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ウエスト大陸編
20話 エルフとの邂逅
しおりを挟む『あー、あー、俺の名前はヨウという。今、お前らの住処を守る『大結界』を破壊してしまったのは俺だ。申し訳ない。まさか、近づいただけで壊れてしまうとは思ってなかったんだ』
これはアビーに協力してもらって拡声器みたいな役割をもつ魔法を展開してもらい、声を遠くにまで飛ばしたものだ。もちろん、アビーが行った魔法なのだから、地球にある拡声器とは比べ物にならない効果を生み出しているのだが…。
もちろん、声をかけたところで変えってくるわけもない。なんたってまだ1kmくらいは距離があるのだから。この距離でも声届けられるのはもちろんアビーのおかげである。元始精霊はある程度までなら全属性を扱えるようだ。ある程度といっても精霊基準だが…。ちなみに今回使用した属性は『風』だ。
2分ほど待っていると100人もの騎士が俺たちを囲い始めた。もちろん警戒態勢は最大レベルのようだ。
はぁ…。やっぱりこうなるよな。不可避とは知っていても俺の望みがぶち壊されるのは気分があまりよくないな。
「貴様っ!!どうやって『大結界』を破壊したっ?!どこかの国の者なら国名を言え!」
「いや、どうやって破壊したといわれても近づいたら壊れたのでなんとも…。あと、俺は旅の者です。間者とかではありません」
「そんなものを信じr「そこまでにせい。あの者は偽りは述べておらん」…しかしっ!外部から破壊できるものではありませんぞ!竜種(竜と龍の総称)でも高位の者でないと傷1つ付かないのですぞ?!」
「私の『審問』で確認したのだ。これが偽りとでも?」
「…申し訳ありません」
なんかお年寄りのエルフといかにも騎士団長ですというエルフの口論が終わった。立場はお年寄りの方が上のようだ。なんか硬い言葉を使うのは慣れないな。いつもの感じでいいかな?(大丈夫ですよ)お、アビーからも許可がでたな。
「あー、話し合いは終わったか?『大結界』を破壊してしまったことは素直に謝罪したい」
「いえいえ、貴方の強さが高位竜種を上回っているだけの話ですぞ。 おっと、名乗るのを忘れておりました。私の名前はガロア・エンルート。皆はガロ爺と呼びますがな。また、『語り部』をやっております」
「そうか、あんたが…。俺はあんたに、いや、『語り部』ガロアにききたいことがある」
言い直したのはなんとなくだ。こっちの方がかっこいいだろう?
「そうでしたか…。しかし、貴方は大変に興味深い。私の『看破』を用いてもステータスが1つも見ることが出来ないとは…」
それもそうだろう。俺に干渉する行為は元始精霊であるアビーが拒絶しているのだから。周りのエルフどもが息をのんでいるが関係ない話だな。
「それに関しては申し訳ない。俺のステータスは見られると困るのでな。あぁ、俺の名前はヨウだ。よろしく頼む」
苦笑いを零しながらいう。魔神族です、なんて言われたらビクッリするだろうしな。(いいえ、一般には魔神族という種族は認知されておりません。ただ、『語り部』となると知っていると思われますが)だそうだ。
「では、ヨウ殿。『語り部』ガロアに尋ねたいことは何ぞや?」
「単刀直入に言おう。…魔界というのを知っているか?」
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しろくまです。
昨日は体調が優れず、更新することができませんでした。申し訳ありません。
これからも精進して参ります。
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