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【PW】AD199908《執悪の種》
帰るべき始まり
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「本当に聞いたのか!?」
黒髪の七三、メガネにパッと見るだけなら細身のサラリーマンに見えるであろう、警視庁の公安部の捜査員の根岸は、暁の証言に怪訝な表情を見せた。
まぁかくいう暁もこの言葉を聞いた時に耳を疑ったのだから、同じ様に感じるだろう。
「間違いなく、《全ては、始まりに帰る》そう言ってた」
その言葉何を表すのか、それは2年前の悲劇が今度は、規模を大きくして再度起こった事を示していた。
2年前、銃規制国家であるこの国の中心部で起きた最悪のテロ事件。
霞ヶ関駅構内銃乱射爆破事件。
平日の朝の人でごった返す霞ヶ関駅でサブマシンガンと手榴弾などで武装した4人の男達が銃を乱射、逃げる際には手榴弾を方々に投げ駅構内の施設などを破壊しながら逃走。
死者24名、負傷者150名を出した事件だ。
犯人の男達は、全ては、始まりに帰る、この言葉を教義に掲げる宗教団体《アルファの理》の信者達で以前から内定調査を行っていた警視庁公安部は、事件発生から3日後に都内施設の強制捜査に入り、証拠品の数々を押収し、実行犯も逮捕した。
しかし、初動の捜査と何よりも事件を未然に防ぐ事も可能だったのでは、無いかとマスコミと世論からの責めを受けた警視庁公安部からすれば汚点とも言える事件でもあった。
「今更アルファが何故?」
根岸は、信じられないのか考え込む様に少し俯いた。
「その兆候はなかったんですか?」
暁がそう口を挟むとキッと目が向いた。
「申し訳ないが、畑違いの事に首を突っ込まない方がいいのでは?」
「すいませんね、こっちも元公安なので」
「存じ上げてますよ、あの時、私も捜査に参加してましてから」
つまり、その時に暁が何をしたのかも知ってるという事だ。
「とりあえず、この件は内密に、マスコミに話すなど以ての外ですよ」
根岸は、そう言いながら立ち上がり、暁はその言葉に肩を竦めるだけの返事をした。
根岸は、そのまま室長室を出て事務所を後にした。
彼等に待たされたのが2時間、取調べは20分で片付いた。
やはり、先に星見達を帰宅させておいて正解だったか…
そう思いながら暁は、フト帰る際の星見の顔と車木の態度が頭を過ぎった。
何かを言いたそうな星見、顔はまだ真っ青で暗いものだった。それに比べ車木の態度は目に見える程に冷静さを欠いていた。
と言うより、暁に向けたその目は、間違いなく敵意を示していた。
直感だが、この2人を同時に返しては行けない。そう思った暁は、星見が出る直前に車木を呼び止めて、今日の任務中の行動を窘めたのだが車木自身それが何が悪かったのかわからないと言う様な態度を示してきた。
結果的に車木は暁の話を満足に聞くこと無く星見の後を追う様に事務所を出ていった。
「何も煽ることは、ないでしょ?」
根岸が出ていくと、今まで黙って様子を見ていた崇央が口を開き、暁は小さな溜息を漏らした。
「別に煽ってない、捜査員として質問しただけだ」
「今の先輩は調査員でしょ、でもアルファが生きてるとは、ね」
「正確には、生きてない。教祖の千条が捕まってから、1年で名前と教義を変更した《オメガの調和》に入信した奴等とそれから脱退した奴等、その二極化して、アルファの理事態はもうない」
「それは、あくまで記録上でしょ?実際は今も信者として活動してる奴等だっているんじゃ?」
「それを言ったらキリが無いだろ?それにもしその信者ならアイツらが今回の事であんな表情はしないと思うが?」
暁がそう言うと崇央が怪訝な表情を浮かべた。
「幾ら解体、鞍替えしたところで監視は解かないだろ、だとしたら今回の事件が起こしたのは信者または、関係者じゃなかったんじゃないか?」
