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15、で?
しおりを挟む「で?」
「……で?」
「シエル君?下で何があったのか説明してくれるかな?」
目の前にはコリラックさん。手にはいくつかのツルを縄のようにより合わせた物を持っていた。
「ごめんなさい!」
「俺に謝らなければならない事でもしたのかな?」
にっこり笑顔が怖いコリラックさん。
「イエ、ナニモ」
ついつい目をそらしてしまった。
『クマ系の獣人族か。血が濃く先祖返り…久方ぶりに見たがそなた…番を』
「こ、こちらの獣型?魔物とは違う気を放ってるが、こちらの方は?シエル君、説明してくれるかな?」
えぇ~と、コリラックさん?
くろの言葉に、かぶせ気味に早口で話すコリラックさん。
くろが言ってる内容もすごく気になるんだけど、まずは、今現在、穴から出てきたオレと小さく縮んで可愛くなったくろの説明だよなぁ?
カクカクシカジカって誤魔化せないよね?
「?!」
こ、コリラックさんの目が、こ、怖い。
オレ自身も説明が欲しい、う~ん。
1、穴におちた。
2、落ちたところは柔らかく少し湿っていた。その地面だと思ってたのがくろだった。
3、くろは、少し前に大怪我をしたらしい。
ちょうど良い穴ぐらを見つけたくろ。
しばらく静養した。んっ?コレ4番目?次5番目の説明?まぁ、ひとかたまりでイイか、ヨシ!!
次4番目……。
4、静養して寝ていたら、オレ…僕が上から降ってきた。
5、なんだかんだで、聖なる気を分けて欲しいといわれたので、魔法をイメージしたら魔法が使えたので使ってみた。
6、僕の魔法が気に入ったらしく、名前を教えてくれた。
7、名前を聞いたが聞き取れず覚えれないので、くろって名付けたら光りながら縮んだ。
8、縮んだくろが、土魔法で階段を作り上に上がった。
9、やったぁ!!穴からやっと脱出出来たぁと喜んだ時、コリラックさんとご対面。
10、コリラックさん、ごめんなさい。助けだそうと準備してくれてたんだよね?手にしてるソレ(ツタをより合わせたもの)作ってくれてたんだね。ごめんなさい、そしてありがとう!!
11、くろ、中型犬位の大きさに縮み可愛いです。
犬?ではないと思うけど猫?猫にしてはデカすぎるんだけども…なんとなく猫?大きめの黒猫かなぁ?
……以上。
こんな感じです!!
僕の説明してる間、くろはあくびをしたり後ろ足で頭をカイカイしたりしていた。
猫かなぁ?という言葉に反応していたけど、異世界ならではの猫の大きさなのかな?
番号ふりもなんだか、中途半端になっちゃいました!!ってちゃんと説明したら、コリラックさん両手で頭を抱えてしまった。
あ、頭が痛いの?
薬草、薬草採取しなきゃ!!
『小さき者のシエルよ。こやつは、頭が痛い訳じゃなく、小さき者のシエルに対して頭を抱えたい気持ちになってるだけだ。』
「くろ?そのオ…僕を呼ぶ時、その小さき者とかいうのはやめて。僕は普通サイズなの。他の皆がデカいだけだから、僕は普通のシエルだよ!!」
『普通のシエル、わかった。』
「もぉ~。普通のシエルだけど、"シエル"って呼んでくれたらいいから、ね、くろ。」
『小さき者と呼ぶなとか普通のシエルから"シエル"か。わがままよのぉ~』
「くぅーろぉ!!僕はわがままじゃないよ!!あっ、そうそう、僕、治癒魔法も回復魔法も使えれるようになったけど、ここまできたなら薬草もなんちゃらヒルの魔物も、せっかくだから持って帰りたいけど、くろ、薬草が生えてる場所知ってる?」
『…薬草は、我がいたところに生えていたぞ。なんちゃらヒルというのは、変なニオイがする水辺のところだ。』
コリラックさんを見ながら、場所を教えてくれたくろ。
もう一度くろがいた場所に2人と一匹?一頭?一獣?下に降りた。
くろがいた場所の壁あたりに3~4cm位の小さな鈴の様な実を付けてる草?が生えていた。
雑草?芝生並みに生えていた。
くろがいた場所は、踏まれていたから倒れていたが、コレ全部薬草なのか?
