異世界で娼館と商館経営⁉ ~チートを駆使したオッサンの剛腕繁盛記~

悪代官と越後屋

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36.妖艶で淫靡でしたたかな女たち♡

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「ああああん、恥ずかしい……。ああ、見ないでユーグ……。お願いですから、私の淫らな姿を見ないでくださいな」

 夫の視線に晒されながら、大股開きのエロティックな体位で抽送されて、アネット様は恥じらいを含んだ声を上げる。しかし続けざまの肉悦で身体は蕩けきっており、膣内を突かれるたびにビクンビクンと身悶えている。眉尻が下がり、感じまくっている表情が牡の支配欲と優越感を満たしていく。私はピストンに強弱や緩急を付けながら、耳元でイヤらしく囁いた。

「ふふっ、何を恥ずかしがっているのですか?! パートナー交換のスワッピングは、アネット様が望んだことではないですか! あっ、いい事を思い付きました! せっかくですから辺境伯様の面前で、種付けされてイカされる――アネット様の淫乱な姿を見せてあげましょうよ」
「ああっ、そんなイジワルな事を言わないでくださいな。やあああん♡ そ、そこはダメですの……さ、されながら弄られたら、またイッて……。ふあああんっ♡ ダ、ダメなのに、アソコが気持ちいいの♡ あっ、あぁんっ、もっとぉぉぉ♡ あ、貴方ごめんなさいぃぃ!!! ……ト、トミタカ殿のおチ●ポが、気持ちのいい処をゴリゴリと擦り上げるのぉぉぉ♡ ああーっ、ユーグと違った激しいセックス……す、凄いのぉぉぉ♡ そ、そんなに突かれたら、またイッて……はああああんっ♡ 」

 ピストンしながら濡れる蕾を捏ね回すと、アネット様の全身が弓なりに反り返り、あられもない姿でイキ乱れている。ピストンに合わせてアネット様の腰も揺れ動き、愛欲をシンクロさせながら互いに絶頂に向かって突き進んでいく。

「はあ、はあっ、アネット様のマ❤コが物欲しげにギュンギュンと締め付けてきますよ! うっ、もうダメだ! それでは宣言通りに、辺境伯様の面前でタップリと種付けして差し上げますね! くうっ、イクッッッ!!」
「ああんっ、き、来てるぅぅぅ♡ トミタカ殿の熱いのが、また私の中にいっっっ♡ ああっ、またイッちゃう♡ こんな魅力的なセックスをされたら、私……トミタカ殿の虜になってしまいますぅぅぅ♡ ♡ ♡ 」

 辺境伯様の面前で悩ましい声を上げ、アネット様は小刻みに女体を引き攣らせていく。収縮を繰り返す膣内は男根を締め付け、放たれた精を吸い尽くすように蠢いている。昇りつめ恍惚の表情を浮かべる姿は、見惚れるほど淫らで美しかった。身体を預けてくるアネット様を抱き締めると、情熱的に唇を重ねるのであった。


「アハッ、アネット様はメチャクチャ感じまくったみたいですぇ~♪ ご主人様もアネット様とのセックスに夢中になっていたしぃ~、あの二人、身体の相性も抜群みたいですねぇ~♪」
「ああ、私のアネットが……。貞淑で品格溢れたアネットが、あんな淫らに男を求めて……。わ、私よりもトミタカ殿の方がいいという事なのか……」
「あれっ?! 辺境伯様のおチ●ポ――急に元気がなくなって……。いや~ん、まだ私、全然満足してないんですよぉ~。ああん、もっと頑張って、いっぱいエッチしましょうよぉ~」

 他人棒でよがりまくり、発情しきった愛妻を目の当たりにして、辺境伯様の心は折れてしまったようである。男のプライドをかけたスワッピング対決は、アネット様をイカせまくった私の勝利に終わったようである。イケメンで上級貴族の辺境伯様に勝った事で、自尊心が満たされていくが、意気消沈している辺境伯様の耳元でリルルが何か囁き始めた。如何やら、またロクでもない事を企んでいるようである。