本来、公安の捜査に必要なのは、ポーカーフェイスと普遍的な存在である事、街中に溶け込み、それとなく情報収集し、それに伴い渉外、または制圧、逮捕に至るというのが公安警察でもある。
そんなポーカーフェイスの場面である聴取の時にもたらされた情報に明らかな動揺を見せた根岸。
それは、余りにも自分の中で予想外の方向へ向いていたのか、事態を把握出来てなかった事の現れだろう。
つまり、この事件発生事態が公安の情報網の外で起きていた事でもある可能性が高いとも言えた。
「それと、アイツらに言ってないこともある」
「えっ?なに!?それ大丈夫?」
暁の言葉に崇央が明らかな動揺を見せ、立ち上がった。
「大丈夫かどうかは、わからん。だけどこっちと関係してる情報だから安易に話せなかった。それを調整するのがお前の役目だしな」
「どういうこと?」
崇央にそう言われ、暁は爆破が起きる直前に調査対象であった阿部亜希子に近づき、爆破の前兆を知らせてきた青いバンダナの男について崇央に伝えた。
「つまり、接続者が今回の事に関係してる?」
崇央の言葉に暁はゆっくりと首を横に傾けた。
「もしかしたら、もっと以前から接続者は関係していたのかもしれないって俺は踏んでるがな」
暁の本音の見解に崇央の片眉が上がった。
「伊澄の件?」
その問いに暁がゆっくりと頷くと崇央は、少しだけ俯いた。
「確かにあの死因不明の事を考えるとそれはゼロでは、ないか…とりあえず、この件は警備局長に上げておくよ」
崇央は、そう言いながらデスクに座り直すと書類作成の為にキーボードを叩き始めた。
「それともう1つお前にお願いしたいことがある」
「なに?今の件だけでもいっぱいなんですけど?」
暁が続け様に言うとキーボードを叩きながら崇央は、盛大な溜息を漏らしながら応えてきた。
「車木か星見を俺の班から外して欲しい」
「随分と唐突だね、何かあった?」
「何が何だかこっちもわからんが、車木が俺の指示に従わなかった、それが原因で阿部に顔は、覚えられた筈だ」
「ちょいまって、車木が指示に従わなかったって、何でまた?」
「俺にもよく分からない、とりあえず知り合いと接触したって報告を受けてから、様子が変わって星見の名前を呼んで何かを言い続けて、それが少し騒ぎみたいになってな」
「それで、阿部に顔を見られて覚えられたと」
崇央の返しに暁が頷くとキーボードを叩く手が止まった。
「阿部の行確すら怪しくないかそれ?」
「怪しいと言うより、別の班に回した方がいい」
暁のその申し出に崇央は、額に手を当てた。
「先輩にしては、随分と真っ当な意見だね」
「どういう意味だよ?」
「だって、普段の先輩ならそこを黙って阿部の行確を何がなんでもしそうだからさ」
崇央のその答えが余りにも図星だった暁は、鼻をひとつ鳴らし体を背もたれに預けた。
「状況が許すならそうするが、あの子達をそんな危険な目に合わすわけには、いかない。それに別の班と言ったが正直これを接続者だからと言って一般の人間やらせるのもどうかとは、思っている」
暁にとって星見達は、能力があるとはいえ、何処までいっても一般人であり、高校生なのだ。
そんな彼等を命を落とすかもしれない現場に向かわせるのは、反対でもあった。
だが、逆にこの状況を能力のない捜査員が調査したところで何も出来ないのは、十分に理解してるからこそ、この状況に甘んじてるだけに過ぎなかった。
特に今回は、爆破による、多数の死者を出す様な事件なら尚更巻き込みたくなかった。
「とりあえず、上には報告は挙げておく、それまでは、とりあえず調査を中止にする、それでいい?」
「頼む、とりあえず、俺は今日の報告書を作って、帰社するけど良いか?」
暁がそう聞くと、崇央は肩を竦めた。
本来なら、近隣の警察官はこんな案件の際、緊急用に待機するか、助けに行くのが警察としての習わしとも言える
しかし、警察庁の公安部となるとその任務の性質上、その範囲から外されている。特にこの部署は、普通とは明らかに逸脱している以上、知られるわけにもいかない分、尚更とも言えた。
「とりあえず、よろしく。それと暇だからって今回の案件に首突っ込まない様に」
改めて厳しい目付きで崇央が釘を刺してきたが暁は、その言葉に苦笑して返すだけだった。
黒髪の七三、メガネにパッと見るだけなら細身のサラリーマンに見えるであろう、警視庁の公安部の捜査員の根岸は、暁の証言に怪訝な表情を見せた。
まぁかくいう暁もこの言葉を聞いた時に耳を疑ったのだから、同じ様に感じるだろう。
「間違いなく、《全ては、始まりに帰る》そう言ってた」
その言葉何を表すのか、それは2年前の悲劇が今度は、規模を大きくして再度起こった事を示していた。
2年前、銃規制国家であるこの国の中心部で起きた最悪のテロ事件。
霞ヶ関駅構内銃乱射爆破事件。
平日の朝の人でごった返す霞ヶ関駅でサブマシンガンと手榴弾などで武装した4人の男達が銃を乱射、逃げる際には手榴弾を方々に投げ駅構内の施設などを破壊しながら逃走。
死者24名、負傷者150名を出した事件だ。
犯人の男達は、全ては、始まりに帰る、この言葉を教義に掲げる宗教団体《アルファの理》の信者達で以前から内定調査を行っていた警視庁公安部は、事件発生から3日後に都内施設の強制捜査に入り、証拠品の数々を押収し、実行犯も逮捕した。
しかし、初動の捜査と何よりも事件を未然に防ぐ事も可能だったのでは、無いかとマスコミと世論からの責めを受けた警視庁公安部からすれば汚点とも言える事件でもあった。
「今更アルファが何故?」
根岸は、信じられないのか考え込む様に少し俯いた。
「その兆候はなかったんですか?」
暁がそう口を挟むとキッと目が向いた。
「申し訳ないが、畑違いの事に首を突っ込まない方がいいのでは?」
「すいませんね、こっちも元公安なので」
「存じ上げてますよ、あの時、私も捜査に参加してましてから」
つまり、その時に暁が何をしたのかも知ってるという事だ。
「とりあえず、この件は内密に、マスコミに話すなど以ての外ですよ」
根岸は、そう言いながら立ち上がり、暁はその言葉に肩を竦めるだけの返事をした。
根岸は、そのまま室長室を出て事務所を後にした。
彼等に待たされたのが2時間、取調べは20分で片付いた。
やはり、先に星見達を帰宅させておいて正解だったか…
そう思いながら暁は、フト帰る際の星見の顔と車木の態度が頭を過ぎった。
何かを言いたそうな星見、顔はまだ真っ青で暗いものだった。それに比べ車木の態度は目に見える程に冷静さを欠いていた。
と言うより、暁に向けたその目は、間違いなく敵意を示していた。
直感だが、この2人を同時に返しては行けない。そう思った暁は、星見が出る直前に車木を呼び止めて、今日の任務中の行動を窘めたのだが車木自身それが何が悪かったのかわからないと言う様な態度を示してきた。
結果的に車木は暁の話を満足に聞くこと無く星見の後を追う様に事務所を出ていった。
「何も煽ることは、ないでしょ?」
根岸が出ていくと、今まで黙って様子を見ていた崇央が口を開き、暁は小さな溜息を漏らした。
「別に煽ってない、捜査員として質問しただけだ」
「今の先輩は調査員でしょ、でもアルファが生きてるとは、ね」
「正確には、生きてない。教祖の千条が捕まってから、1年で名前と教義を変更した《オメガの調和》に入信した奴等とそれから脱退した奴等、その二極化して、アルファの理事態はもうない」
「それは、あくまで記録上でしょ?実際は今も信者として活動してる奴等だっているんじゃ?」
「それを言ったらキリが無いだろ?それにもしその信者ならアイツらが今回の事であんな表情はしないと思うが?」
暁がそう言うと崇央が怪訝な表情を浮かべた。
「幾ら解体、鞍替えしたところで監視は解かないだろ、だとしたら今回の事件が起こしたのは信者または、関係者じゃなかったんじゃないか?」
本来、公安の捜査に必要なのは、ポーカーフェイスと普遍的な存在である事、街中に溶け込み、それとなく情報収集し、それに伴い渉外、または制圧、逮捕に至るというのが公安警察でもある。
