【完結】悪役令息⁈異世界転生?したらいきなり婚約破棄されました。あれこれあったけど、こんな俺が元騎士団団長に執着&溺愛されるお話

さつき

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32、探し物

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※シエル目線

2回目のあの魔物リンゲンメスヒルが、あんな所にくっついてから、アロンさんにはがしてもらったあの日、正確には翌朝?から、ボクとオレ、そしてアロンさん、くろもだけど生活が一気に変わった。
ボクたちが部屋でイチャイチャしている間は、くろがアロンさんの部屋に防音とバリアを張ってくれていた。
ここの部屋の壁は薄くて隣の声がほぼ丸聞こえだから……と、くろ可愛いし大好き!!
たしかに、あんな声やアロンさんの素敵なあの声を他の人が聞くのは、うん、無理!!

「シエル、君、私は君の事を愛してる。今回もだが、リンゲンメスヒルの事がなくとも、私は君が好きで、いずれか…段階を踏み、一緒にお互いの事をしりながらゆくゆくは結ばれたいと思っていた。私は、シエル君にどう思われようとも好きだし、愛しい気持ちは止められなくて…出来れば、ずっと一緒に暮らしたい。どうだろうか?よければ私との将来の事考えてくれないか?」
あああぁぁぁぁぁぁ……。
何もしてなくても声だけで腰が抜けそう。
「たくさんの口付けの跡が、うれしいよ、ありがとう愛しいシエル。シエル君のこの口付けの跡を見せつけてやった事になったが、たしかにあいつに見せるにはもったい事をしてしまった。なんか減った気がするから、もっと俺に、これからも先も俺だけに跡をつけて欲しい。」
ああぁぁぁぁぁぁぁぁ、アロンさんが好き!!好きだからいっぱいキスマークつけるよ!!もう、なんかの病気か何かやばいものに噛まれたのかってくらい、キスマークつけてやるからね!!本当につけるよ?!
って叫びたかった。
アロンさんのあのセリフ、オレを殺す気なの?
もうお腹いっぱいだし、実際にお腹の中にアロンのおっきなアロンさんが毎日……アソコにまだ入ってる感覚どころか、何もないから寂しくてついつい、挿れてもらわないと満足できなくなってしまった。
爛(ただ)れた生活というものをしている。
キスも、前の…前世ではした事もされた事もなかったが、息抜きで見たマンガ本とかのキスシーンを見てもなんとも思わなかった。
それなのに、思い出すだけでドキドキしたり気持ちいいって思ったり、こんなにも恥ずかしいって思わなかった。
それに、キス以上の事をしている時に"シエル"と呼ばれると胸の中に温かい何かぎ溢れてくる。
普段は"シエル君"なのに、してる時や"愛しいシエル"とポツンと呟く時があるけど、不意打ちのダメージはかなりすごくて……過去の名前はなぜか削除されたけど、過去の自分の名前がわかれば呼んで欲しいとか…オレがシエルに嫉妬(しっとう)してる時も多くなった。
自分には2人ぶんの魂が混ざり合ってるはずなのに……。
このシエルを抱きしめてくれるこの人が、とても好きだという想いは一緒なのに、オレだけがオレの中にいるシエルにモヤモヤしていた。
こんなオレだけどいいの?
アロンさんは"シエル"を好きで愛してるんだよね?
それじゃあ、オレは?
名前もわからないオレを好きで、愛しいって思ってくれるの?
そんな事を聞けないし、聞くのは怖い。
もし聞いたとして、嫌われたり変なヤツと思われ捨てられたら…この先、オレ…この世界でどうすればいいんだ?
山奥にこもって、くろは付いてきてくれるのかな?
『……。』
たまに、オレの影の中に入り込むくろ。
姿形は見えないけど、"何バカな事言ってるんだ"という感情が流れててきた。
"おまえが死ぬまで離れない、そう契約しただろう、くろっていう不本意な名前つけられたし、な!!"
「えっ!!」
くろって名前、不本意ってことは嫌なの?
くろって可愛いし、かっこいいし、くろの中のくろで何色にも染まらない色だし、かっこいいのに!!
『……』
くろの衝動からしばらく項垂れてしまったシエルだった。