「辺境伯様ぁ~、そんなに落ち込まないでくださいよ。ご主人様が優勢になっているのは、この辺では知られていない――異国の性技を駆使しているからですよぉ~。本来ならご主人様より体格がよくて、体力のある辺境伯様の方が有利なんですからねぇ~。ですから……ゴニョゴニョ……クスクス♪」
「そ、そうか……同じステージで闘えば互角以上の勝負ができるな! フフッ、リルルをイカせまくって、私が味わった屈辱をトミタカ殿にも刻み込んでやるぞ!」
「アハッ、その調子ですよ辺境伯様ぁ~♪ クスクス、いっぱいイカせてくださいねぇ~♪ あっ、ああん、いきなりそんなぁ~♡ ……も、もう、辺境伯様のエッチ~♡ 」

 完全復活を成し遂げた辺境伯様は、リルルを力強く抱きかかえて両脚を割り開くと、私たちと同じ体位である乱れ牡丹へと移行していった。そして当てつけるように、濃厚なまぐわいを見せつけ始めた。

「ああん♡ 辺境伯様ぁ~、激しすぎですよぉ~♡ そんなにされたらおマ❤コが疼いちゃって……あ、あん、いいですぅ~、もっと、もっと突いてぇ~♡ はぁんっ、辺境伯様のおチ●ポ――凄く気持ちいいのぉ~♡ 全部受け止めますからぁ~、好きなだけ私の膣内に出していいですよぉ~♡ 」
「はあ、はあっ、リルル、リルルぅっっ!」 

 豊満な胸を揉みしだきながら、辺境伯様は深々と突き入れたペニスを抜き差しし始めた。ヌラヌラと濡れ光る結合部からは湿った音がクチュクチュと鳴り響き、一突きごとにリルルの肢体が跳ね上がっていく。激しい突き上げを受けながらも、リルルはイヤらしく身体をくねらせ快楽を貪っていた。

「んんっ、はぁぁんっ、あん、ああんっ♡ へ、辺境伯様ぁ~、キスもしてくださいよぉ~♡ 」
「ふふっ、リルルは本当に欲張りだな」
「あぁっ……んんっ、ちゅっ、ちゅぷん♡ 」

 首をかしげたリルルの愛らしい唇を奪うと、辺境伯様は腰を打ち付け、鋭いピストンを繰り返していく。濃厚な口付けをしながら睦み合う姿は、さながら愛し合う恋人同士のようであった。いつものイタズラな瞳はトロンと蕩け、リルルのチャームポイントである――Sっ気や小悪魔的な笑みも完全に鳴りを潜めている。切なげな女の貌を晒している姿を見て、私は絶望の淵に突き落とされたのである。

 くそ!くそ!くそ! リルルの奴め、私とエッチしている時には、あんな表情を見せた事がないじゃないか! そして辺境伯様も恋人みたいにリルルとイチャつきやがって! こうなったらアネット様を寝取るだけじゃすまさないぞ! アネット様とリルルの身も心も虜にして、辺境伯様の目前で3Pセックスを見せつけてやる!  

 恋人のように愛し合う二人を見ていると、身体中が異常な昂りに包まれていく。屈辱と悔しさでズキズキと心が痛むのに、男根は信じられないほどに膨張し、激しい欲情が込み上げてくる。歪んだ感情と闘争心に支配された私は、抑えられない猛りをぶつけるように、アネット様の肢体を味わい尽くしていった。

「ああーっ、トミタカ殿のモノが更に大きくなってぇぇぇぇっ……。ああんっ、いいのぉ、気持ちいいのぉぉ♡ 来てぇ、また私の中に出してぇぇぇぇぇっ♡ 」
「あっ、ああんっ……辺境伯様ぁ~、もっと、ほ、欲しいのぉ~♡ あっ、あっ、あん♡ いい……いいよぉ~♡ 出してぇ~、リルルの膣内にいっぱい出してぇ~♡ 」

 アネット様を完全に落とすため、絶頂の余韻が冷めない肢体を責め立てていく。しかし辺境伯様も負けてはいなかった。リルルを絶頂に導こうと激しい攻勢に移り始める。どうやら私と同じように、相手のパートナーを完全に落とそうと企んでいるようだ。こうなるともはや泥仕合である。私と辺境伯様は、男の意地と意地がぶつかり合う寝取り寝取られ合戦を繰り広げるのであった。

