第18分隊イロリ《ワケあり分隊長と個性だらけの部隊員達》

山月 春舞《やまづき はるま》

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イトでの日常

拳の行先

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 その日の夜、スリングは夕食後にニーナの部屋を訊ねた。
 しかし、ドアを開けて顔を出したのはシエルだった。

「これはこれは、ハゲ分隊長殿、こんな時分に女性の部屋にどの様な用件でしょうか?」

「ハゲてねぇ、ニーナに少し話があってだが」

「それが、どんな要件だって聞いてやがるんですよ。ハゲ分隊長」

 スリングは、シエルにそれを言うか少しだけ考えたがシエルの手に持っているケースに整理されていない小瓶の群れに察すると少しだけ遠い目になった。

「タイロンの武器の話がしたかったんだが、忙しそうだし、今度にするわ」

「そうして頂けると非常に助かりやがります」

「何!!!スリングか!!!ハゲか!!報告する事があるんだわ!!!」

「お疲れ様です」

 スリングは、シエルににこやかに笑いながら会釈するとドアを閉めた。奥からニーナの声が聞こえたがそれは、気のせいだろう。話は明日にしよ、そう考えながら踵を返すと直ぐにニーナの部屋のドアが開いた。

「人の話を聞けよ!このクソハゲ!!」

 スリングは、そんなニーナの方を向くと愛想笑いを浮かべながら静かに会釈をして、再び歩き出すがニーナは、その肩掴んだ来た。

「離せ、その地獄は、お前の自業自得だろ!自分で処理をしろ、俺を巻き込むな!」

「うるせ。少しやす…話す時間ぐらい作っても問題ないだろ」

「今、休むって言葉本音が駄々洩れじゃねぇか!」

 そのやり取りをドアを背にして仁王立ちしているシエルが何故かスリングを睨みつけていた。

「いや、俺は、今度で良いって言ってるからね」

 弁解を試みるがシエルの睨みはより鋭さを増していき、しまいには盛大な溜息を漏らした。

「10分だ、それで全てを済ませろ、ただしそれ以上は、認めない、いいな」

 その一言にニーナは、背筋を伸ばすと共に返事をして、ドアを閉まると同時にその場で肩を落とした。

「お前また、瓶整理してねぇの?」

「そんな事ないっと…」

 そこまで言いかけるとシエルが勢いよくドアを開けた。

「見てみるかハゲ?」

「ハゲてねぇ、そして見なくても大体察しがつくから見る気もない」

 スリングがそう答えると共にシエルは、舌打ちすると同時にドアを閉めた。

「お前さ、今回は何に夢中なの?この街にきてそんな素材があったか?」

 ニーナは、決して整理整頓が出来ないタイプでは、ない。
 どちらかと言うと定期的に整理しないとダメなタイプだ、だが夢中になると恐ろしい程に部屋をゴチャゴチャにする特性を持っており、以前はルミスによくスリングと共に叱られていた。

「もち、大豆、小豆、餅米」

 あれか…
 スリングからしたら不思議では、無いが。
 ニーナからしたら違う、未知の植物なのだ。程々にしておけよっと口に出かけたがそれが出来るならシエルをあそこ迄、怒らせていないだろうから無駄な言葉と思いあえて口に出さずに話を済ませる事にした。

「それで、報告ってなんだよ?」

 今現在、スリングは、怪我による療養期間になっており、それによって隊長の業務をニーナが代理として幾つかの仕事を処理しているがそれは、あくまで表作業である、通信などの連絡業務程度で実際の事務作業や業務計画等は、スリングがこなしていた。

「どうも、お前の怪我の一件が大隊の方で少し問題なってるみたいでさ、どうも今度、調査班が来るみたいなんだよね」

「ちゃんと落石事故だって報告したんだよな?」

「したわ!だけどその時に巨大な魔力を探索部にキャッチされたらしくて、それに調査をしたいんだって」

 岩人形ストーンゴーレムの一件は、上層部には、鉱洞内で起きた落石事故で怪我した事になっていた、その際に魔術による回避行動と救助作業を行ったとの報告を上げていた。
 それなのに調査班が入るっとなるとこちらの報告になったと言う事は、納得できない程の魔力だったのだろうか?それとも起きた事が原因なのだろうか?どうとも考えられる以上、対策の取り様もない。

