1 / 2
海軍第二班
キラキラしてて大好きなんだ
しおりを挟む
「ねぇ~、ミウ!ミウ起きてってば・・お腹すいた。」
ん・・・?私は今海の家に一人暮らしをしている。
なのに、なんでアランの声が耳元で聞こえるんだろう・・・。
夢か、夢。まだ眠いし眠ろう・・・
「ミウ、夢じゃないよ。」
「え?!」
ビックリして起き上がるとアランはベットに座り私に向けてスマホを向けていた。
「寝顔可愛かったけど、もう限界。お腹すいた・・・」
といきなりグテーっと寝転びだした。
「アラン?今日お休みだよね?なんで家来てるの・・・鍵はどうやって」
わかりやすく大きなため息をして立ち上がり水を飲む。
「あっ。言い忘れてた合鍵!合鍵作ったんだ。だからいつでも入れるから男とか連れ込まないでね」
銀髪でサラサラとした髪、目が赤く超がつくほど整った顔のアランは何故か私にべったり。
私なんかよりもっと可愛い子沢山いるのになぁ~・・勿体無い。と日々思っている。
「俺は女はミウだけでいいんだよ。その色素が抜けたブロンドカラーも綺麗だし海水でパシパシになってばっさり切ったボブスタイルも、そして海と同じ青い目も何もかもが可愛いし大好きだよ。」
エスパー?と思うほど私の心の声を読み取る。
そして、恥ずかしい台詞とサラサラと伝えてくる、聞いてて恥ずかしい。
「顔真っ赤、かーわいい。」
ほらね。
そして、顔の良さと愛くるしさに負けて私も甘やかしちゃう。
ってアランは18歳で私17歳。この時点でなんかおかしいけど。
「アラン何食べたい?で、今日は何しに来たの?」
「ミウが作るものなら何でも。今日はさ、デートしたくて」
何でも。と言われる事はわかってたから、いつもと同じ様に
タマゴとベーコンを焼きトーストにアランの好きなイチゴジャムを塗り珈琲とヨーグルトの用意すすめる。
「デート?どこに?」
「海。ほら、天気いいし!」
「海なら、賛成!さしぶりに果てしなく泳ぎたい!」
私は、海で何時間でも呼吸ができる能力を持って生まれその能力を6歳の時海軍に買われてからずっとここで暮らしている。
アランは私が8歳の時に艦長が海で拾ってきて海軍に入った。そして、アランも私と同じ能力を持っていた。能力者は貴重でこの島でも5人ほどしか存在しない。そして私達はペアを組まされ今もずっと一緒に仕事をしている。
「ねぇ、昔のことだけどアランはどうして海で拾われたの?」
食卓に朝食を用意しながらアランに話かける。
「なんでかな~覚えてない。ありがとう!いただきます♪」
いつもアランは話を変える。いつもの事だからあまり触れない。
そして、私もイチゴたっぷりのトーストを頬張った。
ん・・・?私は今海の家に一人暮らしをしている。
なのに、なんでアランの声が耳元で聞こえるんだろう・・・。
夢か、夢。まだ眠いし眠ろう・・・
「ミウ、夢じゃないよ。」
「え?!」
ビックリして起き上がるとアランはベットに座り私に向けてスマホを向けていた。
「寝顔可愛かったけど、もう限界。お腹すいた・・・」
といきなりグテーっと寝転びだした。
「アラン?今日お休みだよね?なんで家来てるの・・・鍵はどうやって」
わかりやすく大きなため息をして立ち上がり水を飲む。
「あっ。言い忘れてた合鍵!合鍵作ったんだ。だからいつでも入れるから男とか連れ込まないでね」
銀髪でサラサラとした髪、目が赤く超がつくほど整った顔のアランは何故か私にべったり。
私なんかよりもっと可愛い子沢山いるのになぁ~・・勿体無い。と日々思っている。
「俺は女はミウだけでいいんだよ。その色素が抜けたブロンドカラーも綺麗だし海水でパシパシになってばっさり切ったボブスタイルも、そして海と同じ青い目も何もかもが可愛いし大好きだよ。」
エスパー?と思うほど私の心の声を読み取る。
そして、恥ずかしい台詞とサラサラと伝えてくる、聞いてて恥ずかしい。
「顔真っ赤、かーわいい。」
ほらね。
そして、顔の良さと愛くるしさに負けて私も甘やかしちゃう。
ってアランは18歳で私17歳。この時点でなんかおかしいけど。
「アラン何食べたい?で、今日は何しに来たの?」
「ミウが作るものなら何でも。今日はさ、デートしたくて」
何でも。と言われる事はわかってたから、いつもと同じ様に
タマゴとベーコンを焼きトーストにアランの好きなイチゴジャムを塗り珈琲とヨーグルトの用意すすめる。
「デート?どこに?」
「海。ほら、天気いいし!」
「海なら、賛成!さしぶりに果てしなく泳ぎたい!」
