巻き付けると金色の細いチェーンで
飾り立てたり同じような細いチェーンのネックレスを
いくつか付けられた。
そして最終的なバランスをチェックされた最後には、
「途中の町で買い求めた布地でシンシア殿に作って
もらっていて良かった、とてもよくお似合いです。」
そう言われてシェラさんの髪の色みたいな紫色で金糸
の刺繍が入っている、膝丈ほどまでの長さの上着を
着せられた。そこまでしてようやく服装には満足した
らしい。
今度はでは髪も整えましょうと言って荷物を入れて
いる木箱を椅子がわりに私を座らせると髪型を作り
始めた。
その様子は同行している騎士さん達に一部始終を
見られていてそれがなんだか居心地が悪い。
ていうか、私を見ては手元の紙に何か書き付けている
騎士さんもいるんだけど後でリオン様に提出する
報告書でも書いているのかな。
さっきから一生懸命に手元の紙と私の間を視線を
往復させては必死に何か書いてるけど。
そして気になるのは、座って髪をいじられている私を
見る騎士さん達の視線が私の頭上に食い入るように
注がれていることだ。
何でだろう?と不思議に思っていると
「出来ましたよ。」
嬉しそうなシェラさんの声がした。
「我ながら上出来です。こんなこともあろうかと
マリー嬢から指南を受けておいて良かったです。」
その言葉にイヤな予感がする。ダーヴィゼルドの時は
私にどんな髪型にして欲しいか聞いてくれたのに、
今回はそうじゃなかった。
しかも頭上に感じるこの左右の重みと私をじっと見て
いる騎士さん達の視線。
「やっぱりユーリ様にはこの猫耳型の髪型が何よりも
お似合いになります。異国風のお召し物にもとても
よく合っていますね。」
やっぱり!と慌てて後ろのシェラさんを振り返る。
「猫耳ヘアでモリー公国の人達に会うとかふざけて
ませんか⁉︎絶対怒られますよ・・・‼︎」
現に私を見つめる騎士さん達の間からやべえ、とか
見てられない、とか耐えられないという不穏な単語が
聞こえてくる。
「ほらあ!騎士さん達にも呆れられてるし。それに
この髪型だとベールを被れないですから!」
普通にハーフアップとかポニーテールでもこの服には
似合うと思う。そう抗議したら、
「騎士達のアレはそういう意味ではありませんから
ご心配なさらず。ベールについては髪型に合わせた
ものにすれば良いだけですからしばしお待ちを。」
「え?」
どういう意味かと聞く間もなく、シェラさんは髪型を
作るために脱いでいた私のベールの猫耳部分にさっと
切り込みを入れた。
「食後のお茶でも飲みながらお待ち下さい。」
私には甘くて温かな紅茶を出すと、切り込みを入れた
ベールの穴の部分に金色のレースをすいすい縫い付け
あっという間に猫耳仕様のものにしてしまった。
「出来ましたよ」
そっとそれを被せられれば、穴の部分から猫耳が
飛び出して髪型を崩さないベールの完成だ。
なぜか騎士さん達の間からおお、と野太い歓声が
上がる。え?なんで?
「猫耳が強調されていて大変愛らしいのに、ベールで
隠れたお顔の表情は見えないので神秘さもありずっと
見つめていたくなりますね。」
うっとりしたようにシェラさんは言っているけれど
穴のあいたベールで猫耳部分が強調されるなんて、
私には恥ずかしいだけだ。
そう思って思わず俯いてしまうと更にシェラさんが
喜んだ。
「そうそう、そのように俯いておられると本当に
商人に仕えている少女のように見えてさらに愛らしさ
が増しますね。大変庇護欲をそそられます。」
ではそろそろ行きましょうか、とそのままひょいと
抱き上げられた。
「こんなにもいつも以上に愛らしくなられますと、
殿下でなくとも人前に出すのが惜しくなります。
許されるならば鍵をかけた部屋に大切にしまい込み、
オレだけがその美しさを堪能したいものですね。」
「褒めすぎですよシェラさん・・・」
商人の従者風少女の猫耳姿にシェラさんのテンション
がそんなに上がるとは思っても見なかった。
独り占めしてずっと眺めていたいだとか、オレ以外
にはその美しい瞳は見せずにベールで隠していて
下さいね、だとかまだそんな事を言っている。
これは褒め殺しで私が猫耳ヘア以外にしたいと
言い出す隙を作らせないつもりなんだろうか。
そんな事を考えていた私は、騎士さん達がこそこそと
『しっかり絵に描いて残したんだろうな⁉︎』とか
言って、猫耳姿を絵にしていることに全然気付いて
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