「まだ、日付は決まってない、それと誰が来るかもわかってない。それとギルドからもアンタに会って話したいって言伝も貰ってるみたい、そこはミツリさんに訊いてみて」

 ギルドか、確かに岩人形ストーンゴーレムの後にギルドマスターであるデンシアと会っていない。色々聞きたい事もあったし、丁度いいかもしれない。

「それで、そっちの話は、なに?」

 ニーナのその問いにスリングは、昼間のタイロンとの模擬戦とその罠の話をした。

「なるほどね、つまり、その罠と私の薬品で新しい何かが出来ないかって事でいいのかな?」

 流石に付き合いの長さからスリングの考えをわかったニーナが話を端的に済ませた。

「そういう事、お前自身もそれは、それで研究的に使えるだろ?」

「それは、確か…」

「そいつは、訊き捨てならないな」

 ニーナの言葉を遮って、シエルが口を挟み、ニーナの肩がビクリっと揺れた。

「ただでさえ、こっちの仕事が滞ってるのに、他の仕事を増やすとか何を考えてんだお前?」

「それは、コイツが休んでいる分の仕事が多いだけで戻ってきたらこなせる様になるし…」

「嘘をつけ、今のお前は武器管理より、自分の研究ばかりだろうが」

 ニーナの言い訳をシエルが一刀両断するとニーナは、こちらを見てきたが残念ながらこちらにこの怒りを治める方法は、持ち合わせておらず静かに視線を逸らす事しか出来なかった。

「とりあえず、今は武器管理にせいを出してもらいたいが、どうせそれでどうこうなるタイプでもないのも事実だ、そこで…」

 シエルは、そう言いながらスリングへ視線を向けた。

「そっちからしても、ニーナさんに仕事してもらいたいんでしょ、そこで交渉しませんか分隊長?」

 シエルの思わぬ提案にスリングは、嫌な予感しながら首を横に傾けた。

「ニーナさんがちゃんと仕事するまで、私と模擬戦するってのは、どうでしょうか?」

 予想外の提案にスリングは、顔を顰めたがニーナの表情は、パッと明るくなった。

「それいいね!!」

 そう言うニーナの頭をスリングは、軽く引っ叩いた。

「ようは、お前のストレス解消八つ当たりに付き合えって事か?」

 スリングの言葉にシエルは、静かに頷いた。

「OK、いいよ」

 シエルの能力も丁度知りたかったスリングに断るという選択はなかったがニーナの尻拭いっという点だけは、腑に落ちなかった。

「交渉成立ですね、それじゃ明日からお願いします」

 シエルは、そう言うとニーナの首根っこを掴んで部屋に戻っていった。
 そして、次の日の朝からシエルとの模擬戦は、朝食後に始まった。
 場所は、裏庭の広場、何処で話を聞いたのかルミスが面白そうにこちらを見ながら切り株に腰を下ろし、何故かその隣には、ニーナも座っていた。

「あのバカは、自覚なさすぎだろ?」

「全く」

 ストレッチをしながらスリングが独り言を呟くとシエルが返した。

「ルールは?」

「5分1本勝負で、審判はルミスさんで良いですかね」

 シエルにそう言われ、スリングは、ルミスを一瞥すると頷き返された。

「はいはい、準備いい?」

 ルミスの一言にスリングとシエルは、軽く手を上げる。

「それじゃあ、始め!」

 その一言同時にシエルが一気に距離を詰めて、数発のジャブをスリングへと放つ。
 それを読んでいたスリングは、ステップっとダッキングで躱す。当たらないとわかるとシエルは、一旦距離を取るとサイドステップを踏みながらスリングの隙を探り始め、スリングは、シエルから正面を外す事無く向き合った。
 そこで漸く、ニーナの観戦の意図を理解した。
 ニーナの戦闘方法は遠距離でシエルの戦闘方法は近接だ。そしてスリングの得意な戦闘方法は、近接で経験は自分の方が上だ。シエルの能力を底上げするなら格好の材料なのだろう、それに信用していないわけでは、無いが、やはり心配になりこの観戦に居るのだ。
 末っ子振る舞いをしながらも貴族の長女っと言うべきだろうかこういう場合に姉御肌を見せるあたりニーナらしいと笑みが零れた。

「何笑ってんすか?」

 その笑みが自分を馬鹿にしているっと思ったのかシエルが睨みつけてきた。

「すまん、お前を笑ったのではなく、少し思い出し事をしてしまってな」

「私との模擬戦中に思い出し事ですか?随分余裕ですね」

 言い訳を間違えた事をスリングは、その時になって気づいたが時は既に遅しだった。
 シエルの体を魔力が駆け抜けるのを感じるとそれは、足元に集中する。
 やはりっと思うと同時にスリングは、来る瞬間を察知すると自分の足元に魔力を集中させた。
 シエルが迫ると同時にサイドステップでそれを躱しながら横を通り過ぎる。
 そのまま旋回しながらシエルから距離を取るがシエルの接近はそれよりも早かった。

