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第十九章 聖女が街にやって来た
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遠慮がちにノックされた扉の向こうでリオン様の声がして、珍しいこともあるものだと思う。
寝室に入った私にわざわざ声を掛けることなど滅多にないからだ。
「リオン様?どうしたんですか?」
どうぞと言う私に続けてシグウェルさんも、
「なんだ殿下も来たのか」
と言う。その声に
「えっ、シグウェル⁉︎ユーリ、失礼するよ!」
とリオン様は慌てて扉を開けて姿を見せた。
王宮から戻ったばかりなのか、接待にも対応した政務用のきっちりした服装のままで片手には赤いリボンのかかった白い箱も手にしている。
「なんでシグウェルがここにいるのさ⁉︎君、ユーリの謁見が終わるまでは様子見でユーリには会わないって言ってなかった⁉︎」
「それを言うなら殿下もでは?ヘイデス国の聖女を刺激しないようあちらの接待に徹すると言っていたと思いましたが」
「それはそうだけど、絶対ユーリに会わないとは言ってないよ⁉︎僕だって時間が出来ればいつでもユーリに会いたかったさ!ただ思うように時間が取れずにこうなっただけで。」
とリオン様は反論する。
「それなのに君達は明かりも点けずにこんな薄暗い中で抱き合ってるなんて一体何をしてるんだい⁉︎」
そう言われてまだシグウェルさんに抱き寄せられたままだったことに気付いて慌てる。
「あ、これはシグウェルさんに頼まれて加護を付けただけで・・・リオン様こそこんな遅い時間に一体どうしたんですか?」
もぞもぞ動いてシグウェルさんの懐から出ようとしたけどなぜか離してくれない。
そのためにリオン様の方から私に近付き、サイドテーブルに持っていた小箱を置く。
するとふわりとバターのいい匂いが鼻をかすめた。
「焼き菓子ですか?」
クンと鼻を効かせた私にリオン様は優しく笑う。
「会いに来れなくてごめんね。シェラからユーリが泣いてるって聞いたから、お詫びに好きなお菓子でもと思ったんだけど・・・」
結局仕事が立て込んでこんな時間になったらしい。
おやつを食べるには深すぎる時間だ。だけどその気持ちが嬉しい。
明日、謁見のための準備をしながらの軽食にさせてもらおう。それにしても・・・
「私、泣いてなんかないですよ⁉︎まったくシェラさんたら適当なことを言って・・・!」
「でも寂しくはなかった?僕は久しぶりにユーリに会えて嬉しいけど。」
「そ、それは・・・」
明かりのない薄暗い室内でもリオン様の青い瞳は宝石のように美しく煌めいて、優しい眼差しがジッと私を見つめている。
と同時に、私を抱きしめているシグウェルさんの視線も後頭部に感じた。
そういえばさっきシグウェルさんにも素直な自分の気持ちは言えなかった。
「ふ、二人に会えて私も嬉しいですよ・・・?」
もごもごと呟けばリオン様は夜の闇にも負けない輝くような明るい笑顔を浮かべる。
「ありがとう。やっぱりユーリに会うと元気になれる気がするよ。明日の謁見は僕も一緒だからね、心細く思わなくても大丈夫だよ。」
あ、そういえばリオン様を私の横に立たせておくとかなんとかヒドイことを陛下は言ってたっけ。
立たせっぱなしだなんてリオン様は疲れてるみたいだってシェラさんは言ってたのに大丈夫かな。
とりあえず癒してあげたい。
そう思って声を掛ける。
「ええとリオン様、もう少しこっちに寄ってもらってもいいですか?シェラさんからお疲れだって聞いてます、疲れを取らせてください」
シグウェルさんのおかげで私から近付けないので仕方なくリオン様から近くに寄ってもらおうと話せば
「殿下、どうぞ」
シグウェルさんが腰に回していた手を私の肩に置いてリオン様の対面へと真っ直ぐ向き直らせた。
いや、力を使うのは私なのになんでリオン様に声を掛けるわけ?主導権は私だよね?
