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本編(戦争後期)
第25話:最終局面
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帝国防衛軍やアメリカ軍の奮戦もあり、周辺各国を巻き込んだ朝鮮戦争は連合軍側の優位は確実なものとなって行った。
ソ連では、連合軍側が行っているプロパガンダや、何よりも理由なくして行っているこの朝鮮戦争に厭戦ムードが広がっていっていた。
北朝鮮では、中国の協力もあり北緯38度線で戦線をなんとか保っているものの、開戦時に比べて明らかに質・量が共に落ちていた。
また、米空軍は一時は勢力を落としていたものの、時間が経つにつれて太平洋戦争中に日本を空爆していた時と同じ程度の戦力を保持するようになり、B-29とF-86からなる戦爆連合が毎日どこかしらには空爆を行っていた。
連合軍側は最後のひと押しを決めるため、北緯38度線を越えた上陸作戦を決定。上陸場所を北朝鮮東岸の元山、西岸の南浦に絞った。この上陸作戦を支援するため、連合軍が帝国防衛海軍に命令したのは、東朝鮮湾での敵側艦隊との艦隊決戦であった。北朝鮮海軍は元々小規模な艦隊だったが、中国及びソ連の支援を受け、空母を持つ海軍となっていた。中国は、アリシューザ級軽巡洋艦「重慶」(中華民国海軍から接収)を元にした青島級軽巡を建造し、その内の数隻を北朝鮮に売却し、警備艦クラスの艦艇も売却していた。ソ連はキーロフ級重巡洋艦「ヴォロシロフ」やグネフヌイ級(7型)駆逐艦の建造中止分を急遽完成させ譲渡していたが、1番大きいものは元英海軍のイラストリアス級航空母艦「フォーミダブル」とガングート級戦艦「セヴァストーポリ」であった。
「フォーミダブル」は大西洋戦線でドイツ空軍の爆撃を食らって機関に損傷を受け、母港への帰投が難しくなり、中立国のソ連に逃げ込みそのまま拿捕されてソ連国内で整備されていた。ソ連はこれをモデルに国内で空母の建艦計画を立て、フォーミダブル自体は北朝鮮に売却したのだった。これら2隻にはソ連独自の兵器体系での改修が施されており、対空防御は機関砲なとが増設されているものと見られている。連合軍はこれらの主力艦全てが出撃すると想定している。
これに対し、帝国防衛軍が持つ大型艦は長門型戦艦「長門」及び雲龍型空母「葛城」「笠置」、そして信濃型航空母艦「信濃」であったが、信濃は戦時中の急ピッチな粗雑な作業が祟って、改装に手間取り、この戦争中の再就役の目処が立たないどころか、解体まであり得ると噂されている。また、長門も済州島沖海戦で被害を受けた機関の完全復旧が難しく、最高速度の28ノットはどう足掻いても出ず、最高でも25ノット程になってしまった。ガングート級戦艦に対してはある程度の優位を保つとは見られているものの、航空攻撃及び終戦後の国土防衛には無力さを呈する可能性もあった。
結果、東朝鮮湾で活動する連合軍第八艦隊(臨時編成)は以下のような編成となった。
第8艦隊
第80任務部隊/臨時第8艦隊戦闘部隊
空母
葛城 笠置
戦艦
長門 アラバマ(米)
巡洋艦
酒匂 オークランド(米) ツーソン(米) マイノーター(英)
駆逐艦
計13隻
第84任務部隊/臨時第8潜水艦群
潜水艦
伊201改型を初めとする10隻程度
ソ連では、連合軍側が行っているプロパガンダや、何よりも理由なくして行っているこの朝鮮戦争に厭戦ムードが広がっていっていた。
北朝鮮では、中国の協力もあり北緯38度線で戦線をなんとか保っているものの、開戦時に比べて明らかに質・量が共に落ちていた。
また、米空軍は一時は勢力を落としていたものの、時間が経つにつれて太平洋戦争中に日本を空爆していた時と同じ程度の戦力を保持するようになり、B-29とF-86からなる戦爆連合が毎日どこかしらには空爆を行っていた。
連合軍側は最後のひと押しを決めるため、北緯38度線を越えた上陸作戦を決定。上陸場所を北朝鮮東岸の元山、西岸の南浦に絞った。この上陸作戦を支援するため、連合軍が帝国防衛海軍に命令したのは、東朝鮮湾での敵側艦隊との艦隊決戦であった。北朝鮮海軍は元々小規模な艦隊だったが、中国及びソ連の支援を受け、空母を持つ海軍となっていた。中国は、アリシューザ級軽巡洋艦「重慶」(中華民国海軍から接収)を元にした青島級軽巡を建造し、その内の数隻を北朝鮮に売却し、警備艦クラスの艦艇も売却していた。ソ連はキーロフ級重巡洋艦「ヴォロシロフ」やグネフヌイ級(7型)駆逐艦の建造中止分を急遽完成させ譲渡していたが、1番大きいものは元英海軍のイラストリアス級航空母艦「フォーミダブル」とガングート級戦艦「セヴァストーポリ」であった。
「フォーミダブル」は大西洋戦線でドイツ空軍の爆撃を食らって機関に損傷を受け、母港への帰投が難しくなり、中立国のソ連に逃げ込みそのまま拿捕されてソ連国内で整備されていた。ソ連はこれをモデルに国内で空母の建艦計画を立て、フォーミダブル自体は北朝鮮に売却したのだった。これら2隻にはソ連独自の兵器体系での改修が施されており、対空防御は機関砲なとが増設されているものと見られている。連合軍はこれらの主力艦全てが出撃すると想定している。
これに対し、帝国防衛軍が持つ大型艦は長門型戦艦「長門」及び雲龍型空母「葛城」「笠置」、そして信濃型航空母艦「信濃」であったが、信濃は戦時中の急ピッチな粗雑な作業が祟って、改装に手間取り、この戦争中の再就役の目処が立たないどころか、解体まであり得ると噂されている。また、長門も済州島沖海戦で被害を受けた機関の完全復旧が難しく、最高速度の28ノットはどう足掻いても出ず、最高でも25ノット程になってしまった。ガングート級戦艦に対してはある程度の優位を保つとは見られているものの、航空攻撃及び終戦後の国土防衛には無力さを呈する可能性もあった。
結果、東朝鮮湾で活動する連合軍第八艦隊(臨時編成)は以下のような編成となった。
第8艦隊
第80任務部隊/臨時第8艦隊戦闘部隊
空母
葛城 笠置
戦艦
長門 アラバマ(米)
巡洋艦
酒匂 オークランド(米) ツーソン(米) マイノーター(英)
駆逐艦
計13隻
第84任務部隊/臨時第8潜水艦群
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伊201改型を初めとする10隻程度
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