「はぁん、トミタカ殿……ちゅっ、んっ、ちゅぷっ♡ あん、あぁぁんっ♡ と、とろけちゃうっ……こんな熱い想いが伝わってくるセックス……久しぶりなのぉぉぉ♡ あぁぁぁぁっ、ユーグが見てるのに、こんなにはしたなく感じてぇぇっ……んくっ、んああああぁぁん♡ は、恥ずかしいのに声も抑えられないのぉぉ……あっあっ、イクっ……またイッちゃうのぉぉぉぉ♡ 」
「ああんっ、辺境伯様の逞しいおチ●ポが奥まで届いてぇ~♡ あん、やぁんっ、そこばっかり狙うのぉ、ダメぇ~♡ はぅんっ、お、おマ❤コ気持ちいいよぉ~♡ あ~ん、もっと出してぇ~♡ 辺境伯様のどろっどろの濃厚ザーメン……もっともっと欲しいのぉ~♡ 」

 甘い喘ぎや淫靡な声が、淫欲の坩堝と化した室内に響き渡る。だが互いのパートナーのイカせっぷりを競うような、熱く長い淫らな宴も終焉を迎えようとしていた。私の駆使した体位を真似ながらも、パワフルなセックスでリルルを悦ばせていた辺境伯様であったが、疲労の色が見て取れるようになった。いつも以上にエロティックなリルルに求められるままに精を放ち、完全にガス欠状態になったようだ。反面、私はスキル――『精力絶倫』があるので、射精しても直ぐに復活するのである。そう、常人の数倍は精力に満ち溢れているのだ。如何やらその差がハッキリと現れたようである。

「ぐうぅぅっ、すまんリルル……無念だがもう限界のようだ……」
「いや~ん、もっとザーメンくださいよぉ~。勃て勃つんだJoe!!!」 

 リルルのアホな発言は、あえてスルーしました。そしてベッドに崩れ落ちた辺境伯様を横目に、私とアネット様は快楽を分かち合うのであった。


 夢心地の中、シャーシャーと水の流れる音が聞こえてくる。そしてシャワールームのドアが開く音がすると、楽しげに話をする女性の声が聞こえてくる。段々と意識が覚醒していく。如何やら情痴の限りを尽くした後に眠りこけてしまったようである。