さっきシグウェルさんに加護を付けた時の口付けを思い出して嫌な予感がする。
すると案の定、
「ありがとうシグウェル」
なぜかシグウェルさんにお礼を言ったリオン様に両手を取られた。
そのままにっこりと微笑まれて、
「ユーリ、僕を癒してくれる?」
と口付けられた。
「っ・・・⁉︎」
予想はしていた。していたけど別に抱きしめるとかそれだけでも良かったよね?むしろその方が癒しの力を使うのに集中出来たんですけど⁉︎
反射的にビクッと震えて体に力が入れば、肩を支えていたシグウェルさんの手が私の髪の毛を片方に寄せた。
髪を寄せられたのと反対側の首筋に、夜の空気とシグウェルさんのひんやりと冷たい指先が触れる。
「余計な力が入ると魔力の巡りと伝わりが悪くなる。もっと力を抜いた方がいい。」
まるで魔法の指導をするように冷静な声で背後からシグウェルさんに耳元でそう言われたかと思うと、露出した首筋に柔らかな感触を感じた。
ちゅっと微かな音と皮膚を吸い上げられる感覚に背中がむずむずするおかしな気分に襲われる。
しゅ、集中出来ない。
むしろリオン様に取られた手に力が入ってぎゅっと握りしめれば、唇を離したリオン様が
「ちょっとシグウェル、邪魔しないでくれる?ユーリがうまく力を使えていないんだけど?」
と抗議した。だけどシグウェルさんは
「大丈夫です、なんの問題もありません。そのままもう一度どうぞ」
と言って、話し終えるとまた私の首筋に口付ける。
「まったくもう・・・」
そう文句を言いながら眉根を寄せていたリオン様だったのに、タスケテ・・・とウルウルして見上げた私と目が合うと一瞬動きが止まった。
そして困ったような微笑みをその顔に浮かべる。
・・・困っているような笑顔なのにその目の奥が怖い。
私に意地悪をしてくる時の目だ。
これは早々に癒してあげて離脱しないととんでもない目に遭わされるかも知れない。
ひぇっ、と心の中で小さく悲鳴を上げた私には気付かず
「じゃあユーリ、もう一回。今度はちゃんと集中できるかな?」
とリオン様はもう一度そっと口付けてきた。
で、出来らぁ‼︎と気合いを入れて集中しようとしたら
「まだ硬い」
後ろで言ったシグウェルさんに耳の後ろを口付けられながらぺろりと舐め上げられた。
く、くすぐったいからそれやめて!
口を塞がれているから声を出せず文句も言えない。
「~~っ・・・‼︎」
プルプル震えながらリオン様に癒しの力を使おうときゅっと目を閉じて集中する。
だけどすればするほど視覚以外の感覚が敏感になってしまうようだった。
肩を撫でる冷たい手、いつの間にか指を絡め取られるように握り込まれている私の両手。
背後から耳元や首筋にいくつも落とされている柔らかな口付け。
そして優しくゆっくりとした動きながらも深く口付けてくる正面のリオン様。
しかもその途中でリオン様は一度顔を離し、
「まだうまく癒しの力が伝わらないね?久しぶりだからかな、もう一回頑張ってみて」
などと人を励ますふりで再度口付けて来た。
ひどい意地悪だ。前後からこんな事をされて集中しろとか、一体何の苦行なのか。
結局その後も、体の力が抜け過ぎて逆に力を使うのに私は苦労した。
なのにその姿を楽しむかのように、
「もう一度。あれ?まだダメかな?」
と何度も口付けられて、やっとの思いでリオン様に癒しの力を使った時にはバカみたいに疲れ切っていた。
こんな事なら癒すとか言わなきゃ良かった・・・!
後悔した私とは逆に、
「ありがとうユーリ。明日の謁見が終われば一応聖女様のお守りから僕も解放されるはずだから、そうしたらまた甘えさせてね。」
とリオン様はいたくご機嫌でおやすみと言って部屋に戻って行った。
そしてシグウェルさんも満足気な顔で
「では結界の件についてもまた後で」
と言うと寝室の床の一部が輝き、その姿を消した。
・・・え?いやちょっと待って、いつの間に勝手に人の部屋に魔法陣を?