魔法を使える事を今回は、ちゃんと思い出していたのでちゃんと鑑定魔法も使った。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ロキカロ草(万能薬・呪い草)
炎症に伴う腫れや痛みをやわらげ、熱を下げる効果あり
症状に合わせその症状が治るよう念じながらすりつぶし、すり潰した物を患部に塗るか、塗れない場合は内服する。
違えた事を念じた場合、副作用が出るので注意をする事
胃・腹部不快感、みぞおちの痛み、腹痛、吐き気・嘔吐、食欲不振、下痢、便秘、胸やけ、口内炎、腹部膨満感、口渇、浮腫・むくみ、発疹、蕁麻疹、眠気、発熱、かゆみ、顔面熱感など
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「の、呪い草?!」
鑑定を久々に使った気がした。
声に出してしまった事に、コリラックさんは怪訝な顔をした。
「聞き捨てならないな。呪い草だと?!まさか、ここにある薬草全部か?」
「……。」
コリラックさんの言葉にどう答えていいのかわからなかった。
『何がダメなんだ?』
くろはコリラックを見ながら行った。
「呪いってあの呪いだよな?呪いをかけれる薬草だよな?やばいんじゃないか!」
『どの草も、使い方次第だ』
た、確かにそうだ。
『薬草の量と作る側の気持ち次第だ。』
なるほどぉ~と思った僕とは正反対の顔をしていたコリラックさん。
『これ自体は悪くないモノだ。おまえの番(つがい)は使い方を間違え』
「あいつの話は…すまないが、やめて頂きたい」
重苦しい空気の中、黙々と薬草採取をしていた。
不思議な事に、薬草に触れたと思ったらいつのまにか"採取"を取得していた。
穴ぐら?にあった踏まれ倒れてないロキカロ草を採取したら採取Gから採取Cになっていた。
採取された薬草も"新鮮でみずみずしいC級"から"超初心者が採取したG級、もっと優しくふれてねby腐ェニックス神"となっていた。
鑑定に、久々に見たあの触れずにいた神の名が記されていた。
あとこの洞窟の奥にもヌル沼にいる魔物がいるそうで……。
「く、くさっ!!!」
「は、鼻がぁぁ…くっ!!」
「温くって気持ちけど、ニオイがぁぁ……」
たぶん温泉の出来損ない?
たぶん硫黄のニオイと思い鑑定した。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
イォーンドロン
強い酸性のヌルヌマした泥
殺菌効果あり
慢性皮膚病、慢性婦人病、切り傷、高血圧症、痛風、便秘、筋・関節痛、痔などに効果あり
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
『魔物も必要だったな。ほらこれだ』
ボトッボトッボトッボトッボトッボトッボトッ
目の前に黒っぽい茶色のヌメヌメしたヤツがいた。
10cm前後のヌルヌル。
頭や背中、ズボンのスソからヌルヌルヌメヌメしたものが這い上がってきた!!
「えっ?えぇぇ、うっぅぅぅぅぅぅ」
ここでズボンをずらして取ることも…と言ってるうちに、足首からスネ、太もも、そして……。
「ううっ!!」
入ってはいけない所に入ってきた。
グネグネ、うねうねしとうとう立っていられなくなってしまった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
リンゲンオスヒル
(リンゲンヒル)
ほぼオスばかりしかいないので、リンゲンヒルとも言われている。
皮膚のかゆみ、赤み、湿疹、腫れ、膿んだ傷などの炎症緩和、熱傷(やけど)、凍傷などの外傷、感染の治療の補助
色:オレンジがかったブラウン
大きさ:約10cm
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
リンゲンメスヒル
大変貴重な激レア魔物!!
見つけた人は超ラッキー!!
リンゲンオスより外からの刺激には弱いので、わざと粘膜に張り付かせ運ぶ!!
張り付いた人は、興奮、媚薬が効いた状態なので、冒険者ギルドに持って行く時や採取依頼の時には恋人又は夫夫(婦・ふうふ)推進!!
リンゲンオスヒルが100匹いたら1匹いたらいいほどの激レアの魔物!!