私は、海で何時間でも呼吸ができる能力を持って生まれその能力を6歳の時海軍に買われてからずっとここで暮らしている。
アランは私が8歳の時に艦長が海で拾ってきて海軍に入った。そして、アランも私と同じ能力を持っていた。能力者は貴重でこの島でも5人ほどしか存在しない。そして私達はペアを組まされ今もずっと一緒に仕事をしている。
「ねぇ、昔のことだけどアランはどうして海で拾われたの?」
食卓に朝食を用意しながらアランに話かける。
「なんでかな~覚えてない。ありがとう!いただきます♪」
いつもアランは話を変える。いつもの事だからあまり触れない。
そして、私もイチゴたっぷりのトーストを頬張った。
0
あなたにおすすめの小説
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
妻を蔑ろにしていた結果。
下菊みこと
恋愛
愚かな夫が自業自得で後悔するだけ。妻は結果に満足しています。
主人公は愛人を囲っていた。愛人曰く妻は彼女に嫌がらせをしているらしい。そんな性悪な妻が、屋敷の最上階から身投げしようとしていると報告されて急いで妻のもとへ行く。
小説家になろう様でも投稿しています。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
友人の結婚式で友人兄嫁がスピーチしてくれたのだけど修羅場だった
海林檎
恋愛
え·····こんな時代錯誤の家まだあったんだ····?
友人の家はまさに嫁は義実家の家政婦と言った風潮の生きた化石でガチで引いた上での修羅場展開になった話を書きます·····(((((´°ω°`*))))))
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
幼馴染の許嫁
山見月あいまゆ
恋愛
私にとって世界一かっこいい男の子は、同い年で幼馴染の高校1年、朝霧 連(あさぎり れん)だ。
彼は、私の許嫁だ。
___あの日までは
その日、私は連に私の手作りのお弁当を届けに行く時だった
連を見つけたとき、連は私が知らない女の子と一緒だった
連はモテるからいつも、周りに女の子がいるのは慣れいてたがもやもやした気持ちになった
女の子は、薄い緑色の髪、ピンク色の瞳、ピンクのフリルのついたワンピース
誰が見ても、愛らしいと思う子だった。
それに比べて、自分は濃い藍色の髪に、水色の瞳、目には大きな黒色の眼鏡
どうみても、女の子よりも女子力が低そうな黄土色の入ったお洋服
どちらが可愛いかなんて100人中100人が女の子のほうが、かわいいというだろう
「こっちを見ている人がいるよ、知り合い?」
可愛い声で連に私のことを聞いているのが聞こえる
「ああ、あれが例の許嫁、氷瀬 美鈴(こおりせ みすず)だ。」
例のってことは、前から私のことを話していたのか。
それだけでも、ショックだった。
その時、連はよしっと覚悟を決めた顔をした
「美鈴、許嫁をやめてくれないか。」
頭を殴られた感覚だった。
いや、それ以上だったかもしれない。
「結婚や恋愛は、好きな子としたいんだ。」
受け入れたくない。
けど、これが連の本心なんだ。
受け入れるしかない
一つだけ、わかったことがある
私は、連に
「許嫁、やめますっ」
選ばれなかったんだ…
八つ当たりの感覚で連に向かって、そして女の子に向かって言った。
次期国王様の寵愛を受けるいじめられっこの私と没落していくいじめっこの貴族令嬢
さら
恋愛
名門公爵家の娘・レティシアは、幼い頃から“地味で鈍くさい”と同級生たちに嘲られ、社交界では笑い者にされてきた。中でも、侯爵令嬢セリーヌによる陰湿ないじめは日常茶飯事。誰も彼女を助けず、婚約の話も破談となり、レティシアは「無能な令嬢」として居場所を失っていく。
しかし、そんな彼女に運命の転機が訪れた。
王立学園での舞踏会の夜、次期国王アレクシス殿下が突然、レティシアの手を取り――「君が、私の隣にふさわしい」と告げたのだ。
戸惑う彼女をよそに、殿下は一途な想いを示し続け、やがてレティシアは“王妃教育”を受けながら、自らの力で未来を切り開いていく。いじめられっこだった少女は、人々の声に耳を傾け、改革を導く“知恵ある王妃”へと成長していくのだった。
一方、他人を見下し続けてきたセリーヌは、過去の行いが明るみに出て家の地位を失い、婚約者にも見放されて没落していく――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる