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【PW】AD199908《執悪の種》
張り巡る執念
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倒れてからの次の日、暁は朝一で病院を退院するとその足で池袋の事務所に向かった。
退院の報告をする為だ。
本当ならこのまま現場に復帰したいところだが医者からもう1日休めとも言われているのでこればかりは、逆らえない。
いつも通りの足取りで事務所に入ると妙な緊張感を感じた。
そして、その応えは崇央のいる室長室にあった。
室長室のドアを開けると、応接用のソファーに向かい合って3人の男が座っていた。
下手側に見慣れた背中の崇央が1人で座り対面の上手側には、2人の中年の男達が座っていた。
1人は、高岩警備局長、次に広い額にオールバックの髪型の神経質そうな中年の男、警視庁の公安部長である、嶋倉が崇央を尋問する様にソファーに座っていた。
直属の上司に会いたくなかったかつての上司の組み合わせに何事かと思いながら室長室に顔を見せると挨拶も早々に嶋倉が口を開いた。
「大浦警部補、久しぶりだね、早速だが君に訊きたい事がある」
「なんでしょ?」
「君が阿部亜希子が白いワンボックスカーに乗って去っていったと言っているらしいが間違いないかね?」
「えぇ、それが?」
暁がそう答えると嶋倉は、テーブルに置いてある1冊のファイルを指差した。
暁は、ファイルを手に取り広げるとそれは、検死報告書だった。
検死?なんで?
ざっと読むとそれは焼死体の一体が阿部亜希子の歯型と一致したという報告だった。
「この焼死体は?」
「昨日、君が阿部亜希子を尾行した先の建物で火事があったろ、その現場から出た遺体だよ」
突然に突き付けられた情報に暁の思考が一瞬止まり直ぐに走る。
確かにあの時、阿部亜希子は白いワンボックスカーに乗っていた筈だ、だがそれと矛盾する様に発見された焼死体、それも証拠のオマケ付きと来ている。
「昨日の今日でよく歯型を一致させること出来ましたね?」
「尾行対象が居たんだ、そこから探るのが当然だろ」
確かに嶋倉の言う事は、もっともなのだが、暁はどうにも腑に落ちなかった。しかしそれに対する反論も出来ない、なんせあの時は正常な判断を出来ていたか自分自身でも疑わしい。
「しかし、そうだとして、彼の見間違いだと踏むのは、早すぎだと思いますが?」
「そうかな?こちらは物的証拠があるんだ、的確な判断だと思うが?」
気圧されながらも崇央が口を挟んできたが嶋倉の冷静な言葉で掻き消されてしまった。
暁をフォローしようとしたのだろうが材料が無ければその反論は意味を持たない。
「とりあえず、この場で訂正して貰えるとこちらとしても動きやすいんだがどうだろう、大浦くん?」
「何故です?」
「なに?」
暁のふとした疑問に嶋倉の眉間に皺が寄る。
「こちらとそちらは合同捜査をしてませんよね?こちらの提供した情報がおかしかったのなら其方で判断を変えればいいのでは無いですか?なぜ態々こちらまでその情報を変えないといけないのでしょう?」
整然と語る暁の言葉に嶋倉の眉が上がる。
「その言葉の意味わかって言っているんだよな?」
暁が首を傾け、その態度に嶋倉は大きなため息をついた。
「ならば、好きにすると良いでしょ、情報は共有しますよ」
嶋倉は、そう言うと高岩と崇央に向かい頭を下げて出ていった。
暁は、高岩に目を向けると高岩が力を抜く様にため息を漏らしながらソファーの背もたれに体を預けた。
「これは、何事でしょ? 」
暁がそう訊くと崇央はゆっくりと首を横に振った。
「昨日の火事の1件、ファイル見てもらうもとわかるけど現場から3体の焼死体が発見されてね、どうやらその3体が俺達が調査していた対象人物だったんたよ」
「はぁ?」
暁は、崇央の言葉に促される様にファイルを再度確認すると火事の現場から3体の遺体が発見された事とその3体の遺体の身元がどれも歯型から人物を特定された事が記述されていた。
「ちょっとまて、つまりあの現場付近には調査班が3班居たってことか?」
「そう、まぁ管轄者は3班とも違うけど、少なくとも能力者は3人いたってのは、間違いない」
「じゃあ、嶋倉は?」
「今は調査班の一つの室長」
崇央のその言葉に暁は、自分の大きな勘違いに額を一つ叩き、盛大なため息を天井に向かい吐いた。