「くらえや、ハゲ」

 そう迫るシエルの拳をスリングは、笑みを浮かべながら膝を折ると転ぶ様に避け、地面を転びながらシエルの背後に立ち上がりその背中を軽く叩く。

「だから、ハゲてねぇ」

 スリングのその行動が気に食わないのかシエルは、体を回転させ肘を走らせるがそれよりもスリングは、バックステップで距離を取った。

「もう少し本気で相手して貰っていいですかね?」

 肩を解しながらシエルがそういうがスリングは、ゆっくりと首を横に傾けた。

「なら、今の背後に回った時にお前を本気で締め上げろと?」

「それが模擬戦でしょ?」

 シエルのその返答にニーナの心配する行動の真意を掴んだ気がした。

「もしかして、お前今までそうやって教わってきた口か?」

「それが?」

 シエルのその返答にスリングは、一気に憤りを感じた。

「これだから考えない脳筋は嫌いなんだよ」

 漏れた本音にシエルの片眉が上がった。

「何すか?今度は悪口ですか?」

「勘違いすんな、今のお前に言ったんじゃない、お前にそれを仕込んだと思ってる馬鹿老害に思った事だ」

 スリングが、そう答えるとシエルは、ニヒルに笑う。

「それなら、ご安心を、軍部に入る前にボコボコしているので」

 その返答にスリングの憤りは少しだけ下がった。

「アドバイスいいか?」

「良いんですか?敵に塩を送る事になりますが?」

「それでも、今は俺の部下でお前にはそれを教える事に値する価値がある」

 スリングのその真っすぐな返答にシエルは、顔を顰めた。

「やはり、ハゲてるから、上から目線ですね、どうぞ」

「ハゲてねぇし、そして上官だから上からおかしくねぇだろ、まずお前の動きには最大の欠点がある、試合程度ならそれでいいけど、戦場だとそれが命に取りになる」

 そう言うとスリングは、それを見せる様に構えたまま一気にシエルとの距離を詰めるとその顔の目前に掌を添えた。

「今の接近わかったか?」

 スリングがそう訊くと同時にシエルは、慌ててバックステップでスリングとの距離を取った。

「何すか、今の動き?」

「ステップじゃない動きだ。ステップには、早く動けるがその中には幾つかの欠点がある、一つは起こりが察知されやすい、次に平地以外でその効力が著しく落ちる、下手すれば命取りになる。だから…」

 そう言いながらスリングは、膝から力を抜いて横に移動した。

「こうした、抜きの移動も大事になる」

 その動きに何か感じる事があったのかシエルは、少しだけジャンプするとスリングの言う通りに何回か抜きの動きをすると納得した様に何度か頷いた。
 荒いが大筋は、掴んでいる。
 スリングは、それをある程度、見定めるとシエルの手招きをした。
 その行動の意味を察したシエルは、構えると先程と同じ様にサイドステップを踏みながらスリングとの距離を測る、だが明らかに違うのは、先程のステップと違うのは跳ねる高さが低くなり重心が安定しているところだった。
 ユラリっと風に揺れる葉の様に動くシエルにスリングは、左手で迫る拳をギリギリ捌いた。
 その反動を使ってスリングは、シエルとの距離を取ると今の動きが信じられないかの様にシエルは、その場で立ち止まっていた。
 少ししか言ってないのにここまでに動きを見せるシエルに恐ろしさを覚えながらも同じくらいにワクワクもしていたスリングは、次に今感じた攻撃の感覚に覚えた違和感をどう教えるかを考えていた。

「あれ、なにやってんすか?」

 間の抜けた声が視線を向けるとそこには、ルミスに命令されたのか箒片手のチダルが呆けて立っていた。
 スリングは、それを見つけるなり直ぐにミットを持ってくる様に命令した。
 チダルは、何が何だかわからない様子でルミスの方を見ると顎で取ってこいと命令されそそくさと取りに行った、シエルもスリングのその言動に怪訝な表情を浮かべた。

「もう一つ気になったから言うけど、今のままだと拳が軽い、恐らくそれを補う為に魔導手甲に爆破の機能を着けているんだろうけどもしその威力を増せるとしたら聞くないか?」

 スリングの申し出にシエルは、無言で頷くとスリングは、一本の木の前に立つとそっと手を添えた。
 軽く拳を作ると突くっと木が大きく揺れた。
 木との距離は1cm程しかなかったのに出された威力にシエルもまたどんな仕組みかわからない様子だった。

「お前の拳闘の構えは、確かにスピードが出て、防御面も優れている、だが攻撃面は、どうしても筋力頼りになりに拳が軽くなってしまう、だから筋力ではなく、拳の硬さと衝撃を内部に埋める叩き方が使えるといいと思わないか?」

