7 / 32
7 近くて遠い君
亮「飲んでいる時に泣きながら教えてくれたんだ…」
それを聞いて2人は何も言えなかった
そんな辛い思いをしていたんだ…
簡単に忘れるなんて無理だよな
でも、少しでも癒してあげたい
かと言ってズケズケ入っていくのは
傷を掘り返すだけだし…
寝ている竜哉をタクシーに乗せたはいいけど
竜哉の家を知らない
聖斗は自分の家へと向かってもらった
ベッドに竜哉を寝かせてふとんをかけた時
竜哉は寝言で何か言ったが聞き取れない
その寝顔に吸い込まれるような気持ちになってしまい
竜哉の唇にそっとキスをした
竜「〇×△□…」
聖斗はドキッとした
(気づいて… ない… よね)
ガタゴト物音がして竜哉は起きた
竜「ふぁっ、ふぅ~」
(あれ? どこ?)
あきらかに自分の部屋とは違う景色に
寝ぼけながらもとまどっていた
聖「あ、おはよー、起きた?」
竜「え?華崎さん…?」
(あれ?酔って寝た? 何かしてないよね?)
聖「竜哉くん寝ちゃって家わからなかったから
家に連れてきちゃって」
竜「すみません、迷惑かけてしまって、すぐ帰ります」
聖「待って」
竜「え?」
意外に強い力で腕をつかまれて焦る
聖「ごはん作ったから食べない?」
竜「いいんですか?」
トースト、目玉焼き、サラダ、スープ、ヨーグルト
ちょっとしたレストランのモーニングみたい
聖「昨日のこと覚えてますか?」
竜「マズイことしましたか?」
聖「金持ち嫌いって…」
竜「過去に嫌な人がいて」
聖「俺も一緒ですか?」
竜哉はうつむいて気まずそうにしている
聖「ごめんね、嫌なこと思い出させて」
竜「あの…僕ーー」
聖「ごはん食べよ」
竜哉の言葉をさえぎった
今はまだ言うべきじゃないな
過去の傷をそう簡単に人に話せるものじゃない
自分の気持ちを押し付けて相手に急かすのも違う
(まだ ゆっくり)
でも、自分はそうじゃないってこともわかってほしい
聖「そうだ、竜哉くんが言ってたネコもいるよ
アメ~」
竜「かわいい、アメって名前ですか?」
聖「うん、大雨の日に拾ったんだ」
アメとちょっと遊んで
竜哉も気分が少しは紛れたみたいだ
アメは何も迷わず竜哉に近づき
竜哉も迷いなく触れている
俺も触れたい…
それを聞いて2人は何も言えなかった
そんな辛い思いをしていたんだ…
簡単に忘れるなんて無理だよな
でも、少しでも癒してあげたい
かと言ってズケズケ入っていくのは
傷を掘り返すだけだし…
寝ている竜哉をタクシーに乗せたはいいけど
竜哉の家を知らない
聖斗は自分の家へと向かってもらった
ベッドに竜哉を寝かせてふとんをかけた時
竜哉は寝言で何か言ったが聞き取れない
その寝顔に吸い込まれるような気持ちになってしまい
竜哉の唇にそっとキスをした
竜「〇×△□…」
聖斗はドキッとした
(気づいて… ない… よね)
ガタゴト物音がして竜哉は起きた
竜「ふぁっ、ふぅ~」
(あれ? どこ?)
あきらかに自分の部屋とは違う景色に
寝ぼけながらもとまどっていた
聖「あ、おはよー、起きた?」
竜「え?華崎さん…?」
(あれ?酔って寝た? 何かしてないよね?)
聖「竜哉くん寝ちゃって家わからなかったから
家に連れてきちゃって」
竜「すみません、迷惑かけてしまって、すぐ帰ります」
聖「待って」
竜「え?」
意外に強い力で腕をつかまれて焦る
聖「ごはん作ったから食べない?」
竜「いいんですか?」
トースト、目玉焼き、サラダ、スープ、ヨーグルト
ちょっとしたレストランのモーニングみたい
聖「昨日のこと覚えてますか?」
竜「マズイことしましたか?」
聖「金持ち嫌いって…」
竜「過去に嫌な人がいて」
聖「俺も一緒ですか?」
竜哉はうつむいて気まずそうにしている
聖「ごめんね、嫌なこと思い出させて」
竜「あの…僕ーー」
聖「ごはん食べよ」
竜哉の言葉をさえぎった
今はまだ言うべきじゃないな
過去の傷をそう簡単に人に話せるものじゃない
自分の気持ちを押し付けて相手に急かすのも違う
(まだ ゆっくり)
でも、自分はそうじゃないってこともわかってほしい
聖「そうだ、竜哉くんが言ってたネコもいるよ
アメ~」
竜「かわいい、アメって名前ですか?」
聖「うん、大雨の日に拾ったんだ」
アメとちょっと遊んで
竜哉も気分が少しは紛れたみたいだ
アメは何も迷わず竜哉に近づき
竜哉も迷いなく触れている
俺も触れたい…
あなたにおすすめの小説
キミと2回目の恋をしよう
なの
BL
ある日、誤解から恋人とすれ違ってしまった。
彼は俺がいない間に荷物をまとめて出てってしまっていたが、俺はそれに気づかずにいつも通り家に帰ると彼はもうすでにいなかった。どこに行ったのか連絡をしたが連絡が取れなかった。
彼のお母さんから彼が病院に運ばれたと連絡があった。
「どこかに旅行だったの?」
傷だらけのスーツケースが彼の寝ている病室の隅に置いてあって俺はお母さんにその場しのぎの嘘をついた。
彼との誤解を解こうと思っていたのに目が覚めたら彼は今までの全ての記憶を失っていた。これは神さまがくれたチャンスだと思った。
彼の荷物を元通りにして共同生活を再開させたが…
彼の記憶は戻るのか?2人の共同生活の行方は?