精気を好み為、性器などの粘膜に入り込み性欲を刺激する、媚薬の材料になる超レア度の高い激レアものの魔物!!
by腐ェニックス神
色:オレンジとグリーンとブラウンがマーブル模様の様になっている
大きさ:約6.9cm
う腐腐腐♡
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
異変を感じたらくろとコリラックさんは、素早く魔物とイォーンドロンを採取し、マジックバックに入れ山を降りたのだった。
次回、(やっと)運命的なアレ♡
「……で?」
「シエル君?下で何があったのか説明してくれるかな?」
目の前にはコリラックさん。手にはいくつかのツルを縄のようにより合わせた物を持っていた。
「ごめんなさい!」
「俺に謝らなければならない事でもしたのかな?」
にっこり笑顔が怖いコリラックさん。
「イエ、ナニモ」
ついつい目をそらしてしまった。
『クマ系の獣人族か。血が濃く先祖返り…久方ぶりに見たがそなた…番を』
「こ、こちらの獣型?魔物とは違う気を放ってるが、こちらの方は?シエル君、説明してくれるかな?」
えぇ~と、コリラックさん?
くろの言葉に、かぶせ気味に早口で話すコリラックさん。
くろが言ってる内容もすごく気になるんだけど、まずは、今現在、穴から出てきたオレと小さく縮んで可愛くなったくろの説明だよなぁ?
カクカクシカジカって誤魔化せないよね?
「?!」
こ、コリラックさんの目が、こ、怖い。
オレ自身も説明が欲しい、う~ん。
1、穴におちた。
2、落ちたところは柔らかく少し湿っていた。その地面だと思ってたのがくろだった。
3、くろは、少し前に大怪我をしたらしい。
ちょうど良い穴ぐらを見つけたくろ。
しばらく静養した。んっ?コレ4番目?次5番目の説明?まぁ、ひとかたまりでイイか、ヨシ!!
次4番目……。
4、静養して寝ていたら、オレ…僕が上から降ってきた。
5、なんだかんだで、聖なる気を分けて欲しいといわれたので、魔法をイメージしたら魔法が使えたので使ってみた。
6、僕の魔法が気に入ったらしく、名前を教えてくれた。
7、名前を聞いたが聞き取れず覚えれないので、くろって名付けたら光りながら縮んだ。
8、縮んだくろが、土魔法で階段を作り上に上がった。
9、やったぁ!!穴からやっと脱出出来たぁと喜んだ時、コリラックさんとご対面。
10、コリラックさん、ごめんなさい。助けだそうと準備してくれてたんだよね?手にしてるソレ(ツタをより合わせたもの)作ってくれてたんだね。ごめんなさい、そしてありがとう!!
11、くろ、中型犬位の大きさに縮み可愛いです。
犬?ではないと思うけど猫?猫にしてはデカすぎるんだけども…なんとなく猫?大きめの黒猫かなぁ?
……以上。
こんな感じです!!
僕の説明してる間、くろはあくびをしたり後ろ足で頭をカイカイしたりしていた。
猫かなぁ?という言葉に反応していたけど、異世界ならではの猫の大きさなのかな?
番号ふりもなんだか、中途半端になっちゃいました!!ってちゃんと説明したら、コリラックさん両手で頭を抱えてしまった。
あ、頭が痛いの?
薬草、薬草採取しなきゃ!!
『小さき者のシエルよ。こやつは、頭が痛い訳じゃなく、小さき者のシエルに対して頭を抱えたい気持ちになってるだけだ。』
「くろ?そのオ…僕を呼ぶ時、その小さき者とかいうのはやめて。僕は普通サイズなの。他の皆がデカいだけだから、僕は普通のシエルだよ!!」
『普通のシエル、わかった。』
「もぉ~。普通のシエルだけど、"シエル"って呼んでくれたらいいから、ね、くろ。」
『小さき者と呼ぶなとか普通のシエルから"シエル"か。わがままよのぉ~』
「くぅーろぉ!!僕はわがままじゃないよ!!あっ、そうそう、僕、治癒魔法も回復魔法も使えれるようになったけど、ここまできたなら薬草もなんちゃらヒルの魔物も、せっかくだから持って帰りたいけど、くろ、薬草が生えてる場所知ってる?」
『…薬草は、我がいたところに生えていたぞ。なんちゃらヒルというのは、変なニオイがする水辺のところだ。』
コリラックさんを見ながら、場所を教えてくれたくろ。
もう一度くろがいた場所に2人と一匹?一頭?一獣?下に降りた。
くろがいた場所の壁あたりに3~4cm位の小さな鈴の様な実を付けてる草?が生えていた。
雑草?芝生並みに生えていた。
くろがいた場所は、踏まれていたから倒れていたが、コレ全部薬草なのか?
