大嫌いなアイツと恋愛始めました

恋猫

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6話:変わってく印象

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6話:変わってく印象

「おはよー」


挨拶をして、里奈は教室に入る。


「あのこ…」


「最低だね…」


教室が騒がしい。

  なにかあったんかなー。あんまり興味無いけど。



「瀬奈ーおはよー」


席が前後の瀬奈に挨拶をした。


「あ…うん、おはよ」


そっけなく、瀬奈は返事した。


「元気なくない?どうしたの??」


「ちよっと、宮崎さん」


クラスの人に力強く名前を呼ばれた。


「え、なに?」


「ちょっと、無神経すぎるんじゃない?
黒板見てみなよ」


「え、こくば………え…」


そこには、里奈と隼人がデートした写真があった。


「こ、これ…なんで」


「あなた、瀬奈の約束を断って彼氏とデート行ったのね。それも、瀬奈に嘘をついて」


「そ、それは…」


図星だった。里奈は何も言い返せない。


「それも、昨日何の日だったか知ってる?」


「え?何の日?」
 

「は?あきれた。昨日はね瀬奈の…」


「私の誕生日…だよ」


クラスの人の言葉をさえぎって、悲しそうに瀬奈は言った。


「あ……」


隼人のことでバタバタしていてすっかり忘れていた。

  誕生日に絶対メロンランドでお祝いするって約束したのに…。


「瀬奈…ごめんなさい…」


「ごめんで、許されると思ってるの?これを見た瀬奈がどんだけ泣いたかわかる?」


「もういいよ、里奈も悪気があったわけじゃないんだし、謝ってくれただけで充分」


優しく瀬奈は言った。

  やっぱり瀬奈は優しい…でも


「ありがとう瀬奈。でも、この埋め合せは絶対するから!」


「うん!分かった!」


「瀬奈優しいね!でも、宮崎さんこの紙さ全部のクラスに貼っちゃったんだよねー、親友を裏切って、彼氏とデートっ書いてさ」


何枚もの紙を見せながら、里奈に言った。


「え、うそ…」


そういった瞬間

ガラッ


「その紙ってのは、このことかなー?」


隼人が、全クラスぶんの、紙を持っている。

  嘘…どうして隼人が……


「は、隼人様…なんで!」


「こいつさ、悪気があったわけじゃねーんだよ。俺が無理やり連れてっただけ。だから、許してあげてくんね?」


「そ、そうだったんですかー。それなら、仕方ないですよね。そうとは知らず、はやとちりして、ごめんなさい。あはは…」


苦笑いしながら、言った。


「分かればいいんだよ」


そう言って、微笑むとクラスの人の視線が1点に集まる。

  かっこいい……

里奈は、そう思ってしまった……。

                                   
 
                                   ↓

                                   ↓

                                   ↓

  ~  ~  ~  ~  ~  

 「どうしよう…距離が縮まっちゃったよ……」


誰かがそう言って泣いた。


「ごめん××。こんなことになるとは思わなくて」


「本当にごめんね、次はしっかりやるから」


そう言って××に近づく2人。

バシッ


「近寄らないで!この役立たず!!」


近づく手を振り払って泣きながら言った。


「なに!?慰めてあげてんのに!」


「○○、あなたがどんな立場か分かってんの?」


「やめてください、○○様!私達、弱み握られてるんですよ」


△△にそう言われて、○○は黙った。


「ごめん…××。」


「分かればいいの、私も脅した言い方してごめん」


「また、次頑張るから。××は、頑張って距離縮めてね!」


「ありがとう、頑張るね!」


影で進んでく謎の計画。
この人達は一体誰?
これが、計画だと気づかない里奈と隼人。
2人は、これから本当にどうなってしまうのか。




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