「クスクス、アネット様ぁ~、ご主人様とのセックスはいかがでしたかぁ~? メチャクチャ感じていたみたいですけどぉ~♪」
「ええ、あんなに刺激的なセックスは初めてですわ。欲情したトミタカ殿に、あんなに激しく求められて……♡ し、しかも、あんな恥ずかしい格好で何度もイカされたんですよ♡ ……ああんっ、思い出しただけで胸がドキドキしてしまいますわ♡ 」
「アハッ、良かったですねぇ~、アネット様。しかもご主人様に、あれだけ膣内に精を放たれましたからねぇ~、スキル効果で若さと美しさに一段と磨きがかかってますよぉ~♪ ほらっ、此処なんて特に、モミモミ♪」
「あ、あん♡ リルルさん、そんな処を揉まないでくださいな……あっ、はああぁぁん♡ 」
「うんうん、見た目も若くなってますしぃ~、瑞々しくて張りのあるこの胸なんて、どう見ても20代ですよぉ~♪ クスッ、感度も良くなったみたいですしぃ~、ちょっと妬けちゃいますねぇ~」
「も、もう、リルルさんには困ったものですね。……ところで計画通りとはいえ、本当に私に譲ってくれて良かったのですか? リルルさんもトミタカ殿に抱かれたかった思うのですが?」
「確かにぃ~、アネット様とご主人様のエッチを見て嫉妬したけどぉ~、私にもメリットがありますからねぇ~」
「あらあら、そう言えばそんな事を言ってましたわね」
「ご主人様は女好きでドスケベなんですけどぉ~、意外と嫉妬深くて独占欲も強いんですよぉ~。だから辺境伯様とのラブラブエッチを見せつけて、嫉妬心を煽ったんですよぉ~。これだけやれば鈍感なご主人様でも、目を向けてくれるはずですからねぇ~。はぁ~、スケベなのに女心の分からない唐変木には、これぐらいのショックを与えないとダメなんですよぉ~」
「あらあらうふふっ、リルルさんは本当にトミタカ殿が好きなのですね」
「大好きですよぉ~、でもご主人様はぁ~、私とエッチをする時にはあまり積極的ではないんですよぉ~! ズルイです! 張遼ちゃんやアネット様とエッチしている時は、あんな肉食的なのにぃ~……あ~ん、私だって偶には強引にされたいんですよぉ~」
「あらあら、リルルさんも苦労しているのですね。でも、それなら大丈夫ですわ。私とエッチしている最中でも、リルルさんをかなり気にしていましたわよ。そして時折、悔しそうにユーグを睨んでいましたわ。きっと嫉妬したトミタカ殿に、激しく求められると思いますよ」
「アハッ、愚痴を聞いてくれてありがとうございますぅ~。でも、アネット様も大変だと思いますよぉ~。辺境伯様も、ご主人様に負けず劣らず嫉妬深いですからねぇ~。イカされまくったアネット様を目の当たりにして、相当にやっかんでましたからねぇ~。クスクス、ご主人様の痕跡を上書きする為にぃ~、アネット様もたくさん恥ずかしい事をされちゃいますよぉ~♪」
「あらあら、嫉妬したユーグに、どんな事をされちゃうのかしら。ウフフ、楽しみですわ」
「クスクス、嫉妬を煽るスワッピングは、取り敢えず大成功ですねぇ~。女心の分からない鈍感な男たちには、いい薬になったと思いますよぉ~♪ ……でもアネット様――ここだけの話ですけどぉ~、ご主人様とまたエッチしたいと思ってますよねぇ~」
「!!! そ、それはその……ユーグは愛してますけど、トミタカ殿とのエッチが気持ち良すぎて……。そ、それにあのスキルの恩恵を考えると……」
「ですよねぇ~、女泣かせのケダモノチ●ポと、あのスキルは反則ですからねぇ~。あんなのを体験したら、どんな女でも離れられなくなっちゃいますよねぇ~」
「で、ですので、言いにくいのですが、またトミタカ殿と……」
「アハッ、大丈夫ですよ。お膳立ては、また私に任せてくださいねぇ~。あっ! 代わりと言っては何ですけど、アネット様にお願いがあるんですよぉ~」
「あら、私に出来る事なら何でもおっしゃってくださいな」
「実はぁ~、ご主人様の護衛と、開業するお店のスタッフを早急に集めたいんですよぉ~。勿論、ご主人様を裏切らないのと、優秀で口が堅いのが絶対条件ですけどぉ~」
「主を裏切らずに、優秀で口が堅い人材ですか。……そうなると、やはり契約奴隷が一番ですわね。魔法で主従契約を結べば、絶対に裏切る事はできませんから。ですが優秀な奴隷となると、なかなか難しいですわね。しかしトミタカ殿の身に何かあれば、あの素晴らしい異国の品や、めくるめく背徳の交歓が……。ゴホン! わ、分かりましたわ。顔が利く奴隷商に紹介状を書きますので、後日訪ねてみてくださいな」
「アハッ、ありがとうございますぅ~。ご主人様の能力は隠しきれないので、これから色んな貴族や組織に付け狙われると思うんですよぉ~。だから優秀な護衛は、絶対に欲しかったんですよぉ~」
「ああん♡ 抱き付きながら、またそんな処を揉んで……。あっ、やぁんっ……そ、そこはダメですわ」
「クスクス、ここか、ここがええんか?」
「~~~~~~~んッ♡ 」

 う~む、リルルめ、完全にスケベオヤジと化しているぞ。私に感化されたのは否定できないが、アネット様にセクハラするなんてとんでもない奴だ! ……いや、それについては人の事は言えないな。私も相当エロい事をしたしな……。いやいや、それより驚愕したのは、スワッピング対決がリルルとアネット様の計画通りだったという事だな。リルルが脱衣麻雀をやりたがったのは、これの布石だったのか。しかし私が女心に疎いとはいえ、辺境伯様に抱かれるのはやりすぎだろ! 私がどれだけ嫉妬したと思っているんだ! ここはやはり、リルルにお仕置きエッチを……。でもでも私を心配してくれる可愛い所もあるし、リルルの思い通りになるのも癪だし……。あーーーーっ、どうすればいいんだ! 

 バスローブをはだけさせて戯れる二人を見ながら、私は悶々としたまま朝を迎えるのであった。
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