乱れた髪の毛と若干肩からずり落ちた夜着のまま、久しぶりに会った二人のやりたい放題な行動にぽかんとする。
呆気に取られたまま二人を見送った私は、結局そのままよく眠れずに寝不足気味で謁見の日を迎えたのだった。
寝室に入った私にわざわざ声を掛けることなど滅多にないからだ。
「リオン様?どうしたんですか?」
どうぞと言う私に続けてシグウェルさんも、
「なんだ殿下も来たのか」
と言う。その声に
「えっ、シグウェル⁉︎ユーリ、失礼するよ!」
とリオン様は慌てて扉を開けて姿を見せた。
王宮から戻ったばかりなのか、接待にも対応した政務用のきっちりした服装のままで片手には赤いリボンのかかった白い箱も手にしている。
「なんでシグウェルがここにいるのさ⁉︎君、ユーリの謁見が終わるまでは様子見でユーリには会わないって言ってなかった⁉︎」
「それを言うなら殿下もでは?ヘイデス国の聖女を刺激しないようあちらの接待に徹すると言っていたと思いましたが」
「それはそうだけど、絶対ユーリに会わないとは言ってないよ⁉︎僕だって時間が出来ればいつでもユーリに会いたかったさ!ただ思うように時間が取れずにこうなっただけで。」
とリオン様は反論する。
「それなのに君達は明かりも点けずにこんな薄暗い中で抱き合ってるなんて一体何をしてるんだい⁉︎」
そう言われてまだシグウェルさんに抱き寄せられたままだったことに気付いて慌てる。
「あ、これはシグウェルさんに頼まれて加護を付けただけで・・・リオン様こそこんな遅い時間に一体どうしたんですか?」
もぞもぞ動いてシグウェルさんの懐から出ようとしたけどなぜか離してくれない。
そのためにリオン様の方から私に近付き、サイドテーブルに持っていた小箱を置く。
するとふわりとバターのいい匂いが鼻をかすめた。
「焼き菓子ですか?」
クンと鼻を効かせた私にリオン様は優しく笑う。
「会いに来れなくてごめんね。シェラからユーリが泣いてるって聞いたから、お詫びに好きなお菓子でもと思ったんだけど・・・」
結局仕事が立て込んでこんな時間になったらしい。
おやつを食べるには深すぎる時間だ。だけどその気持ちが嬉しい。
明日、謁見のための準備をしながらの軽食にさせてもらおう。それにしても・・・
「私、泣いてなんかないですよ⁉︎まったくシェラさんたら適当なことを言って・・・!」
「でも寂しくはなかった?僕は久しぶりにユーリに会えて嬉しいけど。」
「そ、それは・・・」
明かりのない薄暗い室内でもリオン様の青い瞳は宝石のように美しく煌めいて、優しい眼差しがジッと私を見つめている。
と同時に、私を抱きしめているシグウェルさんの視線も後頭部に感じた。
そういえばさっきシグウェルさんにも素直な自分の気持ちは言えなかった。
「ふ、二人に会えて私も嬉しいですよ・・・?」
もごもごと呟けばリオン様は夜の闇にも負けない輝くような明るい笑顔を浮かべる。
「ありがとう。やっぱりユーリに会うと元気になれる気がするよ。明日の謁見は僕も一緒だからね、心細く思わなくても大丈夫だよ。」
あ、そういえばリオン様を私の横に立たせておくとかなんとかヒドイことを陛下は言ってたっけ。
立たせっぱなしだなんてリオン様は疲れてるみたいだってシェラさんは言ってたのに大丈夫かな。
とりあえず癒してあげたい。
そう思って声を掛ける。
「ええとリオン様、もう少しこっちに寄ってもらってもいいですか?シェラさんからお疲れだって聞いてます、疲れを取らせてください」
シグウェルさんのおかげで私から近付けないので仕方なくリオン様から近くに寄ってもらおうと話せば
「殿下、どうぞ」
シグウェルさんが腰に回していた手を私の肩に置いてリオン様の対面へと真っ直ぐ向き直らせた。
いや、力を使うのは私なのになんでリオン様に声を掛けるわけ?主導権は私だよね?