「それを先に行ってくれ~俺はまだあの人が公安課長だと思ってた~」
「まぁしょうがない、任務の条件上、秘匿性を高くしているし向こうもそれは理解している筈だ。だからこそ君のその言葉になんの反論もしなかったんだろうからね」
高岩は暁を慰める様に声をかけ、その言葉に暁は苦笑する事しか出来なかった。
嶋倉と暁には、かつての出向の際に捜査方針に対してのぶつかり合いがあった。当時も暁と嶋倉の間に挟まれていた崇央からすれば8割9割、暁の方に非があると豪語される。
今もそういう気持ちなのは、暁に向けられた表情で察しがついた。
嶋倉の退室からすぐに高岩も警察庁へ帰ると良い部屋を退出すると崇央の盛大な溜め息が暁の背後に響いた。
そっと振り返るとその表情は明らかに不機嫌と言うよりもはや怒りの陽炎が崇央の背中で揺らめいていた。
「今回も言い分的には、嶋倉さんの方が正しいからね」
今回も、その言い方は少し耳が痛い暁は肩を竦めるだけで何も返さなかった。
「そんで、お医者さんはなんて?」
暁の態度に崇央も何も言っても意味は無いだろうとすぐに察すると話題を変えた。
「特別なにも異常なところは無し、健康体ですってよ」
「なら、なんで昨日倒れたの?」
崇央のそんな問いに暁は正直に応えるべきかどうかすぐに判断する事は出来なかった。
「俺が知りたい」
とりあえず、返せる無難な応えを返したが崇央の表情は何か違和感を捉えた様だ。
付き合いの長さとは、助かる時もあれば困る時もある。多分それは、向こうも同じなのだろう。明らかに誤魔化している暁に対して崇央は煮え切らない様子だったが何を言っても無駄だと悟ってもいる為に少しだけ頭を振るだけだった。
「とりあえず、さっきの話をぶり返すけど、先輩が車に乗って走り去る阿部を見たのは間違いなんだよね?」
暁は、崇央のその問いにゆっくりと頷いた。
「まっその後に気絶したから信憑性が低いってのが向こうの出した見解なんだろ?」
その問いに崇央はゆっくりと頷いた。
まっだから嶋倉は、態々別班の事務所まで乗り込んで訂正しろなんて迫ってきたのだろう。
情報統制、それが嶋倉の目的だった。
色んな情報が錯綜するより、統制され1つの解の元に行動する方が効率は良い。
だがそれは、あくまでもその情報が正しかったらの話だ。もしこれが相手の出したブラフ(囮)だったりしたら大きなミスリードをさせられてしまうものだ。
だからこそ、嶋倉のあの高圧的な態度が暁の癇に障るのだ。
「それにしても、調査対象3人が同時に焼死体として発見されるってのに違和感覚えないもんなんかね?」
暁がそう言うと崇央は、くたびれた様子で自分のデスクの椅子に体を放り込む様に座った。
「違和感覚えようがなんだろうが、鑑定結果がそうならそう思うでしょ普通?」
「公安の元課長はその普通に入るか?」
ただでさえ諜報を目的とした組織である公安が上辺だけの情報を頼りに動くというのは、暁にとってどうも解せないでいた。
それがそのかつての責任者であり、アルファを追い込んだ立役者だとすると尚更だ。
「それで、先輩と以前揉めてましせんでしたっけ?」
「揉めてましたね」
退院の報告をする為だ。
本当ならこのまま現場に復帰したいところだが医者からもう1日休めとも言われているのでこればかりは、逆らえない。
いつも通りの足取りで事務所に入ると妙な緊張感を感じた。
そして、その応えは崇央のいる室長室にあった。
室長室のドアを開けると、応接用のソファーに向かい合って3人の男が座っていた。
下手側に見慣れた背中の崇央が1人で座り対面の上手側には、2人の中年の男達が座っていた。
1人は、高岩警備局長、次に広い額にオールバックの髪型の神経質そうな中年の男、警視庁の公安部長である、嶋倉が崇央を尋問する様にソファーに座っていた。
直属の上司に会いたくなかったかつての上司の組み合わせに何事かと思いながら室長室に顔を見せると挨拶も早々に嶋倉が口を開いた。
「大浦警部補、久しぶりだね、早速だが君に訊きたい事がある」
「なんでしょ?」
「君が阿部亜希子が白いワンボックスカーに乗って去っていったと言っているらしいが間違いないかね?」
「えぇ、それが?」
暁がそう答えると嶋倉は、テーブルに置いてある1冊のファイルを指差した。
暁は、ファイルを手に取り広げるとそれは、検死報告書だった。
検死?なんで?