あの日、魔物がきっかけで抱かれてから3日ほど立てなかったけど、今では自分自身に回復魔法などをかけゆっくりなら立ち上がり、トイレなどすませたり服を着る事ができるようになった。
服……なぜかアロンさんが甲斐甲斐(かいがい)しく、ボクの部屋から移動させた少しの荷物と服を数枚買ってくれた。もちろん下着も。
少ない、と言われたけどアイテムボックスにもあまりないけど、一応私物を部屋にシャツ1枚、ズボン1枚、下着(この世界の下着トランクスっぽいのを腰紐で結ぶタイプ)1枚を一通りあるのに。
私物がないのも変だと思われるから借りてる部屋に、一通り置いていた。
フード付きマントや他の少ない?かどうかはわからないけど、もう一組みの着替え、ガラスペンや和紙っぽい紙、武器類その他もろもろはアイテムボックスにある。
多少の食材や、パン、でっかいソーセージとかも入れてある。
アイテムボックスの事はアロンさんに早々とバレてるから、目の前で堂々と出し入れしていた。
ご飯は、オレの食材もいくつか出したが、この部屋には調理するところがないので調理済みのご飯を、アロンさんが運んでくれていた。
ちゃんとお金を払おうとしたのに、受け取ってくれないから
「あまり自信はないけど、アロンさんにボクの作ったご飯食べてもらいたいな。(そのうち)」
と言ったら、抱きしめられながら耳元でささやかれた。
「一緒に住む家探ししようか。」
「家…一緒……。」
なぜかはわからないけど、胸の辺りがじんわりし目が…目から自然と涙が出た。
「あっ、い、嫌じゃなければだ、嫌だったら仕方ないが…嫌なら……」
アロンさんの言葉がだんだんと小さくなったので、慌てて何かを言わなきゃとオレ自身も慌ててしまった。
「嫌じゃない!!嫌じゃないし、もう2人だけではないし(くろもいるから)庭付きとか、部屋数が多いのがいいとかわがままは言わないつもりだし、キッチン、トイレとお風呂は別々にある方がいいけど、お風呂は広めでゆっくり入れそうなので、部屋は最低でも2LDK…あとは、キッチンで一緒に作れるように、キッチンも広めなら……グホッ!!」
「2人?2人じゃない?…お風呂…広め…ゆっくり、挿いれ…ゴホッ、お風呂で……ゴホッゴホッ、へ、部屋数……グハッ」
『……』
「うわぁ!!アロンさん?!アロンさん!だ、大丈夫、血、血が、鼻血?!と、とめなきゃ、えっと、首を叩いたらだめだし、上向きも、下向きで自然に止まるのを…」
シエルは、アロンの鼻を布で押さえながら、生足(下着なし)の膝まくら、しかも下向きにした。
アロンの鼻血はなかなか止まらなかった。
鼻血が止まった後は、もちろんシエルはアロンに美味しく頂かれました。

さらに日にちが経ち、痺れを切らしたギルド朝であるレオに泣き落としされしぶしぶギルドの仕事を手伝わされたアロン、その横にシエルがいた。
荒くれ者もどきの冒険者達を裁(さば)き…捌(さば)いたりしばいたりしていた。

さば
アロンの裁き、公平に冒険者どもを裁く、裁きを受ける冒険者たち、バカなヤツらの事件や罪を裁く

さば
冒険者をアロンが処理する
アロンの指導などで冒険者どもを解きほぐす?(冒険者資格剥奪など)
魔物や素材を買い取りし売りさばく
冒険者にニラミを効かしシエルに手を出さないように手綱さばきをする