魔法を使える事を今回は、ちゃんと思い出していたのでちゃんと鑑定魔法も使った。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ロキカロ草(万能薬・呪い草)
炎症に伴う腫れや痛みをやわらげ、熱を下げる効果あり
症状に合わせその症状が治るよう念じながらすりつぶし、すり潰した物を患部に塗るか、塗れない場合は内服する。
違えた事を念じた場合、副作用が出るので注意をする事
胃・腹部不快感、みぞおちの痛み、腹痛、吐き気・嘔吐、食欲不振、下痢、便秘、胸やけ、口内炎、腹部膨満感、口渇、浮腫・むくみ、発疹、蕁麻疹、眠気、発熱、かゆみ、顔面熱感など
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「の、呪い草?!」
鑑定を久々に使った気がした。
声に出してしまった事に、コリラックさんは怪訝な顔をした。
「聞き捨てならないな。呪い草だと?!まさか、ここにある薬草全部か?」
「……。」
コリラックさんの言葉にどう答えていいのかわからなかった。
『何がダメなんだ?』
くろはコリラックを見ながら行った。
「呪いってあの呪いだよな?呪いをかけれる薬草だよな?やばいんじゃないか!」
『どの草も、使い方次第だ』
た、確かにそうだ。
『薬草の量と作る側の気持ち次第だ。』
なるほどぉ~と思った僕とは正反対の顔をしていたコリラックさん。
『これ自体は悪くないモノだ。おまえの番(つがい)は使い方を間違え』
「あいつの話は…すまないが、やめて頂きたい」
重苦しい空気の中、黙々と薬草採取をしていた。
不思議な事に、薬草に触れたと思ったらいつのまにか"採取"を取得していた。
穴ぐら?にあった踏まれ倒れてないロキカロ草を採取したら採取Gから採取Cになっていた。
採取された薬草も"新鮮でみずみずしいC級"から"超初心者が採取したG級、もっと優しくふれてねby腐ェニックス神"となっていた。
鑑定に、久々に見たあの触れずにいた神の名が記されていた。
あとこの洞窟の奥にもヌル沼にいる魔物がいるそうで……。
「く、くさっ!!!」
「は、鼻がぁぁ…くっ!!」
「温くって気持ちけど、ニオイがぁぁ……」
たぶん温泉の出来損ない?
たぶん硫黄のニオイと思い鑑定した。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
イォーンドロン
強い酸性のヌルヌマした泥
殺菌効果あり
慢性皮膚病、慢性婦人病、切り傷、高血圧症、痛風、便秘、筋・関節痛、痔などに効果あり
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
『魔物も必要だったな。ほらこれだ』
ボトッボトッボトッボトッボトッボトッボトッ
目の前に黒っぽい茶色のヌメヌメしたヤツがいた。
10cm前後のヌルヌル。
頭や背中、ズボンのスソからヌルヌルヌメヌメしたものが這い上がってきた!!
「えっ?えぇぇ、うっぅぅぅぅぅぅ」
ここでズボンをずらして取ることも…と言ってるうちに、足首からスネ、太もも、そして……。
「ううっ!!」
入ってはいけない所に入ってきた。
グネグネ、うねうねしとうとう立っていられなくなってしまった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
リンゲンオスヒル
(リンゲンヒル)
ほぼオスばかりしかいないので、リンゲンヒルとも言われている。
皮膚のかゆみ、赤み、湿疹、腫れ、膿んだ傷などの炎症緩和、熱傷(やけど)、凍傷などの外傷、感染の治療の補助
色:オレンジがかったブラウン
大きさ:約10cm
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
リンゲンメスヒル
大変貴重な激レア魔物!!
見つけた人は超ラッキー!!
リンゲンオスより外からの刺激には弱いので、わざと粘膜に張り付かせ運ぶ!!
張り付いた人は、興奮、媚薬が効いた状態なので、冒険者ギルドに持って行く時や採取依頼の時には恋人又は夫夫(婦・ふうふ)推進!!
リンゲンオスヒルが100匹いたら1匹いたらいいほどの激レアの魔物!!
精気を好み為、性器などの粘膜に入り込み性欲を刺激する、媚薬の材料になる超レア度の高い激レアものの魔物!!
by腐ェニックス神
色:オレンジとグリーンとブラウンがマーブル模様の様になっている
大きさ:約6.9cm
う腐腐腐♡
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異変を感じたらくろとコリラックさんは、素早く魔物とイォーンドロンを採取し、マジックバックに入れ山を降りたのだった。
次回、(やっと)運命的なアレ♡
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