セレブ嫌いとセレブ ~君の中に俺の居場所ある?~

光海 流星

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23 好きすぎて頭バグった?

 んっ、ふぁ~

 知らない間に寝ちゃったんだな
 昨日って…

 (あれ? 体が重い…)

 竜「うわぁ」

 すぐ隣には聖斗がいてこっち向いて寝ている
 何この顔
 無防備にそんな顔見せつけないで

 眠っていても基本パーツが完璧だから
 崩れないってすごいなぁ
 
 こんな人のこと好きになったんだ
 イケメンすぎるよ…
 ドキドキしてしまう
 って言うか世の中敵に回しそう
 でも、独り占めしてるなんて
 フフフ…(企)

 しかも絡むようにして寝てるからどうにもできない
 ちょっと身動きとれないなぁ

 聖「んー…」

 起きたのかと思ったけど
 まだ寝てる

 竜哉は体がベトベトしていることに気付いた
 
 (あっ、昨日あのまま… 2回目…)

 シャワー浴びないで寝たんだ
 微妙に嫌だな
 布団汚れてたら嫌だ

 竜「聖斗くん、起きて…」

 聖斗は朝が弱いのか?
 こんなに揺らしても全然起きる気配がない
 ヤバッ、トイレ行きたい

 起きるとトイレ行きたくなるのはどうしようもない
 でも、聖斗が絡んでるから行けない

 竜「ねぇ、あの… トイレ…」

 じたばたしていた時
 不意に聖斗にキスしてしまった
 
 あっ…

 聖「おはようのキス?」

 そう言って
 ニヤニヤしながら聖斗は舌を絡めてきた

 聖「こんないやらしい体でキスなんて
   誘ってるの?」

   そんな目で見ないでほしい
   心臓がもたなくなっちゃう
   ただでさえ見惚れてるのに
 
 竜「バッ、バカッ…」

 もしかして起きててわざと寝たフリ
 してたってこと?
 それならかなり嫌な性格

 聖斗をグッと押しのけて竜哉はトイレへ行った
 そして部屋に戻ると

 聖「シャワーしよ」
 竜「えっ… これから…?」
 聖「このまま仕事行くの?」
 竜「あ、あぁ~」

 聖「もしかしてエロイこと考えたの?」
 竜「なっ! そんなこと」

 竜哉は真っ赤な顔になった
 
 何考えてるんだろ
 めちゃくちゃ恥ずかしい

 聖「それだけ俺のこと考えてくれて
   好きになってくれてるんだね」

 竜「もー!!」

 こんなこと言えるぐらい
 幸せなんだなと竜哉は実感してうれしかった

 ちゃんと愛されたことなんてなかった
 最初は聖斗くんのことも疑って…
 でも、僕のことずっと気にかけてくれていたんだな

 どんなささいなことでも聖斗くんからの想いってうれしい
 自然にこんなことができるなんて
 もったいないぐらいの人が自分の恋人になってくれている

 この幸せずっとつかんでおきたい
 
 (ありがとう、聖斗くん…)

 珍しく竜哉の方から聖斗と手をつないだ
 部屋から駐車場まで手をつないでいた

 周りの目も気にせず
 恥ずかしさもなく
 ただ聖斗に触れていたいと思えた
 失いたくない今の幸せ
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