*しばく
手の平や棒、むちなどで強く打つ、たたく、ぶつ、という意味合いがあるが、ここではアロンが1発の拳で相手である冒険者たちを沈めていた

5日ぶりの休み。
時計がわりの教会の鐘が5回(朝8時ごろ)なった。
ギルドは一応24時間体制で、常に誰かは居るんだけど、受け付け業務は朝、午前の3の鐘(朝6時ごろ)から午後の6の鐘(夜の6時)の12時間、この世界に8時間労働とかはない。
基本朝と夜の2交代、12時間労働。
食事やおやつは、交代でとるが特に時間とかは決まってないから、受け付けを変わる時やトイレ、書類作成の合間に食事をするのが普通だった。
これが普通だなんで、ギルド職員が辞めたがるの、なんかわかる気がした。
ぶっちゃけ12時間労働を5日間したけど、アロンさんがかなり気を使ってくれていたからお昼ご飯や、おやつの時間、トイレ休憩とか他の人より多めにとれたけど、一日トータル約1時間~1時間足らずしか休憩がなかった。
他の人は、書類整理しながら食べたりしてるから、1時間もとれてない感じに思えた。
こんなのん続けてたら、この世界でも過労死してしまうよ。
はっきりした時計がないのと、時計は高価な魔道具だから、ここの様に大きなギルドなら時計の魔道具はあるんだけど…わかりにくい。
パッとみても何これ?って思った。
ただの木箱にカラフルな魔石が埋め込まれており、
真ん中に2つの魔石、その下に9個の魔石が埋め込まれていた。
真ん中の2つのうち左が午前、右が午後ってなっていて、下の9個魔石が左から順番に1時間事に点滅しているそうだ。
30分ほど点滅、後半30分はついたままの時計の魔道具。
前世の数字の時計に慣れてる者からしたら、本当わかりにくい。
木箱より魔石の値段と特別な付与魔法が高価な理由みたい。
俺がもし、数字の時計を開発したら大儲(もう)けしそうだけど、王族や公爵家から追っ手が来るかもしれないから、目立つ事はしたくない。
(*シエルちゃんは、イドバ町がウォード公爵領である事、領主がシエルちゃんの父だと言う事、過保護すぎる隠れてるつもりの護衛たちに紛れ、過保護な兄弟もシエルちゃんをこっそり見守っていることを知りませんby今度はマジメな口調の腐ェニックス神、う腐腐腐♡)

8時間労働、お昼休憩1時間、2時間毎に順番におやつやトイレ休憩数分とかレオさんに提案してみようかな?
2交代を3交代、あとは、数時間の短時間だけでも、冒険者とか元冒険者だった人、子育てがひと段落した人とかを雇えば、どうかな?
そしたら、アロンさんとの時間増えるかもしれない。
そう思い、早速その事をアロンさんに相談したら
「マジか!!」
「そんだけ飯食える時間あるなら、合間合間にうるさく言われながらも昼寝しなくてもいいな。」
「短時間の労働者、いいなそれ!!」
「人が増えて自由時間ができる!!」
「休める時間が増えて気が楽になる!!」
「休みが欲しい!!」
アロンさん、レオさん、他のギルド職員たちの声の順。
早速とばかりに、異例の翌日から試行しこうされたのだった。
短時間で安全に働きたいという者も、わりといたので、元からいる正規のギルド職員も順番に休む事ができ、早や10日ほどで正式にギルドの働き方として定着したのだった。
発案者であるシエルは、目立ちたくないのと名前を出したくないとの事で、仕事をしたくないアロンが提案した事にした。
シエルの代わりに、提案代としてなぜか庭付きの家、広めのキッチンとトイレとお風呂は別、お風呂は2人で入ってもゆったりできるお風呂、そして広めの4つの部屋があるわりと大きな二階建ての家だった。
つまり広い庭付きのそれが広めの間取りの4LDKだった。
完全にどこぞの公爵が絡んでるのは確実で、あまりにも立派すぎる土地付きの家にびびってしまったアロンだったが、家の受け渡し時こっそりウォード公爵本人直筆で、"2人と契約獣のあいさつは、いつ来るのかな?"とカードを影の者から受け取ったのだった。
冷や汗が出るアロンと、家の中を楽しげに見回るシエルとそれを見守るくろがいた。


~~~~~メモ~~~~~

時計がわりの教会の鐘
午前
朝4時、1の鐘
朝5時、2の鐘
朝6時、3の鐘
朝7時、4の鐘
朝8時、5の鐘
朝9時、6の鐘
10時、 7の鐘
11時、 8の鐘
12時、 9の鐘

午後
1時、 1の鐘
2時    2の鐘
3時、 3の鐘
4時、 4の鐘
5時、 5の鐘
6時、 6の鐘
7時、 7の鐘
8時、 8の鐘
9時、 9の鐘

午後の9の鐘から午前の1の鐘までは鳴らない

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