ざっと読むとそれは焼死体の一体が阿部亜希子の歯型と一致したという報告だった。
「この焼死体は?」
「昨日、君が阿部亜希子を尾行した先の建物で火事があったろ、その現場から出た遺体だよ」
突然に突き付けられた情報に暁の思考が一瞬止まり直ぐに走る。
確かにあの時、阿部亜希子は白いワンボックスカーに乗っていた筈だ、だがそれと矛盾する様に発見された焼死体、それも証拠のオマケ付きと来ている。
「昨日の今日でよく歯型を一致させること出来ましたね?」
「尾行対象が居たんだ、そこから探るのが当然だろ」
確かに嶋倉の言う事は、もっともなのだが、暁はどうにも腑に落ちなかった。しかしそれに対する反論も出来ない、なんせあの時は正常な判断を出来ていたか自分自身でも疑わしい。
「しかし、そうだとして、彼の見間違いだと踏むのは、早すぎだと思いますが?」
「そうかな?こちらは物的証拠があるんだ、的確な判断だと思うが?」
気圧されながらも崇央が口を挟んできたが嶋倉の冷静な言葉で掻き消されてしまった。
暁をフォローしようとしたのだろうが材料が無ければその反論は意味を持たない。
「とりあえず、この場で訂正して貰えるとこちらとしても動きやすいんだがどうだろう、大浦くん?」
「何故です?」
「なに?」
暁のふとした疑問に嶋倉の眉間に皺が寄る。
「こちらとそちらは合同捜査をしてませんよね?こちらの提供した情報がおかしかったのなら其方で判断を変えればいいのでは無いですか?なぜ態々こちらまでその情報を変えないといけないのでしょう?」
整然と語る暁の言葉に嶋倉の眉が上がる。
「その言葉の意味わかって言っているんだよな?」
暁が首を傾け、その態度に嶋倉は大きなため息をついた。
「ならば、好きにすると良いでしょ、情報は共有しますよ」
嶋倉は、そう言うと高岩と崇央に向かい頭を下げて出ていった。
暁は、高岩に目を向けると高岩が力を抜く様にため息を漏らしながらソファーの背もたれに体を預けた。
「これは、何事でしょ? 」
暁がそう訊くと崇央はゆっくりと首を横に振った。
「昨日の火事の1件、ファイル見てもらうもとわかるけど現場から3体の焼死体が発見されてね、どうやらその3体が俺達が調査していた対象人物だったんたよ」
「はぁ?」
暁は、崇央の言葉に促される様にファイルを再度確認すると火事の現場から3体の遺体が発見された事とその3体の遺体の身元がどれも歯型から人物を特定された事が記述されていた。
「ちょっとまて、つまりあの現場付近には調査班が3班居たってことか?」
「そう、まぁ管轄者は3班とも違うけど、少なくとも能力者は3人いたってのは、間違いない」
「じゃあ、嶋倉は?」
「今は調査班の一つの室長」
崇央のその言葉に暁は、自分の大きな勘違いに額を一つ叩き、盛大なため息を天井に向かい吐いた。
「それを先に行ってくれ~俺はまだあの人が公安課長だと思ってた~」
「まぁしょうがない、任務の条件上、秘匿性を高くしているし向こうもそれは理解している筈だ。だからこそ君のその言葉になんの反論もしなかったんだろうからね」
高岩は暁を慰める様に声をかけ、その言葉に暁は苦笑する事しか出来なかった。
嶋倉と暁には、かつての出向の際に捜査方針に対してのぶつかり合いがあった。当時も暁と嶋倉の間に挟まれていた崇央からすれば8割9割、暁の方に非があると豪語される。
今もそういう気持ちなのは、暁に向けられた表情で察しがついた。
嶋倉の退室からすぐに高岩も警察庁へ帰ると良い部屋を退出すると崇央の盛大な溜め息が暁の背後に響いた。
そっと振り返るとその表情は明らかに不機嫌と言うよりもはや怒りの陽炎が崇央の背中で揺らめいていた。
「今回も言い分的には、嶋倉さんの方が正しいからね」
今回も、その言い方は少し耳が痛い暁は肩を竦めるだけで何も返さなかった。
「そんで、お医者さんはなんて?」
暁の態度に崇央も何も言っても意味は無いだろうとすぐに察すると話題を変えた。
「特別なにも異常なところは無し、健康体ですってよ」
「なら、なんで昨日倒れたの?」
崇央のそんな問いに暁は正直に応えるべきかどうかすぐに判断する事は出来なかった。
「俺が知りたい」
とりあえず、返せる無難な応えを返したが崇央の表情は何か違和感を捉えた様だ。
付き合いの長さとは、助かる時もあれば困る時もある。多分それは、向こうも同じなのだろう。明らかに誤魔化している暁に対して崇央は煮え切らない様子だったが何を言っても無駄だと悟ってもいる為に少しだけ頭を振るだけだった。
「とりあえず、さっきの話をぶり返すけど、先輩が車に乗って走り去る阿部を見たのは間違いなんだよね?」
暁は、崇央のその問いにゆっくりと頷いた。
「まっその後に気絶したから信憑性が低いってのが向こうの出した見解なんだろ?」
その問いに崇央はゆっくりと頷いた。
まっだから嶋倉は、態々別班の事務所まで乗り込んで訂正しろなんて迫ってきたのだろう。
情報統制、それが嶋倉の目的だった。
色んな情報が錯綜するより、統制され1つの解の元に行動する方が効率は良い。
だがそれは、あくまでもその情報が正しかったらの話だ。もしこれが相手の出したブラフ(囮)だったりしたら大きなミスリードをさせられてしまうものだ。
だからこそ、嶋倉のあの高圧的な態度が暁の癇に障るのだ。
「それにしても、調査対象3人が同時に焼死体として発見されるってのに違和感覚えないもんなんかね?」
暁がそう言うと崇央は、くたびれた様子で自分のデスクの椅子に体を放り込む様に座った。
「違和感覚えようがなんだろうが、鑑定結果がそうならそう思うでしょ普通?」
「公安の元課長はその普通に入るか?」
ただでさえ諜報を目的とした組織である公安が上辺だけの情報を頼りに動くというのは、暁にとってどうも解せないでいた。
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