そんなポーカーフェイスの場面である聴取の時にもたらされた情報に明らかな動揺を見せた根岸。
それは、余りにも自分の中で予想外の方向へ向いていたのか、事態を把握出来てなかった事の現れだろう。
つまり、この事件発生事態が公安の情報網の外で起きていた事でもある可能性が高いとも言えた。
「それと、アイツらに言ってないこともある」
「えっ?なに!?それ大丈夫?」
暁の言葉に崇央が明らかな動揺を見せ、立ち上がった。
「大丈夫かどうかは、わからん。だけどこっちと関係してる情報だから安易に話せなかった。それを調整するのがお前の役目だしな」
「どういうこと?」
崇央にそう言われ、暁は爆破が起きる直前に調査対象であった阿部亜希子に近づき、爆破の前兆を知らせてきた青いバンダナの男について崇央に伝えた。
「つまり、接続者が今回の事に関係してる?」
崇央の言葉に暁はゆっくりと首を横に傾けた。
「もしかしたら、もっと以前から接続者は関係していたのかもしれないって俺は踏んでるがな」
暁の本音の見解に崇央の片眉が上がった。
「伊澄の件?」
その問いに暁がゆっくりと頷くと崇央は、少しだけ俯いた。
「確かにあの死因不明の事を考えるとそれはゼロでは、ないか…とりあえず、この件は警備局長に上げておくよ」
崇央は、そう言いながらデスクに座り直すと書類作成の為にキーボードを叩き始めた。
「それともう1つお前にお願いしたいことがある」
「なに?今の件だけでもいっぱいなんですけど?」
暁が続け様に言うとキーボードを叩きながら崇央は、盛大な溜息を漏らしながら応えてきた。
「車木か星見を俺の班から外して欲しい」
「随分と唐突だね、何かあった?」
「何が何だかこっちもわからんが、車木が俺の指示に従わなかった、それが原因で阿部に顔は、覚えられた筈だ」
「ちょいまって、車木が指示に従わなかったって、何でまた?」
「俺にもよく分からない、とりあえず知り合いと接触したって報告を受けてから、様子が変わって星見の名前を呼んで何かを言い続けて、それが少し騒ぎみたいになってな」
「それで、阿部に顔を見られて覚えられたと」
崇央の返しに暁が頷くとキーボードを叩く手が止まった。
「阿部の行確すら怪しくないかそれ?」
「怪しいと言うより、別の班に回した方がいい」
暁のその申し出に崇央は、額に手を当てた。
「先輩にしては、随分と真っ当な意見だね」
「どういう意味だよ?」
「だって、普段の先輩ならそこを黙って阿部の行確を何がなんでもしそうだからさ」
崇央のその答えが余りにも図星だった暁は、鼻をひとつ鳴らし体を背もたれに預けた。
「状況が許すならそうするが、あの子達をそんな危険な目に合わすわけには、いかない。それに別の班と言ったが正直これを接続者だからと言って一般の人間やらせるのもどうかとは、思っている」
暁にとって星見達は、能力があるとはいえ、何処までいっても一般人であり、高校生なのだ。
そんな彼等を命を落とすかもしれない現場に向かわせるのは、反対でもあった。
だが、逆にこの状況を能力のない捜査員が調査したところで何も出来ないのは、十分に理解してるからこそ、この状況に甘んじてるだけに過ぎなかった。
特に今回は、爆破による、多数の死者を出す様な事件なら尚更巻き込みたくなかった。
「とりあえず、上には報告は挙げておく、それまでは、とりあえず調査を中止にする、それでいい?」
「頼む、とりあえず、俺は今日の報告書を作って、帰社するけど良いか?」
暁がそう聞くと、崇央は肩を竦めた。
本来なら、近隣の警察官はこんな案件の際、緊急用に待機するか、助けに行くのが警察としての習わしとも言える
しかし、警察庁の公安部となるとその任務の性質上、その範囲から外されている。特にこの部署は、普通とは明らかに逸脱している以上、知られるわけにもいかない分、尚更とも言えた。
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