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もう一悶着ありそうです
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アルシュタイン王国ローゼ王妃、3人のお子様がいらっしゃるとは思えない、お姿のせいか、民衆(特に女性陣)から絶大な支持を得ている、そしてお嬢様の秘密裏に作られた、恋愛を見守る会のメンバーでもあります……
まさか王妃様がお嬢様とお仲間と知った時は天を仰いだのは恥ずかしい記憶でございます。
今回お嬢様を招待したのも、一緒にのぞ、コホン……恋愛観察の話をしたいのだから思いたい、全力で思いたい。
「ようこそ、いきなりお呼びしてごめんなさいね(ふふ、私の前でぼーっとしているなんて大物ね~)」
「いいえ、王妃様にお声掛けしていただき光栄でございます(気のせいでございます、大物などと恐れ多い事です)」
「そう言ってもらえて嬉しいわ、部屋は気に入って?(あらあら、猫被らなくても良いじゃないの~私とあなたの仲ではなくて?)」
「はい、お嬢様共々素晴らしいお部屋に感謝しております、お心遣いありがとうございます(何のお話でしょうか?私はしがないメイドでございます)」
「それなら良かったわ、客人をもてなすのも王妃の務め、何か不便な事があれば遠慮なく言ってちょうだいね(あ~ら、良く言うわね、いろいろな事をしてるくせに、まあ良いわ。今回はお願いしていたアレを用意してくれたかしら?)」
「お心遣い感謝いたします(気のせいでございます。はい、お預かりしております、後ほど女官長様にお渡しいたしますので、少しお待ちください。)」
「今回の事で迷惑をかけているのだもの、少しでも気持ちよく過ごしてもらいたいわ(ふふ、異世界からやってくる女の子と見目麗しい子息達の恋愛模様は見応えがあるわ~転生して大正解よね!!!)」
はい、王妃様が私と同じ転生者です。
王妃様が私と同じ転生者と知った時は嬉しかったのですが、王妃様がお嬢様と同じ趣味と分かった時は神様に文句を言いたくなったのは、悲しい思い出です。
ある事がきっかけで王妃様に出会い、偶然にも同じ転生者とわかり、王妃様自身は、この世界が何かのゲームと同じ世界だということは知っていたのですが、まさか乙女ゲームの世界とは思ってなかったようで、自分の子供が攻略キャラの立場だと分かった時には
「じゃあ、リアル乙女ゲームを間近で見れるのね!!王子産んで良かったーー!!」
叫んだ瞬間に王妃様の頭を叩いてしまいました。
「子供をなんだと思ってるー!!」
と……我にかえってすぐに……私は死んだと思いました、当たり前の事ですが。
ただ、すぐに王様自ら取り成してくださったので大変安堵したのですが、あっ、王様は王妃や私が転生者なのは知っています。その会話をしていた時もご一緒でしたので。
出来れば、王様ご自身に止めてくださったらよかったのですが、それどころか、また王妃様が暴走したら、私に止めて欲しいとまで言われて、最初はお断りしていたのですが……
止まらない暴走を何度か目にして、悟りました。
あっ、これは止められるのは私だけだと。
それ以来、なぜか王家の方と親しくしております。
暴走しない時はとてもまともな方なんです、暴走しなければ。
まさか王妃様がお嬢様とお仲間と知った時は天を仰いだのは恥ずかしい記憶でございます。
今回お嬢様を招待したのも、一緒にのぞ、コホン……恋愛観察の話をしたいのだから思いたい、全力で思いたい。
「ようこそ、いきなりお呼びしてごめんなさいね(ふふ、私の前でぼーっとしているなんて大物ね~)」
「いいえ、王妃様にお声掛けしていただき光栄でございます(気のせいでございます、大物などと恐れ多い事です)」
「そう言ってもらえて嬉しいわ、部屋は気に入って?(あらあら、猫被らなくても良いじゃないの~私とあなたの仲ではなくて?)」
「はい、お嬢様共々素晴らしいお部屋に感謝しております、お心遣いありがとうございます(何のお話でしょうか?私はしがないメイドでございます)」
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「お心遣い感謝いたします(気のせいでございます。はい、お預かりしております、後ほど女官長様にお渡しいたしますので、少しお待ちください。)」
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はい、王妃様が私と同じ転生者です。
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ある事がきっかけで王妃様に出会い、偶然にも同じ転生者とわかり、王妃様自身は、この世界が何かのゲームと同じ世界だということは知っていたのですが、まさか乙女ゲームの世界とは思ってなかったようで、自分の子供が攻略キャラの立場だと分かった時には
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と……我にかえってすぐに……私は死んだと思いました、当たり前の事ですが。
ただ、すぐに王様自ら取り成してくださったので大変安堵したのですが、あっ、王様は王妃や私が転生者なのは知っています。その会話をしていた時もご一緒でしたので。
出来れば、王様ご自身に止めてくださったらよかったのですが、それどころか、また王妃様が暴走したら、私に止めて欲しいとまで言われて、最初はお断りしていたのですが……
止まらない暴走を何度か目にして、悟りました。
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