「こっちからするとそれは、知りたいな」

 シエルのその返答と同じタイミングでチダルがキックミットを抱えて持ってきたのでスリングは、チダルにヒットする場所を上に向く様に持たせた。

「原理は、さっきの抜きの移動と同じだ、簡単な話、体重移動を使用しての攻撃になる」

 スリングは、そう言いながら一発従来の攻撃をミットに落とす、チダルは何ともなく平気な顔をしていたが次の一撃に小さな悲鳴を上げてその場に落ちた。

「今の一撃の何が違うかわかるか?」

 スリングのその問いにシエルは、首を横に傾けた。
 次にスリングは、その行動の原理をわかり易くする様に大きく見せた。
 拳の位置は変わらないが、インパクトのタイミングで膝を落とし、体重をそこに伝える、その瞬間に衝撃に耐えられずチダルが再び悲鳴と共に落ちる。

「力を抜いてるのか?」

 シエルのその一言にスリングは、大きく頷いた。

「そう、これの大事なのブレーキになる力みを無くすことなんだ…」

 そこから20分程、チダルをミットにした攻撃の講座は、続き、その間にチダルの悲鳴だけが洋館内に響き渡っていた。
 シエルとの模擬戦を終えたスリングは、搔いた汗を大浴場で落としてからミツリの元へ向かった。
 ミツリは、基本的に街との交渉と本隊への通信資料の作成でもっぱら洋館の3階にある、スリングの部屋に居る事が多いのだが肝心のスリングがいない頃の方が多いのだ。

「分隊長、どうなさいましたか?この時間にこっちに来るなんて珍しいですね」

「いや、ギルドマスターが俺に用があると報告を受けたんだが詳細は訊いてるのかと思ってな、確認だ」

 そう訊ねるとミツリは、一枚の報告書をスリングに差し出した。

「昨日の夕方に依頼されたので書類作成を今終えた所です」

 スリングは、返事をしながら書類に目を落とすとどうやらこの前に鉱洞の拠点整備に警護兵として部隊員を何名か借りたいとの依頼だった。

「向こうには、戦闘専門のメンバーはいないのかね?」

「いない事は、ないっと思いますけど、メンバーは少ないと思いますよ、ギルドはフリーランスの仕事なので、大体のギルド員は、仕事の多い街に行きますからね」

 ユーランド共和国のギルドは、総合職で基本的に警護任務、怪物討伐、怪物解体、素材鑑定、鉱石採掘、鍛冶作業が主になっている、街に寄っては別の仕事も入る事もあるがこの街、イトはどうも主の仕事がままならない程の人手不足らしい。
 ギルドは、フリーランスで入る時に実技テストを受けて初期ランク分けされ、依頼をこなす事でランクが上がっていく様になっている。
 何処かの街で登録出来ればその登録証は、ユーランド国内なら何処までも適用されているが、そのシステム自体が人員不足問題を生んでもいた。
 ギルドは、基本的に国民からの依頼によって活動している。時には国から軍部局や設備局から依頼を受ける事もある。だがその手の依頼が起きるのは、もっぱら大隊が駐在する街であり、対象は、怪物というより人に対する依頼となるのが殆どだ。
 そう言う街の仕事は情報提供、捕縛、警護等の単価は、安いが安全性が高く依頼数が多い、逆に小隊や分隊が駐在する街は、怪物討伐等がメインになり、単価は高いが命の危険性が高く、依頼数も少ない、依頼がなければギルドで稼げず、くいっぱぐれになる可能性があり、そうなると依頼が集まやすい街のギルドに人が集まり、依頼の少ない街のギルドは、人手不足になるという流れが自然と出来てしまう。
 そして、イトの場合は典型的な後者だ。酪農や農場系もそれなりの繁栄をしており、鍛冶業務も商会管理にある。
 風前の灯とは、言わないが、この街ではそこまでの影響力は無いのだ。
 そうなると依頼が滞うってしまい、国民の生活がままならないという負のスパイラルに陥ってしまうのでその共済措置が駐在軍部による代行依頼処理になる。
 分隊レベルならば警護や調査が出来るレベルなのだが地走竜ティラノス岩人形ストーンゴーレム等の高ランク怪物討伐は、本来は行うべき案件では、ない。

「とりあえず、昼食後にギルドに言って話を訊いてくわ」

 スリングがそう答えるとミツリの眉間に微かに皺が寄った。

「なにか伝える事があれば、私が行きますが?」

「伝えるというより、話し合いが必要だと思ってな、こればかりは人伝で行う事では、あるまいよ」

「しかし、分隊長は怪我で療養中ですよね?それなら代理のニーナさんかダーナさんが行くべきではないですか?」

「本来ならそうすべきなんだが…察してくれ」

 そうスリングが苦笑いを零すとミツリは、小さく鼻を鳴らした。

「わかりました、ですが今後の為に私も参加してよろしいでしょうか?」

「それはなぜ?」

「もし今後このような事があった際に私がある程度話が分かっていた方が手間が減ると思うんです」

 ミツリのもっともな意見にスリングは、頷く事しか出来なかった。
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