さっきシグウェルさんに加護を付けた時の口付けを思い出して嫌な予感がする。
すると案の定、
「ありがとうシグウェル」
なぜかシグウェルさんにお礼を言ったリオン様に両手を取られた。
そのままにっこりと微笑まれて、
「ユーリ、僕を癒してくれる?」
と口付けられた。
「っ・・・⁉︎」
予想はしていた。していたけど別に抱きしめるとかそれだけでも良かったよね?むしろその方が癒しの力を使うのに集中出来たんですけど⁉︎
反射的にビクッと震えて体に力が入れば、肩を支えていたシグウェルさんの手が私の髪の毛を片方に寄せた。
髪を寄せられたのと反対側の首筋に、夜の空気とシグウェルさんのひんやりと冷たい指先が触れる。
「余計な力が入ると魔力の巡りと伝わりが悪くなる。もっと力を抜いた方がいい。」
まるで魔法の指導をするように冷静な声で背後からシグウェルさんに耳元でそう言われたかと思うと、露出した首筋に柔らかな感触を感じた。
ちゅっと微かな音と皮膚を吸い上げられる感覚に背中がむずむずするおかしな気分に襲われる。
しゅ、集中出来ない。
むしろリオン様に取られた手に力が入ってぎゅっと握りしめれば、唇を離したリオン様が
「ちょっとシグウェル、邪魔しないでくれる?ユーリがうまく力を使えていないんだけど?」
と抗議した。だけどシグウェルさんは
「大丈夫です、なんの問題もありません。そのままもう一度どうぞ」
と言って、話し終えるとまた私の首筋に口付ける。
「まったくもう・・・」
そう文句を言いながら眉根を寄せていたリオン様だったのに、タスケテ・・・とウルウルして見上げた私と目が合うと一瞬動きが止まった。
そして困ったような微笑みをその顔に浮かべる。
・・・困っているような笑顔なのにその目の奥が怖い。
私に意地悪をしてくる時の目だ。
これは早々に癒してあげて離脱しないととんでもない目に遭わされるかも知れない。
ひぇっ、と心の中で小さく悲鳴を上げた私には気付かず
「じゃあユーリ、もう一回。今度はちゃんと集中できるかな?」
とリオン様はもう一度そっと口付けてきた。
で、出来らぁ‼︎と気合いを入れて集中しようとしたら
「まだ硬い」
後ろで言ったシグウェルさんに耳の後ろを口付けられながらぺろりと舐め上げられた。
く、くすぐったいからそれやめて!
口を塞がれているから声を出せず文句も言えない。
「~~っ・・・‼︎」
プルプル震えながらリオン様に癒しの力を使おうときゅっと目を閉じて集中する。
だけどすればするほど視覚以外の感覚が敏感になってしまうようだった。
肩を撫でる冷たい手、いつの間にか指を絡め取られるように握り込まれている私の両手。
背後から耳元や首筋にいくつも落とされている柔らかな口付け。
そして優しくゆっくりとした動きながらも深く口付けてくる正面のリオン様。
しかもその途中でリオン様は一度顔を離し、
「まだうまく癒しの力が伝わらないね?久しぶりだからかな、もう一回頑張ってみて」
などと人を励ますふりで再度口付けて来た。
ひどい意地悪だ。前後からこんな事をされて集中しろとか、一体何の苦行なのか。
結局その後も、体の力が抜け過ぎて逆に力を使うのに私は苦労した。
なのにその姿を楽しむかのように、
「もう一度。あれ?まだダメかな?」
と何度も口付けられて、やっとの思いでリオン様に癒しの力を使った時にはバカみたいに疲れ切っていた。
こんな事なら癒すとか言わなきゃ良かった・・・!
後悔した私とは逆に、
「ありがとうユーリ。明日の謁見が終われば一応聖女様のお守りから僕も解放されるはずだから、そうしたらまた甘えさせてね。」
とリオン様はいたくご機嫌でおやすみと言って部屋に戻って行った。
そしてシグウェルさんも満足気な顔で
「では結界の件についてもまた後で」
と言うと寝室の床の一部が輝き、その姿を消した。
・・・え?いやちょっと待って、いつの間に勝手に人の部屋に魔法陣を?
乱れた髪の毛と若干肩からずり落ちた夜着のまま、久しぶりに会った二人のやりたい放題な行動にぽかんとする。
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